2015 年 2 月 17 日 第１回 ネクステリア＠レポート ～海物語の成功・失敗事例を活かして業績 UP～ まわるん海の導入から 3 ヶ月が経ちました。不評に終わったまわるん海ですが、このような状況下でもシェアを 伸ばし成功したお店があります。成功・失敗事例を分析して次回に活かし業績 UP につなげたいと思います。 まずは、歴代ミドル海と比較してまわるん海はどのような評価になったのでしょうか？数値分析してみましょう。 アグネス・ラムＭＴＭ プレミアム海ゴールド 大海物語２ＭＴＥ 海物語ＩＮ沖縄３ＨＭＥ まわるん大海物語３ 大当たり 確率 349.7 354.249 278.7 258.12 348.6 導入月 2010年11月 2011年9月 2012年3月 2013年7月 2014年11月 稼働率(%) 4週 10週 56.8% 47.3% 55.1% 38.9% 52.3% 41.9% 59.4% 50.1% 38.0% 38.0% 販売 台数 142,086 91,092 159,293 147,956 89,983 最大値(%) 客数比 稼働率 14.2% 75.7% 17.4% 81.1% 26.2% 79.8% 21.4% 87.4% 11.2% 69.4% 販売台数が少ないにもかかわらず、客数比も稼動率も低く、過去ミドル海の中で最低の数値です。 下記は客数比推移です。 下記は稼動率推移です。 まわるんという表現が悪かったのか、面白くなかったのかは定かではありませんが、過去最低の数値の海だった ことは確かです。 しかしそんな過去最低の海だからこそ立ちまわり一つでシェアを上げたお店と下げたお店があります。 そのあたりをレポートしたいと思います。 １．まわるん海を 1 台も導入しなかったお店のその後について調べました。 75%のお店が業績ダウンしていました。どんなに人気のない海でも導入しないという選択は得策ではないことが わかるかと思います。 業績ダウンしたお店は平均してシェア 4%もダウンしていました。 業績がダウンしたお店の典型的なモデルが下記の A 店になります。下記はミドル海のシェア推移です。 ２．ライバルに比べて大量導入したお店のその後について調べました。 半々という感じです。若干業績のアップしたお店の方が多いです。 業績をアップしたお店は平均してシェア 4.3%アップしています。ダウンしたお店は 5%ダウンしています。 身の丈にあっていれば大量導入してもシェアはダウンしなかったと言えるのではないでしょうか。 ３．まわるん海を減台したお店のその後について調べました。 まわるん海を減台して沖海か大海を増台したお店 19 店舗は下記の状況になっています。 シェア 3%以上向上させたお店は 3 店舗 シェア 0～3%向上させたお店は 5 店舗 シェア 0～3%下落させたお店は 7 店舗 シェア 3%以上下落させたお店は 4 店舗 シェアを下げた 11 店舗には共通する点が３つありました。 失敗するケース①：最終的にミドル海が 3 種類になり、何をお勧めしているかわからなくなっている 下記は典型的なお店のシェア推移になります。 5 店舗がこれに該当し、平均 2.1%下落しています。 失敗するケース②：まわるん海の導入時にミドル海の合計台数が今までより増やしていない 新しい海が導入されると地域の海ユーザー数は増えます。なので新海を導入する時は台数を増やさなければなり ません。そして少しづつ適正な台数へ減らしていくというのがベストの立ち回り方です。 2 店舗がこれに該当し、平均 2.4%も下落しています。 失敗するケース③：メインの海の台数を減らしている メイン海の台数う少なくすると規模縮小と捉えられてしまいお客様が減少していきます。 2 店舗がこれに該当し、平均 4.5%も下落しています。 次に業績を大幅に向上させた 2 つのお店の立ちまわり方について見て行きましょう。 事例① ミドル海のシェアを 6.4%向上させたお店（A 店） 海物語ＩＮ沖縄３ＨＭＥ まわるん大海物語３ 10月27日 40台 - 11月3日 20台 40台 12月8日 40台 20台 1月5日 40台 10台 まわるん海導入時は合計台数を 20 台増台させて 60 台としています。そして 12 月 8 日に沖海に戻していくので すが、沖海の台数は以前と同じ 40 台で行っています。 11 月 3 日以降大幅にシェアを伸ばしている C 店の購入台数は下記のようになっています。 海物語ＩＮ沖縄３ＨＭＥ まわるん大海物語３ 10月27日 20台 - 11月3日 0台 40台 12月8日 20台 20台 このお店の敗因はまわるん海を身の丈以上に導入してしまったことと、12 月 8 日に各 20 台とメインの規模縮小 をしたことにあると思われます。 