オーストラリア・ノーザンテリトリー - Business Events Australia

Northern
Territory
オーストラリア・ノーザンテリトリー
© Masaaki Aihara
真っ赤に染まる、
red centre
レッドセンター
悠久の大地で
ド リ ー ム
タ イ ム
創世神話に想いを馳せる
オーストラリア大陸の中心から北部沿岸に
位置するノーザンテリトリーは、太 古の昔か
ら姿を変えない大自然と、先住民族アボリジ
ニの文化が色濃く溶け合うドラマチックなエ
リア。その貴重さゆえに、ユネスコ世界遺 産
の基準において自然・文化の両面から評価さ
れた、2つの世界複合遺産を有しています。
また、ノーザンテリトリーは、オーストラリ
ア内陸部の荒涼とした大地を意味する「アウ
トバック」の象徴的な風景でも知られていま
す。顕 著 に 異 なる気 候 帯と位 置 関 係 から、
「トップエンド」(北部沿岸 地 域・熱 帯 性 気
候)と「レッドセンター」
(内陸部・砂漠気候)
に大別される2つのエリアには、ノーザンテリ
トリーの多様性を代表する観光スポットが点
在。なかでも、オーストラリアを代表する世界
遺 産「ウルル-カタ・ジュタ国立公園」がある
レッドセンターに広がる真っ赤な大地は、言
葉にならないほど感動的です。
レッドセンターの褐色の大地を歩いている
と、乾燥した砂漠に生きる野生動植物の生命
力に圧倒されることでしょう。そしてもうひと
つ、訪れる人々を圧倒するのが、砂漠を包む漆
黒の夜空に浮かび上がる満天の星空。地平線
から昇り、地平線に消えていく、南十字星、天
の川、幾多の星々が、乾燥地帯の澄み切った
空気に映えて、自然のプラネタリウムのよう。
また、5万年とも10万年ともいわれる太古の
昔からこの大地に暮らしてきた先住民族アボ
リジニの生活の痕跡や、近年はアートとして
注目をされているアボリジニ文化と気軽に触
れ合えるのも、レッドセンターの魅力のひとつ
です。
ド リ ー ム タ イ ム
悠久の時を経て語り継がれる創世神話の
1ページ目を、まずはレッドセンターから旅し
てみましょう。
ULURU, ULURU-KATA TJUTA NATIONAL PARK
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uluru-kata tjuta
ドラマチックな瞬間に感動
ウルルのサンライズ & サンセット
世界遺産
ウルル - カタ・ジュタ国立公園
ウルル-カタ・ジュタ観光のハイライトが、
サンライズ&サンセット・ツアー。早朝と夕刻、
太陽がウルルの岩肌の色彩を変えていく感動的な瞬間を、
その目にじっくりと焼き付
地球の記憶が生んだ奇跡
天空にそびえるアボリジニの聖地へ
けましょう。サンライズは、2009年にオープンしたウルルの新サンライズ・ポイント
「タリ
ングル・ニャクンジャク
(Talinguru Nyakunytjaku)
から。未だ暗い早朝の澄み切った
空気の中、温かいコーヒーを飲みながら日の出を待ちます。
ウルルの漆黒の岩肌が、
日の出と共に鮮やかに染め上げられていく姿は感動的です。
そして、
夕刻。
シャンパン
グラス片手にウルルのサンセットを眺めた後は、砂漠でのディナー。ロマンチックな
キャンドル・ディナーから、
アウトバックらしいBBQディナーまで、多彩な内容のツアー
があります。ディナーが終わったら、南十字星や天の川を眺めながら、星の物語(ス
真っ赤な大地に浮かぶシルエット。オーストラリアを代表する世界遺産として知られるのが「ウルル-カタ・ジュタ
ター・ゲイジング)
やアボリジニの伝説に耳を傾けてください。
国立公園」です。かつてエアーズロックと呼ばれた「ウルル」は、高さ348メートル・周囲9.4キロの巨大な一枚岩。
AATキングス
(日本語ガイド有)
http://www.aatkings.co.jp
VIPツアー
(日本語ガイド有)
http://www.viptouring.com.au
早朝と夕刻、太陽の輝きを受けて、ゆっくりと黄金に染め上げられていくウルルの様子は、一生に一度は見たい地
球の原風景です。レッドセンターの中心に威風堂々とたたずむその姿は、訪れる人々を圧倒する神々しさと美しさを
秘めています。
一方、ウルルから西へ約50キロの場所に位置するのが、36個の奇岩が連なった不思議な景観で知られる「カタ・
ジュタ」です。先住民族アボリジニの言葉で「たくさんの頭」を意味するカタ・ジュタは、5億年以上もの昔から侵食
を続けて形成された円形ドーム状の奇岩群で、ウルルと同様、何万年もの昔からこの土地に住んでいる先住民アナ
ング族(アナヌー)の聖地として崇拝されてきました。壮大な世界遺産を舞台とした最高に贅沢でドラマチックな体
験に心が躍ります。
砂漠のアボリジニの文化と触れ合う
カルチャー・ツアー
雄大な世界遺産を上空から望む
ヘリコプター遊覧飛行
ウルルの麓を専属ガイドと一緒にウォーキングするツ
