平成27年3月16日 独立行政法人国立がん研究センター がん対策情報センター 平成 27 年度がん登録実務者研修および認定事業 募 集 要 項 1.研修全体について 【主催】 独立行政法人国立がん研究センター がん対策情報センター 【目的・概要等】 わが国のがん対策の一環として、医療機関等において、がん登録に関わる作業に従事す るがん登録実務者に対し、「がん登録等の推進に関する法律(平成 25 年法律第 111 号)」 に基づく全国がん登録および院内がん登録の標準化と普及、および院内がん登録に関する 高度で専門的な知識および技術を修得することを目的として、がん登録の実務に関する研 修および認定事業を以下の内容で実施します。 ※ 以下、 「拠点病院等」とは、都道府県がん診療連携拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、 特定領域がん診療連携拠点病院、がん診療病院、小児がん拠点病院を、 「拠点病院整備指針」とは、「がん診療連携拠点病院等の整備について」 (平成 26 年 1 月 10 日付け健発 0110 第 7 号厚生労働省健康局長通知)を指します。 2.平成 27 年度からの変更点 (1) 「院内がん登録実務初級者研修」を「がん登録実務初級者認定事業」に移行します 平成 26 年度まで開催していた「院内がん登録実務初級者研修」については、「がん登録実 務初級者認定事業」に移行します。本事業では、研修内容を全て e-learning に移行し、公 開される pdf テキストを用いて学習していただき、所定の成績を収めた者を「がん登録実 務初級認定者」として国立がん研究センターが認定します。 なお、本認定は認定日から満 4 年経過した日の年度末まで有効となります。 (2) 「院内がん登録実務中級者研修」を「院内がん登録実務中級者研修および認定事業」に移行し ます 平成 26 年度まで開催していた「院内がん登録実務中級者研修」については、「院内がん登 録実務中級者研修および認定事業」に移行します。この事業は研修会と認定試験の 2 つの 部分に分かれます。(イ)院内がん登録実務中級者研修会は、従来通り受講試験を受けて いただき、受講者を決定します。講義および演習からなる 5 日間の研修を全て受講し、5 日目に実施される認定試験において所定の成績を収めた者を「院内がん登録実務中級認定 者」として国立がん研究センターが認定します。 なお、本認定は認定日から満 4 年経過した日の年度末まで有効となります。 (3) 新規研修・認定事業として、「がん登録実務初級者認定更新事業」を開始します 上記の「初級者認定事業」と関連して、平成 26 年度までの「院内がん登録実務初級修了者」 は平成 30 年度までは「がん登録実務初級認定者」と見なされますが、平成 31 年度以降は 認定者とはみなされません。 1 このため、平成 30 年度までの 4 年間のうちに、今年度から開始する認定更新のための研 修および試験を受け、「初級者認定更新」をしていただく必要があります。 認定更新のためには、当該年度の(ア)初級認定者研修会を受講した上で、(B)認定更 新試験を受験し、所定の成績を収めることが必要です。 (4) 新規研修・認定事業として、「院内がん登録実務中級者認定更新事業」を開始します 上記の「中級者認定事業」と関連して、平成 26 年度までの「院内がん登録実務中級修了者」 は、平成 30 年度までは「院内がん登録実務中級認定者」と見なされますが、平成 31 年度 以降は認定者とはみなされません。 このため、平成 30 年度までの 4 年間のうちに、今年度から開始する認定更新のための研 修および試験を受け、「中級者認定更新」をしていただく必要があります。 認定更新のためには、当該年度の(ウ)中級認定者研修会を受講した上で、(D)認定更 新試験を受験し、所定の成績を収めることが必要です。 (5) 上記の認定事業については、研修受講部分を除く、認定試験部分を有料とします (A) 「がん登録実務初級者認定試験」、 (B) 「がん登録実務初級認定者認定更新試験」、 (C) 「院内がん登録実務中級者認定試験」、 (D) 「院内がん登録実務中級認定者認定更新試験」 ただし、研修会本体の受講については、旅費等の負担を除き、無償です。 ※ 中級認定者は、初級認定者であることが前提であるため、重複して初級者認定を更新す る必要はありません。中級者認定をもって、初級者認定を受けているものと見なされ ます。 (6) 上記の認定事業と関連して、「(ア)がん登録実務初級認定者研修会」および「(ウ)院内がん登 録実務中級認定者研修会」を実施します。 初級認定更新のためには、(ア)がん登録実務初級認定者研修会を受講し、(B)がん登 録実務初級認定者 認定更新試験を受験していただくことが必要です。 中級認定更新のためには、(ウ)院内がん登録中級認定者研修会を受講し、(D)院内が ん登録中級認定者 認定更新試験を受験していただくことが必要です。 研修会本体の受講については、旅費等の負担を除き、無償ですが、認定試験については受 験料(認定料等の事務手続費用が含まれます)が必要となります。 2.研修種別とその内容・日時・申込み方法 (ア) がん登録実務初級認定者研修 【目的・概要】 がん登録実務初級認定者(平成 26 年度以前の院内がん登録実務初級修了者は平成 31 年 3 月末まではがん登録実務初級認定者と見なされます)を対象に、がん登録実務に関わる知 識・技術の向上を目的としています。 今年度は「がん登録法制化に関する情報提供」と「新しい標準登録様式に関する情報提供」 がメインテーマの 1 日研修です。 【対象・募集人数】 平成 26 年度までに院内がん登録実務初級者研修を修了している者 募集人数は、1 回 100 名程度 ※ がん登録実務初級者に関する研修については、本年度から初級者認定事業となり、国立がん研究 2 センターが主催する研修会は開催せず、e-learning と pdf テキストにより学習していただき、認定 試験を受験した上で、認定となります。 【日時・場所】 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 平成 27(2015)年 6 月 4 日(木) 平成 27(2015)年 6 月 9 日(火) 平成 27(2015)年 6 月 17 日(水) 平成 27(2015)年 7 月 8 日(水) 平成 27(2015)年 7 月 24 日(金) 平成 27(2015)年 7 月 30 日(木) 平成 27(2015)年 8 月 25 日(火) 平成 27(2015)年 9 月 2 日(水) 平成 27(2015)年 9 月 14 日(月) 平成 27(2015)年 9 月 29 日(火) 平成 27(2015)年 10 月 5 日(月) 平成 27(2015)年 10 月 8 日(木) (東京) (東京) (東京) (東京) (東京) (東京) (東京) (東京) (東京) (東京) (東京) (東京) 【募集期間・申込み方法】 第 1 回~第 6 回 平成 27(2015)年 4 月 7 日(火)~4 月 16 日(木) 第 7 回~第 12 回 平成 27(2015)年 6 月 25 日(木)~7 月 2 日(木) ウェブサイトで、申込み期間内に申込みをしてください。 【その他】 各開催回において申込者が一定数を超えた場合は、他の日程での開催回への変更を 案内させていただく場合があります。 平成 27 年度に「がん登録実務初級認定者 認定更新試験」を受験希望される場合は、 この研修の受講が必須となります。 定員をはるかに超えた場合は、 「平成 23(2011)年度以前の初級修了者」 、 「拠点病院指定 要件に関わる受講者」を優先させていただく場合があります。 (イ)院内がん登録実務中級者研修 【目的・概要】 拠点病院等および都道府県の推薦を受けて院内がん登録全国集計に協力する病院で従事す るがん登録実務初級認定者を主たる対象として、主要 5 部位以外の UICC TNM 分類など の病期分類のコーディングを行うことができ、また各種癌取扱い規約の内容も理解するレ ベル(登録実務 2 年以上の経験のある者相当)の実務者の育成を目的としています(平成 24 年度以降、拠点病院等以外の勤務者も受講できるようになりました) 。 院内がん登録に関する一定水準の知識と登録技術を有した者を対象として、 1) 講義(UICC TNM 分類第 7 版で定義されている部位のうち、症例数の多い部位とその 他重要な部位についての解剖・生理と病期分類) 、2) 病期分類演習、3) 症例登録演習、を 実施します。最終日の認定試験に合格した受講者に対して、認定証を発行します。 なお、認定試験については、別事業となるため、別途受験料をいただきます。 