【職員アンケート】 職員アンケートの結果 調査対象:一般職の国家公務員 5,000人 調査時期:平成27年6月 調査手法:郵送調査 回答状況:回答者数 4,424 人(昨年度 4,342人) 回答率 88.5 %(昨年度 86.8 %) 問1 一般職の国家公務員の倫理感について、現在、どのような印象をお持ちですか。 全体として倫理感が高いが、 一部に低い者もいる 倫理感が高い H27 (n=4,417) 20.4% 65.5% H26 (n=4,341) 19.6% 65.8% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 全体として倫理感が低いが、 分からない 一部に高い者もいる 倫理感が低い どちらとも言えない 9.6% 9.0% 60% 70% 1.9% 2.4% 0.5% 2.0% 0.7% 2.6% 80% 90% 100% n:有効回答者数(以下同じ) 問2 倫理法制定の契機となった平成7年から平成10年頃の過剰接待等に関わる深刻な公務員不祥 事についてどの程度御存知ですか。 ある程度知っている よく知っている あまり知らない 知らない H27 (n=4,410) 15.8% 57.5% 22.0% 4.7% H26 (n=4,340) 15.6% 57.7% 22.6% 4.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 1 60% 70% 80% 90% 100% 【職員アンケート】 問3 一般職の国家公務員の職務に係る倫理の保持の現状を踏まえると、現在、一般職の国家公務 員の姿勢として、不足している、あるいは更に求められると思うものを3つ以内でお選びください。 国の予算の財源は国民の税金であるという 自覚をもって効率的に職務を遂行すること 2,160 いわゆる縦割り行政とならないよう、幅広い 国家的視野を持って職務を遂行すること 1,689 公私の区別を明らかにし、職務や地位 を私的利益のために用いないこと 1,499 業務の透明性を高め、説明責任を果たすこと 1,249 国民の利益を第一に考えること 1,222 国を支えているという使命感、高い志 1,141 法令を遵守し、職務を公平、公正に行うこと 1,136 いかなる政権の下においても、専門家と して中立の立場で職務を遂行すること 738 154 特になし (n=4,414) 0 500 1,000 1,500 2,500 (人) 2,000 問4 倫理法・倫理規程違反を無くすための方策として、有効であると思われるものを3つ以内でお選 びください。 3,193 違反行為が起こらないような組織風土の醸成 2,138 職員に対する研修・周知活動 1,602 違反者に対する処分の厳格化 違反について通報しやすい ような通報制度の構築 1,243 幹部職員のリーダーシップの涵養 1,201 889 民間企業や国民に対する広報・周知活動 0 (n=4,407) 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 (人) 問5 このアンケートが届く前に、倫理法・倫理規程についてどの程度御存知でしたか。 よく知っていた H27 (n=4,416) ある程度知っていた 26.5% H26 (n=4,334) 10% 全く知らなかった 6.1% 67.1% 24.7% 0% あまり知らなかった 6.1% 68.9% 20% 30% 40% 50% 2 60% 0.3% 70% 80% 90% 0.4% 100% 【職員アンケート】 問6 倫理規程で定められている行為規制の内容全般について、どのように思いますか。 厳しい どちらかといえば厳しい 妥当である どちらかといえば緩やかである 緩やかである 分からない H27 3.5% (n=4,412) 19.8% 72.0% H26 2.9% (n=4,339) 20.2% 72.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 0.5% 70% 80% 2.6% 1.6% 2.3% 0.6% 1.7% 90% 100% 問7 倫理規程で定められている行為規制の各論についてお聞きします。以下のア~キの行為規制 について、どのように思いますか。 