4 上辻光琉国際空手道連盟極真会館奈良支部 H I K A R U 歳〜歳の部で3位に入賞。なんと 3 位決れた「国際型競技空手道選手権大会」の長男の光一君は高校2年生。先に開催さ性格も持ち味も違う 2 人の兄いるので、1からやり直しているところだ。勝てないこともあり、少し気持ちが落ちて悔しい思いをしたそう。ここ最近、組手で国際大会の組手は1回戦で負けて、とてもるようにがんばりたい」と語ってくれた。五連覇すること。今後は組手でも優勝でき次の目標は、「来年の4月の国際大会で型でし型を練習したことが結果に表れている。ひとつ理解し技に出していくため、繰り返てできるところが強み。動作の意味を 1 つは緊張しているが、本番になると落ち着いやりなさいと言われる」。試合が始まるまでとを考えている。師範には、いつもどおり「試合は練習したことをすべて出し切るこにつながっている。本に忠実な技。癖のない正確な動作が評価わず目を奪われる。光琉君の持ち味は、基き締まり、切れ味のいい一挙手一投足に思ほう。しかし、演武を始めると、表情は引覇を飾った。5年生としてはとても小柄な「型」。光琉君は「撃砕小」という型で四連の流れで3歳から空手を始めた。得意は 2人の兄が道場に通っていたので、自然国際大会「型」で四連覇！ K A M I T S U J I 定戦の相手は、弟の光人（あきと）君だったという。スピードが持ち味で基本に忠実な技を常に意識している。「国際大会で優勝していないのは兄弟の中で僕だけ。次は必ず優勝したい」。真面目な性格。ダイナミックさをどう表現していくかが今後の課題だ。次男の光人君は体を大きく使ったダイナミックさが武器。安定感を身に付ける 4 月 18 日に開催された「2015 国際型競技空手道選手権大会」10 歳の部でみごと優勝を果たした上辻光琉君。先日、2020 年東京夏季五輪の追加種目として「空手」が提案されることが決定した。世界を相手に戦う上辻 3 兄弟に空手の魅力と今後について伺った。過去戦歴 »2015国際型競技空手道選手権大会　10 歳の部　優勝（四連覇中）だったが、今は追いかけられる立場。本当重ねてきた。これまでは追いかける立場小さなころからさまざまな大会で優勝を弟子の今後に大きな期待を寄せる。ら先は長い。これからが楽しみです」と愛オンにはなれない。まだまだ小学生ですかえていかないと本当の意味でのチャンピ必ず壁にぶつかる。自分でもがいて乗り越ならない。「目標をどんどん上げていけば、が、今後は自分で取り組んでいかなければれた2人の兄が、手取り足取り教えてきたた気持ちがぬぐえない部分もある」。年の離どん成長できた。ただ、兄たちに甘えてい子で、身近にいい目標があったのでどんらが勝負だという。「光琉は3人兄弟の末っの強さを身に付けていくためには、これかこの教えを叩き込まれている3兄弟。本物に言い訳をしてはいけない。小さな頃から、素直に受け止めることができるはず。自分負けた。自分に足らない部分があった」と「相手はもっと一生懸命に稽古していたから負けても一生懸命に稽古した結果であれば、極真空手を通じて鍛えるのは、心と体。ているのだろうか。貴典師範は子どもたちをどのように指導しと口を揃えた。極真会館奈良県支部長の秦尊敬する人はと聞くと、3人とも「師範」壁を越えるのは自分自身活の両方で今後も頑張っていくつもりだ。で1年生ながら県総体にも出場。極真と部初は戸惑いもあったが、持ち前の負けん気る。極真空手とは全くルールが違うので最今までとは違う空手の世界で汗を流している。この春から生駒高校空手部に所属し、ため、体幹トレーニングも取り入れてい極真空手に上辻3兄弟あり型も組手も世界一が目標！の強さを得るために、勝負はこれからだ。 Yell sports NARA I 70 71 I Yell sports NARA 15 共に練習に励む、極真会館の仲間たち。長男：光一君（左）、次男：光人君（右）、三男：光琉君の三兄弟。空手 34