足と心

● 「詩 の 授 業 」 ①
「足と心」
☆学 習目標
中桐雅夫
*あなたは,題名からどんな内容を思い浮かべましたか?
*題名に体の一部「足」とあります。なぜ「足」なんだろう・・・?あなたの考えを書いてみよう。
中桐雅夫
*鑑賞文を書こう (鑑賞とは,芸術作品等について,自分の立場からその良さを味わうこと。
)
「足と心」
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中桐
雅夫
●詩の授業②〔教科書二三〇ページ〕
足と心
☆学習目標
①詩の言葉や表現に学び,考えや気付きを自分の言葉で表現しよう。
②詩特有の言い回し,詩形,イメージ,レトリック(言葉を効果的に使って適切に表現する技術)を学ぼう。
③各連の内容を抑え,詩の主題は何かを考えよう。
☆漢字・語句
①するど(
)でこする。
)い針。
④ど こ で迷(
②えんぴつ(
)
) っ てい る の か 。
)のしん 。
1。次の傍線部の仮名は漢字に改め,漢字には,読みを答えなさい。
③ 軽石 (
①こそばゆい(
)
2。次の言葉 の意味を答えなさい。
② 軽石 (
☆要点の整理
1.次の空欄に適語を入れて意味を整理しよう。
海がいいという少年に対して,こわいと少女は答えた。少女がこわかったのは,海とは違う何か別のものだった。それか
)のような試練の上を幾度も歩いた。その結果,
)で磨かなければならないほど,熱く鈍くなっている。と
)などは刺さらないようになった。少年少女のころ,柔らかく
)行・(③
)形式という。
)連から成り,
(②
)行・(④
)行・(⑤
)行からなる。
)のしんで突かれても薄く血がにじんだやさしい幼い心は,今やどこに迷っているのだろうか。
)ですらこそばゆく感じた足は,今は(エ
)な っ て , 少しく らい の ( ア
ら二人は互いに人生という道を歩きながら大人になり,その間に(ア
足も心も(イ
て( ウ
がった(オ
☆形式
1.こ の 詩 は ( ①
少女は海が
・
・
と
地面
)の 展開とな ってい る。
足
)と(③
) を 歩 む 」 こ と を も 意 味 し てい る 。
)を歩んできたことがわかる。
-2-
2.この形式を(⑥
・
(②
と捉える一般化した比喩を踏まえた上で,
ふ う ゆ
)との関係を暗示。
〔 ヨーロッパで発達した四・四・三・三行の詩形。普通は脚韻を踏むが,日本では行われない。
〕
①
3,四段構成であり ,
(⑦
☆比喩
1 。 人 生を
)。
※このような比喩を諷喩 という。
(諷喩とは,ある一連の事柄で別の一連の事柄を示す修辞法のこと,
)
☆内容
↓【その結果】
● 少し く ら い の
よう にな ったこと を意味 し てい るのか説 明しな さ い。
〈 問3 〉「とげもどんな鋭い針 も通らないようにな った」とは ,「ふ たりの心」がど の
では動じなくなってきたということ。
を 積 ん だ と いう こ と 。
〈問2 〉
「足も心も厚くな」るとはどういうことか。
〈問1〉「ふたりの足はとげのうえを歩いてきた」は,どんなことを示しているのか。
*二人がともに同じ(①
*「 歩く」 と い う 動 詞 が ,
「(①
2 . 第二 連
入れよう
入れよう
適切 な 熟 語を
)。
(
適切 な 熟 語を
)。
(
(
恋人
)。
(
少女 に と って 海 は
少年 に と って 海 は
1。第一連
少年は海が
3 .第 三 連
傷つきやすい心
イ
堅実な足取り
ウ
」という 感 覚の喪 失。
エ
はじ らい の心
〈問2〉「うすく血がにじんだやさしい心」とは?
ちいさな歩み
〈問1〉「やわらかな足裏」の意味として適当なものを次から一つ選びなさい。
ア
「
〈問2〉第三連は足のどんな状態を示しているのだろう。
4 .第 四 連
〈問1〉「鉛筆のしん」とは,どのようなことの比喩か。
←つらく厳しい試練。
↓そ の試練により ,
「うすく血がにじんだ」 のであるから
↓
)が傷ついた。
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(
〈問3〉「ああ,あの幼い心はどこで迷っているのだろう」には,作者のどんな気持ちが込められているか。
少年・少女時代の敏感な痛みの感覚は決して失われてしまうものなのではない,ただ忘れている
○少年にとっての「海」は,未来への希望。
恋愛 を通して、未来 へ思いを馳せる 人の思いや、現実 と理想 で交錯
する人の内面 を表現 してい る。
★「少女のこわかった」
「なにか別のもの」とは?
○少女にとっての「海」は,未来( 大人になること)への漠然とした
不安。
●少女にとっての海はどんな意味を持つのだろう。
海
●少年にとって の海はどんな意味 を持つのだろう 。
だけなのだ,だから思い出してほしい。
5. まとめ
あなたにとって海にはどのようなイメージがありますか?
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