機構から農地を借り入れ、集積集約・生産性向上を! 自分で耕作

農地中間管理事業
平成28年1月
機構から農地を借り入れ、集積集約・生産性向上を!
自 分 で 耕 作 で き な い 農 地 は 、 機 構 へ 貸 付 け を!
農地中間管理機構
(あおもり農林業支援センター)では、農地の貸し借りを行い、
規模拡大と担い手が作業しやすい農地環境づくりを進める農地中間管理事業を実施しています。
この事業では、農地の受け手・出し手、さらに地域がメリットを受けることができます。
窓口は、市町村農政担当課又は農業委員会です。
お気軽にご相談ください。
規模縮小農家
離 農 農 家が
青森県農地中間管理機構
公益社団法人
あおもり農林業
機構へ
機構から
支援センター
貸付け
借入れ
所有する農地
担い手農家
青森県農地中間管理機構
公益社団法人あおもり農林業支援センター
〒030−0801 青森市新町2−4−1
TEL(017)773−3131
FAX(017)
734−1738
❶
手放すのは
ちょっとナァ
農地中間管理事業のメリット
相対だと不安もあるけど、公的機関の
機構との契約なので安心!
農 地 を 貸 す 方や地域
機構(支援センター)が賃借料を回収しますので、手間がかかりません。
契約期間が終わったら、農地は確実に戻ります。
「特例付加年金」の受給ができます。
作付けしない農地は、
機構にお貸しください!
耕作をやめたいと考えている方、
機構にご相談を!
機構に任せて安心・納得!
!❹つの約束!
その❶
お借りした農地は、公表された受け手に貸し付けます。
(※ルールに基づいて転貸し、任意の相手に貸せる場合もあります。)
その❷
公的機関なので、借受け中の賃料は確実に振り込まれます。
その❸
万が一受け手から農地が返されても、機構が新しい受け手を探します。
その❹
貸付期間が終了すれば、すぐに農地が返ってきます。
(契約の自動更新はありません。)
さらに要件を満たせば、協力金が交付されます。 詳細は4ページ ➡
農地を借りる方(受け手)
がいない時など、機構が農地を借り受けできないことがあります。
農 地 を 借 り る方
機構との契約で、賃料の支払いも
口座振替で楽ができ助かります!
賃料の支払いに口座振替を利用でき、手間がかかりません。
地主(出し手)が複数いる場合でも、契約は機構とだけで済みます。
機構がまとまった農地(受け手の要望に応じて簡易な基盤整備をする場合もある)を貸し付けるので、農作業の
効率化によるコストダウンが可能です。
○貸す方と借りる方の合意があれば、賃料を農産物の受け渡し(物納)とすることも可能です
❷
農地中間管理事業のポイント
農地の出し手
❶
❷
地元の市町村・農業委員会に貸したい農地を届け出てく
ださい。
対象の農地は「農業振興地域」
内の農地です。市町村の農政担当課に確認
してください。
農地の受け手(借受者)・・・・機構の募集に応募が必要
※募集は機構ホームページ、市町村窓口で随時受け付けています。一定時期
に応募者として公表された方が借受けの対象になります。
借受者決定の手順
借受者は、次の❶∼❹を踏まえつつ、応募者の経営農地との位置関係、希望
条件との適合性、地域農業の発展に資する程度、人・農地プラン等で順位を
付け、順次協議して決めます(市町村で原案を作成)。
❶ 応募者の規模拡大又は経営耕地の効率化に資すること
❷ 既に効率的・安定的な農業経営を行っている者に支障を
及ぼさないこと
❸ 新規参入者が効率的かつ安定的な農業経営を目指してい
けるようにすること
❹ 地域農業の健全な発展に配慮し、公平・適正に調整すること
借受者決定の優先配慮
以下の場合は、上記 の基準に関係なく優先されます。
❶ 担い手相互間又は担い手と非担い手間での利用権を交換する場合
❷ 農作業受委託を利用権設定(農地の貸借)に切り替える場合
❸ 集落営農の構成員が、その集落営農に利用させる場合
❹ 基盤整備事業等の実施地区で計画された相手に計画どおり貸し付ける場合
簡易な基盤整備又は耕作放棄地の再生を希望する場合
借受者の希望で機構が簡易な工事を行う場合は、下記の条件があります。
❶ 工事費が補助金を上回った場合の超過分は、貸付者と借受者の賃料の差に
より5年以内に回収できること。
(賃料の差額で回収できない場合は、別途、特別保証金を納入することで、
実施可能)
❷ 借受者は、契約時に保証金(賃料の1年分)
を納入し、保証人(後継者等1
名)を付けること。
❸
要件を満たせば市町村から
協力金が交付されます!
