記事 詳細検 索 ‐世界 のビジネスニュー ス (通商 弘報 )―ジェトロ Pagc l of2 ェ ト D Л】RLttal_け ― ズ "大 記事膵細 日本企 業 が下水汚泥の減量化で中国企業と技術提携 ―ジェトロの省 エネ環境協 力相談窓 口を利用 ― (中国) 2011年01月14日 広州発 添付ファイル :な し 日本環境技術 (本社新渇市)と広州水務投資集団傘下の■水環保科技 は2010年12月2,日、広 州市の下水汚記 の減量化についての技術提携契約を結び、基本契約書に日印した。ジエトロ広州 事務所と日本環境技術の代理人である沼日法律事務所が立ち会つた。 く汚水処理場の汚泥処理が遅れる> 国内では汚水処理需要が増加しており、張悦 ・ 住宅部都市建設部都市農村水務管理事務室 主 任によると、09年時点で汚水処理量は年間280億立方メートル、都市汚水処理率は73%に 達して いる。 しかし、汚水処理の過程で発生する汚泥に対する処理は遅れており、埋め立て処分場に搬送さ れる汚泥も含水率が8096以上と高く、処分場内部 で発生したメタンガス化システムが機能しなくな った処分場もあり、中には悪臭を放 つ「 黒い沼地化」しているところもある。張悦主任によると、10年 1∼8月の汚泥処理は605%が 埋め立て、肥料製造98%、 焼却85%、 建材製造47%、 処分方法不 明41%、 その他124%と なつている。 こうした事態に、建設部は07年、「 都市部における汚水処理場の汚泥の取り扱い―埋め立て汚泥 の性質」を発表、汚泥を埋め立てる場合はその含水率を60%に 抑えなければならないと規定した。 しかし、60%以 下に抑えるためには、従来の機械による脱水法ではなく、より高度な技術を導入 し なければならない。一般的に利用されている加熱 ・ 蒸発による汚泥乾燥方法はエネルギー消費量 が多く、コストが高いため、処理施設の経営を圧迫すると指摘されていた。 広州市の人口は09年末に792万人に達しており、12ヵ所の下水処理場から1日当たり1000トン以 上の汚泥が発生している。07年にはBOT(民 間資金を活用したインフラ整備)で設立された広州銘 ンの処理能力を超え、1,000ト ンを処理していたこともあり、付近 に 徳プロジェクトが1日当たり650ト 悪臭が広がり、二次汚染問題が発生して近隣住民から不満が続出、大きく報道されるなどの問題 を引き起 こした。広州市政府は急きょ汚泥を十分 に乾燥させないまま男1の地で埋め立てを実施。さ らに、汚泥処理関連プロジェクト建設計画をまとめ、10年末までに3カ所の処分場で処理量を1日当 1/19201lЮ lltps:711ttSjarOapsOJTR gojノ lllinjsp?ssid=20110119095340529acropdis01 記事詳細検索 ―世界のビジネスニュース (通商弘報)‐ジェトロ Pagc 2 of2 ンまで高めるとしていたものの、計画ははかどつていない。 たり565ト く日本環境技術の高速発酵処理技術を活用へ > このような中、10年4月、広州市水務投資集団からジェトロの日中省エネ環境協力相談窓 口を通 してジェトロ広州事務所に対し、汚泥処理の含水率を60%ま で低減できる技術を紹介してはしいと 打診があつた。ニユーズレターを通じて対応できる技術を持つ 日系企業を探していたところ、複数 社 から打診 があり、広州市水務投資集団に紹介した。実際の技術力を判断する広州市水務投資 集団技術センター は数多くの 日系企業のうち、日本環境技術の有機廃棄物の高速発酵処理技術 に注 目した。 同社は度二なる技術交流の結果、10年末に広州市水務投資集団傘 下の書水環保科技との間で 技術提携契約を調印した。技術協力は3段階に分けて進めることになつている。 第 1、第2段階では、日本の技術を活用して広州の下水汚泥に対する発酵実験を行い、最適の技 ンの汚泥処理プラントを設置 術データを取得。第3段階では、実験データに基づき、1日当たり10ト し、一定期間汚泥処理テストを実施、安定稼働 ができるまで試運転を重ね、安定稼働が可能 にな ンの汚泥処理プラントを設置することにして つた段階で、両社は合弁会社を設立、1日当たり100ト いる。 有機系廃棄 日本環境技術の有機廃棄物高速発酵処理技術は、愛知万博のパイオマス部門で「 愛 地球賞」 を受賞している。この技術は 物の超高速発酵法と高多機能肥料 の製造技術」として「 下水汚泥に一定割合の古紙、製紙汚泥などを混合し、1週間前後の短期間で汚泥の含水準を 85%か ら5096台まで低減、かつ汚泥を80∼90%減 量化、無奥化するとともに、発酵処理後に残つ た10∼20%の 産出物は、鶏ふんの5∼7倍の肥育効力を持つ有機肥料になる。 日本環境技術の岩淵健 ―社長は「 われわれのような中小企業でも技術力を認めてくれる中国企 業があり、中国の現場ではますます需要が拡大すると見込まれる。将来、広州の汚泥処理場 にプ ラントが設置されれば、発酵処理後に産出した有機肥料を中国北西部の砂漠の植林に活用するな てきる」と自信をのぞかせた。 全く出ないゼロエミッションを達成すること力く ど、廃棄物力く ン、排 所あり、処理量は1日当たり8,000ト なお、10年9月時点で、広東省内に下水処理場 は289カ 出される汚泥の含水率はまだ80%だ 。10年末、同省政府は第 12次5カ年規画中の 12年末までに悪 臭発生などの二次汚染被害を起こさない汚泥含水率6096の実現化率を80%、15年までに100%に できるよう目標を設定すると発表 しており、汚泥処理に対する需要は大きいと見込まれる。 (横田光弘) (中国) 通商弘報 4d2ebb74aaa73 Copyloht(C)`9952011」 apan E■ema TiaOe Oman zalk。(JETRO)利 │"htS tterv“ https/7newsjcto gOjs、 S/QJTR/1nainlsp?SSid=20HOH9095340529acrclpolis01 20H′ 01/19
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