平成 28 年度「山形県独立就農者育成研修事業(雇用型) 」募集要項 1 独立就農者育成研修事業(雇用型)について 独立就農者育成研修事業(雇用型)は、本県における農業担い手を育成するため、農業法人及び 農家(以下「受入農業経営者」という。 )が、就農予定時の年齢が 45 歳以上の新たに研修を希望す る新規就農希望者(以下「研修生」という。)を雇用し、就農に必要な知識・技術の実践的研修を行 う場合に、その経費の一部を公益財団法人やまがた農業支援センター(以下「センター」という。) が負担する事業です。 2 事業の対象者(受入農業経営者) 事業の対象となる受入農業経営者は、山形県内で農業を営む法人または個人で、次の各号の要 件をすべて満たす者とします。 (1) 「公益財団法人やまがた農業支援センター独立就農者育成研修支援事業受入農業経営者 募集要項」に基づき受入農業経営者(以下「受入農業経営者(準備型) 」という。 )として採 択されている者。 (2)研修期間中において研修生を雇用し、適正な労働条件を確保できること。 (3)社会保険、雇用保険、労働者災害補償保険に原則として加入していること。 (4)税務署に給与支払事務所等の開設届を提出しているか、提出見込みであること。 (5)本事業と重複する他の助成(補助)を受けていないこと。 (注) (1)の受入農業経営者(準備型)として採択されていない者が本事業に応募する場合は、受入農 業経営者(準備型)の応募も併せて行う必要があります。 3 雇用する研修生の要件・採用 (1)研修生の要件 雇用する研修生は、以下の要件を全て満たしている者とします。 ① 農業経営基盤を持たない非農家出身者等で、就農予定時の年齢が45歳以上の山形県内 で独立就農を希望する者。 ② 本事業での研修終了後、山形県内で独立就農するか又は近い将来に独立就農を目指す者。 ③ 受入農業経営者と過去に原則として雇用関係がないこと。 ④ 受入農業経営者(法人及び個人)の代表者又は役員の親族(3親等以内)でないこと。 (2)研修生の数 1受入農業経営者あたり原則1名とします。 ただし、事業計画において妥当と認められる場合にはこの限りではありません。 (3)研修生の雇用形態 本事業の対象となる雇用形態は、次に掲げる平成29年3月31日までの有期雇用の社員とな ります。 なお、正社員としての雇用は、 「期間の定めのない雇用」となるため、本事業における支援の対 象とはなりません。 ア 1週間の所定労働時間は20時間以上40時間以内で、研修に必要かつ十分な労働時間を 確保すること。ただし、40時間を超える場合、労働基準法に準じた手続き(時間外手当を 支払う、変形労働時間制をとるなど)をした場合は可能とします。 イ 労働保険の被保険者とすること。 ウ 賃金は山形県の最低賃金以上とすること。 4 募集人数(予定) 平成28年度に新たに募集する受入農業経営者は4人程度とします。 (研修生4人程度) 5 事業の実施方法 ① ② センターは、研修生を新たに研修(雇用)する受入農業経営者を募集します。 事前手続き 受入農業経営者に応募する者は、事前に研修(雇用)予定者を内定しておくことが必要です。 センター事業である「やまがた農業体験短期体験プログラム」等を活用し、研修(雇用)予定 者の適否について判断してください。 ③ 受入農業経営者に応募する者は、 「平成28年度山形県独立就農者育成研修事業(雇用型)応 募書」(様式第1号)等をセンターに提出します。 ④ センターは、応募書を審査し受入農業経営者との事業委託契約(8の(1))を締結します。 なお、センターは、必要に応じ審査の一環として受入農業経営者に応募する者及び研修(雇 用)予定者との面接調査を行う場合があります。 ⑤ 受入農業経営者は、研修生を雇用し研修計画に基づき職場実習を行います。また、センター が実施する研修への研修生の受講にも配慮していただく必要があります。 ⑥ センターは、受入農業経営者から事業終了後に事業実績報告書の提出を受け委託費(7 の(2)) を支払います。 山形県 [補助事業] やまがた農業支援センター ⑨委託費 支払 ⑦職 場 外 研修の実施 ⑧実績報告 ④委託 契約 ①募集 ②応募 受入農業経営者 ⑥ 雇用・職場 研修の実施 研 ⑤採用 修 生 ③面接調査 [事前手続] 短期体験活用し予定者選定 6 事業の実施期間 平成28年度事業実施期間は、研修開始日から平成29年3月31日までの間とします。 