(経営転換協力金)
機構に農地を貸し付けてリタイア、又は経営部門を廃止する場合※
30万、50万、70万円/戸
面積に応じて:
(0.5ha以下)
(0.5∼2.0ha)
(2.0ha超)
※経営部門の廃止:土地利用型作物(コメなど)と果樹、露地野菜の3部門で経営している農家が土地利用型作物をやめる場合など。
(耕作者集積協力金)
機構に2筆以上のまとまった農地や担い手の隣接農地などを貸し付ける場合
1万円
10アールあたり
(※平成28年、29年の単価)
経営転換協力金
協 力 金 の 要 件
機構に農地を貸し付けて、経営転換やリタ
イアする方に交付されます。
⑴対象者
①農業部門の減少により経営転換する農業者
②リタイアする農業者
③農地の相続人で農業を行わない者
耕作者集積協力金
機構の借受農地に隣接する農地等を機構に
貸し付けた方に交付されます。
⑴対象者
①下記の対象農地を耕作していた農地所有者
②下記の対象農地を借り受けて耕作していた者
【対象農地】
★遊休農地所有者は、申請できません。
⑵要件等
①機構に、全ての自作地を10年以上貸すこと
(10a未満の農地、減少する部門以外の作物作付農
地、農業振興地域以外の農地を除きます)
②10年間、農業経営を目的として新たに農地の所有
権や利用権等を取得しないこと
③リタイア農業者や農地の相続人は、現在借りている
農地がある場合、全て解約すること
④機構に貸した農地のうち、1筆以上が機構から受け
手に貸し付けられること
⑤これまで適正に管理していた農地も自作地と見なし
ます(農作業委託していた農地を含む)
⑥経営部門を廃止する場合は、その部門の販売実績が
必要ですが、全てをリタイアする場合は、必要あ
りません
⑦過去に経営転換協力金の交付を受けていないこと
①機構が借り受けている農地に隣接する農地
②公表された借受希望者の経営農地に隣接する農地
③一連の農作業の継続に支障が生じない隣接する2筆
以上の農地
★遊休農地は対象となりません。
⑵要件等
①対象農地の所有者が、機構に、対象農地を10年以
上貸すこと
②対象農地が、すべて機構から受け手に貸し付けられ
ること
③既に賃借が行われている場合は、契約の貸借期間が
設定後1年以上経過し、かつ満了の1年以上前であ
れば、今まで借り受けていた方に交付されます
④過去に農地集積協力金や規模拡大
交付金の交付を受けていないこと
⑤機構事業によって新たに借り受け
る方が、機構事業を活用する前と
同一とならないこと
○この他に、
「地域集積協力金」
(地域内の農地の2割合以上が機構に貸し付けられた場合)があります。(詳細はお問い合わせください)
手数料をいただいています
借りる方は賃料の1%、貸す方は賃料の0.5%
※算定は、100円単位で計算し、100円に満たない場合は、100円とします。
お問い合わせ先
青森県農地中間管理機構
公益社団法人あおもり農林業支援センター
TEL(017)773−3131
FAX(017)
734−1738
または、各市町村の農政担当課・農業委員会
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