社会福祉法人夢ふうせん 平成27年度事業計画 概要 法人基本理念

資料‐2
社会福祉法人夢ふうせん
平成27年度事業計画
概要
平成 26 年度において、夢ふうせんアネックスの施設整備の事業計画を昨年 5 月に東京都に
出して、11 月に国庫補助協議書を提出した。27 年 2 月現在で東京都内の内部審査が進行中で
あるが、指摘事項等無く進んでいる模様である。7 月頃に最終の内示を得られることが出来れ
ば、その後の事務を進めて 10 月には着工という計画である。計画を作る段階で当初予想して
いなかった建築資材等の高騰で自己負担金が増えている状況である。このことを日野市にも説
明し、何らかの支援策をいただけるよう、協議をしていかなければならない。
平成 26 年度において、第三者評価を受審して、
「さらなる改善が望まれる点」を 3 点指摘さ
れた。これらの改善に取り組んでいくとともに、面接時に口頭で指摘を受けた事項についても
改善に取り組んでいくようにする。
2025 年問題まで 10 年、
行政の施策の動向を見ていると給付は減っていくことが予想される。
厳しい経営状況の中でも、利用者が「今日来て良かったと思える施設」「職員が働き甲斐のあ
る施設」を目指しながら、一方で社会福祉法人としての社会的な使命を果たしていけるように
していかなければならない。10 年後のあるべき姿を見据えながら、今後取り組まなければなら
ない課題について計画的に進めていくようにする。
法人基本理念
利用者が住みなれた地域で生きがいを持って活動し、安心して生活が
できるよう「思いやり」の心で支えていきます。
法人基本方針
1.利用者の尊厳を大切にし、ライフステージに合わせたサービスが提供
できるよう創意工夫します。
2.利用者が労働や文化活動を通じて、それぞれが自立生活ができるよう
支援します。
3.利用者と家族と話し合い、信頼をいただける施設運営を目指します。
4.利用者の活動が充実するよう、地域社会の理解を深め、開かれた施設
運営を目指します。
1
運営方針
1.
ライフステージに合わせたサービス提供
10 年後の姿
日本が障害者の権利条約を批准してから 10 年を経過し、障害者が日野市内で安心して
生活できる環境が整備され、障害のある人もない人もお互いに尊重し、支えあいながら
共に生活する社会が実現している。
夢ふうせんにおいてもアネックスを含めて通所定員の 105 名を満たして、サービス内
容の充実に努めているところ。特に高齢化していく利用者に対応した、作業メインより
も生活支援を中心としたデイサービスを提供するグループが出来てくる。夢のいえにつ
いても 3 号ホームが出来ており、ご家庭での生活が難しくなってきている 15 名の方たち
を中心に身近な地域で安心して生活できるようになっている。ショートステイについて
も 2 部屋確保されており、レスパイト機能を使いながらご家庭の介護負担の軽減も図ら
れている。
実施する施策
①夢ふうせんアネックス
現在国庫補助協議書を東京都の審査を経て、厚生労働省に書類が進んでいる段階である。7
月には内示が下りる予定である。採択されれば 10 月には着工、平成 28 年 10 月開所に向けて
準備を進めていく。一方で採択されなかった場合、それでも平成 28 年度に八王子東特別支援
学校から日野市内在住の卒業生が出てくるので、卒後の進路先を確保しなければならない。日
野市と協議して対策を検討していく。
②グループホーム「第 2 夢のいえ」の整備
平成 27 年度の東京都施設整備補助事業を活用して、第 2 夢のいえの整備を図る。ショート
ステイを含めた整備ができるように候補を探していく。
2.
