■訓練概要 できる限り「公助」に依存せず、「自助」、「共助」の精神に基づき、 目 的 災害発生時の初動期における避難所設営を実体験するほか、避難所 生活や運営のイメージを参加者で共有することにより、地域防災力 の強化を図ることを目的とする。 日 時 平成27年8月29日(土) 9:00~12:00 会 場 太田活性化施設、太田中学校グラウンド 【地震発生日時】 平成27年8月28日(金)午前8時45分(訓練は発災24時間後として実 地震想定 施) 【想定地震】 十勝沖から根室沖を震源とする日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震 地震の規模/マグニチュード 8.6 震度7(厚岸町真栄) 太田自治会、厚岸消防署、厚岸消防団、厚岸町赤十字奉仕団、釧路太 田農業協同組合、太田中学校、町立厚岸病院、厚岸町社会福祉協議会、 老人クラブ、防火クラブ、厚岸町自治会連合会、太田へき地保育所、 厚岸給排水設備連絡会、陸上自衛隊第5旅団第27普通科連隊、北海道 参加機関 コカ・コーラボトリング(株)、東日本電信電話(株)北海道支社釧路支 店、NTTドコモ北海道支社、サンエス電気通信(株)、 (株)サンエ ス・マネジメントシステムズ、北海道LPガス協会釧路支部(順不同) [資材協力]王子コンテナー株式会社、NTTドコモ北海道支社 [資料提供]釧路地方気象台 参加者数 298人 ■各訓練の様子 ○ 避難所運営ミーティング 町災害対策本部長から太田自治会長に対し、太田活性化施設を二次避難所として開 設するよう、要請をした後、避難所運営ミーティングを行いました。 ○ 給水訓練 応急給水所を設置し、水槽を積載した町トラックを活用して炊き出し訓練への給水 を行ったほか、給水パックを利用した給水訓練を行いました。 ○ 避難所開設・運営訓練 避難所運営ミーティング内で決定した役割分担のもと、二次避難所を開設・運営す るための訓練を行いました。 ○ 救援物資輸送訓練 陸上自衛隊車両により、救援物資(飲食料、乳幼児物品等)をコンキリエから二次 避難所(太田活性化施設)まで輸送する訓練を行いました。 ○ 避難者輸送訓練 一次避難場所(社会福祉センター、役場庁舎、太田へき地保育所)に避難した住民 を、陸上自衛隊車両により、二次避難所(太田活性化施設)まで搬送する訓練を行い ました。 ○ 炊き出し訓練 実施場所は太田活性化施設駐車場内で、陸上自衛隊(カレーライス)、厚岸赤十字 奉仕団(おにぎり)、厚岸町社会福祉協議会・尾幌防火クラブ(豚汁)の協力で炊き 出し訓練を行いました。 また、炊き出し訓練に合わせ、釧路太田農協(牛乳)、町(缶詰パン・飲料水)備 蓄飲食料を配給する訓練を行いました。 ○ 孤立避難者空輸訓練 厚岸大橋の寸断により、孤立した住民を陸上自衛隊ヘリコプターにより救出し、二 次避難所(太田活性化施設)まで空輸する訓練を行いました。 ○ 避難者受入れ訓練 被災者管理班を中心に、避難者の受入れ訓練を行いました。 ○ 救護訓練 孤立避難者空輸訓練により救出した避難者8名のトリアージ訓練を行いました。 ○ 要配慮者対応訓練 保健師により、受入れた避難者への声かけ、体調不良等の聞き取りする訓練を行い ました。 ○ 避難者診察訓練 医師1名及び看護師2名による、二次避難所内の臨時診察室での診察訓練を行いま した。 ○ 各種防災啓発 陸上自衛隊第5旅団第27普通科連隊、コカ・コーラボトリング(株)、東日本電信 電話(株)北海道支社釧路支店、NTTドコモ北海道支社、サンエス電気通信(株)、 (株)サンエス・マネジメントシステムズ、北海道LPガス協会釧路支部の協力のも と、各種防災啓発を行いました。 【陸上自衛隊車両展示】 【災害時に伴う非常飲料水等の提供】 【災害用炊き出しセットの展示】 【電源自給型無線LANアクセスポイ ント「ポジモ」の展示】 【衛星携帯電話操作体験】 【171災害伝言ダイヤル体験】
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