CO2排出量と実質生産高原単位の推移 地球温暖化防止の自主行動計画

○地球温暖化防止の自主行動計画
政府の“京都議定書目標達成計画”は、温室効果ガスを第1約束期間(2008~2012年)に
1990年度比6%削減する目標を達成するための対策の中で、産業界の自主行動計画が国内対
策の柱としてあります。
電機・電子業界は、生産活動に伴うCO2排出抑制を目的に「実質生産高CO2原単位を1990
年度比で35%改善」の目標を掲げ、会員企業の努力により、図に示すように原単位はほぼ
一貫して改善の傾向にあります。
2008,2009年度の直近2年間は、世界同時不況の影響を受けて生産額が大幅に減少し、原
単位の進捗も特異な状況になりました。今後も業界を取り巻く環境は厳しい状況にありま
すが、最終評価期間での目標達成を確実なものとすべく、省エネ投資や更なる努力の継続
が必要です。
CO2排出量と実質生産高原単位の推移
(棒グラフ・万t-CO2)
(折線グラフ・1990年度比%)
120
2,500
100%
100
2,000
80
目標:1990年度比▲35%
60
▲43%
40
1,500
1,000
500
20
0
0
1990
1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009
2