0 1 _ 鳶 工 事 災 害 事 例

− 131 −
㻠
被災者
▽㻝㻲㻸
立入
※右脛骨・腓骨 開放骨折
集積済みの
単管パイプと
転倒した建
被災者
立入禁止表示用親綱㻝㻞㼙
集積済み単管パイプ
建枠が親綱に接触し、反対
方向へ親綱を引っ張った
建枠㻞枚を持ち、親綱
側へ旋回した
㻠
被災者
共同作業者
㻠
※右上腕打撲圧挫傷
㻠
落下した布板が被災者の右
腕上部に激突
引き上げようとした布板が、
㻟段目の布板にぶつかり手
を離してしまった。
手渡しで荷揚げした布板を落下させ、下部作業員に激突
建枠㻤枚が転倒
最端部の建枠に立
入禁止表示用の親
綱フックを設置
壁に立て掛けられた建
枠㼀㻿㻙㻥㻝㻣(㻤枚)
立て掛けた建枠が転倒し、集積していた単管パイプの間に足を挟む
㻠
㻠
㻠
※左上腕打撲
▼㻞段目(㻾㻲㻸㻗㻟㻚㻢㻡㼙)
柱鉄骨 □㻟㻜㻜
㻴㻩㻠㻡㻞㻜、㻥㻜㻜㎏
アンカーボルト
※右環指末節骨々折,同挫滅創(一針縫合)
約㻝㻜㎜
止水㻼㻸㻙㻢 □㻟㻢㻠
台直したアンカーボルト
側を注視
柱鉄骨取付時、止水㻼㻸とアンカーボルトの間に環指を挟み骨折を負った
㻠
▼屋上階(㻾㻲㻸±㻜㼙)
落下した布板を運んでいた布
板で防護
被災者
共同作業者
右手で掴み損ねたのと同時に
左手を緩めて、建枠を落下
掴み損ね落下した建枠が下部の作業員に激突、
01_鳶工事災害事例
仮置されていた単管パイプ
※左アキレス腱断裂,左肩腱板損傷
仮置されていた単管パイプに
左足を乗せた際、パイプが滑
動しバランスを崩し転落
㻣㻜㻜
玉掛ワイヤ-
用途外使
フォ-クリフト
被災者
皮手着装
※右環指打撲傷・右環指挫創
躯体補強用支柱
被災者
山留材を微動させていた時、荷振れの反動で右環指をはさまれた
被災者
足を乗せた仮置パイプが滑動し、バランスを崩し転落
− 132 −
運転席本体の停止角度が
浅く、足掛かりが少ない
被災者
※左前腕挫創 (約10針縫合)
杭鋼管を吊り上げ・地切り時に渡し用H鋼を回収に行き、H鋼が落
※脳震盪、顔面打撲、下顎挫創(4針縫合)、左肩打撲
転落
バックホウ(㻜㻚㻠㻡㼙㻟)のキャタピラからすべり落ち顎を強打
レバーロック解除
※腎震盪,左横突起骨折(㻸㻞)
旋回用レバーに干渉
左旋回
※右手第三指切断
荷降し中の鋼材端部に手を添えていて、フランジに中指を挟む
墜落
被災者
レバーロック解除
誤操作により油圧ショベルのアームと接触し、トラック上から墜落した
02_杭工事災害事例
※左小指挫滅 末節開放骨折
サンドポンプの引き上げ時介添えしていた左手がシーブとワイヤーに挟
※左示指第一関節開放骨折
杭鉄筋加工時、送り出しローラーと鉄筋の間に指を挟み指を骨折
− 133 −
− 134 −
被災者
被災者
※右足打撲挫創
増し締めのためハンマ㻙で締付
ハンドルを叩いた
受材;単管パイプ
㻟㻚㻢㼙
※右足部挫傷
梁側型枠を解体中、脱型した型枠パネルが足甲部に落下
サポ㻙ト支柱