厳しい 緩やかである 妥当である 分からない ア 利害関係者の範囲関係 (n=4,417) 8.7% 87.8% 2.3% イ 贈与関係 (n=4,415) 8.0% 88.4% 2.8% 14.6% ウ 飲食関係 (n=4,416) 1.1% 0.8% 5.3% 79.1% 1.0% 9.9% 85.0% 3.9% オ ゴルフ関係 (n=4,415) 13.2% 77.2% 4.9% カ 旅行関係 (n=4,417) 11.4% 81.8% 4.1% キ 報告書関係 (n=4,408) 12.5% 77.9% 5.2% エ 無償のサービス提供関係 (n=4,416) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 1.2% 4.7% 2.7% 4.3% 90% 100% 問8 現在、倫理法・倫理規程があるため、職務に必要な行政と民間企業等との間の情報収集、意見 交換等に支障が生じていると思いますか。 そう思う H27 (n=4,420) 5.7% H26 (n=4,337) 6.4% 0% ある程度そう思う 10% あまりそう思わない そう思わない 分からない 25.6% 35.6% 21.1% 12.0% 25.6% 35.5% 20.4% 12.1% 20% 30% 40% 50% 3 60% 70% 80% 90% 100% 【職員アンケート】 問9 あなたが公務員倫理に関する研修等に最後に参加してからどのくらいの期間が経過しています か。なお、ここでいう「研修等」には、公務員倫理に関する内容がカリキュラムの一部に組み込ま れているもの、自習研修教材やセルフチェックシート等を使用してeラーニング等により職員が個 別に受講するもの、説明会、講演会、DVD教材の視聴等を含みます。 1年未満 3年以上5年未満 1年以上3年未満 H27 (n=4,391) 68.1% H26 (n=4,331) 0% 10% 20% 21.0% 30% 5.3% 6.5% 18.0% 62.6% 40% 50% 60% 一度も受講し たことがない 5年以上 70% 2.1% 6.1% 7.2% 3.1% 90% 100% 80% 問10 倫理研修において有意義だと思う内容について、3つ以内でお選びください。 2,920 倫理法・倫理規程違反に関する事例研究 2,230 実際に不祥事が発生した際の対応方法 倫理法・倫理規程の内容に ついての体系的な説明・解説 1,516 通報制度の窓口やその効果、 具体的処理例等の周知 977 民間企業等におけるコンプライアンス 問題(企業倫理)への取組状況の紹介 939 部下や組織の職務に係る倫理の 保持のためのマネジメント手法 789 倫理法・倫理規程の内容にとどまらない、 公務員の職業倫理などに関する研修の実施 690 518 倫理問題に関するテーマ・ディスカッション 公務の在り方についての有識者 による講演やディスカッション 古典や名著を活用し、公務員として の在り方を考える研修の実施 その他 (n=4,403) 384 158 50 0 500 1,000 1,500 2,000 3,000 (人) 2,500 問11 あなたは、「国家公務員倫理教本」及び「国家公務員倫理カード」を持っていますか。 教本及びカードを持っている 教本を持っているが、 カードは持っていない H27 (n=4,413) 45.4% 21.9% H26 (n=4,335) 45.9% 20.1% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 4 60% カードを持っているが、 教本は持っていない 14.8% 14.3% 70% 教本もカードも 持っていない 17.9% 19.7% 80% 90% 100% 【職員アンケート】 問12 倫理法・倫理規程に関する通報窓口には、各府省等のもの(他の通報制度と一体となっている ものを含みます。)と倫理審査会のもの(公務員倫理ホットライン)とがありますが、このアンケート が届く前にこれらが設けられていることを御存知でしたか。(電話番号まで知らなくとも、通報窓口 が設けられていることだけでも知っていれば「知っていた」ものとしてお答えください。) 所属府省等の通報窓口と 倫理審査会の公務員倫理ホットライン の両方を知っていた H27 (n=4,418) 所属府省等の通報窓口 倫理審査会の公務員倫理 のみ知っていた ホットラインのみ知っていた どちらも知らなかった 52.9% H26 (n=4,340) 19.5% 49.2% 0% 10% 20% 12.4% 19.5% 30% 40% 50% 60% 12.0% 70% 80% 15.1% 19.3% 90% 100% 問13 各府省等には、組織内に設けられた通報窓口のほか、弁護士事務所等を活用した外部窓口も 設けることとされ、実際に多くの府省等で設けられています。