自立生活の支援~今日来て良かったなと思える施設づくり~
10 年後の姿
それぞれが有する能力や適性に応じて、地域で自立した生活を送ることが出来ている。
職員の支援力が向上し、利用者の皆さんの個々のニーズについて丁寧に対応できるよう
になっている。作業支援においては自助具の開発や工程の細分化等により利用者の方が
持っている力を発揮して、作業に主体的に参加して夢ふうせんで「働く」ことに誇りと
やりがいを持って取り組んでいる。生活支援において、サービス利用計画を踏まえた上
で、アセスメントを通してニーズをきちんと把握できて個別支援計画に反映させて支援
が行えている。結果として、引っ越しや施設入所以外での退所者が出なくなり、安心し
て通所生活を継続していただけるようになっている。
実施する施策
①職員の研修体制の整備
職員の支援力の向上が求められている。現在は入職時に知的障害者及び重度心身障害者の理
解が出来るような研修を実施しているが、それ以外の人材育成制度がない。今後については、
内部研修体制、個々人の研修計画の策定、伝達研修の実施などを通じて、法人の人材育成体制
の構築を図る。
2
②「日野わーく・わーく」との連携による障害者の働く力の発信
焼きカレーパンなどで実績のある日野わーく・わーくと連携して、障害者の働く力の情報発
信に協力していく。特に平成 27 年 4 月に新しく「日野市障害者生活・就労支援センター」が
オープンし、豊田駅北口ショップわーく・わーくもその場所へ移転する。それに伴った新たな
事業の展開など加盟施設として情報共有をしながら進めていく。
3.信頼いただける施設運営
10 年後の姿
インターネットや広報紙を通じて、広く情報を開示して透明性のある運営が出来てい
る。第三者評価を隔年で受審して、その結果を経営改善に活かしながら行っている。地
域や夢ふうせんに関わるご家族のニーズに応え、サービスの充実を図っている。
地域公益活動を実施し、生活困窮者支援を中心にセーフティーネット機能に資するサ
ービスを実施している。
実施する施策
①ホームページの随時更新と広報誌の定期刊行
ホームページを活用して、利用者の皆さんの活動の様子やショップゆめの紹介など、随時報
告していく。また、パソコンに普段触れることの少ない方もまだまだ大勢いらっしゃるので、
紙媒体での広報誌の刊行も続けて行っていく。
②平成 26 年度受審分の第三者評価の指摘事項の改善
「さらなる改善が望まれる点」として、改善が平成 27 年度にまたがる事項について取り組
んでいく。
1)施設設備の自主点検で出ているタコ足配線について
各グループでタコ足配線での電源の利用が見られる。一度にすべての個所の解決は難し
いので、順次改修を進める。
2)事業継続計画(BCP)の策定
防災マニュアルは策定済みであるが、事業継続計画については未整備。27 年度中に整備
する。
3)事業所全体としての一人ひとりの利用者の理解を深め支援に活かす仕組みの構築
現状は、職員が所属するグループの利用者については理解しているが、他のグループの
利用者については殆ど把握できていない状態。それを解消する取り組みの一環として事例
検討会を行ってきたが、さらに深めていくという意味で他グループでの実習を 26 年度から
スタートさせた。引き続き 27 年度についても実習を続け、理解を深めて支援に活かせるよ
うにしていく。
③市内サービスのニーズ把握
障害福祉課と話し合う中で、市内のサービスのニーズにどのようなものがあるのか、把握す
るようにしていく。また保護者会の時に保護者の皆さんからの要望等聴くようにして、事業展
開の参考にしていく。
④地域公益活動の検討
改正社会福祉法の動向を見ながらではあるが、地域社会の中でセーフティーネット機能を果
たせるような活動にどのようなものがあるか、調査・検討していく。
3
⑤特定行為従事者の養成に向けた準備
対象利用者の選定や対象職員の基本研修への参加、実地研修の進め方など詳細の検討が多岐