㻞㻚㻝㼙パイプサポ㻙ト㻙㻝㻝㻜本
支えていたパイプサポートが転倒
たて掛けて集積していたパイプサポ㻙トが転倒し、足を挟まれ負傷
被災者左足
※左足底部挫創
外れた転がり防止コンパネ
養生ネット
釘㻠㻡㼙㼙
転がり防止のためにとめていたコンパネが
垂直ネット㻔㻢×㻢㻕の下で外れていた。
止枠下端の位置を直そうとハン
マー持った右手を型枠内に入れ
た。
被災者
結束線
※右手の背外傷
被災者右手
型枠の位置を直そうと型枠内に手をいれ、手の甲に結束線を刺した
端太角
被災者
養生ネットの下に隠れていた釘の突き出たベニヤを踏み、左足底を負傷
04_型枠工事災害事例-1
型枠パネルが横転
被災者
※左下腿打撲、擦過傷
横転した型枠パネルに挟まれた
番線結束
玉掛ワイヤ㻙㻠分により片
側だけ吊り上げ、端太角
上へ降ろそうとした
※右手指挫滅創
3人の共同作業でサポート受けH鋼の移動時、隣接するH鋼と挟まれる
型枠パネルがクランプに
引っ掛かった
山留外周手摺
型枠パネル
㻝㻠段 㻴㻩㻥㻢㻜
ワイヤーが手摺のクランプに引っ掛かり型枠が横転、被災者の足を挟む
− 135 −
※上前歯㻝本欠損、下前歯㻞本脱臼
撤去されたサポ-ト
大引端太角を支えてい
たサポ-トを2本とも撤去
したため端太角が落下
大引端太角
□90、L=1400
※A:左足打撲、B:右太腿打撲
上階のスラブ駄目穴より、バタパイプを滑らせ落下、下部作業員に当た
落下したサポ-トが口元に激突
被災者
落下を考えずサポ-トを撤去したため、端太角が落下し口元に激突
2660
※左足距骨骨折
スラブ端部で、作業中に敷き板に躓き転倒し、左足を負傷
※左脛骨・腓骨遠位端骨折
基礎梁上を歩行中、柱部で直角に渡ろうとした時、OKマットが滑り転落
04_型枠工事災害事例-2
※頚椎捻挫、腰椎捻挫
補助サポ-トを取り付けたパイプサポ-トを
立て掛け、端太角への釘打ちに移動
7200
第一発見者
パイプサポ-トH=2.7+補助サポ-トH=1.2
15.5㎏
※右中手骨遠位端骨折
手の中でデッキを滑らせ落下させた際、デッキ角で手に負傷を負った
被災者
梁型枠受サポ-ト設置作業
型枠に立て掛けられたパイプサポ-トが転倒し、頭部を直撃
3900
4650
− 136 −
− 137 −
− 138 −
左手甲
Ⅱ度熱傷
被災者
※Ⅱ度熱傷(顔、足、手)
一斗缶が落下し
溶融アスファルトが
飛散
飛散した溶融アスファルト
(250℃)が顔と手を直撃
一斗缶を下に置こうとし
た際、砂利に足を取られ
左方向へ転倒
一斗缶
(㻝㻠㼗㼓㻙250℃)
※右手切創,左肩挫創,下唇裂創
庇の防水作業時、ガラス製の庇に誤って左足を乗せ、2.9m墜落した
左足
左頬
被災者
砂利に足を取られて転倒し、飛散したアスファルトにより熱傷を負った
㻟㻜㻜
㻟㻥㻜㻜
㻣㻜㻜
㻤㻜㻜
丸型鋼管
▽㻟㻲㻸
鋼製足場板
〔 対 策〕
・ 現地㻷㼅を確実に実施し、作業
場所の状況を全員で把握する。
( 手すりの意味を再教育する)
