ベジフルネットVer4操作説明資料 目次

システム名称:ベジフルネットシステム第3期
ベジフルネットVer4操作説明資料
目次
1.はじめに
……………………………………… P1
2.新機能の操作について
(1)マスタ更新機能操作概要
(2)履歴出力機能操作概要
(3)チェック機能操作概要
(4)CSV出力機能
………………………………………
………………………………………
………………………………………
………………………………………
3.ベジフルネットVer4プログラムのインストール
(1)ベジフルネットVer4インストール手順
……………………………………… P9
4.仮想サーバの利用について
(1)仮想サーバ導入時の前提事項
(2)仮想サーバ対象OS
……………………………………… P10
P2
P6
P7
P8
別冊.「【ベジフルネットシステムメンテナンス回線高速化】ブロードバンドルーターYAMAHA
NVR500設定手順書」
作成日
平成25年 8月
1.はじめに
(1)本書の位置づけ
本書ではベジフルネットVer4の導入に関連した次の事項について記載する。
●ベジフルネットVer4で改善された機能について
新機能の操作に関する概要説明
●ベジフルネットVer4プログラムのインストールについて
Ver4のインストール手順についての説明
●仮想サーバの利用について
導入に掛る作業・手順・前提事項等についての説明
(2)留意点
●操作説明については、操作マニュアル全般が改訂されますので、10月1日以降ベジフルネットホームページ(ベジフル
ネット管理システム)よりダウンロードした最新版の操作マニュアルを参照して下さい。
●Ver4のインストール手順については、10月1日以降ベジフルネットホームページ(ベジフルネット管理システム)より
ダウンロードした最新版の手順書に従ってインストールを実行して下さい。
※ベジフルネットホームページ(ベジフルネット管理システム):http://www.vegefulnet-unet.ocn.ne.jp/vege/top.htm
-1-
2.新機能の操作について
※操作マニュアル全般が改訂されますので、操作方法についてはHPよりダウンロードした最新版の操作マニュアルを参照して下さい
(1)マスタ更新機能操作概要
メニュー起動時に、拠点・品目マスタの差分データを自動取得する。自動取得機能には3つのパターンがあり、いずれか一つを設定する事が必須となる。
①「設定業務」の「基本設定」で、以下の「マスタ取得区分」のいずれかの設定を行う。
「1:手動時取得」
「2:起動時取得」
「3:タイマ取得」
-2-
2.新機能の操作について
(1)マスタ更新機能操作概要
②「1:手動時取得」の場合、「設定業務」の「マスタ更新」ボタンより実行する。
正常に完了した場合、「設定業務」の「動作履歴」に、マスタ取得およびマスタ受信の
履歴が表示される。
-3-
2.新機能の操作について
(1)マスタ更新機能操作概要
③「2:起動時取得」の場合、ベジフルネットのメニュー画面起動時に自動で実行される。
正常に完了した場合、「設定業務」の「動作履歴」に、マスタ取得およびマスタ受信の履歴が表示される。
-4-
2.新機能の操作について
(1)マスタ更新機能操作概要
④「3:タイマ取得」の場合、「設定業務」の「タイマ設定」で任意の時間を指定し、以下の内容でスケジュールを行う。
起動時刻:任意指定
伝票区分:「9:その他」
動作区分:「9:取得」
正常に完了した場合、「設定業務」の「動作履歴」に、マスタ取得およびマスタ受信の
履歴が表示される。
-5-
2.新機能の操作について
(2)履歴出力機能操作概要
①以下の処理の場合、従来の「設定業務」の「動作履歴」に加えて、Windowsのイベントビューアーで参照可能なイベントログが出力される。
読込エラー(チェック仕様で不可となった場合)
読込重複エラー(マスタの設定で重複チェックありの場合)
読込不正エラー(環境やデータ自体に明らかな不備がある場合)
出力不正エラー(環境やデータ自体に明らかな不備がある場合)
受信エラー(チェック仕様で不可となった場合)
受信重複エラー(マスタの設定で重複チェックありの場合)
受信不正エラー(環境やデータ自体に明らかな不備がある場合)
処理回避(他の処理中で処理が回避された場合)
②Windowsのイベントビューアーを参照する場合、「コントロールパネル」の「管理ツール」より「イベントビューアー」を起動し、参照する。
③出力されるイベントログを利用して監視等をする場合、各ユーザが必要に応じて監視システム等を構築する。
-6-
2.新機能の操作について
(3)チェック機能操作概要
①「設定業務」の「エラーチェック設定」で、チェックを行う項目の設定を行う。
②対象項目のチェックをONにし、保存ボタンで保存を行う。
③手順②の内容が、読込処理・受信処理時に適用される。
読込処理:送信ファイルの作成後にチェックを行う
受信処理:ファイル受信後にチェックを行う
④チェック項目が有効時に、読込処理・受信処理でエラーとなった場合、該当データは従来通りエラーデータとなる。
⑤エラーデータとなった場合、各業務メニューの「エラー印刷」より内容の確認を行う。
-7-
2.新機能の操作について
(4)CSV出力機能
①「設定業務」の以下の画面より、「CSV[F9]」ボタンで実行する。
「県連設定」
「市場設定」
「品目設定」
②出力ファイル指定のダイアログが表示されるので、保存先フォルダを選択し、ファイル名を入力して保存ボタンで実行する。
③手順②で指定した出力先に、マスタデータが全件出力されたCSVファイルが作成され完了。
-8-
3.ベジフルネットVer4プログラムのインストール
(1)ベジフルネットVer4インストール手順
※HPよりダウンロードした最新版の手順書に従ってインストールを実行して下さい
①インストールDVDより「ベジフルネット Ver4.00」のインストールを行う。
②インストールDVDよりインストールされるソフトは以下の2種類。
「ベジフルネットVer4.00」
「Microsoft SQL Server 2008 Express」
③事前準備として、旧環境のインストールフォルダより、以下のファイルを新環境へのローカルディスクへコピーしておく。
「vgClient.ini」(初期設定ファイル)
「vgData.mdb」(データベースファイル)
※任意設定しているバッチファイル等は、全て手動で移行させる。
④「setup.exe」より「ベジフルネット Ver4.00」のインストールが開始される。