にわたる。施設内職員全体周知及び施設内における基本的な研修の組み立てや対象利用者の選
定など安全な医療的ケアの提供をするために指導医である島田療育センター医師とも相談し
ながら慎重に検討を進めていく。
4.開かれた施設運営
10 年後の姿
障害者差別解消法が施行されて 10 年を経過し、障害者に対する差別の意識はなくなっ
て、地域で当たり前の存在としてともに地域生活を送っている。夢ふうせんも旭ヶ丘商
工連合会の開催する夏祭りやたき火祭りを通じて地域の方たちから知られる存在となっ
ている。防災の活動を通して、近隣自治会と連携して訓練など行っている。ショップを
改修して、地域の皆さんの憩いの場として定着している。後援会を通じてボランティア
の育成に努め、登録者数が 100 名を超え、利用者の活動が充実したものとなっている。
社会福祉士相談援助実習生や保育士の実習生、中学生の職場体験の受け入れについても
定着しており、後進の育成や啓発といった目的とともに利用者にとっても地域の多様な
人々との触れ合いと位置付けて活動・作業の充実にもつながっている。
実施する施策
①バザーの今後についての検討
バザー品の保管場所の問題から全く同じ形での継続は難しいこと、保護者の高齢化や職員の
業務負担等、バザーについては様々な意見が出ている。平成 27 年度において、バザーを継続
するか否か保護者にアンケートを取って広く意見をお聴きし、継続させるのかを検討していく。
実施しないという場合は後援会の収入が減ってしまうことで夢ふうせんへの寄付金に影響が
出る可能性があることや地域住民に存在を知ってもらうための機会が減ってしまうこと等へ
の対応を同時に検討しなければならない。
②旭が丘商工連合会へ加盟する
地元旭が丘の地域の活性化に寄与するために、「旭が丘商工連合会」に加盟する。夏祭りや
たきび祭への参加や 4 月のお花見提灯飾りの手伝いなどを行って、旭が丘地域における顔の見
える関係づくりに努めていく。
③防災に関して地域との連携を模索する
平成 26 年度はバザーにおいて防災体験プログラム「イザ・カエルキャラバン」を傘松第 2
自治会の役員の皆さんと合同で行った。今年度もバザーを開催する場合には同様に実施して関
係づくりを進めていくが、実施しない場合には防災に関する地域との関係づくりについて検討
していく。
④後援会機能の充実と会員を増やす取り組み
後援会として、平成 26 年度に災害に関する映画上映会と講演会を行った。防災に関しては
継続的に取り組むべき課題であるので、③でも取り上げているが、地域との関係づくりに取り
組んでいく。また、後援会として施設のサポーターでもあるボランティアの活動の充実を図っ
ていく。ボランティアと職員との交流会を企画して、既存のボランティアが継続してかかわっ
ていきやすい環境づくりを行っていく。
4
⑤社会福祉士相談援助実習生等の受入れ
実習生を積極的に受け入れることで、将来の福祉従事者の養成に力を入れ、福祉業界全体の
レベルアップに寄与できるようにしていく。平成 26 年度は実績が減ってしまっているので、
社会福祉士養成校を中心に受け入れ施設であることを PR していく。
個別計画
工房夢ふうせん
(1) 運営について
1利用定員
(1)生活介護
定員
計画人員
60 名
60 名
(2)就労継続支援B型 20 名
19 名
2開所日数・・・241 日
3スタッフ
職種
常勤
非常勤
合計
常勤換算
前年度常勤換算
施設長
1
1
1
1
事務長
1
1
1
1
サービス管理責任者
3
3
3
3
生活支援員
15
9
24
21.9
22.6
職業支援員
3
6
9
6.7
5.7
看護師
1
1
2
1.4
1.4
1
1
1
1
36
35.7
嘱託医
事務員
1
1
管理栄養士
1
1
調理員
16
16
運転手
9
9
43
68
合計
25