・ 開口部は塞ぎ、段差には昇降
するための施設を設ける。
・ 作業を指示する前に、施設の
確認を行う。
※右環指末部開放骨折
右手でゴンドラのリミットを解除しながら、左手で搬器を操作し、右手をはさまれた
※右頬・右下唇 火傷
溶融アスファルトを柄杓で勢いよく汲み上げた時、アスファルト飛沫
〔 要 因〕
・ 手すりを乗り越えて、近道行動を
した。
・ 開口部があった。
・ 作業指示の際に、施設の確認が
不足していた。
※㼘左橈骨不全骨折、顔打撲、口唇挫創
鋼製足場板
コンクリート庇
被災者
㻡㻜㻜
㻤㻜㻜
足場から庇に移り渡ろうとして足を滑らせ、隙間から3.9m墜落
※胸部、肋骨打撲傷
単管足場上を移動中、布パイプを踏み外しつなぎパイプに脇腹を強打
07_防水工事災害事例
被災者(運転手)
切創:㻣針縫合
※左手挫滅創(㻣針縫合)
雨で滑り方立材が手
の中を落下
アルミサッシ運搬中、手の中を滑った方立材により手を切創
棚足場
被災者
㻠㻞㻜
チップソ㻙
チップソ㻙
※左手母指裂創
左手の母指と示指の付
け根を裂創(腱切断)
被災者左手
シャフトの切断完了間際、チッ
プソ㻙の刃がシャフトを噛んだ
反動でディスクグラインダ㻙を
持っていた右手が落ちる
ように下がった
排煙オペレ㻙タ㻙シャフト
ディスクグラインダ㻙を片手で操作
チップソ㻙の刃を装着したディスクグラインダ㻙で切断作業を行い手を裂創
㻥㻟㻜
㻥㻤㻜
08_建具工事災害事例
スラット材
※顔面骨折、鼻骨骨折、腰椎圧迫骨折
㻢㻜㼠ラフター
ベルトスリング
電気チェ㻙ンブロック:㻞㻠㻜㎏㻛台
チェーンが過負荷で繰
り出され、荷が落下
㻡階へ搬入
被災者
※左目びらん(ただれ)
錆止め剤入り
缶スプレー
缶スプレーを自分側に向けて噴霧した時、飛沫が目に入った
被災者
被災者
㻤㻠㻠㻡
揚重能力を超えた過負荷によりチェーンが繰り出され荷が落下
スラット材:㻡㻟枚㻣㻠㻜㎏
≒
㻡
~
㻢
− 139 −
上枠角
(㻴20×㼃2㻜㻜)
※右手母指切創(11針縫合)
手持ノコギリ
㻔刃渡り265)
被災者
※左中指・環指 末節骨々折及び爪下血腫
引戸を吊込む際に下部の隙間へ手を差し入れ、引戸が落下し指を挟む
右手母指切創
(㻝㻝針縫合)
手持ノコギリ
㻔刃渡り265)
被災者
左手で支え手持ノコギリで切断作業を行い、切断の反動で左手を切創
− 140 −
− 141 −
− 142 −
被災者
※右手薬指挫創
押棒と台車の間
に指を挟む
片手で押棒を操作
空調工
被災者
※左第3指切傷(3針縫合)
カッターナイフでブチルシール切断時、前のめりになった反動で指を切創した
衛生工
被災者右手
パイプ台車が横に振れた
職長
共同作業者
被災者
(本人)
被災者
※右橈骨遠位端骨折
▽㻠㻲㻸
電工
蓋が上がり、左手を差し込んだ時に、
蓋が滑り挟まれる。
被災者
※左中指末節骨骨折、左中指圧挫創
プライヤー
右手にプライヤーを
持って蓋を上げる!
