経営比較分析表

経営比較分析表
福島県 いわき市
2
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法非適用
下水道事業
農業集落排水
F3
333,802
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
有収率(%)
1か月20m 当たり家庭料金(円)
処理区域内人口(人)
-
該当数値なし
1.49
100.00
3,420
4,960
3
2
面積(km )
1,232.02
グラフ凡例
人口密度(人/km )
270.94
2
■
2
処理区域面積(km )
6.70
処理区域内人口密度(人/km )
740.30
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成26年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①収益的収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
1. 経営の健全性・効率性について
③流動比率(%)
④企業債残高対事業規模比率(%)
【992.47】
94.00
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
92.00
90.00
88.00
86.00
84.00
82.00
80.00
78.00
当該値
H22
83.19
H23
91.48
H24
86.29
H25
86.50
H26
88.86
平均値
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H22
H24
H25
H26
1,200.00
1,000.00
800.00
0.00
当該値
当該値
H22
964.39
H23
370.92
H24
922.98
H25
813.29
H26
100.93
平均値
平均値
平均値
1,316.70
1,224.75
1,144.05
1,117.11
1,161.05
⑤経費回収率(%)
⑥汚水処理原価(円)
70.00
600.00
60.00
500.00
100.00
0.00
0.00
当該値
H24
57.05
H25
57.54
H26
66.94
平均値
43.24
42.13
42.48
41.04
41.08
「債務残高」
⑧水洗化率(%)
【53.32】
200.00
10.00
H23
21.02
H26
⑦施設利用率(%)
300.00
H22
72.70
H25
100.00
90.00
80.00
70.00
60.00
50.00
40.00
30.00
20.00
10.00
0.00
400.00
20.00
H24
【295.10】
700.00
30.00
H23
「支払能力」
【51.49】
80.00
40.00
400.00
200.00
H22
「累積欠損」
50.00
600.00
該当数値なし
当該値
「単年度の収支」
H23
1,400.00
当該値
H22
187.96
H23
606.14
H24
239.77
H25
239.08
H26
213.53
平均値
338.76
348.41
343.80
357.08
378.08
「料金水準の適切性」
収益的収支比率において、本市は100%未満であ
ることから、使用料収入や一般会計からの繰入金
(公費負担分)のみでは維持管理費と企業債償還金
を賄えていない状況である。
企業債残高対事業規模比率は、類似団体及び全国
の平均値を下回っている。企業債残高は平成32年度
をピークに漸減していく見込みである。
経費回収率において、本市は100%未満であるこ
とから、使用料収入のみでは汚水処理に係る費用を
賄えていない状況である。
汚水処理原価において、本市は類似団体及び全国
の平均値を下回っており、有収水量1㎥あたりの汚
水処理費用が割安となっていることを示す。これは
平成25年度に供用開始した処理区があり、各世帯の
接続が途上であることを考慮すると、良好であると
考えられる。
施設利用率において、本市は類似団体及び全国の
平均値を上回っており、汚水処理原価と同様の理由
で、良好であると考えられる。
水洗化率において、類似団体及び全国の平均値を
下回っており、供用開始から間もない処理区がある
ことが要因と考えられる。今後は当該指標の上昇が
見込まれる。
【83.79】
90.00
80.00
70.00
60.00
2. 老朽化の状況について
50.00
40.00
本市は、一番古い処理区の供用開始が平成13年度
と年数が浅いため、管渠の法定耐用年数である50年
を迎えるのはまだ先となっていて、管渠の更新は
行っていない状況である。
30.00
20.00
10.00
0.00
当該値
H22
49.85
H23
48.86
H24
50.05
H25
94.44
H26
74.40
当該値
H22
84.72
H23
85.56
H24
85.23
H25
52.19
H26
56.39
平均値
44.65
46.85
46.06
45.95
44.69
平均値
73.60
73.78
72.99
71.97
70.59
「費用の効率性」
「施設の効率性」
「使用料対象の捕捉」
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管渠老朽化率(%)
③管渠改善率(%)
【0.03】
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
該当数値なし
H22
H23
H24
H25
0.09
0.08
0.07
0.06
0.05
0.04
該当数値なし
0.03
0.02
0.01
H22
H23
H24
当該値
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
平均値
平均値
平均値
0.00
0.08
0.06
0.04
0.07
「管渠の経年化の状況」
H25
H26
0.00
当該値
「施設全体の減価償却の状況」
H26
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
「管渠の更新投資・老朽化対策の実施状況」
※ 法適用企業と類似団体区分が同じため、収益的収支比率の類似団体平均等を表示していません。
※ 平成22年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、企業債残高対事業規模比率及び管渠改善率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。
全体総括
企業債残高は今後漸減していく見込みであるが、
使用料収入の増加及び汚水処理に係る費用の削減を
図り、公営企業の原則である独立採算を目標とし
て、収益的収支比率及び経費回収率を100%に近づ
けていくことが必要である。
具体的には、供用開始から間もない処理区を中心
に水洗化率の向上を進めるとともに、将来の人口推
計や節水指向を考慮した適正な使用料の設定に努
め、使用料収入の増加を推進していく。
一方、稼動状況を把握した上での適切な施設利用
による汚水処理費用の削減、将来の需要を見越した
更新計画の策定を検討していく。
また、平成28年度より企業会計方式を導入し、よ
り詳細な経営分析を基にした安定的で持続可能な中
長期財政計画の策定を目指すこととしている。