【対象・募集人数】 3 以下の①~③全ての条件に該当する方 ① 平成 26 年度までに初級者研修を修了している者 (申込み時に修了証のコピーが必要です) ② 院内がん登録実務 2 年以上の経験を有するか、 あるいは、単独での登録症例数が 1000 例以上の登録実務経験者 ③ 標準登録様式に基づく院内がん登録を実施している医療機関に勤務しており、 施設長の推薦をうけた者 ( 応募者へ試験問題を郵送し、一定の基準を満たした方を受講対象といたします ) 募集人数は、各回 40 名 【日時・場所】 第1回 第2回 第3回 第4回 平成 27(2015)年 6 月 22 日(月)~26 日(金) 平成 27(2015)年 8 月 3 日(月) ~ 7 日(金) 平成 27(2015)年 11 月 9 日(月)~13 日(金) 平成 28(2016)年 1 月 25 日(月) ~29 日(金) 5 日間 5 日間 5 日間 5 日間 (東京) (東京) (東京) (東京) 【募集期間】 第 1 回、第 2 回 平成 27(2015)年 4 月 2 日(木) ~4 月 7 日(火) 書類受付〆切: 4 月 9 日(木)必着 第 3 回、第 4 回 平成 27(2015)年 8 月 19 日(水)~8 月 24 日(月) 書類受付〆切: 8 月 26 日(水)必着 ※ ウェブサイトと書類郵送の両方が必要です。 【申込み方法】 上記募集期間内にウェブサイトにて申込み後、提出必要書類をがん対策情報センター院内 がん登録室へ郵送してください。 (ウェブサイトへの申込みと書類郵送の両方が、研修申込みには必要です。ウェブサイト への申込みのみ、あるいは書類の郵送のみでは、申し込み完了と見なしませんのでご注意 ください) 【その他】 提出必要書類は、①履歴書、②院内がん登録初級者研修修了証の写し、③施設長の推薦状 の 3 通です。 提出書類(①履歴書、③施設長推薦状)は、申込みのウェブサイトにある所定の用紙(平 成 27 年度用)をダウンロードしてご使用ください。用紙は年度毎に異なりますので、必ず 指定年度のものをダウンロードしてご使用ください。 応募者には受講試験問題を郵送し、所定の期間内に記入・返送されたものを採点の上、受 講の可否を決定します。 本研修会は、当面、各拠点病院等に 1 名の中級者の配置を目標としており、単一回への同 一施設複数名の応募には応じません。単一回に同一施設から複数名の応募があった場合は、 応募者全員の応募を取り消させていただく場合があります。 また、国が指定する拠点病院等以外の医療機関(病院)勤務者からの応募も可能といたし ますが、受講の可否の決定において、国が指定する拠点病院等の勤務者を優先させていた だきます。応募者が多数の場合には、受講試験の受験対象を制限する場合があります。 4 (ウ) 院内がん登録実務中級認定者研修 【目的・概要】 中級認定者を対象に、がん登録実務に関わる知識・技術の向上を目的としています。 今年度は「法制化に関する情報提供」と「新しい標準登録様式に関する情報提供」がメイ ンテーマの 1 日研修です。 【対象・募集人数】 平成 26 年度までに院内がん登録実務中級者研修を修了している者 募集人数は、1 回 100 名程度 【日時・場所】 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 平成 27(2015)年 平成 27(2015)年 平成 27(2015)年 平成 27(2015)年 平成 27(2015)年 6 月 2 日(火) 6 月 15 日(月) 7 月 13 日(月) 8 月 19 日(水) 8 月 27 日(木) (東京) (東京) (東京) (東京) (東京) 【募集期間・申込み方法】 平成 27(2015)年 4 月 8 日(水)~4 月 16 日(木) ウェブサイトで、申込み期間内に申込みをしてください。 【その他】 各開催回において申込者が一定数を超えた場合は、他の日程での開催回への変更を 案内させていただく場合があります。 平成 27 年度に「がん登録実務中級認定者 認定更新試験」を受験希望される場合は、 この研修の受講が必須となります。 定員をはるかに超えた場合は、平成 23(2011)年度以前の中級修了者、ならびに拠点病院 等および都道府県の推薦を受けて院内がん登録全国集計に協力する病院で従事するが ん登録実務中級認定者を優先させていただく場合があります。 (エ)院内がん登録実務指導者研修 【目的・概要】 中級認定者を対象に、当該都道府県において、がん登録実務に関わる知識・技術の普及に 主体的かつ指導的に関わることができる指導者の育成を目的としています。 