JBVオープン競技規程 2015.7.1 日本ビーチバレーボール連盟 JBVオープン実行委員会 1 エントリー JBVオープンに参加を希望するチームは、必ず所定のエントリー手続きを済ませなければならな い。 エントリー資格 ◆参加希望選手は必ず公益財団法人日本バレーボール協会及び日本ビーチバレーボール連盟のビーチ バレーボール選手登録を済ませてからエントリーすること。エントリー期間終了時点で選手登録が完 了していない場合、そのエントリーは無効とし出場は認めない。 ◆S登録、A登録どちらでも出場を認める。 エントリー期限 ◆エントリー期限は期限日の23時45分までとする。 ◆エントリー期限を過ぎてからのエントリーは原則受け付けない。ただし、募集定数に達しない場合 のみ、追加エントリーを受け付けする場合もある。 参加料 大会に参加する全てのチームは所定の参加料を支払って大会に参加すること。選手一人あたりの参 加料は、大会要項に記載する。参加料は大会当日の受付にて現金で支払うこと。 2 参加チームの決定 JBVオープンの参加チームは下記の通り選ばれる。 大会出場チームの決定 ◆決められた出場可能なチーム数を上限とし、エントリー期限日時点における、JVAビーチバレー ボールオフィシャルポイント(以下「オフィシャルポイント」という。)によって決定する。ただ し、ワイルドカードの2チームがこれに含まれる場合がある。 ◆オフィシャルポイントが同じ場合はビーチバレーJBVオープン実行委員会(以下「実行員会」と いう。)による厳正な抽選により決定する。 ◆定員を超えた場合、下位チームは大会に参加できない。ただし、キャンセルチームが出た場合は、 リザーブチームより繰り上げることができる。 3 ワイルドカード 各カテゴリーにはワイルドカードが出場することがある。この枠での参加チーム数の上限は以下の通 りとする。ただし、事前に欠場チームが発生した場合、ワイルドカードにて補充されることがある。 ワイルドカードチーム数 ワイルドカードとして最大2チームの出場を認める。 ワイルドカードの対象 ワイルドカードは日本人もしくは外国人のうちビーチバレーボール選手登録をしている選手を対象 とする。 ◆ワイルドカードは所定のエントリーを済ませたチームが対象となる。 ◆ワイルドカードは申請手続きを行ったチームを対象とし、申請は必ずエントリー期限までに済ませ なければならない。 ワイルドカード申請権 ワイルドカードの申請は、所定の申請書に推薦団体の代表者の署名、捺印を受けたうえで、大会実 行委員会に提出する。推薦団体は次のとおりとする。 ◆公益財団法人日本バレーボール協会ビーチバレーボール事業本部 ◆日本ビーチバレーボール連盟 ◆開催都道府県バレーボール協会 ◆開催都道府県ビーチバレーボール連盟 ◆その他、実行委員会が認めた団体及びチーム ワイルドカードの決定権 ワイルドカードは大会実行委員会が決定し、必ず申請されたチームのなかから選ばれる。 4 キャンセル 大会のエントリー期限後にエントリーを済ませたチームが大会への参加を取りやめる場合は必ずキャ ンセルの手続きを行わなければならない。 ◆実行委員会事務局に連絡し確認を受けた時点でキャンセルが認められる。プレリミナリインクワイ アリの受け付けが終了するまでに連絡がない場合、別に定める罰則が適用される。 ◆実行委員会がやむを得ない事由と判断した場合に限り、罰則が適用されないことがある。 5 選手の変更 エントリー期限以降でもけがや病気等に限り、チームでどちらか一方の選手を変更することができ る。 ◆変更によってチームに加入する選手は、すでに選手登録を済ませていなければならない。 出場チームの選手変更 選手を変更する場合はP.Iまでに診断書を提出しなければならない。ただし診断書が無い場合でも 大会実行委員会がやむを得ないと認めた場合に限り、出場を認める。 ワイルドカードの選手変更 ワイルドカードの選手変更は実行委員会が認めた場合に限り、ワイルドカードのままどちらか一方 の選手を変更することができる。 6 シーディング シーディングは大会5日前時点のオフィシャルポイントに基づき、プレリミナリインクワイアリの時 点で確定する。オフィシャルポイントによる比較が出来ない場合は実行委員会による厳正な抽選により シーディングを決定する。 ◆各カテゴリーにおけるにシーディング方法は次のとおりとする。 ワイルドカード ◆ワイルドカードにはシード7、8が与えられる。 ◆ワイルドカードのシーディングは上記の与えられるシーディングと自らが持つシーディングポイン トのうち、より上位となるシードを適用する。 ◆選手を変更したチームのオフィシャルポイントは変更後の選手のものを採用する。 7 P.I (プレリミナリー・インクワイアリー) 大会参加チームは少なくともひとりの選手が必ずP.Iに参加しなければならない。やむを得ない理由 によりP.Iに参加できないチームは受付終了時間までに大会実行委員会に連絡しなければならない。 受付終了時にP.Iの会場にいないチーム、連絡の無いチームは無断でのキャンセルとみなす。 8 競技形式 予選は原則12チームが参加して以下のように行われる。 3チーム×4プールのプール戦方式 JBVオープンのプール戦の順位は以下のように決定する。 各試合で勝利したチームには勝点2を与える。そして各試合に負けたチームには勝点1を与え、勝 点の多いチームを上位とする。ただし、棄権により行われなかった試合では、勝利したチームには勝 点2を与えるが、棄権したチームは勝点0とする。ただし、全ての続けられない、もしくは開始され ない試合は、大会役員(大会(副)実行委員長、競技委員長、審判委員長)によって「①失格 (DSQ)」もしくは「②負傷による失格(INJ/DSQ)」と評価され、②の場合は棄権したチームも勝点 1を得るとともに、棄権するまでのセット、得点を保持することができる。 例えば、あるチームが第1セットを21-19で勝ち、負傷して棄権した時が第2セットの4-6だとす れば、このチームは勝点1、セットカウントは1-2、ポイントは21-19、4-21、0-15となる。この例 で勝利したチームは勝点2を得るとともにセットカウントは2-1、ポイントは19-21、6-4、0-0と し、「負傷による失格(INJ/DSQ)」と加筆される。 試合が開始される前に「負傷による失格(INJ/DSQ)」が発生した場合、棄権したチームは勝点 1、セットカウント0-2、ポイントは0-21、0-21となり、勝利したチームは勝点2、セットカウン ト2-0、ポイントは0-0、0-0となる。 もし有効な理由が無く試合を棄権した場合は没収試合とし、勝点0で0-2(0-21、0-21)で「失 格(DSQ)」と記入する。この試合に勝利したチームは勝点2で2-0(0-0、0-0)となる。 順位決定方法 ◆プール戦の途中で勝点が並んでいるチームは以下のとおり順位を決定する。 -2チームが勝点で並ぶ場合 ・もし両チームが対戦している場合、対戦に勝利しているチームを上位とする。 ・もし両チームが対戦していない場合、全ての対戦における得点率の高いチームを上位とする。 ・得点率も並ぶ場合は同じ順位とする。 -3チームが勝点で並ぶ場合 ・該当する3チーム同士の対戦での得点率の高いチームを上位とする。 ・得点率も並ぶ場合は同じ順位とする。 ◆プール戦の全試合が終了した時は以下のとおり順位を決定する。 -2チームが勝点で並ぶ場合 ・両チームの対戦で勝利しているチームを上位とする。 -3チームが勝点で並ぶ場合 ・該当する3チーム同士の対戦での得点率の高いチームを上位とする。 ・得点率でも並ぶ場合は、本選のシーディングで上位のチームを上位とする。 準決勝~決勝 各プール上位1チームによるシングルエリミネーショントーナメントにて行われる。 9 その他の重要事項 競技全般 ◆男女共催 大会は全て男女共催で行われる。 やむを得ない事情が発生した場合に限り、男女別開催で行われる場合がある。 ◆試合形式 全ての試合が3セットマッチで行われる。ただし、予選はキャップが設けられることがある。 ◆大会形式の変更 事前もしくは当日に関わらず、やむを得ない事情が発生した場合に限り、競技委員長はトーナメン ト方式及び試合形式を変更することがある。 ユニフォーム 全てのカテゴリーは日本ビーチバレーボール連盟のユニフォーム規定を遵守して行われるが、JB Vオープンに限り特例規定を適用する場合がある。各チームは基本的に規則に適合したユニフォーム を自分たちで用意しなければならないが、トップスが支給されることがある。ユニフォームのルール に関して詳細な基準は日本ビーチバレーボール連盟競技委員長の判断によって行われる。 ◆ユニフォームチェックはマッチプロトコール時に審判によって行われる。ただし、プレリミナリイ ンクワイアリ前に実行委員会により行われることがある。 もしチェック時にユニフォームに違反があると判断された場合、試合への参加は認められない。 ◆スポンサーロゴ スポンサーマークやロゴの数及び位置、サイズについては特に定めないが、胸番号、背番号の識別 が可能なものであること。※ただし露出が制限されるスポンサーもあり得る。 ◆トップスの支給 大会主催者よりトップスの支給があった場合、選手は必ずそれを着用して試合しなければならな い。トップス支給の有無は事前に実行委員会事務局より告知される。 ◆アンダーウェア等の着用 低温などの悪条件において競技委員長の許可があった場合に限りユニフォームの下にアンダーウェ ア等を着用することが出来る。スポンサーマークやロゴの数およびサイズについては定めない。 ◆チームは必ず同系色のアンダーウェアを着用しなければならず、どちらか一方の選手だけが着用す ることは許されない。 10 コーチング 全てのカテゴリーでルールの範囲で監督が試合前にコートでウォームアップを手伝う、また試合中に コーチングを行うことが出来る。 ◆監督は指定された資格を持つ者に限り、またチームの大会エントリーの時に一緒に監督としてエン トリーしている者に限りコーチングが認められる。 ◆ひとつのチームがひとつの大会においてエントリー出来る監督は1名だけとする。 ◆ひとりの監督は同じ大会において複数のチームの監督としてエントリーすることが出来る。 コーチング資格 試合中監督がコーチングを行うためには以下のJVA公認指導者資格以上の資格を持っている必要 がある。 ◆公益財団法人日本体育協会公認スポーツ指導者 ◆公益財団法人日本体育協会公認コーチ タイミング 試合中は以下のタイミングでのみ監督はコーチングを行うことが出来る。それ以外の時には監督は ベンチで沈黙を保たなければならない。 ◆試合開始前 ◆タイムアウト時 ◆テクニカルタイムアウト時 ◆セット間 ◆試合終了後 場所 監督は自チームのベンチでのみコーチングを行うことが出来る。コートの外にいるすべての者には 監督としての権利は与えられない。 ◆監督はマッチプロトコール時(コイントス時)にはコートに入っていなければならず、それ以降は 試合終了までコートに入ることは出来ない。 ◆監督が試合の途中でベンチを離れた場合、試合終了までコートの外にいなければならない。 ◆監督は試合中ベンチで外部の者と接触してはならない。 罰則1【コーチングのタイミングに対する罰則】 監督が規定以外のタイミングでコーチングを行ったと審判が認めた場合、対象チームは以下の罰則 を受ける。 1度目<注意>イエローカードが与えられる。 2度目<警告>レッドカードで相手チームに1点が与えられる。 3度目<退場>監督は大会会場(イベントエリア)から退場となる。 罰則2【審判に対する侮辱行為、反スポーツマン行為に対する罰則】 監督が審判もしくは相手チームなどに対して暴言などの侮辱的行為または反スポーツマン行為を行 ったと審判が認めた場合、対象チームは以下の罰則を受ける。 ◆1度目<退場>監督は大会会場から退場となる。 罰則3【コーチングの場所に対する罰則】 監督もしくはそれ以外の者がベンチ以外の場所からコーチングを行ったと審判が認めた場合、反則 者には以下の罰則が与えられる。 ◆1度目<注意>コーチングを行った者に対し注意が与えられる。 ◆2度目<退場>コーチングを行った者は大会会場から退場となる。 罰則4【悪質な反則行為に対する罰則】 上記またはコーチングに関するその他の反則行為に悪質性が認められた場合、対象チームに対して 別に定める罰則が適用される。 11 大会の棄権 国際大会等では、「棄権」をチームの既得権として扱っているが、本大会は日本ビーチバレーボール 連盟の主催、公益財団法人日本バレーボール協会の後援大会であるため、国内競技委員会の趣旨に沿 い、原則「棄権」は「大会の放棄」とみなし、ルーザーでのプレーを認めない。ただし、実行委員長が 議長を務める調整委員会がやむを得ないと判断した場合はそれに当たらない。 12 ポイント 参加したチームにはオフィシャルポイントが与えられる。 13 賞金 参加した選手には定められた賞金が支払われる。 14 その他 本規定は平成27年7月1日から実施する。 本規定の変更は日本ビーチバレーボール連盟並びに実行委員会の議決によって行うことができる。 また、競技規定に明示されていない不測事項はすべて日本ビーチバレーボール連盟ならびに実行委員 会で決定する。 附 則 この規程は、平成27年7月1日から施行する。
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