利 活 用 促 進 利活用促進について 厳しい経営が見込まれるIRいしかわ鉄道が、将来にわたり住民生活に欠くことのできない重要 な交通手段として存続していくためには、地域の皆さまに自分たちの鉄道であるという「マイレー ル意識」を持っていただくとともに、地域の皆さまやIRいしかわ鉄道、石川県、沿線市町(金沢 市、津幡町)が連携して利活用促進に取り組むことが重要です。 具体的な取り組みとして、これまでに紹介した「企画きっぷ」 (P3)、「臨時列車の運行」(P8) 、 「いしてつ愛あーるクラブ」(P15)のほか、地域の皆さまや沿線市町と協力して様々な取り組みを 行っています。 パーク&ライドの促進 IRいしかわ鉄道及び金沢市、津幡町では、駅に駐車してスムーズに鉄道に乗り換えていただけ るようパーク&ライド駐車場の整備を進めています。 駅 東金沢駅 台数 運営・お問い合わせ先 備考 110台 金沢市交通政策課(076-220-2038) H28.4供用開始予定 津幡駅 20台 津幡駅(076-289-2020) すべて月極 〃 35台 津幡町交流経済課(076-288-2129) 月極16台、時間貸し19台 倶利伽羅駅 36台 津幡町交流経済課(076-288-2129) すべて月極 東金沢駅西口駐車場(金沢市) 17 津幡駅駐車場(IR) 津幡駅前駐車場(津幡町) 地域の皆さまによる利活用促進に向けた取り組み 地域の皆さま(金沢市、津幡町の団体)にご協力いただき、開業日のイベントや駅での地産地消 市場の開催、沿線マップの作成など、IRいしかわ鉄道の利活用促進に向けた取り組みを進めてい ます。利活用促進のモデル的な取り組みに対しては、石川県と金沢市、津幡町が協力して支援を 行っています。 [ モ デル と な る 取り組みの例] ◯ IR開業日のイベント (津幡駅:H27.3.14) (倶利伽羅駅:H27.3.14) ◯ 駅舎等での地産地消市場の開催 地元野菜とれたて朝市 (H27.9.6) 森本駅のコンコースに おいて、れんこん、赤 ずいき、金時草などの 新鮮地元野菜の特売朝 市を開催。 賑わい創出やさい市 (H27.11.1) 東金沢駅前において、 伝燈寺いも、はくさい、 大根などを販売するや さい市を開催。 18 利 活 用 促 進 ◯ 駅舎を活用したイベントの開催 婚活イベント (H27.11.22) 「IR」と「愛ある」にちなん で、IRを利用した婚活イベン トを開催。参加者には、当日限 定のIR記念乗車証も発行。 ◯ 観光マップ&モデルコースの作成 ①「時わすれの里・森本」 マップの作成 森本駅周辺の観光スポットを 紹介するマップを作成。 ②観光モデルコースの作成 (H27.10.2) マップを活用して、地域住民が公募による参加者に観光スポットを案内するモニターツアーを開催。 モニターツアー参加者の声をもとに、観光モデルコースを作成。 地域住民の案内でスポットを めぐるモニターツアー参加者 19 波自加彌神社で宮司から 説明を受ける参加者 ◯ 駅舎等でのパネル展の開催 (東金沢駅:内容を変えて随時開催) IRいしかわ鉄道の地域のイベントへの参加について IRいしかわ IRいしかわ鉄道も地域の皆さまの取り組みに協力するととも に、「北金沢夏まつり」(H27.8.1)や「つばた町民八朔まつ り」(H27.8.1)、「「利家とまつ」金沢城リレーマラソン」 (H27.5.10)など、地域のイベントに参加し、皆さまの鉄道と して親しみを持っていただけるよう積極的にPRを行っています。 駅や地域の賑わい創出に向けた活動に参加してみませんか? 地域住民の皆さまが、IRいしかわ鉄道の駅を自分たちの 駅として活用し、駅や地域の賑わいづくりにつなげていくた め、地域の皆さまとIRいしかわ鉄道が情報交換や調整を行 う連絡会を駅ごとに順次立ち上げています。イベントの実施 等にご協力いただける皆さまのご参加をお待ちしています。 (詳細はIRいしかわ鉄道にお問い合わせください。) <「駅の賑わい創出連絡会」 イメージ図> 構 成 地元団体 IRいしかわ鉄道 株式会社 商工・観光団体、町会、学校 公民館、ボランティア団体 老人会、各種愛好団体 等 県・沿線自治体による後押し 協議事項 効 果 駅や地域の賑わい創出を図るため、情報交換や駅で開催するイベントの 調整を実施 賑わいの創出、地域活性化 運賃、運行本数の維持 好循環 鉄道利用者の増加 経営の安定 20
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