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経営比較分析表
広島県 呉市
面積(km2)
352.80
業務名
業種名
事業名
類似団体区分
人口(人)
法適用
下水道事業
公共下水道
Ac1
235,624
資金不足比率(%)
自己資本構成比率(%)
普及率(%)
有収率(%)
1か月20m 当たり家庭料金(円)
処理区域内人口(人)
-
53.60
83.55
90.86
3,477
196,013
3
人口密度(人/km2)
667.87
2
グラフ凡例
■
2
処理区域面積(km )
35.34
処理区域内人口密度(人/km )
5,546.49
当該団体値(当該値)
-
類似団体平均値(平均値)
【】 平成26年度全国平均
分析欄
1. 経営の健全性・効率性
①経常収支比率(%)
②累積欠損金比率(%)
【107.74】
1. 経営の健全性・効率性について
③流動比率(%)
④企業債残高対事業規模比率(%)
【4.71】
108.00
16.00
107.00
14.00
106.00
12.00
105.00
10.00
【56.46】
【776.35】
300.00
1,200.00
250.00
1,000.00
200.00
800.00
600.00
104.00
8.00
150.00
103.00
6.00
100.00
400.00
102.00
4.00
50.00
200.00
101.00
2.00
100.00
当該値
H22
106.24
H23
106.24
H24
107.09
H25
103.95
H26
105.11
平均値
103.04
103.11
102.74
103.51
105.47
0.00
0.00
当該値
H22
0.00
H23
0.00
H24
0.00
H25
0.00
H26
0.00
平均値
13.66
14.03
15.05
11.76
13.30
「経常損益」
当該値
H23
222.39
H24
185.47
H25
182.81
H26
44.67
平均値
211.52
191.62
184.15
205.35
52.63
「累積欠損」
⑤経費回収率(%)
⑥汚水処理原価(円)
60.00
150.00
平均値
934.38
959.10
941.18
893.45
843.57
【94.57】
63.00
98.00
62.00
97.00
61.00
96.00
140.00
56.00
92.00
55.00
91.00
54.00
➀有形固定資産減価償却率
昭和37年の供用開始から53年が経過していること
から,耐用年数を経過した管渠が増加しています。
93.00
57.00
90.00
当該値
H22
112.93
H23
112.33
H24
113.10
H25
114.57
H26
113.78
当該値
H22
157.66
H23
157.82
H24
157.66
H25
152.60
H26
160.48
当該値
H22
59.15
H23
58.31
H24
61.11
H25
58.87
H26
57.08
当該値
H22
95.40
H23
95.56
H24
95.75
H25
95.78
H26
96.96
平均値
92.76
93.53
93.55
95.24
99.86
平均値
153.69
152.28
153.24
150.75
147.29
平均値
62.05
61.64
61.73
61.10
61.03
平均値
92.76
93.10
93.10
93.47
93.83
「料金水準の適切性」
「費用の効率性」
⑦施設利用率,⑧水洗化率
H24年度以降に施設利用率が低下していますが,
H26年度最大処理水量に対する稼働率は約80%の施設
規模です。引き続き適正規模での維持管理と水洗化
率の向上に努めます。
2. 老朽化の状況について
94.00
58.00
⑤経費回収率,⑥汚水処理原価
類似団体と比較して,汚水処理に係る費用が高く
なっています。その要因として,本市の地勢の特性
から,平坦部が少なく海まで張り出した山塊によっ
て分断された地域ごとに下水処理場が必要で,他都
市に比べて施設数が多いことから,維持管理費用の
負担が大きいためです。
※H26年度の地方公営企業会計基準の見直しの影響が単年
度収支に出ています。
95.00
59.00
145.00
0.00
H26
603.74
⑧水洗化率(%)
60.00
40.00
20.00
H25
629.20
【60.35】
100.00
155.00
H24
619.69
⑦施設利用率(%)
160.00
80.00
H23
645.13
「債務残高」
【142.28】
165.00
120.00
当該値
H22
647.35
「支払能力」
【96.57】
140.00
③流動比率,➃企業債残高対事業規模比率
H26年度は流動比率が100%を下回り,企業債残高
対事業規模比率が低下したことから,資金繰りは厳
しいものの,企業債への依存度が改善されていま
す。その主な要因は,企業債の借入額の縮減と償還
金の増加によるものです。引き続き財政収支計画を
着実に実施します。
0.00
H22
242.27
➀経常収支比率,②累積欠損金比率
経常収支比率が黒字を示す100%を超え,累積欠損
金の発生もないため,健全経営を維持しています。
「施設の効率性」
「使用料対象の捕捉」
②管渠老朽化率,③管渠改善率
現在は,施設のライフサイクルコストを勘案した
更新又は改築による延命化を進めていますが,今後
昭和40年代に普及に重点をおいて整備した管渠が更
新を迎えます。
更新には,長い年月と多額の費用が必要となるこ
とから,中長期的な収支バランスを保ちながら,適
切な維持管理や改築更新による適正な資産管理に努
めます。
2. 老朽化の状況
①有形固定資産減価償却率(%)
②管渠老朽化率(%)
③管渠改善率(%)
【36.27】
50.00
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
当該値
H22
20.68
H23
21.88
H24
22.90
H25
24.09
H26
44.91
平均値
13.59
14.17
15.36
16.57
28.06
「施設全体の減価償却の状況」
【4.35】
【0.17】
3.50
0.35
3.00
0.30
2.50
0.25
2.00
0.20
1.50
0.15
1.00
0.10
0.50
0.05
0.00
0.00
【戦略的な経営の取組】
下水道事業は,建設投資規模が大きく建設期間も
長期に渡るという特殊性があることから,更なる経
営の効率化と安定した財源の確保に努めます。
当該値
H22
0.87
H23
1.25
H24
1.53
H25
1.62
H26
1.81
当該値
H22
0.10
H23
0.29
H24
0.29
H25
0.29
H26
0.10
平均値
1.86
2.36
2.81
3.11
3.32
平均値
0.09
0.08
0.10
0.10
0.11
「管渠の経年化の状況」
全体総括
「管渠の更新投資・老朽化対策の実施状況」
※ 「経常収支比率」、「累積欠損金比率」、「流動比率」、「有形固定資産減価償却率」及び「管渠老朽化率」については、法非適用企業では算出できないため、法適用企業のみの類似団体平均値及び全国平均を算出しています。
※ 平成22年度から平成25年度における各指標の類似団体平均値は、当時の事業数を基に算出していますが、企業債残高対事業規模比率、管渠老朽化率及び管渠改善率については、平成26年度の事業数を基に類似団体平均値を算出しています。
1 経営効率化の推進
下水道は,汚水を集合して効率よく処理する施
設であることから,施設整備に当たっては,地域
に適した最も効率的な方法を検討し,国の補助制
度等を活用しながら計画的に進めます。
2 安定した財源の確保
下水道への接続率の向上による使用料収入の確
保を図るとともに,適正な原価に対する使用料の
適正化を検討します。