※調理員はパン、弁当、カフェ・シェーヌ、給食に従事。
※運転手は送迎とパン・弁当の配達に従事。
5
4 各種委員会
各種委員会を開催し、施設運営が円滑に進むようにする。
定例会議
委員会
行事
運営会議(毎週火曜日)
防災委員会
行事委員会
全体会議(第 4 水曜日)
ショップ委員会
バザー実行委員会
ケース会議
医療的ケア検討委員会
広報委員会
給食委員会
事例検討・研修報告委員会
防災委員会
1) 基本方針
災害時に自分の身を守ることが出来るよう定期的な訓練を通じて防災意識を高める。特にガ
ラス窓の多い施設の性格上、避難経路の確認は毎回行うようにする。また、施設内の設備備品
を定期的に点検し、安全に活動できるようにしていく。また、事業継続計画(BCP)を策定し、
大規模災害が発生したときに事業をなるべく早くに再開できるように備えをしておく。
2) 活動内容
① 年間3回の防災訓練。年間1回の職員対象に AED 講習。
② 防災備品の管理。
③ 施設内設備および備品の点検。
④ BCP を完成させる。
3)年間スケジュール
4月
5月
避難訓練、屋上落葉清掃
6月
防災備品確認
7月
防火設備点検
8月
避難訓練
9月
BCP 完成
10月
11月
避難訓練、防火設備点検
12月
屋上落葉清掃
1月
防災備品確認・購入検討
2月
AED 講習(職員のみ)
3月
※毎月1回の定期委員会開催
ショップ委員会
1)基本方針
地域に夢ふうせん製品を周知し、気軽に来られる魅力ある店舗づくりをする
2)活動内容
6
・フェアの開催・実施
・販促(チラシ配りなど)
・店舗レイアウト等の検討
・利用者体験
3)年間スケジュール
4月
5月
6月
7月
8 周年感謝フェア
8月
9月
10 月
11 月
ハロウインフェア
12 月
クリスマスフェア
1月
2月
バレンタインフェア
3月
医療的ケア検討委員会
1) 基本方針
医療的ケアを必要とする利用者が、工房夢ふうせんにおいて安全かつ快適に充実した取り組み活
動ができ、またそのために職員が安全且つ安心して医療的ケアの支援ができるようにする。利用者
が安全で衛生的な環境のもと有意義な活動に取り組めることをめざし、施設内での感染症の蔓延を
予防し、利用者の健康の保持・増進をはかる。結果として、安定した利用につなげる。
2) 活動内容
①
要ケア者または家族もしくは代理人から申請のあった医療的ケアの実施について当該施設で
の可否および内容を決定すること。
②
感染症発生事例の経過、対策報告を行い、感染症対策マニュアルの見直しを必要時行う。
③
施設内での健康上の対応の困難なケース等について外部委員から助言を受け検討する。
④
介護職員による医療的ケア実施に向けての研修体系等検討を行う。
3)年間スケジュール
4月
指導医健診(保護者および後見人付き添い)・医療的ケア検討委員会(主治医指
示書・意見確認・指導医診察・意見確認)
5月
6月
7月
8月
感染症対策委員会(必要時開催)(特定行為従事者研修、必要書類の作成等相談
及び確認)
9月
10 月
7
11 月
12 月
1月
(次年度新規医療的ケア利用者医療情報提出受ける)
医療的ケア検討委員会・新年度新規利用申請者指導医診察(主治医指示書・
意見書確認)
2月
3月
年度途中より医療的ケア利用の申請があった場合や、体調他理由により中止の場合、スケジュー
ルは、随時変更する。
広報委員会
1)基本方針
夢ふうせんの活動を広く紹介し、地域の理解と協力を求める。
2) 活動内容
① 夢ふうせん通信発行。
② ホームページの作成、更新。
3)年間スケジュール
4月
広報委員会打ち合わせ
5月
夢ふうせん通信発行
6月
7月
広報委員会打ち合わせ
8月
夢ふうせん通信発行
9月
10 月
広報委員会打ち合わせ
11 月
夢ふうせん通信発行
12 月
1月
広報委員会打ち合わせ
2月
夢ふうせん通信発行
3月
給食委員会
1) 基本方針
