石 澤 秀 二

石澤 秀二
能・狂言・歌舞伎から 世紀現代演劇を中心に
古代ギリシャ劇から現代諸外国演劇まで。
劇作家・俳優・演劇・舞台用語も収録。
著者
世界
演劇辞典
21
元桐朋学園演劇専攻科教授
元青年座文芸部長
収録項目分類一覧
◇ 海 外
古代ギリシア劇∼19世紀西欧近代風俗劇
古代ギリシア劇∼西欧中世劇、
コメディア・デル・アルテ ほか
欧米近代写実劇∼第2次世界大戦終了まで
第2次世界大戦後∼現代諸外国演劇
◇ 国 内
観阿弥の能∼黙阿弥の歌舞伎
能・狂言、
阿国歌舞伎∼黙阿弥の歌舞伎 ほか
明治演劇改良時代∼戦時下移動演劇時代
こんな方々に
おすすめします
中学・高校図書館
明治維新、
築地小劇場 ほか
戦後復興新劇
大学図書館
戦後∼60年代小劇場、
70年代∼21世紀現代演劇 ほか
演劇・舞台関係用語
公共図書館
体 裁 : A5判・上製・カバー装・384頁
定 価 : 本体
+税 I SBN:978-4-490-10827-9 C1574
6,800 円
発行・発売
〒101- 0051 東京都千代田区神田神保町1-17 http://www.tokyodoshuppan.com
TEL.03 -3233 -3741 FAX.03 -3233 -3746
博物館・資料館
劇団・演劇関係者
芸術・文化に関心のある方
芸能史・文化史研究者
写真:
「世界の果てからこんにちは」
(提供:SCOT)
世界
演劇辞典
本書を推薦します
(五十音順・敬称略)
石澤秀二の
『世界演劇辞典』
をすすめる
翻訳家・元東京芸術劇場館長
小田島 雄志
石澤秀二がとんでもない大著をものにしたという。
日本の古典(能狂言・歌舞伎)から近代・戦後・現代の演劇まで、
さらにその各時代に影響を与えたギリシャ以来の諸外国の演劇までふくめての
『世界演劇辞典』
だそうである。
ぼくは
思わず膝を打って、
なるほどなあと大きくうなずいた。
同世代の友人として、
演劇学の大学教授、
新劇雑誌の編集長、
フランス現代劇の演出家など、
彼のいくつかの顔を見てきて、
そのいずれの業績にも感嘆したのであるが、
その学識・
経験のすべてをまとめて一冊の書物に傾注するというのは、
今の彼にふさわしいだけでなく、
今の彼にしかできない
大仕事だと思うからである。
ぼくたち芝居好きには長年手にしたいとあこがれていた書物を手にすることができて、
これからの観劇生活がどんなにゆたかになることか。
まさに演劇の「生き字引」
、
面白くないはずがない
劇作家・演出家
平田 オリザ
ここ数年、
夏の富山県利賀村で、
私が主催する東アジア演出家フェスティバルに、
石澤秀二さんにアドバイザーとして
の参加をお願いしている。
同じ一つの近代古典戯曲を、
日本、
中国、
韓国、
台湾の四カ国の演出家が演出をするという
催しである。
その際に、
テネシー・ウィリアムズやアラバールが日本で初演されたときの様子や、
実際の客席の空気感
を、
石澤さんから直接伺うのが、
私の毎夏の楽しみになっている。
私にとって、
石澤さんは、
まさに演劇の「生き字引」
なのである。
というわけで、
この
『世界演劇辞典』
は、
「生き字引が書いた
『生きた字引』」なのだから、
面白くないはず
がない。
一つ一つの項目が、
読み物としても面白く、
やがてそこから、
日本演劇の近現代史が立ち上がってくる。
組見本
(約33%縮小)
【本書の特長】
①時代順に配列した
「項目分類一覧」
を巻頭に付し、西欧・日本の演劇発展の歴史を一目で理解できるようにした。
②明治の歌舞伎改良運動から昭和の新劇運動、
さらには、寺山修司、唐十郎、井上ひさし、野田秀樹などを主体とする
反近代演劇の前衛的小劇場の誕生まで記述。
③日本の演劇発展に大きな影響を与えたと思われる海外戯曲について、我が国での初演劇団を可能な限り表記。
④現代でも活躍している劇団・俳優を豊富に採録、
その活動の系譜を明らかにした。
⑤西欧・日本の古典から近代の演劇理論・演劇運動・演劇用語を収録、解説。
キリトリ
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世界演劇辞典
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ISBN 978-4-490-10827-9 C1574
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