母学アカデミー 河村京子 我が子を国際人に育てるために あなたは我が子を将来、留学させたいと思っていますか? 「我が子はぜひ留学させたい」 「留学までは考えていないけれど、国際的に活躍して欲しい」 そうお考えのお父さんお母さんが多いのではないでしょうか? 私には3人の子どもがおります。 上の男の子2人はすでに大学生です。 長男は東京大学、次男は京都大学に通っています。 末っ子の娘は中学3年生。3年生になって進路を決めなくてはならない時期に 「留学」を考え始めました。 そして、あれよあれよという間に、留学が決まり、イギリスへ旅立ちました。 決まる時はあっという間です。 でも、留学することだけが国際人になる道ではありません!! 英語が話せることが国際人でもありません。 いくら英語ができたって、コミュニケーションが取れなければ 意思の疎通は図れませんし、自分の意見を言うこともできません。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 2 我が子を国際人に育てるために この小冊子では、我が子の留学の顛末や、留学情報などをお伝えします。 あなたのお子さんが将来、「留学したい」と思った時に きっとお役に立てると思います。 そして、子どもが「留学したい」と思うためには、 それまでの子育ての仕方が大切だということを今、しみじみ感じています。 留学よりもまず、 ★考える頭を持った子どもを育てる ★夢を持ち、夢を叶える前向きな子どもを育てる ★ほかの人を思いやり、コミュニケーションがとれる子どもを育てる ことを大切に考えてください。 その中でもし、お子さんが 「留学したい!」 と言った時に、慌てずすぐに準備に入れるよう この小冊子で学んでいただけたらと思います。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 3 将来の我が子の国際度チェック! 次の質問に5段階でお答えください。 (当てはまる5 まあ当てはまる4 普通3 あまり当てはまらない2 全く当てはまらない1) 1.親として将来は留学をさせたいと思っている 2.英語を習わせている 3.外国の人が身近にいる環境である 4.留学の経験がある、子どもの親しい人(親・親戚など)がいる 5.自分の意見を積極的に発言させるように気を付けている 6.初めての場所や人になるべく触れ合うように連れ出している 7.子どもは好奇心が旺盛だ 8.子どもは誰とでもすぐに友達になれる 9.旅行やキャンプなど宿泊を伴う外出が頻繁にある 10.外国人のホームステイを受け入れたことがある Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 4 将来の我が子の国際度チェック! あなたのお子さんの将来の国際化予想! 50~41点: きっと国際人になっているハズ。本人が望むならぜひ留学させてあげてください。 40~31点: 国際人に向かって努力するでしょう。それならば、小さいうちから世界について 教えてあげてください。 30~21点: 外国に憧れはあるものの、自分とは関係ない話と思っているかも。外国に興味を持たせ てあげましょう。 20~11点: 外国はテレビで見るもの。街中で外国人を見かけたらドキドキするタイプかも。 10~0点: 「自分は一生日本から出ないから英語なんて必要ない!!」と言い切っちゃうかも。 いかがでしたか?自分の思いと、点数がかけ離れていたかもしれません。 でも、大丈夫!今からの子育てで「国際化」を意識するだけで 子どもはあっという間に変わりますよ!! それでは、次のページからはいよいよ、 【留学するために必要な子育て条件】をお知らせしていきますね! Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 5 【その1】英会話より大切なこと 留学と言うと「英会話」を思い浮かべると思います、普通は。 でも、それよりも大事なことがあるのです。 小さい時から英会話を習っていたら留学ができるか? 英検で2級や1級をとれば留学ができるか? 両方ともNO!です。 本人が「英語はしゃべれるけど、外国はコワイから行きたくない」 「この家を離れるのは寂しいから行きたくない」 と言ったら、決して実現しません。 実際娘は英会話を習っていたわけではなく、英語の読み書きの勉強を始めたのは中学生になってからです。 (ラボパーティはずっとしていましたが、これについては後述します) 正直、今でも英会話は???程度です(笑) あくまでも私の考えと娘の経験からお話しします。 一般的な考えと違う部分が多いですし、 何が正しいかは最終的にはご自分で判断してください。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 6 【その1】英会話より大切なこと それでは、留学のためには何が必要なのでしょうか? ここで、母学アカデミーの考え方である【氷山の一角理論】に当てはめて考えてみましょう。 