エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社経由 光アクセスサービス契約約款 平成27年4月1日 ソフトバンクモバイル株式会社 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社経由光アクセスサービス契約約款 第1章 総 則 (約款の適用) 第1条 当社は、このエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社経由光アクセスサービ ス契約約款(料金表を含みます。以下「約款」といいます。 )により光アクセスサービスを 提供します。 2 当社が別途定める諸規定は、それぞれこの約款の一部を構成するものとします。 (約款の変更) 第2条 当社は、この約款を変更することがあります。この場合には、料金その他の提供条件は 変更後の約款によります。 (用語の定義) 第3条 この約款で使用する用語の意味は、次のとおりとします。 用 語 用 語 の 意 (1)電気通信設備 (2)電気通信サービス 味 電気通信を行うための機械、器具、線路その他の電気的設備 電気通信設備を使用して他人の通信を媒介し、又は電気通信設 備を他人の通信の用に供すること (3)光アクセスサービ この約款に基づき当社が提供する光信号により高速の符号伝 ス 送を可能とする電気通信サービス (4)光アクセスサービ 光アクセスサービスに関する業務を行う当社の事業所 ス取扱所 (5)光アクセス契約 当社から光アクセスサービスの提供を受けるための契約 (6)利用者端末設備賃 当社から利用者端末設備の賃貸借を受けるための契約 貸借契約 (7)利用者 当社と光アクセス契約を締結している者 (8)端末設備利用者 当社と利用者端末設備賃貸借契約を締結している者 (9)取扱所交換設備 電気通信回線を収容するために光アクセスサービス取扱所に 設置される交換設備 (10)光契約者回線 特定協定事業者の専用サービス契約約款に基づいて取扱所交 換設備と光アクセス契約の申込者が指定する場所との間に設 置される電気通信回線 (11)光屋内回線 利用者が設置する光契約者回線の終端から利用者端末設備(光 信号と電気信号を相互に変換するものに限ります。)との間の 電気通信回線 (12)相互接続点 当社と他の電気通信事業者との間の相互接続協定に基づく接 続に係る電気通信設備の接続点 (13)協定事業者 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 (14)特定協定事業者 東日本電信電話株式会社又は西日本電信電話株式会社 1 (15)協定事業者サー 協定事業者及び特定協定事業者(以下「協定事業者等」といい ビス ます。)が光アクセスサービスに関して提供する電気通信サー ビス(特定協定事業者の「専用サービス契約約款」に基づき提 供する電気通信サービス又は協定事業者が「イーサネット通信 サービス契約約款」に基づき提供する電気通信サービス) (16)利用者端末設備 光契約者回線の一端に接続される電気通信設備であって、1 の 部分の設置の場所が他の部分の設置の場所と同一の構内(これ に準ずる区域内を含みます。)又は同一の建物内であるもの (17)技術基準等 端末設備等規則(昭和60年郵政省令第31号)及び利用者端 末設備の接続の技術的条件 (18)消費税等相当額 消費税法(昭和63年法律第108号)の規定に基づき課税さ れる消費税及び地方税法(昭和25年法律第226号)の規定 に基づき課税される地方消費税の額に相当する額 (19)料金等 光アクセスサービスに関する料金その他の利用者が負担する 債務及びこれにかかる消費税等相当額 2 第2章 光アクセスサービスの品目等 (光アクセスサービスの品目) 第4条 光アクセスサービスは、伝送速度対称型サービスであり、次の品目があります。 区別 品目 0.5Mbps 1Mbps 2Mbps エヌ・ティ・ティ・コ ミュニケーションズ 株式会社株式会社が 「イーサネット通信 サービス契約約款」に 規定するイーサネッ ト通信サービスと相 互に接続するもの 3Mbps 4Mbps 5Mbps 6Mbps 7Mbps 8Mbps 9Mbps 10Mbps 内容 概ね 0.5Mbit/s までの伝送速度による通信が可能 なもの 概ね 1Mbit/s までの伝送速度による通信が可能な もの 概ね 2Mbit/s までの伝送速度による通信が可能な もの 概ね 3Mbit/s までの伝送速度による通信が可能な もの 概ね 4Mbit/s までの伝送速度による通信が可能な もの 概ね 5Mbit/s までの伝送速度による通信が可能な もの 概ね 6Mbit/s までの伝送速度による通信が可能な もの 概ね 7Mbit/s までの伝送速度による通信が可能な