古物商(警視庁 HP) 1 古物商の概要 古物商許可 ・古物を買い取って(そのまま、修理して、部品を)売る ・中古車販売 ・古物を買い取らないで売った後に手数料を貰う(委託販売) ・リサイクル店 ・古物を(別の物と交換・レンタル)する ・金券ショップ ・国内で買った古物を海外に輸出して売る ・古書店 etc ※ 以上をネット上で行う ・自分の物を売る(転売目的で買った物を除く) ・自分の物をオークションサイトに出品する 許可不要 ・無償で貰った物を売る ・相手から手数料等を払って回収した者を売る ・自分で売った物をその相手から買い戻す ・自分が海外で買って来た物を売る 古物市場主許可 許可不要 古物競り斡旋業 (届出) ・古物商間で古物の売買、交換のための市場を主催する ・誰でも参加できるフリーマーケットを主催する ・インターネット上でオークションサイトを運営する 2 許可申請 ① 申請場所:尾道警察署(許可は公安委員会) ② 手数料:19,000 円 ③ 標準処理期間 40 日 ④ 申請書・提出書類一覧 個人 法人 申請書(様式一式) ○ ○ 登記事項証明書・定款 × ○ 住民票(本人及び営業所の管理者、役員全員分)3 ヵ月以内 ○ ○ 身分証明書・登記されていないことの証明書(同上) ○ ○ 略歴書(同上)様式 ○ ○ 誓約書(同上)様式 ○ ○ 営業所の賃貸借契約書(写) △ △ 駐車場等保管場所の賃貸借契約書(写) △ △ URL を届出る場合はプロバイダーからの資料(写) △ △ ※ 第三者が申請するときは委任状・・・営業内容等を答えられる者であること 3 添付書類等の注意事項 ① 定款・・・法人の目的に『古物営業を営む』旨の内容が読み取れること ⇒ 定款の変更が株主総会の議決を経ないとできない場合は、 『古物営業を 営む』旨を決定した『役員会の議事録(写)』又は『代表取締役の署名押 印のある書面(確認書)』を合わせて提出できる ※ 定款は写しで良いが、末尾に原本証明をすること 以上、原本と相違ありません 平成○年○月○日 印 代表取締役 ○○○○ ○ (朱書き・代表者押印) ② 管理者・・営業所毎に 1 名『管理者』を置かなければならない ⇒ 管理・監督・指導ができる者 ※ 営業所に勤務できない者を管理者にすることはできない ※ 掛け持ちも不可 ③ 略歴書・・最近 5 年間の略歴を記載したもので本人の署名、又は記名押印のあるもの ⇒ 変更がない場合は「以後変更なし」 「現在に至る」等と記載する ④ 誓約書・・古物営業法 4 条(許可基準)に該当しないことの誓約書面 ⇒ 申請者本人が管理者を兼ねる場合は管理者用の誓約書を提出 ⇒ 法人の役員が管理者を兼ねる場合も管理者用の誓約書を提出 ※ 外国人の場合は母国語で訳文を付けるか、誓約書の本人署名欄の下に 一文を記載する 上記誓約内容を○○語で通訳し、理解したうえ本人が 署名しました。 印 (署名又は記名押印) 通訳人 ○○○○ ○ ⑤ 賃貸契約書・・・自社ビル、持家の場合は不要 ⇒ 賃貸借契約者名と許可申請者が異なるときは使用承諾書添付 ※ 建物の使用目的が「居住専用」 「営業活動禁止」となっている 場合は所有者や管理組合等の使用承諾書がなければ受理しない ⑥ 駐車場・・車の保管場所が確保されているかどうかの確認書類 ※ 自社・自宅敷地の場合は図面・写真等を添付 ⑦ URL ・・プロバイダー交付の URL 割当通知書(写)、ドメイン検索の結果画面など ⇒ 個人申請の場合は本人、法人申請の場合は法人名、代表者名、管理 者名で登録されていることが分かるものであること ※ URL が第三者のものであるときは使用承諾書を添付 4 古物市場主許可 ○ 古物商許可との違い 【添付書類】(抄) ① 定款・・・・目的に「古物市場を営む」旨の内容が読み取れること ② 管理者・・・古物市場毎に1名の管理者を置かなければならない ③ 市場の賃貸契約書 ④ 古物市場規約・・・市場が開催される場所が特定されていること 開始時間、終了時間、取引方法、手数料の支払い比率、参集資格 入会方法が定められていること ⑤ 参集者名簿・・・・古物商に限る ⇒ 記載事項:許可番号、公安委員会名、業者名 ⇒ 参集者全員の許可書の写し ※ 参集する全ての古物商が『行商する』になっていること 5 古物競りあっせん業の届出(10 条の2) 【オークションサイトの運営】 ⇒ バナー広告等によって収益を上げ、対価を徴収しないものは届出不要 ⇒ 許可を受けた古物商が運営する場合でも届出が必要 ※ 古物商が「売買を行わない」 「関与しない」 「場を提供しているだけ」 の HP の URL 届出とは別の届出 ① 申請場所:尾道警察署(許可は公安委員会) ② 手数料:0 円 ③ 営業開始から 2 週間以内に営業の本拠となる住所又は居所の警察署に届出 ※ 古物営業法 21 条の 7 競り中止命令を受けた場合に対応する 24 時間連絡可能な連絡先 6 相続(8 条 3 項) 許可証の交付を受けた者が次の各号に掲げる場合のいずれかに該当することとなったと きは、当該各号に定める者は、遅滞なく、許可証を公安委員会に返納しなければならない。 1 号 死亡した場合 同居の親族又は法定代理人 2 号 法人が合併した場合 合併後存続し、又は合併により設立した法人の代表者 ※ 法人の場合は、役員名簿等の変更届の提出が必要となる。
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