【氷山の一角理論】とは、 「水面上の【見える部分】はわずか10%、水面下の【見えない部分】が90%を占める。 大切なのは【見えない水面下を充実させること】である」 という考え方です。 留学の場合、氷山の一角で言えば、 英語力 水面上の見える部分が英語力 水面下の見えない部分が知識や応用力 知識や応用力 ということです。 それでは、【水面下の見えない部分】とは具体的に どんなことでしょうか? 娘が留学の時に受けた試験を例にとって説明します。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 7 【その1】英会話より大切なこと 今回の留学の試験は 書類審査:中学校の成績表、校長先生の推薦状 1次: エッセイ(作文) 2次: インタビュー(面接) この3つのみです。 いわゆる学力テスト(数学や理科など)はありませんでした。 娘が受験したのは語学学校です。高校ではありません。 (卒業留学の仕組みは後述します) 今回の合格の決め手は ★自信に満ち溢れていたこと ★広い社会的知識と応用力を持っていたこと だったそうです。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 8 【その1】英会話より大切なこと <面接試験の内容> 具体的には、面接で「あなたの地方での有名人は?」 という質問に娘は 「安倍首相」と答えました。 ところが「首相(prime minister)」を忘れてしまった 娘は、とっさに 「the top of the Government」と 言い換えました。それからは何事もなかったように ★安倍首相が山口県出身であること、 ★首相をするのは2回目であること、 ★自分が小学1年生の時と中学1年生の時に首相になったこと Prime minister などを話していました。 The top of the government 面接では、「立派な答えを言うこと」よりも 「幅広い知識をもち、機転がきくこと」 が重要視されているようでした。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 9 【その1】英会話より大切なこと 英語力は英語圏の国へ行けばイヤでも鍛えられるでしょう。 それよりも、広い知識や機転のきく会話が大切なのです。 これは、日本語で鍛えた方がいいです。 子どもに表現させること、 広い知識を得るために新聞を読ませること いろいろな体験をさせること 結局はこんなことが大切なんだなぁと 思います。 決して英会話が必要ないと言っているのでは ありません!ないよりはあった方が良いに決まっています。 でも、「英会話だけじゃない」ことを 知って欲しいのです。 英語の勉強ばかりして、新聞を読む暇もないなら それは考え直した方がいいと思います。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 10 【その2】英語を学ぶではなく、英語で学ぶ 留学と言えば「本場の英語を学びに行く」 というイメージがありますが、そうではありません。 留学には「語学留学(短期~1年)」と 「正規留学(2年以上)」があります。 語学留学は言葉の通り、「語学習得」のための短期留学です。 日本の高校(大学)に籍を置いて、留学するものです。 留学は主に2種類! ★正規留学(2年以上) ★語学留学(短期~1年) 他にもカルチャー留学・スポーツ 留学・ボランティア留学なども それに対して「正規留学」は 現地の学校を卒業するために2年以上留学することです。 娘の場合は「正規留学」です。 私は日本の高校に入ってからの1年間の語学留学も提案したのですが、 娘の答えは 「私は英語を勉強したいのじゃない、英語で勉強がしたいの!」 ということでした。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 11 【その2】英語を学ぶではなく、英語で学ぶ 日本の勉強方法ではない、外国の勉強方法で勉強がしたい、 また、日本人としてではなく、国際人として対等に学びたい そう考えるなら、【正規留学】を選びましょう。 語学留学と正規留学には、とても大きい差があります。 日本に軸足を残して帰るつもりで語学を学ぶのか(語学留学) 日本を完全に離れて国際人として学ぶのか(正規留学) という違いです。 もちろん、国際人として日本に帰って来るという 選択肢もありますが。 将来、お子さんの留学を考えられている方は まずはこの違いをしっかり頭に入れておきましょう。 正規留学のためには、現地の学校の入学試験に 合格する必要があります。 日本で受けることも可能ですが、まずは現地の語学学校に 通い、英語力をつけてから行きたい高校(大学)の受験をする という方法もあるのです。(娘の場合はこの方法を選びました) Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 12 【その3】留学のきっかけを与えてあげよう 我が家では、子供たちが小さい時からいろんな国のホームステイを受け入れました。 