栄養のバランスを考えたおいしい食事を提供する。
衛生的な厨房環境を維持できるように、給食調理の体制を整えていく。
2)
活動内容
①定例会の開催(毎月)
②バザー模擬店の検討・準備
③嗜好調査
④栄養管理報告書の作成
3) 年間スケジュール
4月
保護者試食会
8
5月
食品衛生講習会の参加
6月
保護者試食会、栄養報告書提出
7月
8月
保護者試食会
9月
バザー模擬店の検討・準備
10 月
保護者試食会
11 月
12 月
保護者試食会、栄養報告書提出
1月
2月
保護者試食会
3月
※毎月定例会を行う。内容は給食費の確認、次月の献立確認、食数、スケジュールの確認、ア
レルギー食の対応について。
行事委員会
1) 基本方針
安全かつ速やかに実施されるよう、計画的に行っていく。また施設全体の行事ということで、
他グループの利用者間の交流を促し、同時にボランティアとの交流ができる機会を作っていく。
2) 活動内容
① 飛火野ロータリークラブバーベキュー交流会企画・運営(4 月予定)
② みんなと一緒の運動会参加企画・運営(10 月予定)
③ 市民活動フェア参加の企画・運営(11 月予定)
④ 歳末バザーの参加企画・運営(12 月予定)
3)年間スケジュール
4月
飛火野ロータリークラブバーベキュー交流会
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
みんなと一緒の運動会(上旬)
11 月
市民活動フェア(上旬)
12 月
歳末助け合いバザー(上旬)
1月
2月
3月
※各行事に合わせて、事前に会議を実施する。
バザー実行委員会
1)基本方針
・地域社会にご理解いただけるようなイベントを行っていく。
9
2) 活動内容
① 今後バザーをどのような形にしていくか、保護者からの意見を参考にしながら決めていく。
② バザーを実施する場合は、前年同等とし、社会福祉法人おおぞらとの大空祭と同じ日に
実施するか等調整をしながら進める。
③ バザーを実施しない場合は、地域のイベントに参加する等検討する。
3)年間スケジュール(実施の場合)
4月
バザー実行委員選出(年間スケジュール作成)、保護者バザー委員選出
5月
実行委員会開催(隔週)
6月
保護者バザー委員名簿作成・配布、実行委員会開催(隔週)
、広報原稿
7月
みんなでいっしょ打ち合わせ、実行委員会開催(隔週)
8月
値付け案内⇒バザー品値付け開催、実行委員会開催(隔週)
9月
バザー品状況確認、バザー協力参加依頼文配布、実行委員会開催(毎週)
10 月
チラシ配布依頼、前日・当日スケジュール作成、職員会議にて最終確認
11 月
反省会開催、倉庫整理、通信原稿作成、会計報告作成
12 月
保護者会にて報告
1月
2月
3月
事例検討・研修報告委員会
1)
基本方針
・事例検討や研修報告を企画運営し、職員全体の支援の質の向上に寄与する。
・サービス管理責任者とリーダー職員で構成し、事例シートの内容の検討や研修報告の要点
整理などを行って学びが深まるようにしていく。
2)
活動内容
① 全体会議で行う事例検討・研修報告に向けて事例の選定や研修報告の選定を行う。
② 事例報告後どのようになったか、研修報告後現場でどのように活用されたか等事後の確
認を行う。
3)
スケジュール
4月
事例検討
5月
研修報告
6月
事例検討
7月
研修報告
8月
内部研修
9月
事例検討
10 月
研修報告
11 月
事例検討
12 月
研修報告
1月
事例検討
10
2月
研修報告
3月
事例検討
※前月に翌月の企画について打ち合わせをして準備する。
5 理事会・評議員会の開催
施設運営が適正に行われるように、定期的に理事会・評議員会を開催する。また必要に応じて
理事会を開催し、運営上の重要な決定事項などについて審議する。
年間スケジュール
4月
5月
理事会・評議員会(事業報告・決算)
29 日
6月
7月
8月
9月
10 月
理事会・評議員会(中間決算)