プライヤーで上げたマンホールの蓋が滑落し、枠と蓋に指を挟まれ骨折
電工
ステップの無い面から
降りようとした
配線落とし込み作業
ステップの無い面から作業台を降りようとしてバランスを崩し転落
㻤㻥㻡
運搬中の台車が振られた際、仮置されていた箱台車に指を挟み負傷
11_電気・設備工事災害事例
㻯㻴㻩㻞㻡㻜㻜
補強材
※右膝挫創
電工
被災者
右手親指のつけねを
長さ㻟㎝深さ㻟㎜程度切創
被災者
※右手掌切創(㻟針縫合)
バイブレーターのケーブルを引いた際、血
糊で滑り、切創に気がついた
杭頭鉄筋又は差筋等に接触
した際に、手のひらを切創。
※被災者が気づかなかった
ため、起因物は推定
素手で作業を行い、金属材料と接触した際に手のひらを切創した
設備管理
被災者
平床台車のスットパーを外しに台車
裏へ廻りこむ際、コンテナ上を渡ろう
コンテナ上を渡り歩こうとした時、補強材に右膝部を強打した
− 143 −
被災者右手
※右第㻠指末節骨骨折
敷鉄板
1.5×3、t=22
キャスタ-固定金物
被災者
墜落
被災者
※腰背部挫傷
掘削土積込み完了後 ダンプのアオリ際を歩行中に足を滑らせ墜落
第一発見者
台座金物110×450×17
キャスターゲートの台座金物を持ち、ゲートを持上移動しようとして指を骨折
※右胸部打撲
転倒した際、敷鉄板との間に
挟
まれた右手により胸を打撲
被災者
被災者(運転手)
※左手挫滅創(㻣針縫合)
雨で滑り方立材が手
の中を落下
切創:㻣針縫合
アルミサッシ運搬中、手の中を滑った方立材により手を切創
敷鉄板の段差(㻞㻞㎜)
に躓き前方へ転倒
被災者
敷鉄板の段差に躓き転倒、挟んだ右手で胸を打撲
12_警備・運転手災害事例
トラック
※左橈骨々折
トラック
後 進
ホッパー
墜落
リアステップ
高さ約㻥㻡㼏㼙
ドラ
※左橈骨々折,左踵骨々折,他
シュート
被災者
ステップを上っていた時、手掛かり棒を掴んだ右手が滑って墜落した
被災者
被災者
車両を誘導していた時、車両と仮囲いの間で手をはさまれた
− 144 −
− 145 −
− 146 −
▽8FL
▽9FL
ひこつ
ホルソ㻙
きょこつ
踵骨
しょうこつ
距骨
中足骨
ちゅうそくこつ
第一換状骨楔
だいいいちかんじょうこっき
骨折
※右足関節骨折
舟状骨
しゅうじょうこつ
ランナ㻙に絡んだ工具を引抜いた反動
脛骨
腓骨
でバランスを崩した
被災者
㻴㻩㻝㻚㻝㼙
※右肋骨々折の疑い
被災者
墜落
天板上を後退りした時、右足を踏み抜いて背面から床上に墜落
被災者
飛び降り
態勢を崩し
飛び降り被災
被災者
指骨
電動工具を引抜いた反動で可搬式作業台より飛び降り足を骨折
㻠㻜㻜㼙㼙
※右足首捻挫及び左背打撲
被災者
転落
脚部がコンパネ
被災者
※左足関節捻挫
被災者
昇降設備に使用していたEステップが転倒した反動で転落し負傷
㻝㻜㻜㻜㼙㼙
被災者
可搬式作業台に上がる際、ふらついてステップ踏み外し後方へ転落
▽㻝階
被災者
▽㻝階
※右頬打撲
被災者
※左橈骨遠位端骨折,臀部打撲
被災者
墜落
壁筋と踏み桟に足を掛けて作業している時、足を滑らせて墜落した
右頬打撲
ステップ上で作業