アメリカの高校生、韓国の小学生、中国の大学生、台湾の大学生、 フィリピンの高校生、インドの大学生などです。 子供たちはまだ英語がしゃべれませんから 私がつたない英語で会話しました。 いろんな方から私は英語がペラペラだと 誤解されているようですが笑 たどたどしい英語しか喋れません。 それでも、気持ちだけで通じるのです! 大事なのはその気持ちです。 子供たちはそれを見て、 「自分もいつかは外国人と話したい」 と思っていたようです。 もしあなたが、自分のお子さんを将来 留学させたいと思うなら 外国人が身近にいる環境を作ってあげましょう。 それには、ホームステイが1番だと思います(*^^*) Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 13 【その3】留学のきっかけを与えてあげよう 「留学のきっかけ作り」として ホームステイの受け入れはベストだと思います。 しかし、ほとんどの方は 「え~、おもてないが出来ないし・・・」 「どうしていいか、わからないし・・・」 と思うのでは? でも、考えてみてください。ホームステイに来る外国人は おもてなしをうけに来るわけではありません。 「日本文化」を体験に来るのです。 だから、いつも通りの日常生活が大事なのです。 我が家では、特に大掃除をするわけでもなく、 ご馳走を作るわけでもなく、 フツーに受け入れていました。 一番大変そうな食事ですが、深く考えることありません。 普通のご飯で充分です。 でも、もしかしたら食文化の違いで食べられない ものもあるかもしれないので、 食卓にロールパンとコーンフレークを用意していました(笑) Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 14 【その3】留学のきっかけを与えてあげよう まぁ、親の負担は多少はありますが、 子どもたちが受ける恩恵はその何倍もありますから 天秤にかけてみてください。 私自身は「タダで英会話を24時間マンツーマンで教えてもらった」 と思っています(笑) そういう「外国を知る」きっかけを与えてあげても、すべての子どもが 外国に興味を持つわけではありません。 我が子のうち上二人の兄たちは、学生時代には留学はしませんでした。 でも、二人とも「世界を股に仕事をする」イメージは持っているようです。 末っ子の娘は、外国人とのコミュニケーションが楽しかったらしく、 「外国に行きたい!」夢を持っていました。 小学6年生の夏休みに初めてアメリカへ行きました。その後、 中学2年生でアメリカへ1か月ホームステイ 中学3年生でイギリスへ3週間語学留学 中学3年生でマレーシアへボランティア留学 アメリカ・ヨーロッパ・アジアの生活を体験する中で 「高校は海外で学びたい」という決心をしたようです。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 15 【その4】留学を想定内にする 娘も最初から留学に行く気満々だったわけではありません。 その娘の留学ですが、中学3年の春までは「雲を掴むような話」で 全く自分に出来るとは思っていなかったようです。 日本の高校には行きたくない 外国の高校なんて想像も出来ない 中でかなり悩んでいました。 そうです!最初から外国ありきではなかったのですよ(笑) そこで、ある人物のお話しを聞くことにしました。 ある人物とは、実は長男の中高の同級生のEくんです。 長男とEくんは中高からの親友で、今の会社を一緒に立ち上げた共同経営者です。 (EくんがCEOです) 彼は高1まで長男と同じ高校でしたが、高2から2年間、アメリカのプレップスクールに留学 していました。 アメリカの大学にも合格していたのですが日本の大学に入学しています。 留学をしたいのなら、実際に留学していた人の話を聞くのがイチバンだと思って、 一緒にご飯を食べながら娘も一緒にお話しをしました。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 16 【その4】留学を想定内にする 場所は長男とEくんが住む中野のオムライス屋さん。 彼が面白可笑しく、留学の試験やアメリカでの生活について 娘に話してくれました。 「留学する前は this is a pen くらいの英語力しかなかった(;^ω^)」 とか(笑)ずいぶん脚色も入っていたようですが。 でも、そんな話を聞いて、 「雲の上の話じゃない」 「私でも出来そう」 と実感がわいたようです。 そして、「スカイプ面接の時にはアンチョコをPCの周りに 貼っておく」 「相手にしゃべらせないように(相手からの質問を聞いて 理解するまでに時間がかかってしまうので)しゃべりまくれ」 PCの周りには アンチョコが ペタペタ(笑) など貴重な(笑)アドバイスももらいました。 そのアドバイス通りにしてスカイプ面接をパスしたわけです。