06月19日 アミメキリンの「アキヨシ」が死亡しました

Press Release
―報道資料―
広島市 City of HIROSHIMA
平成 27 年(2015 年)6 月 19 日(金)
広島市安佐動物公園 活性化担当課長:堂本
担当:企画広報係 谷口、竹内 ☎082-838-1111
アミメキリンの「アキヨシ」が死亡しました
安佐動物公園のアミメキリンのアキヨシ(雄 6 歳)が平成 27 年 6 月 19 日(金)15 時頃、事故
のため死亡しました。
アキヨシは、給餌台の餌をぶら下げるためのフックとポールに頭部を挟み外そうと動いている
ところを、入園者や園内を回っていた事務職員が発見しました。直ちに飼育担当者や獣医師が駆け
つけ、頭部を外しましたが、その時点では既に体が動いておらず、獣医師が死亡を確認しました。
死因については、解剖中のため確定できませんが、首が固定された状態で肢を滑らせ時に頸部を脱
臼したことが原因ではないかと思われます。
1
死亡の経緯
14:37
アミメキリンがロープに首をひっかけているという通報が入園者や巡回中の事務職員から
管理事務所に入る。
14:40 頃 飼育担当者や獣医師が到着。ロープに首を絡ませ、かつ給餌台の3.5m地点にある餌を
下げるための L 字フックに下あごがひっかかっていた。この時アキヨシには意識があり、も
がいていた。
飼育担当者が梯子を立てて登り、絡まったロープを切断し、頭部をフックから外す努力をす
る。その後アキヨシが脱力する。さらに駆けつけた飼育担当の係長等が後肢を支えるととも
に、頭部を外す努力をする。
14:50 頃 角が給餌台のポールに絡まった状態で脱力し、全体重がかかってしまっており、外せる要
因が見当たらず、携行していた鋸で、右角を切断し開放する。
交代でキリンのわき腹に乗り人工呼吸を試みるも反応なし。獣医師が強心剤・呼吸促進剤
を投与したが心音なし、瞳孔散大。
15:00 頃 アキヨシの死亡確認。
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ポール
L 字フック
給餌台。赤丸部分がエサを掛けるためのフック。
2
首をひっかけていた時の図
アキヨシの経歴
アキヨシは 2008 年 10 月 19 日、秋吉台サファリランドで生まれ、2010 年 10 月 14 日に安佐動物公
園へ来園しました。
安佐動物公園では、アキヨシを含め4頭のアミメキリンを飼育していました。
※
世界キリンの日のイベントの延期について
平成 27 年 6 月 21 日(日)に予定していましたキリンの解説、キリン舎の見学、食堂新メニュー
の販売開始は、アキヨシに哀悼の意を表するため当面延期します。開催時期は決まり次第お知らせ
します。
開園時間
入 園 料
午前 9 時から午後 4 時 30 分まで(ただし、入園は午後 4 時まで)
大人 510 円、65 歳以上・小人(高校生および高校生相当年齢)170 円 ※中学生以下無料
※65 歳以上の適用には公的証明書が必要
休 園 日
毎週木曜日(ただし、祝日の場合は開園)
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