第45回 関 西 一 線 展 関西支部支部長 市 川 紘 子 ◦会 期:平成 27 年 7 月 22 日㈬∼ 26日㈰ ◦会 場:奈良県文化会館1F・A展示室 ◦後 援:奈良県、奈良市、奈良県教育委員会、 ホルベイン工業株式会社、 毎日新聞社奈良支局 梅雨明けとともに各地で猛暑が続くなか、7 月 22 日から 26 日までの 5 日間、奈良県立文化会館において第 45 回「関西一線展」を開催いたし ました。 初日の搬入・陳列作業は用意された手順で全員の協力でスムーズに 進みました。今回は本展出品予定の大作と小品部門で 33 名 56 点の作 品を展示いたしました。初出品のお 2 人が本展にも出品する予定と聞い て、大いに活躍を期待したいと思います。 初日の午後 1 時 30 分 猛暑の中、本部からお 2 人の先生に来奈良頂 きました。理事の藤森千重子先生と、自称アシスタント秘書とおっしゃ る髙木八重子先生に作品 1 点ずつ親切丁寧なご講評と、質問等貴重なご 指導を頂き有難うございました。 また当日、展示会終了後に先生方と食事会をし、新会員の自己紹介な どして和気あいあいと親睦を深めました。 今回は5日間の会期となりましたが、約670名の観覧者がありまし た。賞 6 件は奈良県教育委員会賞・奈良市長賞・関西一線賞・ホルベイ ン賞・毎日新聞奈良支局長賞・奨励賞で、それぞれに厳正に審査され選 出されました。受賞されました皆様おめでとうございます。 多くの皆様方からの温かいご批評や励ましのお言葉を感謝すると共 に、益々精進し頑張りたいと思います。展示会終了後、各自本展に向けて ご助言ご指導のもとに制作に励み、取り組んでまいりますので今後とも 宜しくお願い申し上げます。 平成27年度 秋季写生会 写生会担当 清 岡 幸 司 ◦日 程:平成 27 年 10 月 30日㈮ ◦場 所:忍辱山円成寺 関西支部では、技量向上と会員相互の親睦を兼ねて春秋に写生会を開 催しています。春は遠出で宿泊の、秋は近場で日帰り写生会です。一般の 方にも参加してもらい、入会に繋がるよう努めています。 今秋は奈良の郊外、柳生街道沿いにある名刹円成寺の境内で行いまし た。会員十七名、一般の方八名の二十五名が参加いたしました。 少し高台にある存在感のある円成寺の楼門の前に配置築造された平安 時代の遺構の池を配した浄土庭園が有名で、絶好の写生スポットです。参 加者の多くもこの景色に心を惹かれたようで、各自のお好みの心象風景 をキャンバスに、画用紙に描きだされていました。丁度、山もみじをはじ め広葉樹が色づきはじめて、作品に彩りを添えてくれました。また、庭園 の池に遊泳する鯉を描いたり、古い石塔を描いたりする方々も。その他、 近くの農業用ため池周辺の木立の風景を描かれる方々もおられました。 お昼時、手弁当無しの方々は境内の脇にある古い茶店風の店で、採れた ての松茸の入った料理に舌鼓を打たれていました。 九時半頃から始めた写生は三時 前に終わりました。そして、駐車場 の一角で今日の作品をならべて何 時ものように清水先生の講評を受 け、反省の糧として秋の写生会が終 わりました。
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