東日本大震災４周年記念セミナー「アフリカ防災セミナー~連帯からアフリカにおけるレジリエンス強化のパートナーへ」開催（日本研究センター・JICA・大使館共催）２０１５年３月１１日、東日本大震災発生から 4 年を記念して、プレトリア大学日本研究センター、JICA との共催により、東日本大震災４周年記念セミナー「アフリカ防災セミナー~連帯からアフリカにおけるレジリエンス強化のパートナーへ」をプレトリア大学で開催しました。セミナーには、当国各界要人、緊急救援活動従事者や関係者、外交団、南ア政府関係者など約７５名が出席しました。セミナーでは、４年前に発生し未曾有の被害をもたらした震災により被害を受けた方々を追悼すると共に、アフリカから唯一の派遣されされた救援隊として、震災発生直後に宮城県で捜索活動を行ったレスキュー・サウスアフリカのシェール隊長、パンキル医師が、当時の救援活動を振り返りました。さらに、２０１４年、シェール隊長とパンキル医師が、約４年ぶりに被災地を再訪した経験から救援活動のインパクトを精査しつつ、東日本大震災における救援活動をきっかけとして、レスキュー・サウスアフリカが日本、米国および国連機関とのパートナーシップを拡大させ実施中の、アフリカのレジリエンス強化に向けた取り組みについても紹介しました。また、JICA より TICAD プロセスを通じた防災支援にかかる日本の取り組みについて、山本保博（財）救急振興財団会長より日本の災害医療の実績と知見について、アンダーソン USAID 南ア事務所長より防災に対する USAID の取り組みと日米連携についても、紹介されました。セミナーの様子は、廣木大使他関係者へのインタビューと共に、南ア国営放送（ SABC ）で放映（https://www.youtube.com/watch?v=kA54hfhG4-s）された他、翌日のプレトリア・ニュース紙でも取り上げられました。冒頭挨拶をする廣木大使閉会の辞を述べるマビディララ南ア協調統治・伝統業務省国家防災センター副所長 USAID による防災に対する取り組みと日米連携につ会場内には、被災地の様子、レスキュー・サウスアフリいて紹介するアンダーソン USAID 南ア事務所長カの活動の様子、被災地の復興の様子を示した写真が展示された。発表者の話に聞き入る聴衆会場入り口にも、レスキュー・サウスアフリカの被災地における活動様子の写真が掲示された。