2015 年 10 月 7 日 株式会社光岡自動車 ミツオカギャラリー麻布で富山県伝統工芸品展を開催 Viewt×井波彫刻×越中和紙 コンセプトカー「Viewt TOYAMA」を特別展示 この度、株式会社光岡自動車(代表取締役社長:光岡章夫 本社:富山県富山市)は、ミツオカギャラリー麻布にて 富山県の伝統工芸品をはじめとする、ものづくり王国・富山が誇る「富山プロダクツ」選定商品を中心とした展示会を 10月9日(金)から11月1日(日)まで開催いたします。 開催期間中、富山県の伝統工芸とコラボレーションして誕生した、コンセプトモデル「Viewt TOYAMA」(ビュート ト ヤマ)を特別展示いたします。 「Viewt TOYAMA」(ビュート トヤマ)は、地元富山の魅力をもっと多くの人に知っても らいたい。 そんな思いから富山の伝統工芸品である井波彫刻や越中和紙と共演することにより、他にはない富山の クルマがここに誕生しました。 当社は「遊び心にあふれ、自由で、心から魅せられる車を作りたい」という思いのもと、最初から最後まで手作業を 貫き単なる工業製品ではない作品を作っています。 そんなこだわりぬいたミツオカデザインだからこそ、伝統工芸品 の魅力を引き立たせることができています。 今後は富山のみならず北陸、ひいては日本の魅力を世界中に発信し、 皆が元気になれるような「地域の産業が持つ魅力を再発見出来るコラボレーションカー」を企画していきたいと考えて います。 ○Viewt TOYAMA (ビュート トヤマ) 主力コンパクトセダン「ビュート」のインテリアに富山県の伝統工芸品をあしらった究極の “Made in TOYAMA” と なるコンセプトカーです。 オプション装着された「クラシックインパネ」のウッドタイプパネル部分には、富山湾越しに 見る 3,000m 級の立山連峰の雄大な景色で有名な雨晴海岸の絶景などを、井波彫刻の「欄間」の技法で制作した木 製パネルを装着し、同じく富山の伝統工芸品である「越中和紙」を使用した木製の一輪の花やパーセルボードが華を 添え、富山県の魅力を全国に向けて発信します。 ※「Viewt TOYAMA」の発売につきましては未定です。 ○富山プロダクツ (http://products.toyamadesign.jp) 富山県では、県内で企画または製造されている性能、品質及びデザイン性に優れた工業製品を富山プロダクツ選 定商品として認定し、その販路開拓を支援しています。 選定された商品を生産・販売する県内企業には、商品の紹 介パンフレットの作成、各種展示会への出品について、富山県が支援を行うほか、表記の共通シンボルマーク『富山 プロダクツ』の使用も認められます。 富山県では、これら選定商品を富山ブランドとして国内外に情報発信し、企業 の販売開拓をバックアップしています。 Mitsuoka Motor Co., Ltd. 1/3 ○展示予定作品 (敬称略 順不同) 作品名 獅子頭 製作 井波彫刻師 : 高桑良昭 獅子頭 龍 井波彫刻師 : 山根清 パネル 獅子極薄彫装飾鞄 井波彫刻師 : 山根清 カバン 薔薇 井波彫刻師 : 山根清 カバン 立山ぐい吞み (L) ㈱能作 KAGO-スクエア-M ㈱能作 KAGO-スクエア-L ㈱能作 富山県が誇る日本3名山のひとつ立山連峰をモチーフにした錫100%のぐい呑。 引っ張ったり曲げたりすることで、かご状に変形することができます。 「RED&WHITE」 アイスコーヒーカップ ㈱織田幸銅器 熱伝導性が高く、カップがすぐに冷え、それが持続する。 「RED&WHITE」 モスコミュールカップ ㈱織田幸銅器 紅色の銅に白銀色の錫を上塗りして作られた紅白の縁起の良い杯。 「RED&WHITE」 SWEET CANDLE (ブラウンシュガー+シナモン) ㈱織田幸銅器 「RED&WHITE」 MINT CANDLE (ペパーミント+グリーンティ) ㈱織田幸銅器 100%植物由来の原料を使用したキャンドル。 アクアリウムダンベル(500g) ㈱竹中銅器 アクアリウムダンベル(1kg) ㈱竹中銅器 まわりん (蝶) ㈱山口久乗 どありん 遊 (花) ㈱山口久乗 どありん 遊 (蝶) ㈱山口久乗 りんごりん ㈱山口久乗 ころんとしたりんごの形はみずみずしくあまく心にやさしい音をならす。 ことりん (素) ㈱山口久乗 気軽に音を楽しめる道具としてデザインしたおりんのシリーズ。 「機能を持った彫刻アクアリウム」シリーズのダンベル。 気軽に音を楽しめる道具としてデザインしたおりんのシリーズ。 あたま飾りの蝶や葉っぱがひらひら、くるくるゆれながらかわいい音と遊ぶ。 