本研修会は「拠点病院整備指針」において、都道府県がん診療連携拠点病院の指定要件の Ⅳ.4(1) 「(略)院内がん登録実務者として国立がん研究センターの実施する指導者研修 を修了した者を配置することが望ましい」でいう指導者研修として位置付けられており、 所属施設がある地域でのがん登録関連研修に主体的に関わってもらう指導者を、都道府県 内に複数名、かつ都道府県拠点病院に 1 名以上が配置されるような体制整備をめざしてき ました。 研修修了者の増加に伴い、平成 27 年度以降は、各都道府県の担当部局からの申出がある場 合に限り、開催の予定です。 各都道府県の担当部局においては、以下の受講条件を満たした本研修を受講させたい者が 5 いる場合は、平成 27(2015)年 5 月 29 日(金)までに、院内がん登録室担当者までお申 し出ください。研修会日時については、お申し出があった都道府県担部局宛にお知らせい たします。 平成 27(2015)年 5 月 29 日(金)までに、各都道府県担当部局よりお申し出がない場合 は、平成 27 年度の院内がん登録実務指導者研修は開催いたしません。 【受講条件】以下の①~④の全ての条件に該当する者。 ① おおむね院内がん登録実務 5 年以上の経験者で、各都道府県内のがん登録関連研修にお いて講師として指導できる者 ② 院内がん登録実務中級認定者(平成 26 年度以前の院内がん登録実務中級修了者) ③ 施設長の推薦を有する者 ④ 都道府県の推薦を有する者 【その他】 受講条件や当該都道府県の状況に鑑み、当該都道府県に指導者修了者が既に多数存在する 等の場合には、開催をしないことがあります。 (オ)院内がん登録実務指導者修了者研修 【目的・概要】 がん登録に関わる最新トピックス等の情報を共有するとともに、指導者修了者間の議論や 情報交換から、指導上の疑問点・問題点を解決し、地域での研修等に役立てることを目的 としています。 【対象・募集人数】 院内がん登録実務指導者研修修了者 【日時・場所】 平成 27(2015)年 4 月 24 日(金) (東京) 【申込み方法】 別途、対象者へ行う案内に従い、参加の有無を電子メールでがん対策情報センター院内が ん登録室へご連絡いただきます。 (カ) 院内がん登録実務指導者継続研修 【目的・概要】 指導者研修修了者で、講義あるいは演習指導などのスキルアップを希望する者を対象に 講義や演習指導に関する個別指導を行うことを目的としています。 【対象・募集人数】 院内がん登録実務指導者研修修了者で、講義や演習指導のスキルアップを希望する方。 各開催 1 名程度 【日時・場所】 日時は応募者と要相談。場所は東京 6 【申込み方法】 電子メール([email protected])で、 がん対策情報センター院内がん登録室へご連絡ください。 (キ) 院内がん登録導入研修 【目的・概要】 標準的な院内がん登録を始める施設に対して、導入にあたっての基本的な手順等を実務者 や管理者に対して説明し、標準的院内がん登録の普及を図ることを目的としています。 【対象・募集人数】 これから院内がん登録を始める医療施設のがん登録関係者。 (開始 1 年未満の施設も含む) 各回定員 40 名程度 【日時・場所】 第 1 回~第 2 回 未定(決定次第ウェブサイトに掲載) ※場所は各回とも、国立がん研究センター内 【募集期間】 随時 各回定員に達し次第〆切 【その他】 申込みは、施設単位で行ってください。1 施設 3 名までとなります。 同一施設からの、同一年度内の申込は、1 回とさせていただきます。 申込み方法他の詳細は、がん対策情報センターのウェブサイトをご確認ください。 この研修は施設を対象とした研修ですので、個人での申込はできません。 全国がん登録ではなく、より詳細な情報を収集・分析する院内がん登録を実施したい施設を 対象としています。 3.認定試験の日時、申込等 (A)がん登録実務初級者認定試験 【目的・概要】 施設で標準的ながん登録の実施に必要な技能を有する実務者としての認定を行うとともに、 併せて、全国がん登録の精度向上のために、医療機関におけるがん登録実務者の位置づけ を明確にすることを目的とします。 無償提供する e-learning やテキストで、自己学習ののち、年に1回行われる認定試験を受 験し、一定の成績を収めた者に国立がん研究センターより「認定証」を発行します。 