2016年春の全国交通安全運動が開催されます!

2016
3
171
自転車関連事故の状況と交通ルール
参考:警察庁
「自転車はルールを守って安全運転∼自転車は
「車のなかま」
∼」
自転車関連の交通事 故 件 数の推 移( 各 年 12月末 )
(件)
188,338件 183,993件
200,000
174,469件 171,169件
162,662件
150,000
2004年と
比べて
4割減!
約
156,485件 151,681件
144,058件
132,048件
121,040件
109,269件
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
運動期間:4月6日(水)から15日(金)
まで 交通事故死ゼロを目指す日:4月10日(日)
歩道では、すぐに停止
できる速度で、歩行者の
通行を妨げる場合は
一時停止しなければ
なりません。
この運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣
付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取り組みを推進することにより、交通事故防止の徹底を
図ることを目的として実施されています。
参考:厚生労働省 職場のあんぜんサイト
「労働災害統計」
全産業に占める交通事故(道路)の割合
(人)
1200
建設業に占める交通事 故( 道 路 )の割 合
全産業
死亡災害
1195人
(人)
400
1024人
1000
1093人
1030人
1057人
歩行者
専用
自転車
※自転車については、
このほかにも様々な
交通ルールがあります。
2015年
6月1日から
講習の対象となる
危険行為とは…
っと一息
ちょ
豆知 識
信号無視
遮断踏切
立入り
指定場所
一時
不停止等
歩道通行時の
通行方法
違反
制動装置
(ブレーキ)
不良自転車運転
酒酔い
運転
0
367人
377人
342人
200
150
400
200
342人
250
600
児童・幼児の保護責任者は、
児童・幼児に乗用車用
ヘルメットをかぶらせる
ようにしましょう。
350
建設業
死亡災害
365人
300
800
止まれ
対策
自転車関連事故の状況と交通ルール
2016年春の全国交通安全運動が開催されます!
自転車に乗るときに守るべきルールのうち、特に重要なものを取り上げている
「自転車安全利用五則」
があります。
自転車は、道路の左端に
寄って通行しなければ
なりません。
熱中症予防 ・
2014年
自転車に係る主な交通ルール∼自転車安全利用五則を守りましょう∼
道路交通法上、自転車は
軽車両と位置付けられて
います。したがって、
歩道と車道の区別が
あるところは車道通行が
原則です。
予告
当社のレンタル車両における交通事故の発生状況
一般車両における交通事故の発生状況と対策
2005年
2016年4月号の
春の全国交通安全運動
死亡災害に占める交通事故(道路)
の割合(2010年∼2014年)
100,000
2004年
発行日/ 2016 年 3 月 1 日
交通事故(道路)は全体の2割強
交通事故
(道路)
278人
239人
2010年
2011年
251人
2012年
233人
2013年
100
232人
2014年
50
0
交通事故(道路)
51人
39人
2010年
2011年
29人
33人
45人
2012年
2013年
2014年
全産業における2010年から2014年の交通事故(道路)による死亡者数は全体の2割強を占め、墜落・転落災害の次に
多く発生しています。また建設業に注目すると、全産業における比率ほど高くはないですが、2012年に大幅に減少した後
再び増加傾向にあります。このため昨年8月、厚生労働省から「建設業における交通労働災害防止対策の徹底について」の
通達が発せられました。
建 設 業における災 害 事 例
など
一般に油圧ショベル、パワーショベル、バックホー等と呼ばれる建設機械の呼称のひとつで
「ユンボ」
があります。
「油圧ショベル」
でなく
「ユンボ」
の呼称が一般的に普及した理由として、文字数の限られる新聞等の
「三行広告」
求人欄で多く使われた事があります。また日本においてはレンタルのニッケンの登録商標
(商標登録第2086745号)
となっています。
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K
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eメールをご活用ください。
● 道路工事現場内で、バックしてきた
工事用トラックに接触される。
● 道路の中央線の塗替え作業中に
トラックに激突される。
● 工事現場から帰社中に、交差点で
乗用車と衝突する。
当社もレンタカー事業者として、主に工事現場で使用される車両を中心にさまざまな車両を取り扱っています。全長が8mあるトラックや高さが
3.8m近くなる高所作業車など、普段乗り慣れない車両をご利用いただくこともあり、事故の発生も報告されています。今回は、当社のレンタカー
による交通事故の発生状況と、一般的によく発生する交通事故の状況と対策についてご紹介します。皆様の事故防止のお役にたてば幸いです。
★ ホームページにも掲載しております!是非ご覧ください。★
当社のレンタル車両における交通事故の発生状況
参考:三井住友海上火災保険株式会社様、他
当社のレンタル車両における事故の発生状況をいくつかの切り口からまとめてみました。
皆様の現場・職場においてもご参考になれば幸いです。
発生した時期を月別、曜日別、時間帯別の3項目に分け、
それぞれの傾向をわかりやすく、グラフ化してみました。
冬から春にかけて発生件数が多く、
3月が最も多くなっています。
最多
事故のパターンを相手別に分け、
さらに相手のある事故を
その状況別にグラフ化してみました。
一般車両における交通事故の発生状況と対策
参考:三井住友海上火災保険株式会社様
よくある事故がどのようなものかご存知ですか?自動車事故のうち、7割以上が4種類の事故でおこっています。
よくある事故だからこそ、事故を未然に防ぐためのポイントをおさえておきたいものです。
どの事故も、ちょっとした工夫で防げますので、ぜひ実践してみてください。
自動車事故 ※1 の7 割以上が4 種類の事故!
