2. 初等中等教育段階 2.1 学級編制基準 国 文部科学省「諸外国の教育統計」平成26(2014)年版 学校段階 学級編制基準(単式学級) 備考 〔標準人数〕 35人 40人 ○「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職 員定数の標準に関する法律」 ○左記の数を標準として,都道府県教育委員 会が定める。ただし,都道府県教育委員会は, 児童・生徒の実態を考慮して特に必要がある と認める場合については,左記の標準を下回 る基準を定めることができる。 小学校 第1学年 第2~6学年 ※いずれの学年も学校設置基準により40人が上限。 40人 中学校 日 本 高等学校 ○「公立高等学校の適正配置及び教職員定数 の標準等に関する法律」 ○左記の数を標準として,学校の設置者であ る地方公共団体の教育委員会が定める。ただ し,やむを得ない事情がある場合及び学校の 設置者である地方公共団体の教育委員会が 生徒の実態を考慮して特に必要があると認め る場合については,この限りでない。 〔標準人数〕 40人 〔上限人数〕 学級編制基準は,就学前教育を含めたすべての初等中等教育段階について定めている場合のほか,初等教育 を中心として特定の学年についてのみ定めるなど,州によって定めている内容が異なる。 (テキサス州の例) 就学前教育~第4学年 ○テキサス州教育法第25.112条 22人 ア メ (モンタナ州の例) リ 就学前教育~第2学年 カ 第3~4学年 合 第5~12学年 衆 国 (ケンタッキー州の例) 就学前教育~第3学年 第4学年 第5~6学年 第7~12学年 ○モンタナ州行政規則第10.55.712条及び第 10.55.713条 20人 28人 30人 ○ケンタッキー州教育法第157.360条 24人 28人 29人 31人 〔上限人数〕 イ 初等学校 ギ 第1~2学年 リ 第3~6学年 ス 中等学校 小学校 30人 なし なし なし フ ラ ン ス 中等学校 なし ○1998年教育水準・新学校法により導入。 ○第1~2学年以外の学年は従来通り基準は ない。 ○小学校:教育法典第D.211-9条により,学級 編制基準は大学区国民教育事務局長(県レベ ルの国民教育省の出先機関)が毎年決定する こととされており,全国的な編制基準は設けら れていない。 ○中等学校:教育法典第R.421-2条により,学 級編制は各校の権限とされており,全国的な 編制基準は設けられていない。 ○学校法(2005年2月15日制定,2012年11月 (ノルトライン・ヴェストファーレン州の例) 13日改正)第93条第2項の施行に関する省令 初等教育 〔児童数〕 〔編制すべき学級数〕 〔1学級当たり児童数〕 (2005年3月18日制定,2013年5月13日改 基礎学校 ~29人 1学級 ~29人 正)。 第1~4学年 30~56人 2学級 15~28人 57~81人 3学級 19~27人 82~104人 4学級 20/21~26人 105~125人 5学級 21~25人 ド 126~150人 6学級 21~25人 イ ツ 前期中等教育 〔標準人数〕 〔範囲〕 ハウプトシューレ 第5~10学年 24人 18~30人 実科学校・ギムナジウム 第5~9/10学年 28人 26~30人 中等学校 第5~9学年 25人 20~30人 〔標準人数〕 中 小学校 国 中等学校 前期(初級中学) 後期(高級中学) 初等学校 韓 中学校 国 高等学校 都市部 40~45人 農村部 適宜設定 45~50人 45~50人 なし なし なし ○教育部2002年6月26日付通知 ○左記の数値を参考に,省,自治区,直轄市 が定める。 ○初等・中等教育法施行令第51条の規定によ り,学級編制基準は,広域市・道教育庁の長で ある教育監が決定する。
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