このアンケートが届く前に外部窓口 の制度や自省の外部窓口の有無を御存知でしたか。 外部窓口の制度を 知っており、 自省の外部窓口の 有無も知っていた H27 (n=4,414) 24.8% H26 (n=4,334) 14.4% 20.9% 0% 10% 外部窓口の制度は 知っているが、 自省の外部窓口の 有無は知らなかった 14.1% 20% 30% 外部窓口の制度は 知らなかったが、 自省の外部窓口の 有無は知っていた 11.5% 49.3% 10.8% 40% 外部窓口の制度も 自省の外部窓口の 有無も知らなかった 54.2% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 問14 倫理法・倫理規程に違反すると疑われる行為を発見した場合に、所属府省等や倫理審査会の 通報窓口に通報しようと思いますか。 通報しようと思う H27 (n=4,398) 36.4% H26 (n=4,324) 11.2% 32.5% 0% 10% 20% 分からない 通報しようとは思わない 52.4% 13.3% 30% 40% 54.2% 50% 5 60% 70% 80% 90% 100% 【職員アンケート】 問14-2 【問14で「通報しようとは思わない」と回答した者について】 通報しようとは思わない理由として以下のことが該当しますか。該当するものを全てお選びください。 通報したことにより不利益な 取扱いを受けるおそれがある 183 通報後の聴取等により面倒な手間が増える 177 発見した行為が倫理法・倫理規程違反 に該当するかどうか判断できない 171 上司に相談して適切な対応を 求めるため通報する必要はない 171 168 通報は密告のようなイメージがある 通報者の氏名等が漏らされ、周囲 の者に知られるおそれがある 158 通報しても適切に処理されないの ではないかという不信感がある 148 本人に直接注意するため 通報する必要はない 89 47 通報窓口の連絡先が分からない 37 その他 0 (n=488) 50 100 150 200 (人) 問14-2 【問14で「分からない」と回答した者について】 分からない理由として以下のことが該当しますか。該当するものを全てお選びください。 発見した行為が倫理法・倫理規程違反 に該当するかどうか判断できない 1,079 上司に相談して適切な対応を 求めるため通報する必要はない 721 696 通報後の聴取等により面倒な手間が増える 661 通報は密告のようなイメージがある 通報したことにより不利益な 取扱いを受けるおそれがある 648 通報しても適切に処理されないの ではないかという不信感がある 615 通報者の氏名等が漏らされ、周囲 の者に知られるおそれがある 569 本人に直接注意するため 通報する必要はない 298 231 通報窓口の連絡先が分からない 177 その他 (n=2,286) 0 200 400 6 600 800 1,000 1,200 (人) 【職員アンケート】 問15 通報制度がより一層活用されるために最も効果があると思う取組を1つお選びください。 個人情報の秘匿は厳守されていること、通報 者にとって不利益な取扱いをしないことなど、 通報は適切に取り扱われていることをアピール 1,382 1,237 通報により事案が発覚した実例の紹介 682 職員に対する通報窓口の周知 通報制度は組織を良くするために有効な 手段であるなどの意義・効果をアピール 570 通報者に対する処理結果等 のフィードバックの徹底 424 86 その他 0 (n=4,381) 500 1,000 1,500 (人) 問16 通報制度の効果についてどのように考えますか。3つ以内でお選びください。 3,154 違反に対する抑止効果となる 不祥事を早期に発見し、 対応することができる 2,369 1,354 職員の倫理意識が高まる 1,137 国民の公務に対する信頼が高まる 346 あまり効果はない 職場の風通しが良くなり、 雰囲気が良くなる 全く効果はなく、むしろ 職場の雰囲気を悪くする (n=4,355) 251 182 0 500 1,000 7 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 (人)
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