30 日
11 月
12 月
理事会・評議員会(改選) 25 日
1月
2月
理事会・評議員会(次年度事業計画・予算)
3月
11
26 日
(2)サービス内容について
日中の社会参加と生産活動の場として、福祉サービスを提供する。引き続き生活介護、就労
継続支援 B 型の各種サービスを実施し、個々の機能レベルに合わせたより細かい支援を行って
いく。
1 グループ事業計画
パン
① グループ運営方針
・個々のニーズ及び適性に合わせた作業内容を確保し、就労継続支援事業(福祉的就労)とし
ての機能を高める。
・作業場面を通して、利用者が様々な社会性を学び、身につけるための場とすること。
・職員の援助技術向上のため、外部研修、他施設・他事業所の見学等を積極的に行う。
・製パン、製菓の最新情報を知り、自主製品に活かせるよう研修会等への参加を行う。
② 人員計画
男
女
合計
利用者
3
9
12
常勤
2
1
3
非常勤
0
7
7
職員計
2
8
10
③ 作業計画
・パン・焼き菓子の製造
・販売(松が谷高校・日野自動車・日野高校・日社協)
・配達(カフェシェーヌ、わーく・わーく豊田駅北口ショップ、石川 SA 上り・下り、日野第一
小学校・日野第六小学校・カフェグリーン)
④ 工賃会計予算
売上
12,000,000 円
工賃
2,520,000 円
工賃構成比
基準工賃
21%
就労 B14,000 円/月
⑤ 活動、行事予定
・飛火野ロータリークラブバーベキュー参加
・夢ふうせんバザーへの参加
・慰労と親睦を兼ねた B 型宿泊旅行、B 型忘年会への参加
・リズム体操(月に一度)
・公民館まつり・スポーツレクレーションフェスティバル・市民活動フェア等への参加
⑥ 設備整備計画
品目
金額
50,000 円
調理機器用棚
100,000 円
機材修繕費
12
150,000 円
合計
弁当
① グループ運営方針
・個々のニーズ及び適性に合わせた作業内容を確保し、就労継続支援事業(福祉的就労)として
の機能を高めると同時に、弁当配食を通じて地域福祉の一端を担う。
・利用者同士声を掛けあい協力しあう事で、作業時間の短縮を図りより多くの仕事が体験出来
る様にする。
② 人員計画
男
女
合計
1
4
5
常勤
1
1
非常勤
4
4
職員計
5
5
利用者
③ 作業計画
・配膳準備・弁当の盛り付け・弁当及び給食の仕込
・作業室内・配食ボックス・かごなどの消毒(衛生管理)
・室内・共用スペースの清掃
・食品の一次加工受注(トマトピューレ・イチゴピューレ・ルバーブジャム等)
・パンG具材製造受注(ひののめぐみ焼きカレーパンのフィリング作り等)
④ 工賃会計予算
売上
9,000,000 円
工賃構成比
基準工賃
工賃
1,050,000 円
11.6%
就労 B14,000 円/月
⑤ 活動、行事予定
・飛火野ロータリークラブバーベキュー参加
・夢ふうせんバザーへの参加
・慰労と親睦を兼ねたB型宿泊旅行・B型忘年会への参加
・リズム体操(月に 1 度)
・余暇活動(地域活動支援センターやまばとでの映画鑑賞参加等)
⑥ 設備整備計画
品目
金額
70,000 円
機材修繕費
70,000 円
合計
13
Cafe シェーヌ
① グループ運営方針
・個々のニーズ及び適性に合わせた作業内容を確保し、就労継続支援事業(福祉就労)として
の機能を高めると同時に、顧客に喜ばれる店作りを目指す。
・接客等の作業場面を通して、利用者が様々な社会性を学び、身につけるための場とする。
② 人員計画
男
女
合計
利用者
0
2
2
常勤
0
0
0
非常勤
0
7
7
職員計
0
6
6
③ 作業計画
・接客、調理補助
・厨房作業補助(洗い物等)
・清掃、軽作業
④ 工賃会計予算
売上
6,000,000 円
工賃
420,000 円
工賃構成比
基準工賃
7%
就労 B14,000 円/月
⑤ 活動、行事予定
・飛火野ロータリークラブバーベキュー参加
