特定環境保全公共下水道事業(PDF形式:90KB)

経営比較分析表
福井県 福井市
面積(km2)
536.41
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法適用
下水道事業
特定環境保全公共下水道
D2
267,355
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
有収率(%)
1か月20m 当たり家庭料金(円)
処理区域内人口(人)
-
58.88
2.85
77.19
2,138
7,587
3
2
グラフ凡例
人口密度(人/km )
498.42
2
2
処理区域面積(km )
2.33
処理区域内人口密度(人/km )
3,256.22
■
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成26年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①経常収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
【99.53】
104.00
102.00
100.00
98.00
96.00
94.00
92.00
90.00
88.00
86.00
84.00
1. 経営の健全性・効率性について
③流動比率(%)
④企業債残高対事業規模比率(%)
【154.95】
【59.45】
300.00
600.00
250.00
500.00
200.00
400.00
150.00
300.00
100.00
200.00
50.00
100.00
0.00
【1,479.31】
2,000.00
1,800.00
1,600.00
1,400.00
1,200.00
1,000.00
800.00
600.00
400.00
200.00
0.00
0.00
当該値
H22
100.02
H23
100.02
H24
99.69
H25
98.84
H26
99.69
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
1.13
H25
5.43
H26
0.00
当該値
H22
497.43
H23
340.05
H24
291.93
H25
497.17
H26
30.42
当該値
H22
1,854.47
H23
1,565.07
H24
1,494.43
H25
1,515.88
H26
1,550.94
平均値
90.33
91.52
94.73
96.59
101.24
平均値
245.23
243.86
236.15
232.81
184.13
平均値
477.59
341.28
243.58
290.19
63.22
平均値
1,812.65
1,764.87
1,622.51
1,569.13
1,436.00
「経常損益」
「累積欠損」
⑤経費回収率(%)
「支払能力」
⑥汚水処理原価(円)
【63.50】
⑦施設利用率(%)
80.00
60.00
280.00
70.00
50.00
270.00
60.00
250.00
【80.39】
120.00
100.00
80.00
50.00
260.00
30.00
⑧水洗化率(%)
【62.68】
290.00
40.00
「債務残高」
【253.12】
70.00
40.00
60.00
30.00
40.00
20.00
240.00
10.00
230.00
10.00
0.00
220.00
0.00
2. 老朽化の状況について
20.00
20.00
0.00
当該値
H22
47.17
H23
51.92
H24
52.47
H25
47.68
H26
45.79
当該値
H22
261.25
H23
242.09
H24
242.60
H25
269.57
H26
279.90
当該値
H22
39.79
H23
38.13
H24
34.93
H25
34.15
H26
33.92
当該値
H22
94.34
H23
96.25
H24
96.58
H25
96.89
H26
96.97
平均値
59.35
60.75
62.83
64.63
66.56
平均値
260.48
256.00
250.43
245.75
244.29
平均値
72.23
71.68
64.27
58.33
62.48
平均値
79.88
80.47
81.30
82.20
82.35
「料金水準の適切性」
本市の場合は、①経常収支比率は平成24年度から
26年度までの間、わずかに純損失ではあるものの、
経常収支比率は例年100%前後を推移しており、総
収益で総費用をほとんど賄えている。
しかし⑤経費回収率は類似団体平均値と比較して
低く、営業収支不足分を一般会計から繰り入れて経
営を成り立たせている。これは、人口規模が小さい
ため汚水処理原価が公共下水道よりも高いにも関わ
らず、使用料体系は公共下水道と同一であるため、
汚水処理原価を賄いきれないことによる。
③流動比率や④企業債残高対事業規模比率は、年
度によって変動はあるものの総じて類似団体平均値
並みとなっている。
⑦施設利用率は低く、処理水量に対して過大なス
ペックとなっている施設も一部ある。
⑧水洗化率は、接続促進に力を注いでいるため、
類似団体平均値と比較して高い値となっている。
「費用の効率性」
「施設の効率性」
「使用料対象の捕捉」
下水道の供用開始が平成6年であるため、まだ2
2年間しか経過していない。
従って、管渠については、耐用年数の観点から考
えても、半分以下の経過年数となっていることか
ら、現状としては老朽化対策はほぼ実施していな
い。
処理場やポンプ場については、必要に応じて長寿
命化計画を策定し、単に法定耐用年数通りに更新す
るのではなく、事前に施設の調査・点検を行い、そ
の時の状況に即して更新を行っている。
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管渠老朽化率(%)
③管渠改善率(%)
【21.63】
45.00
【0.00】
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
当該値
H22
10.40
H23
11.63
H24
12.83
H25
14.04
H26
39.90
平均値
11.43
11.86
12.99
13.60
22.34
「施設全体の減価償却の状況」
【0.05】
0.12
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
0.08
0.06
0.04
0.02
0.00
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
平均値
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
平均値
0.10
0.10
0.11
0.05
0.04
「管渠の経年化の状況」
全体総括
人口の少ない地域が対象であるため、どうしても
一般会計からの繰入金に頼った経営となっている。
将来的に人口減少が進めば更に各種経営指標が悪
化することとなる。
そのため、中長期的な経営の基本計画である「経
営戦略」を策定し、将来的にも収支のバランスを
とって、安定的な下水道経営に取り組む。
0.10
「管渠の更新投資・老朽化対策の実施状況」
※ 「経常収支比率」、「累積欠損金比率」、「流動比率」、「有形固定資産減価償却率」及び「管渠老朽化率」については、法非適用企業では算出できないため、法適用企業のみの類似団体平均値及び全国平均を算出しています。
※ 平成22年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、企業債残高対事業規模比率、管渠老朽化率及び管渠改善率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。