なお、事業は山形県の補助事業として実施されることから、平成29年度の事業は平成29年 度の県予算措置ができた場合に実施することとなります。 7 研修(雇用)期間 本事業における研修(雇用)期間は、原則として研修開始日から最長2年間とします。 ただし、平成29年4月1日以降の研修(雇用)は、平成29年度の県予算措置ができた場合 に実施することとなります。 8 委託契約内容 (1)受入農業経営者の決定 センターは、事業内容を審査し受入農業経営者として決定し、山形県独立就農者育成研修事業 業務委託契約を締結します。 (2)対象となる経費(委託費) 本事業においてセンターが負担する委託経費は、研修生の人件費とします。 本事業の人件費とは、当該労働者への賃金のほか、諸手当、雇用保険料等の法定福利費事業主 負担分を含む経費を指します。 なお、研修生の就農予定時の年齢により以下の金額を上限とします。 ① 60歳未満の方は年間 150万円(月 125,000 円) ② 60歳以上の方は年間 75万円(月 62,500 円) 例 [4月1日から事業を開始する場合の流れ] 募集要項配布 応募受付 3 月 1 日から 受付開始 9 審査 採択 3月中旬 ~ 3月下旬 委託 契約 4月 1 日 研修事業 実施 事業 完了 29 年 3 月 31 日 応募手続きについて 応募資格及び応募の手続きは次のとおりです。 (1) 応募資格 「公益財団法人やまがた農業支援センター独立就農者育成研修支援事業受入農業経営者募集 要項」に基づく受入農業経営者(準備型)として採択されている者で、研修(雇用)予定者を 内定している者。 なお、受入農業経営者(準備型)として採択されていない方が応募する場合は、併せて受入 農業経営者(準備型)の募集に応募してください。 その他は「2 事業の対象者」のとおりです。 (2)応募方法 応募は、平成 28 年 3 月 1 日から随時受付します。(定員に達ししだい締切) 応募書類を作成のうえ、センターへ提出してください。 公益財団法人やまがた農業支援センター 新規就農支援課 〒990-0041 山形市緑町一丁目9番30号 封筒の左側に朱書きで「独立就農者育成研修事業(雇用型)申込」と記載してください。 (3)応募書類 応募書類はこの募集要項の様式を使用してください。 (1) 「平成28年度山形県独立就農者育成研修事業(雇用型)」応募書(様式第1号) (2)「平成28年度山形県独立就農者育成研修事業(雇用型)」事業計画書(様式第2号) (3)添付書類 ① 給与支払い事務所開設届 ② 就業規則(法人の場合) ③研修(雇用)予定者の履歴書 10 審査及び採択について (1)審査基準 次の項目等について審査し事業採択します。 ①研修生の育成方針 ②研修目標と研修内容 ③経営状態 ④労働条件 格 ⑥研修生の育成実績 ⑦研修(雇用)予定者の研修意欲等 ⑤農業関係資 (2)審査方法 書類審査により採択しますが、必要に応じ受入農業経営者に応募する者から研修生育成方針 及び研修計画等について、研修(雇用)予定者から研修及び就農意欲等を聴取して採択する場 合があります。 なお、審査内容に係る質問や異議は一切受け付けません。 (3)審査結果 審査結果については、採否にかかわらず応募いただいたすべての者に、後日、書面で通知し ます。 11 委託契約後の手続きについて (1)委託事業実績報告書の提出 受入農業経営者は、委託期間中の研修状況について記した委託事業実績報告書(様式第 3 号) の提出が必要となります。 (2)経費の支払いについて 委託料は、委託事業実績報告書の内容を確認の上、経費額を確定した後に支払います。 なお、事前に一定額を支払う「概算払い」を行う場合もあります。 (3)事業の再委託 受入農業経営者が事業の一部又は全部を他の団体・個人に再委託することは認められません。 [問い合わせ先] 公益財団法人やまがた農業支援センター 新規就農支援課 〒990-0041 山形市緑町一丁目9番30号 TEL 023-641-1117 緑町会館6階 FAX 023-624-6019
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