2015 年 2 月 4 日 親愛なる兄弟姉妹の皆さん オーム シュリ サイ ラム サティヤ サイ国際オーガニゼーション(SSIO)の役員および長年にわたる帰依者とし ての義務は、バガヴァン シュリ サティヤ サイ ババ様とその御教えという一点に焦点 を絞った霊的旅路を歩むための正しい情報で、帰依者の方々を導くことです。 何人かの人物から提供された紛らわしく混乱させる情報で、懸念が生じています。その 情報は、純粋な帰依者の方々を誤った方向へと導くものです。バガヴァンがある人物に しか見えない「光の体」で出現し、ある人物にしか聞こえない御講話を行っていると主 張する人々がいます。 スワミの純粋な愛を体験し、スワミの甘露のような御教えを学んできた長年にわたる帰 依者たちは、疑うことなく、このような話はスワミの御教えと正反対であることを知っ ています。私たちの多くが体験してきたように、スワミとそれぞれの帰依者の間には、 ハートからハートへの直接のつながりがあります。サイは遍在であり、帰依者はいつで もどこでも、愛を通じて、サイがいらっしゃることを感じることができます。サイは私 たちに永遠に寄り添う友であり、私たちに内在しています。スワミは、たくさんの御講 話の中で、どのような人物や霊媒師であっても、その人を介して自分が話をすることは ありませんと、明言なさっています。 万人の神なる教師であるバガヴァン シュリ サティヤ サイ ババ様は、私たちにたくさ んの教えを説いてくださいました。1それらは、「サティヤ サイ スピークス」や「ヴ ァーヒニー シリーズ」として、音声データ、映像データ、印刷物などの形で手に入れ ることができます。これらはあらゆる聖典のエッセンスであり、私たちが救われるため にしなければならないことのすべては、自分たちを介してスワミが話していると主張す る人々や霊媒師に惑わされることなく、主の御教えに焦点を合わせ、真摯にそれらに従 うことです。サイの神聖な愛を体験し、私たちが生まれながらに持っている神性に目覚 めるための道が示されてきたというのに、いわゆる「霊媒師」によって提供される人を 惑わす情報から何が得られるというのでしょうか。 1 訳者注: 「サティヤ サイ スピークス」に掲載されている御講話ならびに「ヴァーヒニー シ リーズ」の日本語版は、サティヤ サイ出版協会が出版する書籍、SSIOJのホームページの 「ババの御言葉」、「サイ ラム ニュース」、「サイ メールマガジン」、「メールマガジンH 2H」、「毎日の御言葉メールマガジン」、シュリ サティア サイ出版物日本刊行センターが出 版する書籍、「サナザナ・サラチ」などで読むことができます。 1 この時代に降臨された愛情あふれるアヴァター、バガヴァン シュリ サティヤ サイ バ バ様は、無限の慈愛で、私たち全員に模範を示すために、さまざまな人道的奉仕プロジ ェクトに着手されました。バガヴァンは始まりの段階から、他の模範となる医療機関と 教育機関を計画し、礎を築き、落成式を執り行い、導いてこられました。すべてのプロ ジェクトは、資金を募ることを一切せずに、スワミの神聖な指示に従って完成されてい ます。 無限の愛により、バガヴァンはその神聖な御名を世界中のサティヤ サイ オーガニゼー ションに貸し与えてくださいました。現在サティヤ サイ国際オーガニゼーションには、 インド国外にある 126 か国が加盟しており、多くの医療奉仕プロジェクト、人道支援奉 仕プロジェクト、教育奉仕プロジェクト、地域奉仕プロジェクトに携わっています。他 のことに気を逸らさずに、スワミの神聖な遺産であるこれらの機関やプロジェクトを支 援・助成していくことは、サティヤ サイの帰依者としての私たちの義務であり責任で す。サティヤ サイ国際オーガニゼーションのすべてのメンバーと役員には、「微細な 姿」と霊媒師に基づく活動やトラスト(信託機関)に惑わされることなく、バガヴァン によって始められた仕事に焦点を当てることを強く要請します。 サティヤ サイ国際オーガニゼーションは、ムッデナハッリやシュリ サティヤ サイ サ ラスワティー トラストの活動と私たちが一切関係がないことを、すべてのメンバーと 役員に対して完全に明確に示すことを望んでいます。私たちは、インド国内のシュリ サ ティヤ サイ セヴァ オーガニゼーション(SSSSO)とシュリ サティヤ サイ セントラ ル トラスト(SSSCT)から、SSSSO も SSSCT も、サラスワティー トラストやチャッテ ィスガル州ラーイプルで開業する病院などの機関とは一切何の関係もなく、SSSSO のメ ンバーはサラスワティー トラストやそれに類似する団体とは一切関係を持つべきでは ない、との連絡を受けました。 この点を明確にするために、2014 年 6 月 11 日に、私たちの主であるバガヴァン シュ リ サティヤ サイ ババ様の御講話からの引用を添えた手紙を送りました。さらに、尊 敬すべき長年の帰依者たち―2シュリ サティヤジット サリアンや3アニル クマール博 士―や私がこの件に関して行ったスピーチも参考にしてください。私は、以下に挙げた 資料に注意深く目を通し、学ぶことを、すべての方に対して強く推奨します。 資料1. 帰依者から寄せられた懸念に対する回答として、2014 年 6 月 11 日付けで公開さ れた手紙。スワミの御講話からの引用が添えられている。 2 シュリ サティヤジット サリアン:晩年のババを支えた側近中の側近。 アニル クマール博士:元サティヤ サイ大学副学長。長年にわたって、ババの御講話をテルグ 語から英語に通訳してきた人物。 3 2 資料2. 2013 年 11 月 25 日にプラシャーンティ ニラヤムでレッディ―博士が行ったスピ ーチ。「五つの務め」の4ビデオ: http://www.saicast.org/2013/2013Reddy5Mandates.html 資料3. 2014 年 2 月 22 日にシュリ サティヤジット サリアンがカリフォルニアで行った スピーチ(ビデオ:5英語のみ): http://vimeo.com/89685453 資料4. 2015 年 1 月 9 日にアニル クマール博士が行ったスピーチ(ビデオ:6英語のみ) : http://goo.gl/3ySkvi さらに、2014 年 6 月 11 日付の手紙に添付された御講話の引用集も参考になさってくだ さい。 私たちの人生を一点に集中させ、スワミとその御教えとその輝かしい使命を愛し、至高 のゴールへ向かって前進しましょう。 ジェイ サイ ラム サイの奉仕の中で、愛を込めて ナレンドラナート レッディー医学博士 プラシャーンティ評議会議長 4 「五つの務め」の日本語版は、サイ ラム ニュース 156 号(2014 年 5・6 月号)の 18~31 頁、 「ラジオ サイ グローバル ハーモニー」のコーナーに掲載されています。 5 日本語版は現在準備中です。 6 日本語版は現在準備中です。 3
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