本認定試験は「拠点病院整備指針」に基づくがん登録の実務を担う者に関わる研修の一部 として位置付けられており、本認定試験に合格することにより、同整備指針の「国立がん 研究センターによる研修を修了」した「院内がん登録の実務を担う者」と見なされます。 【対象】 医療機関等において、がん登録に携わる実務者、あるいはこれから携わる予定の者。 7 【認定試験日時・場所】 平成 27(2015)年 9 月 4 日(金) 13:00~17:00 以下の 3 会場で実施します 東京 : TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター 大阪 : 新梅田研修センター 福岡 : 福岡中小企業振興センター 【試験方法・内容】 試験:筆記試験(マークシート方式の予定) 内容:①がん登録の基礎知識、②院内がん登録の運用、③病期分類、④登録実務法 【募集期間・申込み方法】 申込み期間 平成 27(2015)年 5 月 12 日(火)~ 5 月 28 日(木) ウェブサイトで、上記申込み期間内に申込みをしてください。 受験料の振込みの確認を行った上で、7 月末までに受験票を送付します。 【受験料】 8,000 円(予定) ウェブサイトにて申込み後、決められた期日までに指定の口座に振り込んでいただきます。 振込手数料は申込者の負担となります。お振込みいただいた受験料は、いかなる場合も返 金しませんので、ご了承ください。 【試験結果】 平成 27(2015)年 10 月中旬までに合否通知および認定証を発送します。 【その他】 個別の試験点数等の問い合わせには応じません。 都道府県別の受験者数、合格者数および認定数を公表するとともに、認定者名・所属施設 等については、厚生労働省および都道府県担当部局等の照会に応じます。 ◎平成 26 年度までに初級者研修を修了した者が、新たに本認定試験を受験する必要は ありません。 ◎平成 26 年度までに初級者研修の一部を既に受講したが、 全課程を修了していない者は、 本認定試験の受験が必要です。 (B)がん登録実務初級認定者認定更新試験 【目的・概要】 がん登録実務初級認定者の知識等のレベルを一定に保ち、安定した質の良いデータを全国 がん登録および院内がん登録全国集計に提供できることを目的とします。 「拠点病院整備指針」での「当該実務者は診療ガイドラインなどの改定等を踏まえ、必要 に応じて再度研修を受講すること」に対応して、再度の研修の実効を上げることをめざし て、4年に1度、 (ア)がん登録実務初級認定者研修を受講した上で、認定更新試験を受け ていただきます。 8 【対象】 がん登録実務初級認定者で 更新試験と同一年度内に開催される(ア)がん登録実務初級認定者研修を受講した者 ※ 試験と同一年度の(ア)認定者研修を受講していない場合は、受験できません。 【更新試験日時】 平成 28(2016)年 2 月 1 日(月)~ 2 月 5 日(金) 上記期間内の指定した日時にインターネットを通じて試験を受けていただきます。 【試験方法・内容】 試験方法: ウェブ上での試験(選択式) 内 容: ①がん登録の基礎知識、②院内がん登録の運用、③病期分類、 ④登録実務法 および、⑤ (ア)認定者研修での研修内容 【募集期間・申込み方法】 申込み期間 平成 27(2016)年 11 月 5 日(木)~11 月 18 日(水) ウェブサイトで、上記申込み期間内に申込みをしてください。 受験料の振込みの確認を行った上で、1 月末までに受験票を送付します。 【受験料】 5,000 円(予定) ウェブサイトにて申込み後、決められた期日までに指定の口座に振り込んでいただきます。 振込手数料は申込者の負担となります。お振込みいただいた受験料は、いかなる場合も返 金しませんので、ご了承ください。 【試験結果】 平成 28(2016)年 3 月末までに合否通知および認定証を発送します。 【その他】 平成 27(2015)年度~平成 30(2018)年度の認定更新試験については、平成 19(2007) 年度~平成26 (2014) 年度に院内がん登録実務初級者研修を修了した方を対象とするため、 受験者の集中を緩和する目的で、4 年間に限っては更新試験を受けていただく時期を修了 年度毎に指定させていただきます。 -----------------------------------------------------平成 19 年度~平成 23 年度に修了した方: 平成 27 年度 平成 24 年度に修了した方: 平成 28 年度 平成 25 年度に修了した方: 平成 29 年度 平成 26 年度に修了した方: 平成 30 年度 -----------------------------------------------------対象者は、修了証で修了年度を確認し、上記の年度に認定更新試験を受けていただくよう、 ご協力をお願いします。 何らかの理由で、上記期間に更新試験を受けられない場合は、指定より後の年度で受けて いただくことは可能ですが、早めに受験していただくようお願いします。 9 ※ 初級者の認定更新については、拠点病院等の指定要件に関係する場合がありますので、認定更 新試験で更新が認められなかった方には、別途有料にて特別研修を行います。この特別研修を受 講することで、1 年間見なし認定を延長することができますが、次年度の認定更新試験を必ず受 験してください。 (C)院内がん登録実務中級者認定試験 【目的・概要】 院内がん登録の精度向上のために、主要 5 部位以外の UICC TNM 分類などの病期分類の コーディングを行うことができ、また各種癌取扱い規約の内容も理解するレベル(登録実 務 2 年以上の経験のある者相当)の実務者としての認定を目的とします。 中級認定者の勤務する施設のデータを用いて、院内がん登録全国集計の主要 5 部位以外の 集計等を実施していきます。 【対象】 年度内に開催される4回の(イ)院内がん登録実務中級者研修 受講者 前年度中級者研修受講者のうち、やむを得ない事情で修了試験を受験できなかった者を含む。 原則として、当該回の研修受講者は当該回の認定試験を受験するものとする。 【認定試験日時】 第1回 平成 27(2015)年 6 月 26 日(金) 第2回 平成 27(2015)年 8 月 7 日(金) 第3回 平成 27(2015)年 11 月 13 日(金) 第4回 平成 28(2016)年 1 月 29 日(金) 9:00~12:15 9:00~12:15 9:00~12:15 9:00~12:15 【試験方法・内容】 試験方法:筆記試験 内 容: 当該回の中級者研修で講義があった内容全般 【募集期間・申込み方法】 院内がん登録実務中級者研修の申込みに付随するため、別途申込みの必要はありません。 ただし、受験料の振込みが必要です。 受験料の振込みの確認を行った上で、当該回の研修会開催前までに受験票を送付します。 【受験料】 5,000 円(予定) 中級者研修の受講決定後、決められた期日までに指定の口座に振り込んでいただきます。 振込手数料は申込者の負担となります。お振込みいただいた受験料は、いかなる場合も返 金しませんので、ご了承ください。 【試験結果】 試験から 3~4 週間程度で、合否通知および認定証を発送します。 【その他】 個別の試験点数等の問い合わせには応じません。 10 この試験については、1 回まで再試験を受けることが可能です。 ただし、再試験を受ける際には、別途受験料(5,000 円<予定>)が必要です。 (D)院内がん登録実務中級認定者認定更新試験 【目的・概要】 がん登録実務中級認定者の知識等のレベルを一定に保ち、安定した質の良いデータを全国 がん登録および院内がん登録全国集計に提供できることを目的とします。 「拠点病院整備指針」での「当該実務者は診療ガイドラインなどの改定等を踏まえ、必要 に応じて再度研修を受講すること」に対応して、再度の研修の実効を上げることをめざし て、中級認定者については4年に1度、 (ウ)がん登録実務中級認定者研修を受講した上で、 認定更新試験を受けていただきます。 【対象】 がん登録実務中級認定者で 更新試験と同一年度内に開催される(ウ)がん登録実務中級認定者研修を受講した者 ※ 試験と同一年度の(ウ)認定者研修を受講していない場合は、受験できません。 【更新試験日時】 平成 27(2015)年 12 月 7 日(月)~11 日(金) 上記期間内の指定した日時にインターネットを通じて試験を受けていただきます。 【試験方法・内容】 試験方法: ウェブ上での試験(選択式) 内 容: ①がん登録の基礎知識、②院内がん登録の運用、③病期分類、 ④登録実務法 および、⑤ (ウ)認定者研修での研修内容 【募集期間・申込み方法】 申込み期間 平成 27(2016)年 10 月 2 日(金)~10 月 8 日(木) ウェブサイトで、上記申込み期間内に申込みをしてください。 受験料の振込みの確認を行った上で、11 月 20 日までに受験票を送付します。 