酪農経営安定対策補完事業実施要綱 - alic|独立行政法人 農畜産業

酪農経営安定対策補完事業実施要綱
平成23年4月1日付け22農畜機第4555号
一部改正 平成24年4月1日付け23農畜機第4461号
一部改正 平成25年4月1日付け24農畜機第5487号
一部改正 平成26年3月31日付け25農畜機第5622号
一部改正 平成27年4月1日付け26農畜機第5797号
毎日の搾乳作業等周年拘束性が強い酪農経営における労働負担の軽減及び休
日の確保を図り、ゆとりある持続性の高い酪農経営を実現するためには、酪農
家に代わり搾乳作業等を行う者(以下「酪農ヘルパー」という。)の人材育成
支援、酪農家の傷病時における酪農ヘルパーの利用(以下「傷病時利用」とい
う。)、酪農ヘルパーの出役又は出役を請け負う事業(以下「酪農ヘルパー事
業」という。)を実施する酪農ヘルパー利用組合の強化等を総合的に推進する
必要がある。
また、酪農経営におけるゆとりや生産性の向上を推進するためには、牛群検
定を用いた長命連産性に優れた乳用牛の改良を推進する必要がある。
このため、独立行政法人農畜産業振興機構(以下「機構」という。)は、酪
農ヘルパーの人材育成支援、傷病時利用の円滑化、酪農ヘルパー利用組合の強
化等及び牛群検定システムの高度化を図るための事業に対し、独立行政法人農
畜産業振興機構法(平成14年法律第126号)第10条第2号の規定に基づ
き補助することとし、もって酪農経営におけるゆとりや生産性向上に資するも
のとする。
本事業の補助金の交付に関しては、補助金等に係る予算の執行の適正化に関
する法律(昭和30年法律第179号)、補助金等に係る予算の執行の適正化
に関する法律施行令(昭和30年政令第255号)、畜産業振興事業の実施に
ついて(平成15年10月1日付け15農畜機第48号)及び畜産業振興事業
に係る補助金交付の停止措置について(平成26年3月31日付け25農畜機
第5376号)に定めるもののほか、この要綱に定めるところによる。
第1
事業実施主体及び事業の内容等
この事業の事業実施主体、事業の内容、事業の実施及び補助金交付の手
続等については、事業の種目ごとに次に定めるとおりとする。
1 酪農経営安定化支援ヘルパー事業
ゆとりある生産性の高い酪農経営の実現及び担い手の確保に資するた
め、酪農の担い手となる酪農ヘルパー人材育成支援、酪農ヘルパーの傷病
時利用の円滑化、酪農ヘルパー利用組合の強化等を総合的に推進するため
1
の事業とし、別添1のとおりとする。
2 牛群検定システム高度化支援事業
生産コストを低減する長命連産性に関する改良の向上に努め、酪農経営
における生産向上の推進に資するため、肢蹄に関する遺伝的能力評価精度
の向上に必要な画像情報による肢蹄状況データ等の収集・分析の支援及び
泌乳持続性の高い乳用牛の改良を進めるためのゲノミック評価に用いる
データの収集等を支援するための事業とし、別添2のとおりとする。
第2
その他
この要綱に定めるもののほか、この事業の実施につき必要な事項につい
ては、独立行政法人農畜産業振興機構理事長(以下「理事長」という。)
が別に定めるものとする。
附 則(平成23年4月1日付け22農畜機第4555号)
この要綱は、平成23年4月1日から施行する。
附
則(平成24年4月1日付け23農畜機第4461号)
1 この要綱は、平成24年4月1日から施行する。
2 平成23年度に終了した事業については、この要綱による改正前の酪農
経営安定対策補完事業実施要綱(平成23年4月1日付け22農畜機第
4555号)第3の規定は、なお効力を有するものとする。
附
則(平成25年4月1日付け24農畜機第5487号)
1 この要綱は、平成25年4月1日から施行する。
2 平成24年度に終了した事業については、この要綱による改正前の酪農
経営安定対策補完事業実施要綱(平成24年4月1日付け23農畜機第
4461号)第3の規定は、なお効力を有するものとする。
附
則(平成26年3月31日付け25農畜機第5622号)
1 この要綱は、平成26年4月1日から施行する。
2 平成25年度に終了した事業については、この要綱による改正前の酪農
経営安定対策補完事業実施要綱(平成25年4月1日付け24農畜機第
5487号)第3の規定は、なお効力を有するものとする。
3 酪農ヘルパー事業円滑化対策事業実施要綱(平成15年10月1日付け
15農畜機第48号。以下「円滑化要綱」という。)第2の2の(7)に規
定する実践研修は、この要綱の別添1の第2の1の(1)のエに規定する
酪農ヘルパー実践研修と補助期間を通算して実施することができるものと
する。また、本研修を補助期間を通算して実施する場合は、円滑化要綱第
5の5の(2)のイに規定する「活動区域内の酪農家での滞在研修及び指
導機関等への派遣研修」又はこの要綱の別添1の第3の3の(2)のエの
(ウ)に規定する「活動区域内の酪農家での滞在研修及び指導機関等への
派遣研修」を当該研修期間に行うものとする。
2
附
則(平成27年4月1日付け26農畜機第5797号)
1 この要綱は、平成27年4月1日から施行する。
2 平成26年度に終了した事業については、この要綱による改正前の規定は、
なお効力を有するものとする。
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