・夢ふうせんバザーへの参加
・慰労と親睦を兼ねたB型宿泊旅行、B型忘年会への参加
・シェーヌ利用者・職員誕生会開催
・リズム体操(月に1度)
そら
① グループ運営方針
・集団生活を送りながらも、できるかぎりそれぞれのニーズに応じた支援を行えるよう努める。
・活動を通じて、各々が充足感を感じられるような生活の場を目指す。
・一人ひとりの個性を尊重し、活動の中でいかせるよう創意工夫を心がける。
② 人員計画
男
女
合計
利用者
13
12
25
常勤
3
2
5
非常勤
1
2
3
職員計
4
4
8
※名称はそらグループ A、B グループとする
14
③ 作業計画
DM・榮太樓・創作活動(織り他)
・庁内作業・外出(体験活動・昼食外出)
・施設内清掃・
施設内事務物品管理
④ 工賃会計予算
2,500,000 円
売上
工賃構成比
基準工賃
工賃
1,913,000 円
76.5%
生活介護 5,000 円/月
⑤ 活動・行事予定
・ 飛火野ロータリークラブバーベキュー・バザー・運動会などの全体行事への参加。
・ リズム体操、図書館等地域資源の活用等の余暇活動(月 2 回)
・ 宿泊(1 泊)
、忘新年会。
・ プール
・ 外出(昼食外出、公園清掃、散歩、買い物、ドライブ等)
うみ
① グループ運営方針
・個々の障害特性や加齢による身体機能の低下を考慮し、心身の安定を図る。
・作業中心としながらも、外食・外出活動等を通し、ボランティアや実習生等多くの方と接す
る機会を設ける。
② 人員計画
男
女
合計
利用者
12
9
21
常勤
3
1
4
非常勤
1
3
4
職員計
4
4
8
③ 作業計画
室内作業:自主製品作成(バンダナ・一筆箋・メモ帳・シュシュ・名刺等)
・創木封入・
チラシ折り・施設内業務(階段清掃・通信折り)
屋外作業:ポスティング・廃品回収・公園清掃・各納品(わーくわーく・川崎クリニック)
④ 工賃会計予算
1,330,000 円
売上
1,070,000 円
工賃
工賃構成比
基準工賃
80.4%
生活介護 3,800 円/月
⑤ 活動、行事予定
・
・
・
・
・
・
飛火野ロータリークラブバーベキュー・バザー・運動会などの全体行事への参加。
外出活動(行事が行われない月の第3金曜日)
外食活動(毎月第 3 水曜日)
リズム体操(毎月第1・3週水曜日/第3水曜日はリズム体操と絵画に分かれる)
宿泊(1 泊)
プール
15
風
① グループ運営方針
・グループ活動や作業等の機会を通じて、個々の目標に合わせて重度心身障害者の社会参加を
支援する。
・日々の体調把握をきめ細かく行い、日中の生活が充実するように支援する。
・島田支援事業による各専門的アドバイス(医療、理学療法、摂食指導、心理)による実践支援。
② 人員計画
男
女
合計
利用者
8
6
14
常勤
3
3
6
非常勤
1
1
2
職員計
4
4
8
③ 作業計画
作業:紙漉き作業・アルミ缶作業
日中活動:身体機能訓練・レクレーション・スヌーズレン等リラクゼーション
④ 活動、行事予定
・ 飛火野ロータリークラブバーベキュー・バザー・運動会などの全体行事への参加
・ 夕涼み会、クリスマス会
・ 外出活動
・ 宿泊活動
・ プール
・ 島田支援事業(PT、ST、心理相談)
⑤ 設備整備計画
品目
テーブル
金額
30,000 円
2台
30,000 円
合計
2 給食提供について
定期的に給食委員会を開催し、美味しくて温かい給食の提供を心掛ける。平成 27 年度は利
用者の嗜好調査を実施し、調査結果を献立に活かすようにしていく。
3 医療的支援
年 1 回の健康診断受診支援、看護師による医療的ケア、不定期の不調に対する対応、嘱託医
による健康相談など、利用者の健康管理及び医療的ケアを行う。
特に、風グループ以外での健康面での対応が増えている。日頃からの状態把握に努め、高齢
化、重度化していく知的障害利用者にも対応できるようにしていく。