転落
マイティーステップ
可搬式作業台を使用して壁面を清掃中足を滑らし転落
㻝㻤㻜㻜
14_可搬式作業台による災害事例
㻝㻡㻜㻜
車上、場内に落下
玉掛ワイヤー 㻠分㻠㼙
※人災無し
運転手
パイプラックが内側にず
れた
パイプラックを跨い
で玉掛
単管パイプ㻞㻠本;未
結束
㻡㻜本用パイプラック
パイプラックが内側にず
れ荷が傾いた落下
鉄筋を除去した際バネ状に
跳ねた
既存躯体鉄筋
φ 㻝㻢
オ㻙ガ㻙先端部が着脱式
のため溝が有り、鉄筋
が溝の中にはまった状
態でカラミついた
解体掘削機オーガー
敷鉄板
唇上部に接触
バ㻙ル
※左唇上裂傷 3針縫合
被災者
からみついた鉄筋を除去する際、鉄筋が跳ね唇上部に接触
㻝㻟㼙
㻠
㻠
㻠
※左上腕打撲
布板に激突後、屋上へ落下
ラス網
落下してきた鉄筋によ
り耳を切創
共同作業
※右側頭部挫創
㻝㻠㻟㻜
被災
ラス網
㻰㻝㻥㻌㻸㻩㻡㻜㻜
ラス網を取り込も
うとする被災者
共同作業
㻿㻹㼃
作業直下に入り、落下してきた鉄筋により耳の裏側を切創
㻠
▼屋上階(㻾㻲㻸±㻜㼙)
共同作業者
▼㻞段目(㻾㻲㻸㻗㻟㻚㻢㻡㼙)
被災者
共同作業者
右手で掴み損ねたのと同時に
左手を緩めて、建枠を落下
被災者
▽㻞㻲㻸
▽㻟㻲㻸
被災者
落下高さ
型枠解体作業
上部作業者
※頚部打撲傷
建屋内へ移動
㻠
㻠
被災者
共同作業者
㻠
※右上腕打撲圧挫傷
㻠
落下した布板が被災者の右
腕上部に激突
引き上げようとした布板が、
㻟段目の布板にぶつかり手
を離してしまった。
外部足場を組立中、引き上げた布板を落下させ、下部作業員が被災
上部作業者
落下した単管
パイプ
層間養生ネット
縦端太が未結束
偏り隙間が発生して
いる層間養生ネット
㻞㻲外部足場への渡り通路
当日通行禁止
外壁型枠解体中の端太パイプが落下し、下部通路にいた被災者に激突
㻠㻝㻜㻜
足場組立時、建枠を掴み損ね落下、下部作業員に激突
㻡㻜㻜
パイプラックごと揚重していた単管パイプが荷崩れをして、車上へ落下
㻞㻜㻜㻜
15_『飛来・落下』災害事例
㻞㻜㻜㻜
− 147 −
− 148 −
共同作業
被災者
スロ-
共同作業
調整鉄板
共同作業
被災者
※右手関節挫創
被災者
フラットパネル;57枚
木製足場板;20枚
計約1.4t
台車荷姿
調整鉄板が滑動し、旋回した台車の手押パイプが手に激突
※左第4・5指末節骨骨抗挫創
靴先から外れた石材がトラバ-を支点に回転・転倒
職長
声を掛けられた方へ向いた際、保持していた石材が転倒し手に激
被災者
高所作業車
非常に不安定
※左関節外側側副靭帯損傷
第一発見者
転倒し高所作業車の進路を塞い
だロ-リングステ-ジ
外壁
被災者
梁型枠受サポ-ト設置作業
7200
※頚椎捻挫、腰椎捻挫
補助サポ-トを取り付けたパイプ
サポ-トを立て掛け、端太角へ
の釘打ちに移動
パイプサポ-トH=2.7+補助サポ-ト
H=1.2
立て掛けられたパイプサポ㻙トが転倒し、被災者の頭部を直撃
ロ-リングステ-ジ
移動
第一発見者:揚重工
仮置されていたローリングステ㻙ジが転倒し、左足に激突
※上前歯㻝本欠損、下前歯㻞本脱臼
撤去されたサポ-ト