※1 三井住友海上様の自動車保険において、
自動車の運転に関して保険金を
お支払いした事故
1位 追突事故 21.0%
2位 バック時の事故 19.3%
3位 出会い頭事故 18.0%
単独事故が
61%と最も多く
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12月
4位 右左折時の事故 13.9%
止まれ
なっています。
1週間を通してみると金曜日に多く発生しています。
1 位 追突事故を防止するために
多発
主な原因/ 脇見運転・動静不注視
※2
等
自動車
事故の
21.0%
自動車
事故の
19.3%
自動車
事故の
18.0%
前の車の不意な減速・停止を予測しながら運転。
低速で走行中であっても、しっかり集中。
● 余裕を持った車間距離を確保。
●
対車両(四輪・二輪)事故の状況
月
火
水
木
金
土
日
1日を4時間ごとに区切ると、
午前8時から12時までの事故が多くなっています。
多発
側面衝突
追
突
逆
突
最多
出 会 頭
正面衝突
2 位 バック時の事故を防止するために
被 逆 突
そ の 他
側面への衝突事故が最も多く、次に追突、
逆突の順に多くなっています。
4∼8
8∼12
12∼16
16∼20
! 特に注意する場所 直線道路・交差点
被 追 突
当て逃げ
0∼4
●
※逆突とはバックしてぶつかること
20∼24
※時間帯不明を除く
発生した場所と、事故状況等をわかりやすく、グラフ化してまとめてみました。
ミラーやバックモニターだけに頼らず、目視で安全確認。
● 見えないときは、
いったん下車して安全確認。
●ゆっくりと歩くくらいの速度でバック。
●
! 特に注意する場所 駐車場
駐車中の
「当て逃げ」
や
「いたずら」
といった事故が多くなっています。
マナーの悪い車の隣への駐車は避け、駐車スペース内にきちんと駐車することが大切です。
駐車場・構内における事故が最も多く、次に単路、交差点の順に多くなっています。
〇特に多く事故が発生している場所では
注意を促すスローガン等を作成し、
全社的な注意喚起の実施。
啓蒙ポスターの
掲示などで注意を
促しましょう。
〇事故の発生状況に応じた、
危険予測トレーニングや
実技教育等の実施。
車両後退時の事故を防止するには?
3 位 出会い頭事故を防止するために
直
進
発
進
多発
右 左 折
後
退
路外出・入
停 止 中
駐 車 中
後退時の事故が
最も多く、
次に直進と
なっています。
乗車前には、周囲の人や障害物を
1 確認しましょう。また、これから車両を
動かすことを周囲へ知らせることも必要です。
2 可能な場合は、誰かに後方で合図をしてもらうようにしましょう。
3 アクセルはゆっくり操作しましょう。
車庫などに駐車する際は、なるべく前進で出られるように、
4
あらかじめバックで駐車しておきましょう。
★可能な限り後退をせずに、前進で運転できるよう、工夫することも事故防止につながります!
主な原因/安全不確認・一時不停止 等
一時停止の道路標識がある交差点では、完全に車輪を止めて、
左右の安全を確認。
● 住宅街では自転車・歩行者の飛び出しにも注意。
●
止まれ
! 特に注意する場所 信号がない交差点
レンタル車両における交通事故において、
特に視界が悪い後退時の事故が多く起きていることが
左下棒グラフから分かります。
車両の損傷だけでなく、
人的被害につながる可能性もありますので、
車両運転時には更なる安全確認が必要です。
行動形態別事故件数
主な原因/ 安全不確認 等
ミラーでは、相手との距離感がつかみにくいうえ、自転車や歩行者を見落としやすいことに注意が必要です。 必ず自分の目で、直接左右を確認するようにしましょう。
4 位 右左折時の事故を防止するために
主な原因/安全不確認・動静不注視 等
※2
自動車
事故の
13.9%
右折時は、対向車の陰に隠れた危険を予測。
左折時は、車両の死角を意識し、左後方の巻き込みに注意。
● 横断歩道上の歩行者・自転車にも十分に注意。
●
●
! 特に注意する場所 市街地の交差点
急いで右折しようとすることは大変危険です。対向車に注目するばかりに、横断中の歩行者等を見落とす恐れがあります。
右折時は、焦らず対向車や歩行者との距離・動きを確認しながら走行しましょう。また、対向車に道を譲ってもらうことも
ありますが、油断してはいけません。対向車の陰に隠れて二輪車が直進してくることも。一つひとつ丁寧に確認しながら
右折することが事故を起こさないポイントです
※2 動静不注視とは、相手の存在を発見していたが、危険はないと判断し、その動静の注視を怠ったこと。