もの 概ね 8Mbit/s までの伝送速度による通信が可能な もの 概ね 9Mbit/s までの伝送速度による通信が可能な もの 概ね 10Mbit/s までの伝送速度による通信が可能 なもの 概ね1Mbit/sまでの伝送速度による通信が可能な もので最低保証速度が128kbit/sのもの エヌ・ティ・ティ・コ ミュニケーションズ 1Mbps 株式会社株式会社が 「 IP 伝 送 サ ー ビ ス 契 概ね10Mbit/sまでの伝送速度による通信が可能 10Mbps(保証型) 約約款」に規定するIP なもので最低保証速度が128kbit/sのもの 伝送サービスと相互 概ね10Mbit/sまでの伝送速度による通信が可能 10Mbps(非保証型) に接続するもの なもの 第3章 光アクセスサービスの提供区域等 (光アクセスサービスの提供区域) 第5条 光アクセスサービス提供に係る光契約者回線の終端とすることができる場所は、当社が 別に定める区域内とします。 (光アクセスサービスの提供区間) 第6条 当社は、以下に掲げる区間を光アクセスサービスの提供区間とします。 (1) 相互接続点相互間 2 当社は、相互接続協定に基づき、相互接続点の所在場所等を変更することがあります。 3 第4章 光アクセスサービスの契約 (光アクセス契約の単位) 第7条 当社は、光契約者回線1回線ごとに1の光アクセス契約を締結します。この場合、利用 者は、1の光アクセス契約につき1人に限ります。 (光アクセス契約申込の方法) 第8条 光アクセス契約の申込者は、次の事項について記載した協定事業者所定の契約申込書を 協定事業者に提出することにより、光アクセス契約の申込みを行っていただきます。 (1) 光アクセスサービスの品目 (2) 光契約者回線の終端の場所 (3) その他光アクセス契約申込の内容を特定するための事項 (光アクセス契約申込の承諾) 第9条 光アクセス契約は、前条に定める申込みが協定事業者等により承諾され、かつ、前条所 定の申込みを当社が承諾したときに成立します。 2 当社は、次の場合には、光アクセス契約の申込みを承諾しないことがあります。 (1) 光アクセス契約の申込みをした者が、光契約者回線について、協定事業者等と契約 を締結している者と同一の者とならないとき。 (2) 光契約者回線について、協定事業者等と契約を締結しているものが複数となるとき。 (3) 光アクセスサービスを提供するために必要な電気通信設備に余裕がないとき。 (4) 光アクセス契約の申込みをした者が、この約款に基づく料金又は工事に関する費用 の支払いを現に怠り、又は怠るおそれがあるとき。 (5) 光アクセス契約の申込時に虚偽の事項を通知したことが判明したとき。 (6) 過去に不正使用などにより光アクセスサービス等に係る契約の解除又は光アクセス サービス等の利用を停止されていることが判明したとき。 (7) 光アクセス契約の申込者が20歳未満の方で、光アクセス契約の申込みに当たり保 護者の同意を得ていないとき。 (8) 光アクセス契約の申込者が、当社又は光アクセスサービスの信用を毀損するおそれ がある態様で当該サービスを利用するおそれがあるとき。 (9) 光アクセス契約の申込者が、第31条(利用停止)に該当するとき。 (10)光アクセス契約の申込みを承諾することが技術上又は当社の業務の遂行上著しい 支障があると当社が判断したとき。 (光アクセス契約内容の変更) 第10条 利用者は、第8条(光アクセス契約申込の方法)第1項(1)号乃至(3)号所定の事 4 項について変更(ただし、第8条(光アクセス契約申込の方法)第1項(2)号所定の事 項につき、第5条(光アクセスサービスの提供区域)所定の区域外への移転は認められま せん。また第8条(光アクセス契約申込の方法)第1項(2)号所定の事項の変更の申請 については、特定協定事業者の承諾を得る必要があり、当該承諾が得られない場合は変更 が認められません。 )しようとするときは、速やかにその旨を協定事業者所定の方法により 協定事業者に請求していただきます。 2 前項の請求があったときは、当社は、第9条(光アクセス契約申込の承諾)の規定に 準じて取り扱います。 (光アクセスサービス利用権の譲渡) 第11条 光アクセスサービス利用権(利用者が光アクセス契約に基づいて光アクセスサービスの 提供を受ける権利をいいます。以下同じとします。 )の譲渡は、当社の承認を受けなければ、 その効力を生じません。 2 光アクセスサービス利用権の譲渡の承認を受けようとするときは、当事者が連署した 協定事業者所定の書面により協定事業者に請求していただきます。但し、競売調書その他 譲渡があったことを証明できる書面を協定事業者所定の書面に添付することによって、連 署に代えることができます。 