大引端太角を支えていた
サポ-トを2本とも撤去したた
め端太角が落下
大引端太角
□90、L=1400
3針縫合
ELV
ブラインドボックス
1.67m、約20㎏
被災者
※右母指切創(㻟針縫合)
咄嗟に支えようと出し
た右手母指に激突
㻱㻸㼂前に仮置されたブラインドボックスが転倒し、被災者の手に激突
落下したサポ-トが口元に激突
被災者
落下を考えずサポ㻙トを撤去し、落下した端太角が顔に激突
2660
4650
17_『激突され』災害事例
3900
− 149 −
− 150 −
− 151 −
左示指末節骨骨折、指尖部挫創
被災者
型枠パネルがクランプに引っ
掛かった
山留外周手摺
型枠パネルが横転
型枠パネル
㻝㻠段 㻴㻩㻥㻢㻜
被災者
左下腿打撲、擦過傷
横転した型枠パネルに挟まれた
番線結
玉掛ワイヤ㻙㻠分により片側
だけ吊り上げ、端太角上
へ降ろそうとした
吊り荷が手摺のクランプに引っ掛かり横転、被災者の足を挟む
㻝㻣㻜度
開閉式布板
延長コ-ドを取る際、開ききった開閉ハッチ丁番部に指を挟み負
19_『挟まれ・巻き込まれ』災害事例-1
被災者
右手薬指挫創
押棒と台車の間に
指を挟む
片手で押棒を操作
倒れてきた天板をとっさに左手で押
さえ可動部に小指を挟んだ。
天台 㼃㻩㻝㻘㻜㻜㻜×㻸㻩㻞㻘㻜㻜㻜、㻴㻩㻥㻜㻜、重さ㻡㻣㻚㻡㎏
被災者
左小指末節骨の骨折
ステージ天板可動部
被災者左手小指
天井墨出作業に支障となった為、
天台の片側のみ上げて移動し
た時、天板が倒れてきた。
倒れてきた天板可動部で指を挟み骨折を負った
被災者右手
パイプ台車が横に振れた
職長
共同作業者
掴んでいた押棒と仮置されていた箱台車に指を挟み負傷
㻴㻩㻝㻢㻣㻜
被災者
胸部・上腕打撲傷
旋 回
カウンタ㻙ウェイト
杭コンクリート天端を
ピックが横滑りした
構真柱
アクセル
構真柱フランジ㻼㻸
ブレーカーの横滑りにより小指をフラ
ンジとハンドルの間に挟んだ
右手小指末節骨開放骨折
アクセルを操作するため右手小指がハンドルから外れていた
被災者
ブレーカーが滑り構真柱鉄骨とハンドルの間に小指を挟み骨折
カウンタ㻙ウェイト脇を通り抜けようと
した時にクレ㻙ンが旋回
コンテナハウス扉
クロ-ラ-クレ-ン脇を通り抜けようとして、ウエイトと扉に挟まれた
− 152 −
− 153 −
− 154 −
− 155 −
22 _電気丸のこによる災害事例
− 156 −
− 157 −
− 158 −
耐火被覆吹付作業
※脳挫傷、頭蓋骨骨折
後頭部を強打
走行
ブ㻙ム式高所作業車
作業範囲に立ち入った
被災者
施工壁面
※右足関節内果骨折,右脛骨高原骨折,右腓骨骨折
▼車路
▼歩廊
共同作業者
㻞㻜㻜㻥
作業床を上げて高所作業車を走行させ、立ち入った被災者に接触
リミッタ-をガムテ-プで
解除して走行
被災者
ユニットシャワ-用床段差
高所作業車;3.8m垂直伸縮
㻞㻜㻜㻢;北陸支店
ブ㻙ムを伸ばしたまま移動した高所作業車が床段差で転倒
ダクト(㼃㻩㻝㻚㻟㻌㻸㻩㻞㻚㻟㻌㻴㻩㻜㻚㻠㻌㻟㻜㎏㻕
被災者
塩ビパイプ(外径㻣㻢φ 㻌
㻸㻩㻠㻚㻜㼙㻌㻝㻚㻠㎏)
㻞㻜㻜㻤
高所作業車進行方