先住民アナヌーが運営するカルチャー・ツアーでは、
巨大なウルルやカタ・ジュタの姿を上空から眺める遊
アー。
ウルルの地層の成り立ちや、岩肌に残るロック
レッドセンターのアボリジニアートの特徴、点描画を体
覧ヘリコプターは、一生に一度の思い出となる体験で
アートにまつわる話に耳を傾けながら散策、
ウルルの
験する
「ドット・ペインティング・ワークショップ」
が人気で
す。わずか15分の気軽なコースから、
ウルルの北東に
ウルルの麓を散策する
ベース・ウォーク
自然や文化に触れ合える体験です。往復45分程度
す。
また、
アナヌーのガイドによるサンライズ&サンセッ
位置するキングス・キャニオンまでの空中散歩を楽し
の気軽な散策路から、3∼4時間で外周を一周する
ト・ツアーやウォーキング・ツアーに参加すれば、
より深
む2時間のコースまで、
お好みのルートが選べます。
ウォーキング・
トレイルまで、
コースも多彩です。
くアボリジニ文化を知ることができます。
AATキングス
(日本語ガイド有)
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アナヌー・ツアー
http://www.ananguwaai.com.au/anangu_tours
VIPツアー
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AATキングス
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プロフェッショナル・ヘリコプター・サービス
http://www.phs.com.au/scenic_ar.html
大地の鼓動を感じる
カタ・ジュタ「風の谷」散策
先住民の言葉で
「たくさんの頭」
という意味のカタ・ジュタ。
そ
の名前のとおり、36個の奇岩が連なった不思議な景観をも
つカタ・ジュタは、
ウルル同様にアナヌーの聖地になっていま
す。
ここで体験したいのが、
「風の谷」のウォーキングです。風
が吹き抜ける岩肌の間を歩く
トレイル・ウォークは、約7.4キロ
(所要約3時間)
。展望エリアから望む、壮大な眺望が感動
的です。
また、約1時間で往復できるワルパ渓谷のトレイル・
ウォークならば、体力に自信がない方でも気軽に散策が楽し
めます。
アナヌーからの
メッセージ
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『皆さんが登ろうとしている岩は、
歴史的に重要な意味を持つ神聖な岩です。本来は登るべきではない岩です。岩に登ってみても、
本体の姿
は見えません。岩から離れて、
しばらく耳を傾けてみてください。岩の声を聞くことができるはずです。
ウルルの伝統に敬意を払い、
登らないよう
にしていただければ、
私達にとってこれほど嬉しいことはありません。(
』Tjamiwaの言葉より)
褐色の大地を走り抜ける
ダイナミックな冒険ドライブ
alice springs
近年、アボリジニアートの中心地として注目を浴びているアリス・スプリングス。今や世界
中のアート・コレクターが本物の作品を求めて買い付けにやってきます。街の中心にあるトッ
ウルルの北東、キングス・キャニオンを経由して、アリス・スプリングスへ。果て
ド・モールには、工房を併設する本格的なアート・ギャラリーの他、お洒落なアクセサリーや
しなく続く真っ赤な大地を四輪駆動車でダイナミックに走破する「レッドセン
小物を扱うショップも充実しています。ギャラリー巡りやショッピングの後には、地元の人々
ター・ウェイ」のドライブは、ノーザンテリトリーのアウトバックを体感できるアド
で賑わうカフェや、開拓時代の名残を残すパブで休憩を。
ベンチャー体験です。きちんと整備された快適な一本道なので、セルフドライブ
また、干上がったトッド川を舞台に、お祭り気分で派手に装飾した底のないボートを抱えて
でも安心。説明標識に注意しながら走れば、観光ポイントに立寄ることも簡単で
大真面目に競走する「ヘンリー・オン・トッド・レガッタ」や、アウトバックらしい愉快なラクダ
す。運転が不安な方は、ウルルからキングス・キャニオンへの日帰りドライブなど
のレース「キャメル・カップ」など、オージーらしい陽気なイベントも必見です。
の現地ツアーに参加することもできます。
主要レンタカー会社
現地ツアー会社
ハーツ
ブリッツ
バジェット
スリフティ
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http://www.hertz.com
http://www.britz.com
http://www.budget.com
http://www.thrifty.com
ムバンチュア・ギャラリー
ギャラリー・ゴンドワナ
キャメル・カップ
ヘンリー・オン・
トッド・レガッタ
VIPツアー
(日本語ガイド有)