copper coaster (5色組) すずがみ 11×11 (あられ、さみだれ、かざはな) ㈲モメンタムファ クトリーOrii 銅器の着色技術を活かしたシンプルなコースター。 ㈲しまたに昇龍工房 紙のように薄いスズの板を思い通りの形に折ったり曲げたり、自由に形状を変える ことができる。 15.0% アイスクリームスプーン No.02 chocolate ㈱タカタレムノス 熱伝導率の高さを利用し持つ手の体温がスプーンに伝わり、アイスをとかしすくい 出すことができます。 MIKI URUSHI(赤) ㈱タカタレムノス MIKI URUSHI(黒) ㈱タカタレムノス 螺鈿ガラス 金杯(万華鏡 桜) その木目の美しさを活かしながら、目はじきという技法を使って仕上げた漆塗りの 時計です。 天野漆器㈱ 日本酒を注ぐと螺鈿が周りのガラスに反射し、万華鏡のように輝きが広がる。 にぎり玉&つぼ押し棒 嶋田工芸 にぎり玉つぼ押しは女性の胸をモチーフに、つぼ押し棒はしずく型のデザイン。 鏡餅(小) 嶋田工芸 鏡餅(大) 嶋田工芸 和紙文庫箱「万華鏡」 (大) ㈱桂樹舎 伝統工芸庄川挽物の生地加工技術と木目の美しさが特徴。中が空洞になってい て、お米や餅を入れてお供えに使える実用的なデザイン。 越中八尾和紙は和紙製品の柄や模様を刷り込むために「型染め」という独自の技 術をあみだし、継承。 ● 本件に関するお客様へのお問合せ先は下記をご掲載お願い申し上げます。 ・光岡自動車ホームページ http://www.mitsuoka-motor.com ・「Viewt TOYAMA」特設 Web サイト http://www.mitsuoka-motor.com/campaign/viewttoyama/ ● 車輌画像は、下記サイトよりダウンロードして頂きます様お願い申し上げます。 ・ 画像データ http://www.mitsuoka-motor.com/press_dl/ ● 本件に関する報道関係者のお問合せ先は下記までお願い申し上げます。 ・ 東京都港区麻布台 2-3-3 (株)光岡自動車 ミツオカ事業部:笠原(カサハラ) 03-5114-5505 まで Mitsuoka Motor Co., Ltd. 2/3 【Viewt (ビュート)】 1993 年 1 月に誕生してから今年で 22 年となるロングセラー商品です。 現行モデルは 2012 年 5 月に発売した3代目のモデルとなりますが、これまでに基本的なコンセプト、デザ インの変更は行っておりません。 しなやかなクラシックフォルムを纏いつつ、機能は国産の最新性能を 備え、高級感漂う落ち着いた雰囲気と快適性を兼ね備えたクルマです。 「Viewt」(ビュート)がこれだけ のロングセラーとなったのも、田舎の小さな工場が自由な発想でモノ作りを行う「クルマ作りのへのこだ わり」に共感くださいました皆様方のお心添えであると、あらためて感謝申し上げる次第でございます。 ビュート(http://www.mitsuoka-motor.com/lineup/new/viewt/) 【井波彫刻】 明徳元年(1390 年)本願寺五代綽如上人(しゃくにょしょうにん)は、後小松天皇の勅許(ちょっきょ)天皇よ り命令が下ることにより井波別院を創設したが、いく度か焼失しそのつど再建された。 特に江戸時代中期、 瑞泉寺本堂再建のおり、本堂彫刻のため、京都本願寺より、御用彫刻師・前川三四郎が派遣(命じて出向 かせること)され、このとき地元大工・番匠屋九代七左衛門ら四人がこれに参加し、前川三四郎について彫 刻の技法を本格的に習ったのが井波彫刻の始まりである。 【越中八尾和紙】 八尾(やつお)は富山から飛騨に抜ける街道沿いに在る寺院門前町。 かつては蚕種と紙の生産で栄え、 町には問屋が立ち並び、井田川沿いに開けた地域の下流には桑畑が、上流には楮畑が広がっていたと言 う。 今なお小高い町の周りは石垣で囲まれ、石畳の細い路地に提灯をともして行われる「おわら風の盆」 の哀愁を帯びた町流しの風情は全国的にも有名。 この地方の和紙が、最も盛んになったのは、元禄年間 (1688~1704)富山二代藩主前田正甫公の売薬の奨励と共に、薬の袋や膏薬紙、これを束ねる細紙、薬 の配置先を記録する懸場帳(かけばちょう)の需要がこの地に集中し、急速に発展した。慶応元年(1865) 富山市内の紙商から出された「新出紙御値段仕法之控」によれば、鼠半切(ねずみはんきり)、黄、赤半切、 青紙などの数種の染紙の名が記されており、草木染めや顔料染めの技術がかなり進んでいたことがわか る。 これら染色技法は現在も受け継がれている。 Mitsuoka Motor Co., Ltd. 3/3
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