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 17 【その4】留学を想定内にする 娘の場合は留学のことですが、 これは、留学以外でも同じだと思います。 自分や自分の周りには経験者がいない夢を叶えるためには 「その夢を叶えた人」の話を聞くのがイチバンです。 例えばサッカー選手になりたいのなら、 実際のJリーグの選手に会いに行く。 ツテがないなら、そのサッカー選手の小学校時代の友だちとか いとこのはとことか、 とにかくつながりのある人に会うことです。 そうすれば「雲の上の話」が「実際自分でも出来るかも!」 という話になるのですよ。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 18 娘が英語塾なし、2年半で英語習得した理由 娘は中学3年生の秋に2級に合格しました! 英検2級といえば、高校卒業レベルです。 特に娘だけがすごいわけではありません。 小学生で英検2級を取得しているツワモノもいるそうです(^_-)-☆ 私が見ていて娘がすごいと思えるのは ★英語の読み書きの勉強は中学校に入ってから (実質2年半) ★英語塾なし ★英語通信コースもなし ★つまり、勉強は学校の授業のみ ★英検のための勉強もほとんどなし (英検の過去問題集1冊が終わらなかった(笑)) 中学入学時には ABCも あやふやだった(笑) 英語塾については、正確には中3になってから 「時事英語」の塾に10か月通いました。 これは、留学に備えて実践的な英語を身につけるためです。 なぜこんな状態で英検2級に合格できたのか? 不思議に思われるかもしれません。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 19 娘が英語塾なし、2年半で英語習得した理由 それは、娘は英検2級に合格するために英語の勉強をしてきたのではないから! につきると思います。 英検はあくまでも通過地点です。 英検2級に合格したからといって、留学できるわけでもありません。 実際、英検2級に合格する前に留学は決まってしまいました(笑) 私はいつも「氷山の一角」のお話しをしますが留学に必要なのは 「英語ができること」ではなく、 「英語で学びたい!外国で挑戦したい!」 と思う心です。 これが、水面下になります。 この気持ちが強ければ、結果として英検にも合格するし、 留学の試験にも合格できるのです。 英語力 「英語で学び たい!外国で 挑戦したい!」 と思う心。 実際の娘の英会話力は「アレレ??」というくらいです(笑) これは、謙遜ではなく事実です。 それでも「思い」が強ければ、前進できるのですよ(^_-)-☆ Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 20 娘が英語塾なし、2年半で英語習得した理由 今、お子さんを英会話教室や英語塾に通わせているご家庭も多いでしょう。 お子さんも一生懸命頑張っているのですから、とてもいいと思います。 でも、親御さんは「英語力より外国への思い」が 大切だということをいつも教えてあげてください。 例えば、ネイティブの先生であれば 「本場の発音が学べる」ことはもちろんですがそれよりも 「外国人を身近に感じられる」 ということを意識してください。それは、将来大きな力になるでしょう。 将来お子さんが留学をするにしてもしないにしても 国際化の波はやってきます。 「外国の人と一緒に仕事がしたい!」 「外国の文化を理解したい!」 そんな心を持ったお子さんに育ててあげて くださいね(^^♪ Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 21 娘が英語塾なし、2年半で英語習得した理由 娘が読み書きの英語を学び始めたのは中学生になってからですが、 それまで、英語は何もやっていなかったかというとそうではありません。 「ラボ・パーティ」という「英語を表現する」習い事をしていました。 2歳から現在までずっと続けています。 http://www.labo-party.jp/ ラボパーティは、英語の歌を歌ったり、ゲームをしたりして 英語に親しみます。 そして、「テーマ活動」として、英語劇をします。 小さな子供から大学生までが、同じ英語劇をするのです。 CDに入っている英語と日本語の物語を聴いて、 自分で表現をします。 そこで、知らず知らずのうちに遊びながら 英語が耳に入ってくるのです。 (小さいうちは意味もわからずに) でも、その下地があるからこそ、 中学生になってからの、「読み書き」をぐんぐん吸収できたのだと 思います。 ラボ・パーティは、まさしく「英語の水面下を育てる」活動なのです! Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved ラボ・パーティ 22 語学留学のおおよその費用 子どもに留学をさせたいと思った時、気になるのは費用ですね。 ここでは、費用について考えます。 