事例② ミドル海のシェアを 5.9%向上させたお店（A 店） 海物語ＩＮ沖縄３ＨＭＥ まわるん大海物語３ 10月27日 36台 - 11月3日 22台 32台 12月1日 52台 0台 このお店もまわるん海導入時にミドル海の合計台数を 18 台増台させて、12 月 1 日には沖海 1 本に絞って 52 台 としています。 12 月にシェアを上げている C 店の立ち回りは下記のようになっています。 海物語ＩＮ沖縄３ＨＭＥ まわるん大海物語３ 10月27日 40台 - 11月3日 40台 24台 12月1日 40台 20台 1月5日 40台 12台 2月2日 40台 8台 12 月 15 日からシェアが向上した理由は地域にまわるん海がこのお店だけになったことだと考えられます。 ただしこのお店も 1 月 5 日にまわるん海を減台して流れを引き寄せることが出来なくなりました。 B 店の立ち回りは下記のようになっています。 海物語ＩＮ沖縄３ＨＭＥ まわるん大海物語３ 10月27日 64台 - 11月3日 32台 32台 12月8日 48台 0台 ミドル海の合計台数が少なくなっているのでシェアも下落してしまいました。 今回の人気最低のまわるん海により多くのことがわかってきました。 １．三洋が一押ししているミドル海は買わなければならない。 人気が無さそうだとしても適正台数の導入が必要であり、人気が出そうなら大量導入が好ましい。 ２．導入する時は、ミドル海の総台数を増やさなければならない。 既存の海と新海のどちらをメインにするか検討して、総台数は 1.3 倍から 1.8 倍にした方がよい。 ３．新海の人気が悪いとわかった時には、適正な台数に戻さなければならない。 戻すと決めたら迷いは厳禁で、海の種類は 1 機種か 2 機種に絞り込みメインの台数は多くする。 ４．総台数やメインの海の台数は減らしてはならない。 減らすタイミングは、ライバルの同時期にするなど目立たないように減台する必要がある。どうしても減台 したいという時はシェアダウンを覚悟して実行する。 想定外の動きがあったとしても一喜一憂するのではなく、適正台数に戻すということを前提に、冷静に将来を分 析して動く必要があります。 期待していた機種がダメだったというのはどのお店も同じことですので、その立ち回り方で長期的に見ると得す ることも出てきます。 市場が動く時はピンチでもあり、チャンスでもあるということです。 ＜エリア NO.1 の法則＞ “エリア NO.1 の法則”とは、全国 3000 店の成功（失敗）事例から見つけ出され、実際にシェアが上がること が実証されたパチンコ店の 8 つの法則です。 ネクステリアでは、全国 3000 店舗の頭取りデータから 3 つの研究をしています。 １．1 番だけにあって、2 番以下には無いものは何か？ ２．シェアを大幅に向上したお店の施策は何か？ ３．施策の効果を最大化する条件は何か？ この３つの研究を続ける中で、“こうしなければシェアは上がらない”“上昇気流をつかむ方法”“瞬間的に抜き 去り『出ている感』を演出する方法”などの 8 つの法則が発見されました。 そして『エリア NO.1 の法則』を実践したお店の実績が下記になります。 ＜エリア NO.1 の法則の入手方法＞ 1 つ目の入手方法： 『地域 NO.1 プロジェクト』を受講する このプログラムは、人間力を向上させつつ、勝つ戦略を実際に構築して いく全 8 回の講習プログラムです。 特徴① 実際にシェアを 5%以上向上させる 特徴② 勝つ戦略書を創り、全員が 1 つのゴールに向かって活動する 特徴③ 考える力を訓練し、目標達成のマインドを手に入れる 2 つ目の入手方法：戦略的 頭取りシステム『集客達人』を購入する ライバルと差をつけ、価値を高める戦略的 頭取りシステム 特徴① 勝つ戦略を創ることが出来る 特徴② 広告などの効果を測定し、改善することが出来る 特徴③ 少し先の未来を予見することが出来る “エリア NO.1 の法則” “NO.1 プロジェクト” “集客達人”を詳しく聞いてみたい方は、森本までご連絡下さい。 ＜連絡先＞ ネクステリア株式会社 代表取締役 森本耕司 電話０３－３７６９－０１５６ 携帯０８０－３３８７－３０００ メール [email protected] 営業時間 9:30～18:00 （土日祝祭日休み） この厳しい時代に勝ち残るには、 “勝つ戦略”と“成功ノウハウ”が必要です
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