3 当社は、前項の規定により光アクセスサービス利用権の譲渡の承認を求められたとき は、次の場合を除いて、これを承認します。 (1) その譲受人が、第9条(光アクセス契約申込の承諾)第2項各号に該当すると当社 が認めるとき。 (2) その譲受人が、その光契約者回線について協定事業者等と契約を締結している者と 同一の者とならないとき。 4 光アクセスサービス利用権の譲渡があった場合には、その譲受人は、譲渡人たる利用 者が有していた一切の権利及び義務を承継します。 (利用者の地位の承継) 第12条 相続又は法人の合併若しくは分割により利用者の地位の承継があったときは、相続人又 は合併後存続する法人若しくは合併若しくは分割により設立された法人若しくは分割によ り営業を継続する法人は、特定協定事業者所定の書面にこれを証明する書類を添付して協 定事業者に届け出ていただきます。 2 前項の場合に、地位を承継した者が2人以上あるときは、そのうち1人(その光契約 者回線に係る者と同一の者とします。)を当社に対する代表者と定め、これを届け出ていた だきます。これを変更したときも同様とします。 3 当社は、前項の規定による代表者の届出があるまでの間、その地位を承継した者のう ち1人を代表者として取り扱うことができるものとします。 5 (利用者が行う光アクセス契約の解除) 第13条 利用者は、光アクセス契約を解除しようとするときは、そのことをあらかじめ書面によ りその旨を協定事業者に通知していただきます。 (注)光屋内回線については、光アクセス契約の解除後も回収を行いません。 (当社が行う光アクセス契約の解除) 第14条 当社は、次の各号の場合には、光アクセス契約を解除することがあります。 (1)第30条(利用停止)の規定により光アクセスサービスの利用停止をされた利用者 が、なおその事実を解消しないとき。 (2)協定事業者等により協定事業者サービスの提供契約が解除された場合その他利用者 が光契約者回線と相互に接続する他社の接続回線、電気通信設備等を利用すること ができなくなったとき。 (3)光契約者回線に係る終端の場所が、移転等により第5条(光アクセスサービスの提 供区域)所定の区域外となったとき。 (4) 協定事業者等の事由により、当社が光アクセス契約を解除することが適当と判断し たとき。 (5) 利用者が、光アクセス契約に定める義務の履行を怠り、かかる不履行の程度が著し く、当事者間の信義に反するものと認められるとき。 2 当社は、前項に定める場合の他、利用者が第30条(利用停止)第1項各号の規定の いずれかに該当する場合に、その事実が当社の業務の遂行に支障をおよぼすと当社が判断 したときは、光アクセスサービスの利用停止をしないで、その光アクセス契約を解除する ことがあります。 3 当社は、第1項の規定により光アクセス契約を解除しようとするときには、あらかじ めその旨を協定事業者を通じて利用者に通知します。ただし、緊急やむを得ない場合はこ の限りでありません。 6 第5章 利用者端末設備の賃貸借 (利用者端末設備の貸与) 第15条 当社は、光アクセス契約の申込者から光アクセス契約の申込みを受け付け、承諾したと きには、その光契約者回線について、別紙料金表に定めるところにより、利用者端末設備 を貸与します。 2 当社は、第4条(光アクセスサービスの品目)に定める光アクセスサービスの品目ご とに当社が指定した利用者端末設備を利用者に貸与するものとします。 (賃貸借契約の単位) 第16条 当社は、光契約者回線1回線ごとに1の利用者端末設備賃貸借契約を締結します。この 場合、端末設備利用者は、1の利用者端末設備賃貸借契約につき1人に限ります。ただし、 別紙料金表に別段の定めがある場合はその規定によります。 (賃貸借契約申込の方法) 第17条 利用者は、当社所定の方法により、利用者端末設備賃貸借契約の申込みを行っていただ きます。 (1) 氏 名 (法人にあっては商号及び代表者の氏名) (2) 住 所 (3) 光契約者回線に係る終端の場所 (4) その他利用者端末設備賃貸借契約の申込みの内容を特定するために必要な事項 (賃貸借契約申込の承諾) 第18条 利用者端末設備賃貸借契約は、第9条(光アクセスサービスに係る契約申込の承諾)の 規定に基づき、当社が光アクセス契約の申込みを承諾したときに成立します。 2 当社は、次の場合には、光アクセス契約の申込みを承諾しないことがあります。 (1)利用者端末設備賃貸借契約の申込みをした利用者が、光アクセス契約を締結してい る者と同一の者とならないとき。 (2)利用者が、この約款に基づく料金又は工事に関する費用の支払いを現に怠り、又は 怠るおそれがあるとき。 (3) 利用者端末設備賃貸借契約の申込時に虚偽の事項を通知したことが判明したとき。 (4) 利用者が不正使用などにより光アクセスサービスの提供を停止されているとき。 (5) 利用者が、当社又は利用者端末設備賃貸借サービスの信用を毀損するおそれがある 態様で当該サービスを利用するおそれがあるとき。 (6) 利用者が第30条(利用停止)に該当するとき。 7 (7) その利用者端末設備賃貸借契約の申込みを承諾することが、技術上又は当社の業務 の遂行上著しい支障があると当社が判断したとき。 (利用者端末設備の保証) 第19条 当社は、利用者端末設備の引渡時において、端末設備利用者が利用者端末設備をその目 的に従った利用をした場合に、利用者端末設備が正常に機能することを保証します。 2 端末設備利用者が利用者端末設備の引渡しを受け、特定協定事業者の光アクセスサー ビスに係る工事が完了した日から起算して7日以内に当社に対して利用者端末設備の不具 合の通知をしなかった場合は、当該利用者端末設備に不具合はなかったものとみなします。 (利用者端末設備の修理・交換) 第20条 当社は、端末設備利用者が、利用者端末設備をその目的に従った使用をしているにもか かわらず、端末設備利用者の責めに帰さない事由により当該利用者端末設備が故障した場 合は、当社の負担により、当該利用者端末設備の修理又は交換を行います。 2 前項にかかわらず、端末設備利用者の責めに帰すべき事由により利用者端末設備が故 障した場合は、端末設備利用者の負担により、当該利用者端末設備の修理又は交換を行っ ていただきます。 (変更の届出) 第21条 利用者は、第17条(賃貸借契約申込の方法)第1項(1)号乃至(4)号所定の事項 について変更(ただし、第8条(光アクセス契約申込の方法)第1項(3)号所定の事項 につき、第5条(光アクセスサービスの提供区域)所定の区域外への移転は認められませ ん。 )があった場合は、速やかにその旨を協定事業者所定の方法により協定事業者に届け出 ていただきます。 2 前項の届出があったときは、当社は、その届出のあった事実を証明する書類を提示し ていただくことがあります。 (賃貸借利用権の譲渡) 第22条 賃貸借利用権(利用者が利用者端末設備賃貸借契約に基づいて利用者端末設備の賃貸借 を受ける権利をいいます。以下同じとします。)の譲渡は、第11条(光アクセスサービス 利用権の譲渡)の規定に準じて取り扱います。 8 (端末設備利用者の地位の承継) 第23条 端末設備利用者の地位の承継については、第12条(利用者の地位の承継)の規定に準 じて取り扱います。 (端末設備利用者が行う賃貸借契約の解除) 第24条 端末設備利用者は、利用者端末設備賃貸借契約を解除しようとするときは、あらかじめ 書面によりその旨を協定事業者に通知していただきます。 2 端末設備利用者は、利用者端末設備賃貸借契約を解除したときは、当社所定の方法に より、利用者端末設備を当社へ返還して頂きます。 (当社が行う賃貸借契約の解除) 第25条 当社が行う利用者端末設備賃貸借契約の解除については、第13条(当社が行う光アク セスサービスに係る契約の解除)の規定に準ずるものとします。 2 前項の規定に基づき、当社が利用者端末設備賃貸借契約を解除したときは、端末設備 利用者は、当社所定の方法により、利用者端末設備を当社へ返還して頂きます。 (光アクセス契約の終了による利用者端末設備賃貸借契約の終了) 第26条 端末設備利用者が光アクセス契約の解除を申し出る等により端末設備利用者が締結して いる光アクセス契約が終了した場合、同時に利用者端末設備賃貸借契約も終了するものと します。 (利用者端末設備賃貸借契約終了後の返還義務) 第27条 端末設備利用者が、次の各号の一にでも該当した場合、端末設備利用者は当社に対して 利用者端末設備の返還義務を負います。 (1) 当社と端末設備利用者間の利用者端末設備賃貸借契約が終了したとき。(利用者端 末設備を発送後に、端末設備利用者が光アクセスサービスの利用をキャンセルした 場合を含みます。 ) (2) 光アクセスサービスの品目の変更、第20条(利用者端末設備の修理・交換)に規 定する利用者端末設備の故障その他何らかの事由により、端末設備利用者が利用者 端末設備を交換したとき。 2 端末設備利用者は利用者端末設備賃貸借契約の終了後、当社の指示に従い、10 日以内 に、利用者端末設備を返還していただきます。 3 前項の期間内に利用者端末設備が当社に返還されない場合、当社は端末設備利用者に 対して利用者端末設備が返還されるまでの間、利用者端末設備貸借料と同額を請求するこ 9 とができると同時に、別紙料金表に定める違約金を請求させていただきます。 (利用者端末設備に係る免責事項) 第28条 第34条(料金の支払義務)第3項及び第40条(損害賠償)に規定する場合を除き、当 社は、利用者端末設備の不具合等により端末設備利用者に生じる一切の損害について免責 されるものとします。 10 第6章 利用中止及び利用停止 (利用中止) 第29条 当社は、次の場合には、光アクセスサービスの利用を中止することがあります。 (1)当社の電気通信設備の保守上又は工事上やむを得ないとき。 (2)第32条(通信利用の制限)の規定により、光契約者回線の利用を中止するとき。 (3)協定事業者等が協定事業者サービスの利用中止をしたとき。 (4)第6条(光アクセスサービスの提供区間)第2項の規定により、相互接続点の所在 場所等を変更するとき。 (5)当社が設置する電気通信設備の障害、その他協定事業者等の電気通信設備に障害が 生じたとき。 2 当社は、前項の規定により光アクセスサービスの利用を中止するときは、あらかじめ その旨を協定事業者を通じて利用者に通知します。ただし、緊急やむを得ない場合は、こ の限りでありません。 (利用停止) 第30条 当社は、利用者が次のいずれかに該当する場合には、光アクセスサービスの利用を停止 することがあります。 (1)光アクセス契約の申込時に虚偽の事項を通知したことが判明したとき。 (2) 第41条(利用者の義務)の規定に違反したとき。 (3) その他この約款に違反したとき。 (4) その他当社が不適当と判断する行為を行ったとき。 2 当社は、前項の規定により光アクセスサービスの利用停止をするときは、あらかじめ その理由、利用停止をする日及び期間を協定事業者を通じて利用者に通知します。ただし、 緊急やむを得ない場合は、この限りでありません。 (接続休止) 第31条 当社は、相互接続協定に基づく相互接続の一時停止又は相互接続協定の解除若しくは相 互接続協定に係る協定事業者等の電気通信事業の休止により、利用者が当社の光アクセス サービスを全く利用できなくなったときは、その光アクセスサービスについて接続休止(そ の光アクセスサービスに係る電気通信設備を他に転用することを条件としてその光アクセ スサービスを一時的に利用できなくすることをいいます。以下同じとします。)とします。 2 当社は、前項の規定により接続休止しようとするときは、あらかじめそのことを協定 事業者を通じて利用者に通知します。 3 第1項の接続休止の期間は、その接続休止をした日から起算して1年間とし、その接 続休止の期間を経過した日において、その光アクセス契約は解除されたものとして取り扱 います。この場合は、そのことを協定事業者を通じて利用者に通知します。 11 第7章 通信 (通信利用の制限) 第32条 当社は、通信が著しくふくそうし、通信の全部を接続することができなくなったときは、 天災、事変その他の非常事態が発生し、又は発生するおそれがある場合の災害の予防若し くは救援、交通、通信若しくは電力の供給の確保又は秩序の維持のために必要な事項を内 容とする通信及び公共の利益のために緊急を要する事項を内容とする通信を優先的に取り 扱うため、次に掲げる機関に係る光契約者回線(当社がそれらの機関との協議により定め たものに限ります。 )以外のものによる通信の利用を中止する措置(特定の地域への通信を 中止する措置を含みます。 )をとることがあります。 (1)気象機関、 (2)水防機関、 (3)消防機関、 (4)災害救助機関、 (5)警察機関(会 場保安庁を含みます。以下同じとします。)、(6)防衛機関、(7)輸送の確保に直接関係 がある機関、 (8)通信の確保に直接関係がある機関、(9)電力の供給の確保に直接関係 がある機関、 (10)ガスの供給の確保に直接関係がある機関、(11)水道の供給の確保 に直接関係がある機関、 (12)選挙管理機関、(13)当社が別途指定する基準に該当す る新聞社、放送事業者及び通信社の機関、(14)預貯金業務を行う金融機関及び(15) 国又は地方公共団体の機関 2 通信がふくそうした場合であって特定の地域への通信の利用を制限したときは、通信 が相手方に着信しないことがあります。 12 第8章 料金等 (料金等の取扱い) 第33条 光アクセスサービスの料金は、利用料金及び利用者端末設備賃貸料並びに手続きに関す る費用とし、利用料金及び利用者端末設備賃貸料並びに手続きに関する費用の具体的な料 金額は、別紙料金表によるものとします。 2 当社が提供する光アクセスサービスに係る工事に関する費用の具体的な金額は、別紙 料金表によるものとします。 3 利用者が当社に対して支払うべき料金及び工事に関する費用については、協定事業者 にその債権を譲渡する場合があります。利用者は、協定事業者への債権譲渡及び料金請求 に必要な個人情報の提供を承認するものとします。 4 利用料金については、相互接続協定に基づき、当社の役務提供区間も含め、協定事業 者がその料金を設定するものとし、利用者は、その協定事業者の契約約款及び別紙料金表 に定めるところによりその利用料金の支払いを要します (料金の支払義務) 第34条 利用者は、光アクセスサービス契約に基づいて、光アクセスサービスの提供を開始した 日から起算して、光アクセスサービス契約の解除があった日の前日までの期間(提供を開 始した日と解除又は廃止があった日が同一の日である場合には、1日間とします。)