⑤画面順に進み、「ベジフルネット Ver4.00」のインストールが完了。
⑥次に「Microsoft SQL Server 2008 Express」のインストールが開始される。
※所有している製品版等を利用する場合はキャンセルしてユーザーが別途インストールを行う。
※ベジフルネット用のインスタンス名は固定とする。
※ベジフルネット用のデータベース名は固定とする。
※SQLサーバの認証方法は「SQL Server 認証」固定とする。
※ユーザは「sa」固定とする。
※インストール時の「sa」ユーザのパスワードは固定とする。
※「sa」ユーザのパスワードを変更する場合は、手順⑩まで完了後に任意で変更を行う。
⑦画面順に進み、「Microsoft SQL Server 2008 Express」のインストールが完了。
⑧次にデータ移行が開始される。
※手順⑥で一度キャンセルした場合は、データ移行用のプログラムを手動で実行する。
⑨旧環境よりコピーした「vgData.mdb」をファイル選択ダイアログより指定。
⑩画面順に進み、データ移行が完了。
⑪次にインストールされたプログラムメニューより、「初期設定」画面を起動して実行する。
⑫「SQL Server」の「sa」ユーザのパスワードを変更した場合、「初期設定」画面で変更後のパスワード
を入力して実行し、初期設定が完了。
⑬旧環境よりコピーした「vgClient.ini」をインストールフォルダへ移動。
以上でインストール完了。
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4.仮想サーバの利用について
(1)仮想サーバ導入時の前提事項
ベジフルネット
: Ver4以降
仮想化ソフト
: Hyper-VまたはVMware
Hyper-Vバージョン
: Hyper-V 1.0(Win2008)、Hyper-V 2.0(Win2008R2)
VMwareバージョン
: VMware Workstation 9.0
ホストOSシステム
: 64bitオペレーティングシステム
※上記バージョンにて稼働検証を実施。これ以外のバージョンについてはテクニカルサポートセンターに問い合わせて下さい。
・仮想サーバのハード上の制約条件
HDD容量
: ゲスト側仮想環境容量(×稼動数)+100GB以上の空き容量
CPU
: Intel Core i7 相当
メモリ
: ホスト側OS推奨分+ゲスト側OS推奨分(×稼動数)+2GB以上
推奨スペック : ゲストOSのメモリ=2GB/HDD=120GB/稼働数=3とすると=>メモリ:8BG、CPU:Xeon E5-2403(4コア)、HDD:500GB(冗長構成なし)
・仮想サーバの運用上の制約条件
仮想ソフト(Hyper-V、VMware)の設定及びバージョンアップ作業はユーザーが行う
社内LANとの接続等を含めたネットワーク設定はユーザーが行う
ベジフル用の仮想環境のみpcAnywhereの設定が必須
ベジフル用の仮想環境内で他業務との併用は不可
ホスト側OSのアップデート(セキュリティパッチ等)はユーザーが行う
仮想サーバー環境で障害が発生した場合の再設定はユーザーが行う(仮想化ソフトのインストールおよび各種設定等)
(2)仮想サーバ対象OS
ベ
ジ
フ
ル
Ver.1
Ver.2
Ver.3
Ver.4
○ ○ ○ × × × ×
○ ○ ○ × × × ×
× × × × × ○○
× × ○○ × ○○
Windows 8 シリーズ
Windows Server 2012 シリーズ
Windows Server 2008 R2 Enterprise
Windows Server 2008 R2 Standard
Windows Server 2008 Enterprise x64 Edition
Windows Server 2008 Standard x64 Edition
Windows 7 Home Premium
Windows 7 Professional
Windows 7 Enterprise
Windows 7 Ultimate
Windows 7 Home Premium (x64)
Windows 7 Professional (x64)
Windows 7 Enterprise (x64)
Windows 7 Ultimate (x64)
Windows Server 2008 Standard
Windows Server 2008 Enterprise
Windows Server 2003 Enterprise x64 Edition
Windows Server 2003 Datacenter Edition
× × × × × × × × ○○ ×
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○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×
Windows Server 2003 Standard x64 Edition
Windows Server 2003 Standard Edition
Windows Server 2003 Enterprise Edition
Windows Vista Ultimate 64-bit edition
Windows Vista Enterprise 64-bit edition
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Windows Vista Home Basic 64-bit edition
Windows NT
Windows 2000
Windows XP Pro (32 Bit)
Windows XP Pro (64 Bit)
Windows XP Home
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Windows Vista Home Premium
Windows Vista Business
Windows Vista Enterprise
Windows Vista Ultimate
OS
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※XP、Vista、Windows2003はベジフル第3期中にMicrosoftのサポートが終了。
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