第9回佐賀市子ども・子育て会議 意見等のまとめ 議題(2)利用定員の

第9回佐賀市子ども・子育て会議 意見等のまとめ
議題(2)利用定員の新規設定について
資料2「利用定員設定に関する地域情報等の基礎資料」に関する質疑
委員
待機児童が発生しているのは、2、3号を多く入れているだけが原因ではない。人=保
育士不足もある。
0歳児の入所者数が利用定員より少ないという現実を分析してもらいたい。
小規模保育事業に関する利用定員について
委員
屋外遊技場の面積が広いが、公園で設定しているのか。自前の園庭ではないのか。
園庭が必要なのは、2歳以上か。
→園庭は、2歳児以上が必要。公園としているのが2園、園庭を整備するのが1園。
連携施設は、未設定なのか。
→現時点では、未設定。
会長
結論
4月の開園予定だが、職員(保育士)の配置は確認しているのか。
→確認済み。
連携施設は、(利用定員の)設定の際に必ず必要なものか。そういう規定があるか。
→平成31年度までは、猶予規定があり、連携施設が無くても開設可能。ただし、32年
度からは、必ず連携施設が必要。
小規模保育の利用定員を19人とする事務局案を会議で了承。
事業所内保育事業に関する利用定員について
委員
事業所内保育で地域枠分にも応諾義務があるのか。また定員の弾力化、事業員
枠等に余裕がある場合の取り扱いはどうなるのか。
→定員の弾力化は、施設や設備等の基準をクリアできれば可能。
委員
委員
結論
地域枠は、確実に空けておく必要があるのか。逆に従業員枠が空いていれば、地域
枠が増やせるということか。
→空けておく必要あり。それぞれの枠を満杯にできる条件を満たしつつ、余裕があれ
ば受けることが可能。
地域型保育の卒園者は、地域の近くの保育園等に優先して入ることができるのか。
→佐賀市の場合は、受け皿となる連携施設に入所するか、他園への入所申込をして、
入園することになる。他園への入所の場合には、2号児童の場合は利用調整時に、基
準点の点数を加算して優先度を上げている。
事業所内保育の利用定員は、事務局案を会議で了承。
認定こども園に関する利用定員について
委員
現在幼稚園のふじかげこども園は、現在100名の幼稚園児がいるようだが、
そのうち40名程度は保育所機能部分(2号認定)を利用すると考えてよいの
か。
→そのとおり
定員を増やすことも大事だが、保育士不足の影響も考慮してもらいたい。市内
の保育士の数は限られている。大都市とかでは他県からお金を出して保育士を
集めているとも聞く。それに加え新設の園があると、そこでも保育士が必要と
なり、必然的に保育士が足りなくなるし、現状の施設の力も落ちていくような
会長
結論
鳳鳴乃里は、0歳児の定員が6名とされている。現状は8名受け入れており、今回定員
が2名減っている。市では、0歳児の枠を増やそうとしている中、6名に下げることは、
いかがなものか。この会議でも枠は8名と提案することはどうか。
→市としても0歳児の枠は確保したいところ。0歳児の枠を増やせないか事業者と再度
協議ができるものと考える。
ふじかげこども園の利用定員は、事務局案を了承。
鳳鳴乃里は、「0歳児の枠は8人以上が望ましい」ということで、市が事業者と調整をし
てもらいたい。
H29に新設される認定こども園に関する利用定員について
委員
今までの話よりも規模が大きいし、現行の施設の倍以上の規模となっている。
2号の定員が多く、規模が大きいと感じている。同じ中央部だが、兵庫・城内
地区それぞれで需要があるのか分析はしているか。
保育士不足の中、28年、29年度でさらに新たな施設が増えると、本当に保
育士が足りるのかが不安である。待機児童の解消も必要だが、保育士不足によ
り待機児童が発生している面もあるので、よく考えてもらいたい。
委員
委員
委員
結論
中央部については、2号認定の定員は足りていたのではないか。今回の2号定
員は多いのではないか。
何度も保育士の不足の話があっていて、すごく大きな問題と思う。保育士がいないと子
供も預かれないので、そこは大きく捕らえてもらいたい。
これだけの定員の施設が必要かはわからないが、兵庫地区は人口がすごく増えてい
て、民生委員の数も増えた状況である。
保育士の確保が急務だということはわかる。ただ、この兵庫の園長と会ったときに何人
も申込者を断ったと聞いているので、兵庫ではニーズがあると思う。地区ごとに細かく
見ることも大事だだが、規模が大きくなると、単価も安くなる、そのリスクを負って建てら
れるということなので、当事者がそう判断しているのではないか。
→人口が多い地区でもあり、保育園、幼稚園の数も人口にしては少ない状況。
この定員は、事業者の意向であるが、計画値と待機児童の数を考慮しても範囲内。
現実問題として保育士不足の問題がある。特効薬的な対処が市独自でできるもので
はないが、国や県、市でもいろいろな活動を通じ、保育士の確保に取組中。
今回の定員は、計画値内とは考えているが、会議でもう少し下げると言った意見を出
すことは可能。
2つの施設については、以下のことを会議からの意見とする。
・地区の特徴・ニーズをしっかり考えてもらいたい。
・保育士の確保とのバランスで、定員について多少の不安がある。