につい て、別紙料金表に規定する料金の支払いを要します。 2 前項の期間において、光アクセスサービスを利用することができない状態が生じた時 の利用料金の支払いは、次によります。 (1)利用停止があったときは、利用者は、その期間中の利用料金の支払いを要します。 (2)前号の規定による他、利用者は、次の場合を除き、光アクセスサービスを利用でき なかった期間中の利用料金の支払いを要します。 区別 1 利用者の責によらない理由により、その 光アクセスサービスを全く利用できない状 態(その光アクセスサービス契約に係る電気 通信設備による全ての通信に著しい支障が 生じ、全く利用できない状態と同程度の状態 となる場合を含みます。)が生じた場合(2 欄に該当する場合を除きます。)に、そのこ とを当社が知った時刻から起算して、24時 間以上その状態が連続したとき。(全く利用 できない状態がその光契約者回線(特定協定 事業者に係るものに限ります。)に係る区間 に起因して生じた場合は、その特定協定事業 者の契約約款及び別紙料金表に定めるとこ ろによりその光アクセスサービスに関する 料金の支払いを要しない場合に限ります。 ) 2 回線収容部の変更に伴って、光アクセス 支払いを要しない料金 そのことを当社が知った時刻以降の利用で きなかった時間(24時間の倍数である部分 に限ります。)について、24時間ごとに日 数を計算し、その日数に対応するその光アク セスサービスについての利用料金 利用できなくなった日から起算し、再び利用 13 サービスを利用できない期間が生じたとき。 できる状態とした日の前日までの日数に対 応するその光アクセスサービスについての 利用料金 3 光アクセスサービスの接続休止をした 光アクセスサービスの接続休止をした日か とき。 ら起算し、再び利用できる状態とした日の前 日までの期間に対応する光アクセスサービ スの利用料金 3 利用者端末設備賃貸料の支払義務に関しては、本条の規定に準ずるものとします。 4 当社は、支払いを要しないこととされた料金が既に支払われているときは、その料金 を返還します。 (工事に関する費用の支払義務) 第35条 利用者は、別紙料金表に定める工事を要する請求をし、当社が承諾した場合には、別紙 料金表に定める工事に関する費用の支払いを要します。 2 前項の規定にかかわらず、関連する工事の着手前に当該光アクセスサービス契約の解 除があった場合、又は当該工事の請求若しくは回線収容部の変更の取消しがあった場合は、 この限りでありません。 3 工事の着後完了前に解除等があった場合は、前項の規定にかかわらず、利用者は、そ の工事に関して解除等があったときまでに着手した工事の部分について、その工事に要し た費用を負担していただきます。この場合において、負担を要する費用の額は、その費用 の額に消費税相当額を加算した額とします。 (料金等の計算方法) 第36条 料金等の計算方法並びに支払方法は、料金表通則によります。 (割増金・延滞利息) 第37条 利用者又は端末設備利用者は、料金又は工事に関する費用の当社への支払いを不当に免 れた場合は、その免れた額の他、その免れた額(消費税相当額を加算しない額とします。 ) の2倍に相当する額に消費税相当額を加算した額を割増金として支払っていただきます。 2 利用者は、料金等(遅延利息を除きます。)について支払期日を経過してもなお当社へ の支払いがない場合には、支払期日の翌日から支払いの日の前日までの日数について、年 14.5%の割合で計算した額の遅延利息を支払っていただきます。但し、支払期日の翌日か ら起算して 10 日以内に支払いがあった場合はこの限りでありません。 (注)本条に規定する年当たりの割合は、閏年の日を含む期間についても、365 日当たりの 割合とします。 14 第9章 保守 (当社の維持責任) 第38条 利用者は、光アクセスサービスを利用することができなくなったときは、その光契約者 回線に係る自ら所有する設備に故障のないことを確認の上、直ちにその旨を協定事業者に 通知するものとします。 2 当社は、第6条(光アクセスサービスの提供区間)に定める光アクセスサービスの提 供区間及び光屋内回線を当社が別途定める技術基準に適合するよう維持します。 (利用者の維持責任) 第39条 利用者は、光アクセスサービスの提供に支障を与えないために、利用者端末設備を正常 に稼働するように維持するものとし、また、技術基準等に適合するよう維持するものとし ます。 2 端末設備利用者は、利用者端末設備を滅失(盗難による場合を含む。)、毀損又は損傷 したときは、直ちにその旨を当社に通知し、その原因を問わず別紙料金表に定めるところ により、利用者端末設備の代替品の購入代金相当額若しくは利用者端末設備の修理代金相 当額を当社に支払っていただきます。 