平成 27 年度 川村学園女子大学公開講座 同窓会共催 東葛我孫子発見伝 会 場 川村学園女子大学 11104 教室 開催日時 10/31(土) 11/14(土) 11/28(土) 13:00-14:30、14:50-16:20 申込方法 ハガキ・FAX 又はEメールに ①講座番号②住所③氏名(ふりがな) ④年齢⑤性別⑥電話番号 を記入の上、お申し込みください。 申込先 川村学園女子大学公開講座係 〒270-1138 千葉県我孫子市下ヶ戸 1133 FAX 04-7183-0115 E メール [email protected] 交通案内 お問い合わせ 04-7183-0111 申込締切 各講座 3 日まで消印有効 (定員に達して受講できない場合のみ連絡いたします) その他 講座内容は、公開講座ホームページをご覧ください。 http://www.kgwu.ac.jp/event/open.html 受講料無料 JR 常磐線「天王台」駅北口から川村学園女子大学行バス4分 JR 成田線「東我孫子」駅から徒歩14分 ※学内駐車場・駐輪場が利用できます 開催日 講座番号 10/18 ① 氷河時代の下総 二上 政夫教授 (日) ② 常磐線のトリビアから紐解く国鉄改革 渡邉 徹講師 10/31 ③ 地域の農産品をいかに活かすか? 永嶋 久美子准教授 (土) ④ 噛むことは一生の宝物 今井 久美子教授 ⑤ 子どもを取り巻く教育環境 馬上 美知准教授 (土) ⑥ ワーク・ライフ・バランスのあるくらし -仕事・家庭・地域― 柚木 理子教授 11/28 ⑦ オリンピックと加納治五郎 藤原 昌樹教授 (土) ⑧ 我孫子市の文化財 梅村 惠子教授 11/14 講 座 名 講 師 講演要旨・講師・著書の紹介 講座番号① 氷河時代の下総 社会教育学科 二上 政夫教授 氷河時代を象徴する氷河(山岳)の名残?が、最近、日本にも現 講座番号② 常磐線のトリビアから紐解く国鉄改革 観光文化学科 渡邉 徹講師 存することが分かりました。また、北総台地に広く分布する成田 思わされるトリビアが常磐線には隠されています。ヒントは、「大家と 層はこの時代の地層としてよく知られています。そこで、氷河時 店子」です。何だか分かりますか? この常磐線にまつわるトリビアを 代とは何か、また、その環境がどのようなものであったかを北総 出発点に、1987年の国鉄改革の背景と展開を明らかにします。また、 台地(関東平野)の地層や化石を基に復元してみたいと思いま 国鉄改革から四半世紀が過ぎた今日、どのような課題に直面しているか す。 も明らかにします。 常磐線を日頃よく利用していらっしゃるみなさんでさえ、「へぇ~」と 専門:地質学、古生物学 専門:交通経済学 学歴:日本大学卒、理学博士(九州大学) 学歴:早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了 『図解 世界の化石大百科』河出書房新社、2000 「連邦制改革後のドイツの地域交通に対する連邦補助制度」『交通学研究/2010年研究年報』日本交通学会、2011 『地球と岩石・化石』学習研究社、1994 「わが国自動車重量税のさらなる問題点」『川村学園女子大学研究紀要』第26巻、2015 講座番号③ 地域の農産物をいかに活かすか? 生活文化学科 永嶋 久美子准教授 講座番号④ 噛むことは一生の宝物 生活文化学科 今井 我孫子市では、多種多様な農産品が生産されているだけでな 近年、「噛む」という摂食行動が、糖尿病などの生活習慣病や認知症の予防に重要 く、農薬の使用を極力控えた農業が盛んに行われています。我 であると話題を集め、多くの自治体が歯と口腔健康に取り組んでいます。我孫子市 孫子市の取り組みを示しながら、地産地消の活動や食育との連 でも、平成24年歯と口腔の健康づくり推進条例が施行されました。「おいしく頂 携、地域の農産品の魅力や活用法について考えます。 くことが健康を作る。」をモットーに、歯と口腔の健康に有効な食事を考えていき 久美子教授 ます。 専門:調理学,栄養教育 専門:栄養指導・教育、食文化 学歴:昭和女子大学大学院生活機構研究科生活機構学専攻 学歴:女子栄養大学 博士(医学) 『一食献立による調理実習25』(共著)医歯薬出版、2007 「女子大学生の咀嚼能力と家庭における食育の有用性」『川村学園女子大学研究紀要』第22巻、2011 『新時代の栄養教育実践‐人と地球にやさしい食育‐』(共著)同文書院、2011 『Nブックス 改訂 栄養指導論』建帛社、2015 講座番号⑤ 子どもを取り巻く教育環境 児童教育学科 馬上 美知教授 講座番号⑥ ワーク・ライフ・バランスのあるくらし 生活文化学科 柚木 理子教授 「子どもの貧困」がメディアに大きく取り上げられるよ ワーク・ライフ・バランスとは、男性も女性も、仕事と家庭 うになってきました。貧困の中で子どもが育つというこ 生活などの様々な活動をバランスよく行い、豊かなくらしを とには、どのような問題があるのかということを、国内 目指す政策です。この政策をいち早く取り入れたドイツの事 外の社会的調査の結果に基づいてお話したいと思いま 例を紹介しながら、バランスの取れた暮らしのための工夫策 す。 を考えていきます。 専門:教育思想、教育学 専門:ジェンダー社会論、生活経営学 学歴:東京大学大学院教育学研究科博士課程 学歴:お茶の水女子大学大学院博士課程修了、博士(学術) 『「卓越としての尊厳」から「ニーズとしての尊厳」へ-』アメリカ教育学会,2015 『ジェンダー史研究入門』(共著)青木書店、2009 “How Martha Nussbaum defines the role of schooling –capability approach and child 『変容する男性社会 労働、ジェンダーの日独比較』(共著)新曜社、1993 poverty-”, The Korean Journal of Philosophy of Education・vol.33・no.4, 2011 講座番号⑦ オリンピックと嘉納治五郎 社会教育学科 藤原 講座番号⑧ 我孫子市の文化財 日本文化学科 梅村 惠子教授 昌樹教授 日本が初めてオリンピックに参加したのは,1912(大正元)年に開催され た第5回ストックホルム大会。そこには,嘉納治五郎という人物が大きな 役割を果たしました。講道館柔道の創始者としても教育者としても著名で あり,そして我孫子にも縁が深い嘉納は,オリンピックに何を求め,何を 目指したのか。オリンピック出場から幻に終わった1940(昭和15)年の 東京オリンピック招致まで,嘉納の足跡をたどりながら忘れかけているオ リンピックの原点を探ります。 我孫子市に数ある文化財の中から、正泉寺の‘血 盆経’や‘女人講’の行事と、諸国を回遊した熊 野比丘尼の絵解き図とを比較しながら、‘女人往 生’の信仰とは何かについて考えましょう。(我 孫子市文化財審議委員長) 専門:スポーツ社会学 専門:日本古代史・日本女性史 学歴:順天堂大学大学院博士後期課程 学歴:お茶の水女子大学大学院博士課程修了 『小学校教員における「コミュニケーション能力」を高める教科教育法 『家族の古代史』(単著) 吉川弘文館 2007 に関する研究』(共著),ワードオン,2011.
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