中国連結子会社の特別損失(減損損失・事業再構築費用)

平成 28 年 2 月 29 日
各 位
会 社 名 株式会社川金ホールディングス
代表者名 代表取締役社長
鈴木 信吉
(コード番号 5614 東証第二部)
問合せ先 取締役経営管理部長 青木 満
(TEL 048-259-1111)
中国連結子会社の特別損失(減損損失・事業再構築費用)発生
及び業績予想修正に関するお知らせ
当社は、平成 28 年 3 月期(平成 27 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 31 日)連結決算において、
中国の連結子会社の特別損失(減損損失及び事業再構築費用)を計上することとなりました
のでお知らせいたします。また、平成 27 年 11 月 9 日に公表しました通期業績予想(連結)
につきまして、下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.特別損失(減損損失・事業再構築費用)の計上
(1)当該事象の概要
当社の中国連結子会社である大連[林]精密鋳造有限公司(中国大連市)は、中国経済減速
の影響を受け足元の事業環境の悪化に伴い、収益性が著しく低下し、同社が所有する固
定資産(生産設備等)について減損の兆候が認められたことから、当該固定資産に係る回
収可能性を検討した結果、平成 28 年 3 月期通期連結決算において、減損損失約 13 億円
を計上することといたしました。
また、中国における競合他社との価格競争の激化、為替変動等によるコストの上昇な
どの厳しい環境下、生産工程の一層の効率化や一元化に努める一方、大連工場の人員の
適正化に努めるなど業績改善のための抜本的な改革を進めて参ります。
「選択と集中」
の観点から事業規模に見合った生産体制をとるべく、一部従業員の退職加算金等として
事業再構築費用約 4 億円を特別損失に計上することといたしました。
【平成 28 年 3 月期通期連結決算】
特別損失 : 約 17 億円
(内 訳) : ①固定資産の減損損失 約 13 億円
②事業再構築費用
約 4 億円
(2)減損損失の対象資産
名 称:大連[林]精密鋳造有限公司 生産設備等
所在地:中国遼寧省大連市
2.平成 28 年 3 月期連結業績予想値の修正(平成 27 年 4 月 1 日~平成 28 年 3 月 31 日)
(単位:百万円、%)
売上高
前回発表予想 (A)
今回修正予想 (B)
増 減 額 (B-A)
増 減 率 (%)
(ご参考)前期通期実績
(平成 27 年 3 月期)
1 株当たり
営業利益
経常利益
当期純利益
28,500
750
550
150
7.57
28,500
750
550
▲1,550
▲78.23
0
0
0
▲1,700
0%
0%
0%
-
31,648
1,388
1,984
1,146
当期純利益(円)
57.85
修正の理由
前回発表予想に対し、中国の連結子会社に係る減損損失及び事業再構築費用約 17
億円により当期純利益は減少する見込みです。なお、中国の連結子会社以外の事業に
おける業績予想は現在精査中であり、開示が必要な場合には、適時適切に開示を行い
ます。
なお、平成 28 年 3 月期の配当につきましては、従来予想から変更ありません。
(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、今後様々
な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。様々な要因には、当社の事業領域を取
り巻く経済情勢、市場の動向、対ドルをはじめとする円の為替レート等が含まれます。
以 上