西暦 2016 年 02 月 29 日 ダレナン博士の研究所 研究報告書 No.203 題名:コンテンツの美味しい料理の仕方 報告者:ナンカイン 本報告書は、基本的に No.202 の続きであることを、ここで前もってことわりたい。 コンテンツは、日本語では中身、あるいは、内容と訳され 1)、媒体・メディアとも称される。しかしながら、 端的な日本語の訳はなく、文字、図形、音声、画像、動画やそれらの組み合わせで、表現・記録したデジタル 情報の集合を、コンテンツと指すことが一般的である 2)。そのため、Web 上に掲載される・された情報物が、 コンテンツとみなされる対象となり、出版された本などは、電子化されていなければ、コンテンツと呼ばれる ことは少ない。 そのコンテンツは、料理次第で魅力的にもなるが、無力的にもなる。その辺は No.187 で示したが、ここ では No.202 の流れに沿い、コンテンツを如何に料理すれば美味しくなるのかについて考えてみたい。 普通の料理の過程を考えると、食材があり、調味料があり、料理方法があり、盛りつけ方があり、作る側と 食べる側がある。食材は、前述した文字、図形、音声、画像、動画が相当するであろう。料理方法はさしずめ、 その食材をどのように活かすかになろうか。盛りつけ方は、Web 上の配置になろうか。そして、肝心の調味 料であるが、これに関しては本当の料理でも難しい問題である。さじ加減一つで、出来上がった料理の印象が がらりと変わってしまうからである。そこで、問題であるが、コンテンツの料理における調味料とは、いった い何であろうか。 記事のタイトル 3, 4)、キーワード 4)、あるいは、書き方 5)にあろうか。それ以外でも、多くの方が述べるよ うに、様々な調味料があることは間違いない。しかしながら、最もの調味料は、言葉そのものにあるのかもし れない 6)。単純な文字だけではなく、日本語で言えば、言霊になるのであろうか。食材と絶妙に絡み合うよう な調味料のさじ加減であれば、そこに食材の本来の魅力を引き出し、素敵な料理方法を身に付けた、シェフの 熟練した腕を感じさせる。それが、食べる側(読む側)にとって、「これは、美味い」とつい呟いてしまうこと になるのであろう。 「あ~君君。シェフを呼んできてくれるかね。 」 「かしこまりました。」 パチパチパチ ブラボー パチパチパチ 「こんな美味しい料理を食べたのは、うまれて初めてじゃ。 」 「光栄にござります。 」 となれば、その料理店に足しげくかようリピーターが生まれるのかもしれない。 1) http://e-words.jp/w/コンテンツ.html (閲覧 2016.2.29) 2) http://e-words.jp/w/デジタルコンテンツ.html (閲覧 2016.2.29) 3) http://naifix.com/blog-article-title/ (閲覧 2016.2.29) 4) https://junichi-manga.com/5000pv-structure/ (閲覧 2016.2.29) 5) http://livelognet.com/feeling-writing/ (閲覧 2016.2.29) 6) https://justinjackson.ca/words_japan.html (閲覧 2016.2.29)
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