H27.7.16 渋川地下ダムと朝日プリンテック ミニツアー (報告) 1. 概要 (担当:根岸、加藤、山部、西山) * * * * 開催日: H27(2015)7.16(木) 9:00~15:00 曇り一時雨 参加者:合計33名: (うち会員15名) 集合: 9:00 武蔵小杉駅東口一番バス停 解散:15:00 参加費: 一人1,200円(ランチ代含む) 2.主な行程 9:10~9:25 9:30~11:00 11:15~12:00 12:00~13:00 13:00~15:00 武蔵小杉→北加瀬バス停 渋川ポンプ場 バーミヤンで昼食 朝日プリンテックで休憩 朝日プリンテック見学 ~15:00 現地解散 写真 1 渋川ポンプ場へ入る 3.トピックス 梅雨に加えて台風の影響もあり、いつでも降りそうな曇り空でした。 33名なので、それぞれ二班に分かれて見学しました。 (1) 渋川ポンプ場 <渋川地下ダム> ここは渋川と矢上川が合流するところです。 大雨対策としての地下ダムの役割(注)を勉強しながら、見学しました。 写真 2. 地下へ 本日は、トンネル入口に水が入っていて見学ができません、と云われて残念! のアンケートが多くありました。 が、取込や、送水などの仕組みを聞いたり、地下の機械施設を見学することが できました。 (2) 朝日プリンテック 1時半になっても、印刷機が動かない。午前中に安保法案が衆議院で可決した、 その影響か? 見出しの変更? 写真の変更? そんな“印刷待機中”の光景に 遭遇しました。 写真 3. 管理室、早朝に大雨を降ら せた雲の動きの再現を見る それでは紙庫からと、機転を利かせてもらいました。フォークリフトが積み上 がったロール紙を掴んでいく操作を実演してもらいました。 そのころに動き始めた印刷機、あまりにも高速で、4色印刷室で説明を聞いて いたら、いきなり終了!しました。 夕刊印刷完了!です。 そのあとでオフセット印刷の仕組みを、アルミ板に焼きつけたで実演から、ひ と工程づつ実験付きで説明してもらって大満足でした。 写真 4. フォークリフトの実演 最後は本日の夕刊3版と4版のちがい点検です。同じ日の夕刊でも、版ごとに変わっていくそうです。遠くへ行 く3版はすでに配送されました。私たちはその日最後の4版が、写真やタイトルなどが変わっていることを3版と 比較しながら、配送前に真っ先に見たわけです。 写真 5. ロール紙の紙庫にて 写真 6.オフセット印刷の実演 写真 7.撮りますよ! 4.<アンケートから> *大変勉強になりました。男性 *地下ダム見学、とてもよかった。普段気にとめていない事でしたが、こんな縁の下の力持ちをして下さってい る方たちがいらしたことに感謝。朝日プリンテックも非常に面白かったです。女性 *渋川のポンプ場:説明があまり理解できなかった。朝日プリンテックは、大変よかった。男性 *渋川ポンプ場では、目的の地下ダムは行けなかったが、途中まで下りて見学することができてよかった。朝日 プリンテックは予想以上に面白かった。女性 *天候のせいで地下60Mに入れなかったのは残念だった。バーミヤンの昼食、ちょっと重かった。男性 *渋川ポンプ場、前日の雨のため、地下ダムの見学ができなくて残念でした。男性 *渋川貯留管の地下60Mに入れなかったのは残念。次回にまた企画をお願いします。男性 *しっかりとした勉強ツアーだと感じた。女性 *朝のあいさつはもう少し簡単にお願いしたい。男性 *水道局、印刷所ともによかった。また来たい。男性 写真 8.渋川ポンプ場玄関で 写真 9.朝日プリンテックで (正面写真は、おみやげにもらいました) *貯留管を見学できなかったことは残念でした。冬など稼働少ない時に再度の企画はいかがでしょうか。男性 *めずらしい場所が見学できて楽しかったです。女性 *次回貯留管見学があれば是非参加したい。男性 *昼食は油っこかったです。年寄り向きではなかった。地下ダムは少し残念だった。期待していたのに。男性 *昼食を予約したのは良かった。男性 *老人向けのランチにしてもらいたい。(多くの人が食べ残していた)。男性 *雨水貯留管が見られずにザンネンでした。朝日プリンテックの説明は分かりやすかった。男性 *さんかんの係の方には大変お世話になりありがとうございました。朝日のほうは楽しめました。女性 *傘の名札はありがたかったし、名札の絵は、いつもツアーの記念になります。渋川貯留管のように、外から見 えない地下構造のシリーズを続けてほしいです。朝日プリンテックでは、印刷の実演説明がとくによかったで す。男性。 5.所感と反省 今回は、トンネルまで下りられず残念でしたが、都市インフラを観ることや、地下施設の役割を知ることに、 とくに期待されていたことがアンケートからも分かります。 インフラツーリズムは、安全管理上もあって、まだ初期の段階と思いますが、インフラを造っている人、守っ ている人、住んでいる人にとって産業として知るのは大切なことと思います。企画を重ねたい課題です。 朝日プリンテックは、さすが新聞社の工場見学でした。新聞印刷のための、工場の品質管理、勤務のはなし、 美しいカラー印刷の技術など、疑問・質問が多く出ましたが、快く答えてもらって大変勉強になりました。 以上 (注)雨水には道路の泥やごみが混じっています。また下水管の途中には汚水管が入ってくるのもあります。これら雨水は最終的に鶴 見川へ流すので、この地域では下流の加瀬水処理センターへ送って浄化しています。 浄化には時間がかかりますので、大雨になると 一時的に貯留槽に入れておきます。 その地下ダムの役目となるトンネルは、渋川沿いに直径10.4M×1.8km、いずれ2.5kmまで延長さ れるそうです。 西山記H27
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