15 第10章 責任 (損害賠償) 第40条 当社は、光アクセスサービスを提供すべき場合において、当社の責めに帰すべき理由に よりその提供をしなかったときは、その光アクセスサービスが全く利用できない状態(そ の光アクセス契約に係る電気通信設備による全ての通信に著しい支障が生じ、全く利用で きない状態と同程度の状態となる場合を含みます。以下、本条において同じとします。)に あることを当社が知った時刻から起算して、24時間以上その状態が連続したときに限り、 その利用者の損害を賠償します。ただし、協定事業者が、協定事業者の契約約款及び料金 表に定めるところによりその損害を賠償する場合は、この限りでありません。 2 前項の場合において、当社は、光アクセスサービスが全く利用できない状態にあるこ とを当社が知った時刻以降の利用できなかった時間(24時間の倍数である部分に限りま す。 )について、24時間ごとに日数を計算し、その日数に対応するその光アクセスサービ スについての利用料金及び利用者端末設備の賃貸借に関する費用を発生した損害とみなし、 その額に限って賠償します。 3 第 1 項の場合において、当社の故意又は重大な過失により光アクセスサービスを提供 しなかったときは、前項の規定は適用しません。 4 天災、事変その他の不可抗力により、光アクセスサービスを提供できなかったときは、 当社は、一切その責を負わないものとします。天災、事変その他の不可抗力により、利用 者端末設備が破損した場合も同様とします。 5 当社は、利用者が光アクセスサービスを利用することにより得た情報等(コンピュー タプログラムを含みます。 )について何らの保証責任も負わないものとします。また、これ らの情報等に起因して生じた一切の損害等に対しても、何らの責任を負わないものとしま す。 6 利用者は、光アクセスサービスの利用に関連し、他の利用者又は第三者に対して損害 を与えたものとして、当該利用者又は第三者から何らの請求がなされ、又は訴訟が提起さ れた場合、当該利用者は、自らの費用と責任において当該請求又は訴訟を解決するものと し、当社を一切免責するものとします。 7 当社は、光アクセスサービスの内容をあらかじめ通知をすることにより適宜変更し、 又は廃止することができます。ただし、法令、公的機関からの要請等に基づく変更又は廃 止については直ちにできるものとします。それらの場合でも利用者は、当社に対して損害 賠償の請求をしないものとします。 16 第11章 雑則 (利用者の義務) 第41条 利用者及び端末設備利用者(以下この条において「利用者」といいます。 )は、光アクセ スサービスを利用するにあたり、次の行為を行わないものとします。 (1)光アクセスサービスにより利用しうる情報を改ざんする行為 (2)有害なコンピュータプログラム等を送信又は書き込む行為 (3)当社、他の利用者又は第三者の著作権その他の知的財産権を侵害する行為 (4)当社、他の利用者もしくは第三者を誹謗し、中傷し、又は名誉を傷つけるような行 為 (5)当社、他の利用者又は第三者の財産、プライバシーを侵害する行為 (6)選挙の事前運動又はこれに類似する行為 (7)事実に反する情報、意味のない情報を書き込む行為 (8)公序良俗に反する内容その他若年者にとって不適当な内容の情報、文章及び図形等 を他人に公開する行為 (9)当社の設置する電気通信設備を変更し、又は損害を与える行為 (10)光アクセスサービスに関して知り得た一切の情報若しくは当社の秘密情報を当社若 しくは当該情報の権利者の事前の書面による承諾なく利用者自らの利用以外の目的 で複製し、その他これを出版し、放送するなどその方法のいかんを問わず第三者に よる利用に供する行為 (11)光アクセスサービス契約及び利用者端末設備賃貸借契約上の地位を第三者に質入、 その他の担保に供する行為 (12)利用者端末設備を当社の承諾なく、利用者回線等に係る終端の場所から移動する行 為 (13)利用者端末設備を日本国外に持ち出す行為 (14)利用者端末設備を担保に供すること。 (15)利用者端末設備を当社の承諾なく転貸又は売却して第三者に利用させる行為 (16)利用者端末設備を分解、解析、改造、改変などして引渡時の現状を変更する行為 (17)利用者端末設備に添付され若しくは利用者端末設備の一部を構成するプログラム(以 下「プログラム」といいます。 )に関し、有償、無償を問わず、プログラムの全部又 は一部の第三者への譲渡、使用権の設定その他第三者に使用させる行為 (18)プログラムの全部又は一部を複製、改変、その他利用者端末設備のプログラムに関 する著作権その他の知的財産権を侵害する行為 (19)その他光アクセスサービスの運営を妨げるような行為 (20)その他法令に違反する行為 (21)その他前各号に該当するおそれのある行為又はこれに類する行為 2 利用者は、当社又は当社が委託する者が実施する光アクセスサービスに関する調査に 協力するものとします。 