上野拓哉(2010年入社) 製造技術本部プロジェクト

先 輩 社 員インタビュー
上野 拓也さん
製造技術本部プロジェクト統括部
エグゼキューション課
入社:2010年
技術系
意欲をもって取り組めばチャンスは巡ってくる
未解決プロジェクトに終止符を
低コストに解体できる工法を立案することができ、
無事に工事を終
えられました。入社して初めて任された大きなプロジェクトで、
先輩方
私の在籍するプロジェクト統括部エグゼキューション課のメン
が過去に何度も挑戦しては頓挫し、
完了に至らなかったものだった
バーは「プロジェクトエンジニア」と呼ばれています。製油所内の装
ので、
たくさんの方に喜んでもらえ、
達成感もひとしおでした。
置に設備投資して装置の安全性の改善、
信頼性の向上、
収益力
アップを推進することがミッションです。さまざまな部署からの意見・
言葉に尽くせぬ喜びがある
要望をまとめ、
プロジェクトの起案から装置完成までを社内システム
プロジェクトエンジニアに求められるのはコミュニケーション能力
に従って、
限られた資金と時間を効率的かつ効果的に使う最適な方
とバランス感覚。プロジェクトには他部署や関連会社など多くの人
法を立案し実行します。この仕事の特徴として、社内外の関係者との
が関わるので、
さまざまな要望や相談が寄せられます。しかし、
よく考
調整、各種専門家への相談、設計・施工業者(協力会社)の管理な
えずそれらをすべて聞き入れていては、
プロジェクトは進みません。常
ど業務上のカウンターパートナーが多岐に渡ります。 入社以来、実
にプロジェクトの目的を意識して優先順位をつけ、
スケジュール通り
際に担当したプロジェクトの規模は数百万から数億円程度とさまざ
に建設を完了させなければならない難しさがあります。それだけに、
まで、
いずれにしろ社内的には小さな案件だけですが、年間20件ほ
プロジェクトの起案から建設までを一貫して手がけた設備が目に見
どのプロジェクトを手がけていて毎日忙しい日々を過ごしています。
える形になったときの喜びは言い尽くせません。
今までで一番印象深かったのは固形硫黄製造出荷設備の解体
将来は工場の重要な部分を担う、
社運をかけたプロジェクトに携
ですね。硫黄は可燃性の危険物なので、
装置を稼働しないで置いて
わっていきたいと思っています。東燃ゼネラルグループは若手にも大
おくだけでもリスクがあり、
管理コストがかかります。そのため、
この
きな仕事を任せてくれますので、
自ら意欲をもって仕事に取り組めば
設備が不要となってから早期解体が望まれていましたが、
解体のた
大きな仕事をする機会は巡ってきます。何か将来大きな仕事がした
めのコストが高く、
処理が難しいため難航していたのです。しかし、
社
いという意欲を持って自立して働きたいという方にはぴったりの社
内のプロジェクトチームを立ち上げ、
粘り強く検討を重ね、
安全かつ
風と環境が整っています。
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