農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する計画 音威子府村 1

農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する計画
音威子府村
1.促進計画の区域
音威子府村字咲来に該当する農地
2.促進計画の目標
(1)現況
本地域は、東西を山地に囲まれた盆地的地形のため季節による寒暖の差が激しく、ま
た道内でも有数の豪雪地帯である。地域の中央部を流れる天塩川流域の帯状の地形を中
心に畑作と酪農が営まれ、畑作では土地利用型作物の栽培が中心に、近年はソバの作付
けが増え、道内有数のソバ産地を形成している。
南東地域は台地状の傾斜地になっており、平場地域と比べて生産条件の格差が大きい
事から、これを補正する取組を行うことが必要である。
地域の課題として、これまで離農地を吸収し規模拡大を図りながら、農地の有効利用
を図ってきたが、規模拡大も限界に近く、高齢化も進行している中で、後継者の育成、
新規就農の促進など新たな担い手づくりが課題となっている。
また、畑作についてはソバに特化しているが、気象状況・市場変動などに大きく影響
を受ける作物であり、高負荷価値化と合わせ、施設野菜などの高収益作物の普及・推進
も課題となっている。
(2)目標
(1)を踏まえ、本地域では、法第3条第3項第2号に掲げる事業を推進し、生産条
件の格差に対する支援を行いながら、農地の有効利用・保全・新たな担い手の育成など、
多面的機能の発揮の促進を図ることとする。
3.法第6条第2項第1号の区域内においてその実施を推進する多面的機能発揮促進事業
に関する事項
実施を推進する区域
実施を推進する事業
咲来集落
法第3条第3項第2号に掲げる事業
4.法第6条第2項第1号の区域内において特に重点的に多面的機能発揮促進事業の実施
を推進する区域を定める場合にあっては、その区域
設定しない。
5.その他促進計画の実施に関し市町村が必要と認める事項