当事者
作業車の手摺に仮置されたダクト
㻡㎏ 㻠㻜㻜×㻝㻝㻜㻜×L㻢㻜㻜
※右手部打撲
被災者
㻞㻜㻝㻝
手摺に仮置されたダクトが落下し、スラブで跳ねて被災者の手に衝突
※左膝、足関節捻挫、左下腿打撲傷
作業車とダクトの間に足を挟まれた
作業車の手摺上に
仮置していたパイプ
が運転レバ㻙に接触
し後進した
当事者
操作レバ-に資材が接触、動き出しダクト材に足を挟まれ負傷
㻝㻤㻣㻜
1900
26_高所作業車による災害事例
当事者
※右足部打撲傷
移動
操作者が下部、周囲の確認
をせずに作業車を運転
㻞㻜㻜㻥
被災者
日立製作所製
クロ-ラ-式高所作業車
HX140B-2、高さ14m
緑地帯
被災者
2011;名古屋支店
縁石に乗り上げた高所作業車がバランスを崩し転倒、被災者が落下
被災者が高所作業車に接近して作業
ゴムキャタに右足側面を
轢かれた
被災者
操作レバーを確認しないで操作
レバ-確認なしの誤作動で作業車が前進し、作業員の足を轢いた
※肋骨骨折㻠本
駐車場(砕石敷)
縁石
6500
− 159 −
㻟㻚㻢㼙
㻞㻜㻜㻡
歩行者誘導の警備員
光ケ-ブル;3.0m
NTT;3.5~4.0m
高圧線;4.5m
㻞㻜㻝㻞
※光ケ㻙ブル切断
切断し落下した光ケ-ブル
4tユニック車
架線直下で積込作業
防護カバ-
仮設材料を積込時、ユニックのブ㻙ムを架線に接触させ切断
※右第8・9・10肋骨骨折 他
移動距離≒14m
ユニックのブ㻙ムが梁躯体に接触
車輌停止時
サイドブレ㻙キの効きが不十分であった
ため、スロ㻙プに沿って車輌が後進
事故発生時
㻟㻚㻜㻟㼙
被災者
運転席側扉と足場に挟まれた
停車したトラックがスロ-プを逸走し、運転手がはさまれて被災
道路2車線通行止
搬出資材
7tユニック車;4段ブ-ム、最高地上揚程≒10m
伸縮していたが直立させたまま走行
信号機用架空線
㻞㻜㻝㻞
ブ㻙ムを直立させたまま走行し、架空線を引っ掛けられた信号機が倒壊
※物損
3tユニック車
㻞㻜㻝㻝;名古屋支店
後方吊では荷台長さ(例4tユニック;荷台5~5.5m、作業半径
5.32m-0.88t)を超えて荷を楊重するため吊上荷重は数百㎏
(車種による)に落ちる。要注意
プラスタ-ボ-ド t=12.5、
120枚≒1.5t
後方吊
定格荷重を超えて後方吊を行ったため、ユニックのブ㻙ムが破損
3000
※信号機倒壊
B
CATV架空線
作業所
A
㻞㻜㻝㻞
※CATV架空線破断
※アウトリガ-が浮き車体が傾いた
クレ-ンオペレ-タ-
ウッドデッキ材 80×35
L=3.6m,190本,1.2t
1600×350
3tユニック車
※左第5、6、7肋骨骨折
ガ-ドパイプに激突
被災者
荷がブレ背中に激突
㻞㻜㻝㻞
ブレた吊り荷が背中に当たり、反動でガ㻙ドレ㻙ルに腹部を激突
ブ-ムを伸ばした状態でA~Bへ移動
スクラップ搬出車輛;2tユニック
切断落下したケ-ブル
作業所
ブ㻙ムを伸ばしたまま公道を走行し、道路横断の架空線を切断
3800
27_ユニック車による事故・災害事例
≒6600
− 160 −
− 161 −
28 _バックホウによる事故・災害事例
− 162 −