【受験料】 5,000 円(予定) ウェブサイトにて申込み後、決められた期日までに指定の口座に振り込んでいただきます。 振込手数料は申込者の負担となります。お振込みいただいた受験料は、いかなる場合も返 金しませんので、ご了承ください。 【試験結果】 平成 28(2016)年 2 月上旬に合否通知および認定証を発送します。 【その他】 平成 27(2015)年度~平成 30(2018)年度の認定更新試験については、平成 19(2007) 年度~平成26(2014) 年度に院内がん登録実務中級者研修を修了した方を対象とするため、 受験者の集中を緩和する目的で、4 年間に限っては更新試験を受けていただく時期を修了 11 年度毎に指定させていただきます。 -----------------------------------------------------平成 19 年度~平成 23 年度に修了した方: 平成 27 年度 平成 24 年度に修了した方: 平成 28 年度 平成 25 年度に修了した方: 平成 29 年度 平成 26 年度に修了した方: 平成 30 年度 -----------------------------------------------------対象者は、修了証で修了年度を確認し、上記の年度に認定更新試験を受けていただくよう、 ご協力をお願いします。何らかの理由で、上記期間に更新試験を受けられない場合は、指 定より後の年度で受けていただくことは可能ですが、早めに受験していただくようお願い します。 ※ 中級認定者は、初級認定者であることが前提であるため、重複して初級者認定を更新する必要は ありません。中級者認定をもって、初級者認定を受けているものと見なされます。 4.申込み方法についての注意点 研修に参加を希望される場合には、本要項「2.研修種別とその内容・日時・申込み方法」 の各研修会の【申込み方法】等を確認の上、お申込みください。 お申込の際に、中級者研修や指導者研修等、書類の送付が必要な場合は、簡易書留や宅配便 等、書類到着の確認ができる方法でのご送付をお願いします。 研修によってはあらかじめ必要書類の作成が必要になりますのでご注意ください。 認定試験受験を希望される場合には、本要項「3.認定試験の日時、申込等」の各試験の【申 込み方法】等を確認の上、お申込みください。試験の受講には「受験料」 (認定に関する事 務手数料等が含まれます)が必要です。 書類不備の場合は、申込みを受けつけない場合がございますのでご注意ください。 5.経費など (ア)~(キ)の研修会の受講料は無料です。ただし、受講地への旅費、滞在費等は受講者 側の負担となります。 ※指導者に関する 3 種類の研修については、がん診療連携拠点病院等の医療従事者が受講す る場合で、研修受講後に各都道府県内で研修会を開催するなど、地域のがん医療を牽引して いく計画がある場合には、がん診療連携拠点病院機能強化事業を活用できるものとします。 6.研修修了証書 院内がん登録実務研修における初級認定者研修、中級認定者研修、および指導者研修におい て所定の基準を満たした者に対し、個人ごとに、研修修了証書を交付します(修了証を郵送 する場合は、特別な理由がない限り、申込み時の所属施設へ、施設長宛に送付の予定です) 。 7.その他 平成 27 年度予算の執行状況により、一部内容の変更、および修正が加わる可能性があるこ とをご了承ください。 8.各種認定者の情報提供について 研修および認定試験の性格上、各都道府県のがん診療連携拠点病院担当部局に対して、認定 12 者および指導者研修修了者の氏名および施設名を情報提供することがあります。また、がん 対策情報センター公式ホームページ「がん情報サービス」にて、院内がん登録実務指導者研 修の修了者について、同様の情報提供を行います。 9.問い合わせ先 〒104-0045 東京都中央区築地 5-1-1 国立がん研究センター がん対策情報センター がん統計研究部 院内がん登録室 TEL:03-3547-5201 (内線.1624 または 1625) FAX:03-3547-8584 メールアドレス:[email protected] ウェブサイト:http://ganjoho.jp/hospital/training_seminar_new/index.html 13
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