3 利用者は、当社が別途定める利用規程を遵守するものとします。当社は、かかる利用 17 規程を適宜変更することができるものとし、利用者に対して当社のホームページへの掲示 その他当社が適当と認める方法でお知らせします。 4 利用者は、当社が設置する電気通信設備を善良な管理者の注意義務をもって保管し、 当社の業務に支障が生じる変更、毀損等を生ぜしめないものとします。 (利用者端末設備に係る損害賠償請求) 第42条 第41条(利用者の義務)第1項第11号乃至第18号の場合において、当社が損害を 被った場合は、当社は端末設備利用者に対して、損害賠償の請求をできるものとします。 (個人情報保護法の遵守及び個人情報の利用目的) 第43条 当社は、通信の秘密に属する事項及び利用者の個人情報を取り扱うにあたっては、電気 通信事業法並びに個人情報に関連する法令及びガイドラインを遵守するものとします。 2 当社は、利用者の個人情報を次に定める利用目的の範囲内で取り扱うものとします。 (1) 光契約者回線の開通工事(工事日の通知を含みます。) (2) 光契約者回線の開通及び利用に係るサポート対応 (3) 光契約者回線の撤去工事(工事日の通知を含みます。) (4) 特定協定事業者への光回線設備収容替工事及び光回線設備接続モジュール取替工事 の依頼 (5) 利用者端末設備の派遣工事(工事日の通知を含みます。 ) (6) 利用者端末設備の発送及び回収 (7) 利用者端末設備の利用に係るサポート対応 (8) 料金等の請求 (9) その他前各号に附帯する業務 (合意管轄及び準拠法) 第44条 利用者と当社との間における一切の訴訟については、東京地方裁判所をもって第一審の 専属的合意管轄裁判所とし、この約款及び光アクセス契約の解釈については日本法に準拠 します。 18 料金表 通則 (料金の計算方法等) 当社は、利用者がこの約款に基づいて支払う料金のうち料金月(1の暦月の起算日(当 社が契約ごとに定める毎暦月の一定の日をいいます。 )から次の暦月の起算日の前日までの 間をいいます。以下同じとします。 )に従って計算します。 2 当社は、次の場合が生じたときは、月額で定める料金(利用者端末設備賃貸料を含み ます。以下「月額料金」といいます。)をその利用日数に応じて日割します。 (1) 料金月の初日以外の日に光アクセスサービスの提供の開始があったとき。 (2) 料金月の初日以外の日に光アクセスサービス契約の解除があったとき。 (3) 料金月の初日に光アクセスサービスの提供の開始を行い、その日にその光アクセス サービス契約の解除があったとき。 (4) 第34条(料金の支払義務)第2項第2号の表の規定に該当するとき。 (5) 第40条(損害賠償)第2項の規定に該当するとき。 3 2の規定による月額料金の日割は、暦日数により行います。 4 1から3の規定にかかわらず、別紙料金表に別段の定めがある場合は、その規定によ ります。 (端数処理) 5 当社は、料金その他の計算において、その計算結果に1円未満の端数が生じた場合は、 その端数を切り捨てます。 (料金等の支払い) 6 利用者は、料金及び工事も関する費用について、当社が委託する協定事業者(以下、 「委託協定事業者」といいます。)が指定する期日までに、委託協定事業者が指定する金 融機関等において支払っていただきます。 7 料金及び工事に関する費用は、支払期日の到来する順序に従って支払っていただきま す。 (消費税相当額の加算) 8 第34条(料金の支払義務)から第35条(工事に関する費用の支払義務)までの規定そ の他この約款の規定により別紙料金表に定める料金等の支払いを要するものとされている額は、 この別紙料金表に規定する額に消費税相当額を加算した額とします。 (注)この別紙料金表に規定する料金額は、税抜価格とします。 (料金等の臨時減免) 9 当社は、災害が発生し、又は発生するおそれがあるときは、この約款の規定にかかわ らず、臨時に、その料金又は工事に関する費用を減免することがあります。 19 附 則 この約款は、平成17年7月15日から実施します。 附 則 この約款は、平成19年12月10日から実施します。 附 則 この約款は、平成21年6月25日から実施します。 附 則 この約款は、平成24年8月 1 日から実施します。 附 則 この約款は、平成26年4月 1 日から実施します。 附 則 この約款は、平成26年7月1日から実施します。 附 則 この約款は、平成27年4月1日から実施します。 20
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