第 19 回清里スターフェスティバルの報告

第 19 回清里スターフェスティバルの報告
清里スターフェスティバルは夏の終わりのころに、毎年開催されています。星空に親しむイベン
トです。今年は 8 月 21 日から 8 月 23 日朝まで北杜市地球温暖化対策・クリーンエネルギー推進
協議会の主催で開催されました。開催場所は、清里駅西市営駐車場の隣でした。
8 月 21 日は天体観望会が予定されていましたが、曇天のために中止となりました。
8 月 22 日は、好天に恵まれ昼間から盛りだくさんの内容で行われました。また 400 名以上の参
加受付がありました。
午後 1 時半より開会式が行われました。来賓として清里観光振興会理事の桶本さんが出席されま
した。その後、昼間のイベントが行われました。ペットボトルのキャップを選別するゲーム(エコ
キャップゲーム)、隕石発掘ゲーム、太陽光発電の実験コーナーや太陽熱による調理実演などが行
われました。また毎年行っている望遠鏡づくり教室には、定員 30 名のところそれを超える参加申
し込みがありました。天文講演会はパネルディスカッション形式で行われました。
☆ 昼のイベント
エコキャップゲーム
国土興産(株)により実施されました。参加者にはドラエモンのキャリーバックやマイバッグが提
供され人気を集めていました。
隕石発掘ゲーム
受付参加希望者多数により、参加者数は 30 名となりました。
日食体験ゲーム
直径 40cm のボールを太陽に見立てて行った。40m 先にボールを置き、爪楊枝を 10cm 話してボ
ールが隠れることを体験してもらいました。約 10 名が参加しました。
エコキャップゲーム
日食体験ゲーム
ソーラークッカーと太陽電池の実験
太陽光で扇風機を回して陰による発電の変化を観察したり、ソーラークッカーに電子温度計を取
り付けて温度変化を観察したりしました。
太陽電池とソーラークッカー
手作り望遠鏡教室(講師は林宏明さん)
定員 30 名のところそれを超える参加申し込みがありました。
天文講演会
パネルディスカッション形式で行われました。コーディネーターは西岡勇治さん。パネラーは当
協議会の浅川初男、星空を守る会の大友哲、望遠鏡メーカー高橋製作所の太田隆行さん。約 1 時間
の間、観客の皆様は内容に聞き入っていました。
夜の天体観望会には、主催者が用意した天体望遠鏡(口径最大 32cm)をはじめ各種の望遠鏡が勢
揃いしました。東京や名古屋方面から天文マニアが持参された大型の望遠鏡や双眼鏡が 10 数台も
並びました。星の観察は、会場周囲の街路灯を消灯して暗い中で行われました。近くの宿泊施設か
ら浴衣姿の星見客らが多数来場されました。それぞれの望遠鏡では天文マニアたちが親切に星の説
明をされていました。そして木星や天の川の星雲などを楽しんでいました。また製作した望遠鏡で
星を眺めている子どもたちもいました。
最後のビンゴ大会には、
300 名以上の参加者がありましたが、参加賞は全員に行きわたりました。
その後一晩中好天で朝まで残って星空観測を行っている参加者も多数いらっしゃいました。今回は、
駐車場への車の誘導が行われたことも、参加者が増えた要因になっているようでした。
☆ 夜のイベント
天体観望会
マイクで主な望遠鏡の紹介が行われました。望遠鏡の紹介が一通り終了した午後 8 時頃より会場
に面した街路灯を消灯して行ないました。好天に恵まれ多くの星が観察できました。協議会が用意
した望遠鏡 2 台には 50 名以上の列ができた。
ビンゴゲーム
受付にて 425 枚のビンゴカードを用意していましたが、すべてのカードがなくなりました。景品
を提供したのは、高橋製作所、浅川太陽光発電所、星空を守る会、山梨自然エネルギー発電(株)な
どでした。ビンゴゲームへの参加者は推定約 300 人以上と思われます。
夜のイベント終了後の様子
実行委員長の終了のあいさつとともに会場を撤収したが、終夜観察を続行する参加者が多数観察
を続けていました。午前 1 時頃、チラシを見てきたという参加者が来場し、星空の解説を行いまし
た。午前3時頃より快晴となり各参加者はそれぞれに星空観察を行っていた。
☆ 翌朝の様子
前日は実行委員長の終了のあいさつとともに会場を撤収したが、終夜観察を続行する参加者が多
数観察を続けていました。午前3時頃より快晴となり各参加者はそれぞれに星空観察を行っていま
した。翌朝まで約 20 台の自動車が残っていました。