実際は、国によっても大きく違いますし、 同じ国でも学校や環境によっても違います。 次のページから参考資料を載せていますが、 最終的には、ご自分で確認をしてください。 「留学ってそんなにかかるの!我が家ではムリ!!」 と思われるかもしれません。でも、お子さんがまだ小さいのなら時間はまだまだあります。 例えば、今、日本の家族の外食費は平均で月に約9000円だそうです。 1年では10万円、10年では100万円です。 1年に一度旅行をしていたら、1回10万円として、10年では100万円です。 被服費しかり、携帯電話代もしかり・・・・ 因みに我が家では、外食はしたことがありませんし、旅行も行ったことがありません。 洋服はフリマを利用し、携帯も持っていませんでした。(今は仕事上、持っていますが) そんな生活はミジメだと思いますか?いいえ!母学の「生産と消費」の考え方で育てると 外食よりキッチン子育て、旅行よりキャンプが楽しめるのですよ。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 23 語学留学のおおよその費用 どの国もおおよその費用で、宿泊スタイル、学校により費用はまちまちです(語学留学の場合) アメリカ留学の費用 1ヶ月 3ヶ月 半年 1年 17~31万 39~78万 73~142万 141~279万 1ヶ月 3ヶ月 半年 1年 17~33万 45~82万 76~140万 138~257万 イギリス留学の費用 ニュージーランドの留学費用 1ヶ月 3ヶ月 半年 1年 20~30万円 40~60万円 50~80万円 80~150万円 フィリピンの語学留学の留学費用 1ヶ月 3ヶ月 半年 1年 20万~30万 60~70万 100万~120万 200万~230万 こちらのサイトから資料をいただきましたhttp://ryugaku.kuraveil.jp/ Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 24 語学留学と正規留学の費用の違い イギリスの語学留学の留学費用 1ヶ月 3ヶ月 半年 1年 20~35万円 45~80万円 75~140万円 140~260万円 イギリスの高校留学の留学費用 1ヶ月 3ヶ月 半年 1年 30万~50万 60~100万 100万~200万 300万~500万 語学留学と正規留学では、費用が大きく違うことが分かっていただけましたか? ここでは、イギリスを取り上げましたが、他の国でもほぼ同様です。 短期~1年の語学留学にするのか、 2年以上の正規留学にするのか 子どもの希望と費用を考え併せて決定しましょう(^^♪ Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 25 留学経験者のその後 留学をしたら、その後の人生はどうなる? そんな心配があるかもしれません。ここでは、留学経験者のインタビューを 見ていただけます。(下のURLをクリックしてください) http://bit.ly/212vTtU 【黄野いづみさん】 6歳の男の子のママ 高校3年間をアメリカカリフォルニア州の私立高校で過ごす Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 26 留学経験者のその後 【黄野いづみさんプロフィール】 キアノ・インターナショナル株式会社 代表取締役 「子どもの輝く未来のために、子どもの心を育み親子でHAPPY に!」を コンセプトに、木製玩具、アートグッズの輸入販売や 心を育む遊びの提案を行っている。 海外生活の経験を活かし、楽しみながら英語に触れることのできる遊びも 紹介 グローバル時代を生きる子どものために、豊かな感性や表現力、 発信力、人間力を育むプロジェクトに取り組んでいる。 2010年生まれの男の子のママ。 ◆運営する会社のHP&オンラインショップ 世界の知育玩具&子ど雑貨 Twinkle Kids Star http://bit.ly/24dUGu0 ◆Facebookページ 子どもの心を育むHappy Project https://www.facebook.com/kidsstarjapan ◆Facebookグループ 子どもの心を育む遊びのヒント https://www.facebook.com/groups/kokohug/ Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 27 留学経験者のその後 【黄野いづみさんの経歴】 山口県出身。 子どもの頃から英語に興味を持ち、中学時代の映画やビートルズから学ぶ という英語教育のお陰で更に英語大好きっ子に。 13歳(中学1年生)のとき両親の勧めによりハワイへ夏季短期留学。 英語の魅力を改めて感じ、 帰国後、本格的な留学を考えはじめリサーチを開始。 中学卒業後、16歳で単身アメリカへ。カリフォルニア州の私立高校へ留学。 3年間の寮生活を経験する。 高校卒業後、帰国。 学習院大学文学部英米文学科に入学し、 4年間を過ごし卒業。