※現在実施している医療的ケアの内容
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① 鼻腔・口腔からの吸引
② 定時の薬液吸入
③ 経管栄養
医療的ケアについては定期的に医療的ケア検討委員会を設置し、安全かつ適切に医療的ケア
が実施できるよう、ケアの実施の範囲等事務手続きを踏んだ上で実施していく。
4 送迎体制
利用希望者にはコース別、グループ別にて施設の車と南観光交通株式会社への委託にて送迎
を行う。
パン・弁当グループ
7:50~8:45
16:00~16:55
うみ・そらグループ
8:40~9:40
16:00~17:00
風グループ
8:30~10:00
15:30~17:00
5 日中一時支援
保護者、家族の緊急時、休息などの夢ふうせん利用者への介護等の時間から離れる機会確保
と利用者の安全確保を支援するため時間預かりのサービスを行う。
夕方に関して、階段を自立歩行できる方は夢のいえでのサービス提供を基本とするが、希望
がある場合には夢ふうせんにおいて実施する。
サービス提供時間
朝
パン・弁当
8:30~9:00
夕(夢ふ パン・弁当
16:00~17:30
うみ・そら
8:30~9:30
うせん) うみ・そら
16:00~17:30
風
8:30~10:00
風
15:30~17:30
夕(夢の 16:00~
いえ)
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夢のいえ
1 利用定員
定員
計画人員
(1)共同生活援助
5名
5名
(2)短期入所事業
1名
1 名(随時)
2 開所日数及び時間
(1)共同生活援助開所日数・・・304 日
(2)短期入所事業稼働日数・・・204 日
開所時間・・・月曜日~金曜日
16:00~翌 10:00
但し、第 2・4 土日は終日開所する。また利用者の心身の状況等により在寮しなけれ
ばならない場合は、開所時間以外にも介護等の支援を行う。
3 スタッフ
職種
常勤
管理者
1 名(兼務)
1名
サービス管理責任者
1名
1名
世話人
非常勤
8名
合計
8名
※支援には男女 1 名ずつが宿直勤務する。
4 サービス内容
地域で自立した生活を営む上で食事や入浴等の生活上の支援を行う。
① 食事、入浴等の日常生活上の支援
② 日常生活における相談支援
③ 日中活動事業所等の関係機関との連絡調整
④ ショートステイにおいては、自立生活の体験
1) 食事の提供
食材を宅配業者と契約し、調理は世話人が行い、温かく栄養のバランスのとれた食事を提
供する。
2) 防災訓練
隔月の第 4 土曜日にスタッフ及び利用者で避難訓練を行う。また週に 1 度は出勤時に階段
を使って降りることを行う。
3) 体調管理と体調不良時の対応
毎朝の検温と体調把握、服薬の管理を中心に体調管理の支援を行う。また体調不良の際に
は夢のいえで静養し、ご家族と相談の上、必要に応じて川崎クリニック等の医療機関への
通院支援を行う。
4) 土日の日中支援
第 2・4 土日を開所日として、日中支援を行う。普段行わない自室内の清掃、片付けを行
ったり、散歩等近隣の散策を中心に行う。また、3 連休などを利用して入居者で楽しめる
活動を企画していく。
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5 運営について
①スタッフの資質向上
平成 27 年度においても引き続き毎月第 3 月曜日のスタッフミーティングにおける内部研修
や外部への研修派遣に積極的に取り組んでいくようにする。
②第 2 夢のいえについて
平成 26 年度において物件探しを進めてきたが、適当な物件を見つけるまでには至らなかっ
た。引き続き物件探しを進める。
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