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 28 留学経験者のその後 マスコミ業界に興味を持っていたため、アメリカのメディアを知りたい!と、イン ターンシッププログラムに参加。再度渡米。シアトルへ。 シアトルの日本人コミュニティ向けのフリーペーパーを発行する会社にてライタ ーのインターンとなる。 アメリカ3大ネットワークのひとつ、ABC局系列 KOMO-TVの報道局にてモー ニングインターンとして採用される。インターンシップが就職の登竜門となるアメ リカにおいて、テレビ局でのインターンはマスメディア専攻の大学生が殺到する 中、初の外国人インターンとして報道に携わる。 1999年帰国。 出版社に入社。広告営業、書籍編集などに10年に渡り携わる。また、ファッショ ン誌においてはコレクション担当として、 NY、ミラノなどのファッションショーを 取材。 書籍を担当することになり、 子育てをするママがほしいと思う 情報を集めた本を企画・編集し出版。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 29 留学経験者のその後 2007年に結婚。2010年に男の子を出産。子育てを中心としながら働き たいという思いから出版社を退社。2011年に、「子どもの輝く未来のため に、子どもの心を育み親子でHAPPYに!」をコンセプトに、キアノ・インタ ーナショナル株式会社を設立。 木製玩具や子ども雑貨を輸入販売し、オンラインショップ「世界の知育玩 具&こども雑貨 Twinkle Kids Star」を運営している。また、アメリカの エコフレンドリー子ども玩具ブランド「マニー&サイモン」のディストリビュ ーターとしてもビジネスを展開。 現在は、子どもの無限の可能性を信じ、遊びや体験を通して知徳体を学 ぶ環境を築きたいと、2014年11月に「子どもの心を育むHappy Project 」をスタート。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 30 大事なのは「やる気」と「勇気」! それでは、実際に中学生でイギリス留学を果たした娘との対談を 見ていただきます。 http://bit.ly/1KwLHgZ 中学生の偽らざる本音を見てくださいね! Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 31 大事なのは「やる気」と「勇気」! いかがでしたか? この小冊子のタイトルでもある 【留学するために何よりも大切なこと】 それは、【やる気】と【勇気】 なのです!! これは、留学だけでなく、子どもが生きていく上で絶対に手に入れて欲しい 心構えです。 あなたのお子さんが将来、留学をしてもしなくても、 【やる気】と【勇気】さえあれば、人生を切り開いていくことができます! あなたのお子さんの進む道が、スポーツであれ、芸術であれ、ビジネスであれ、 【やる気】と【勇気】さえあればきっと道は拓けると思います。 親は子どもの応援団! どうぞ、お子さんの応援団長でいてあげてくださいね。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 32 留学している本人がお届けする【イギリス留学便り】 今後も ★「留学について方法が知りたい」 ★留学している本人の声や気持ちが知りたい ★イギリスの生活や勉強について生の声を聞きたい そう思われたら、娘が発行するメルマガ【イギリス留学便り】に 登録してください。 ★毎週1回、イギリス留学の様子を本人が伝えます。 (原則週に1回ですが、確約するものではありません) ★購読料は340円/月(税別) です (お支払いは、Paypal払いとなっております) 申し込みはこちらから (お名前とメールアドレスを入力すると その後、paypal支払いサイトに移動します) http://bit.ly/1TvJl4y Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 33 留学をしてもしなくても、国際化の時代はやってきます! 留学をすれば国際人になれるわけではありません。 留学をしなければ国際人になれないわけでもありません。 ★本人の目が、世界に向いていること。 ★日本の中の自分ではなく、世界の中の自分として考えられること。 ★英語を取得するのが目的ではないこと。 ★世界の中で自分の果たす役目を考えられること。 これからの子育てには「国際化」を意識することが必要です。 まずは、親であるあなたが「世界の中の我が子」をイメージしながら 子育てをすることが大切です。 20年後30年後の我が子が世界で活躍する姿をイメージしながら 子育てをしてくださいね。 Copyright2016 母学アカデミー All Right Reserved 34
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