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・
国立公園
・
アリス・スプリングス
山脈
http://www.mbantua.com.au
http://www.gallerygondwana.com.au
http://www.camelcup.com.au
http://www.henleyontodd.com.au
・
・
・
国立公園
熱気球に乗って日の出を眺める 砂漠に生きる動植物と触れ合う
(
・
・
・
)
(
-
・
・
国立公園
)
・
砂漠の空を焼き尽くすような壮大な朝焼けを、熱気球
レッドセンターの過酷な環境を生き抜いてきた動植物
に乗って観賞する、
アウトバックならではのユニークな
に出合えるネイチャー・パークでは、珍しい昆虫や爬虫
体験。空中散歩を満喫した後は、
参加者全員で気球を
類のほか、
夜行性の動物たちを間近で観察することが
折りたたみ、
軽い朝食をとりながら会話がはずみます。
できます。ガイドによる園内ツアーや、
ネイチャー・シア
アウトバック・バルーニング http://www.outbackballooning.com.au
も充実しています。
スピニフェックス・バルーニング http://www.balloonflights.com.au
kings canyon
ターでの生態観察デモンストレーションなどプログラム
アリス・スプリングス・デザートパーク
http://www.alicespringsdesertpark.com.au
キングス・キャニオン
(ワタルカ国立公園)
ウルル-カタ・ジュタ国立公園から北東へ300キロ。アリス・スプリングスからは西へ310キロに位置する
のが、ワタルカ国立公園です。観光のハイライトは、複雑な表情の峡谷美を誇るキングス・キャニオン。高さ
約300メートルの切り立った断崖絶壁が連なる風景は圧巻です。
体力に自信のある方は、頂上を目指す険しい6キロ(約4時間)のコース「キングス・キャニオン・ウォー
ク」にトライしてみてください。途中、岩肌がドームになっている「ロスト・シティ」や、枯れることのない泉
のある木立に囲まれた「エデンの園」などの見どころが待っています。体力に自信のない方も、
「キングス・
キャニオン・クリーク・ウォーク」や「リム・ウォーク」ならば、約1時間で気軽にトレイル・ウォーキングが楽
しめます。
公園の近くには、4ツ星クラスの快適なホテルや、アウトドア気分を優雅に味わえるテント・リゾートなど
があります。また、設備の整った施設での気軽なキャンプ体験もお薦めです。
AATキングス
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VIPツアー
(日本語ガイド有)
キングス・キャニオン・リゾート
キングス・キャニオン・ウィルダネス・ロッジ
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http://www.viptouring.com.au
http://www.kingscanyonresort.com.au
http://www.aptouring.com.au/content.asp?document_id=80568
荒 涼とした砂 漠 が 広がるノーザンテリト
luxury
journey
ラグジュアリー・ジャーニー
ノーザンテリトリーだから こそ体験できる
ラグジュアリー・アドベン チャー
リーの旅は、過酷でワイルドなものだと想像
するかもしれません。しかし実は、アウトバッ
クでしか味わうことのできないラグジュアリー
でロマンチックな体験ができる、魅力あふれ
る場所でもあります。
2つの世界遺産に代表される手つかずの大
自然、そして悠久の歴史をもつアボリジニ文化
との触れ合い。野生動植物のサンクチュアリ
が広がる中、最上級のもてなしと贅沢な時間
を満喫できるアクティビティやリゾート。
ザ・ガン The Ghan
オーストラリアを北から南に走り抜ける、
世界でも珍しい大陸縦
断鉄道が「ザ・ガン」。総距離2979キロ、
オーストラリアの北
そんなラグジュアリーな体 験のひとつが、
端、
ノーザンテリトリーの州都ダーウィンから出発して、
アリス・ス
オーストラリア大陸縦断鉄道「ザ・ガン」。ア
プリングスを経由、
南オーストラリア州のアデレードまでを2泊3
ウトバックの大地を突き進む姿は逞しさを感じ
日で結びます。車窓からは雄大な平原を望み、
大陸縦断でしか
味わうことの出来ない景観の色彩の変化を楽しむことができま
させますが、一歩車内へ入れば、優雅な空間
す。夜、
満天の星を眺めながら眠りにつくのは、
なんとも贅沢な
体験です。車内は、一流ホテル並みの空間とサービスを提供
と時間が流れていることに驚くことでしょう。
するプラチナ、贅沢な個室仕様のゴールド、
コンパクトな個室
そして、満天の星空の下の砂 漠で味わう、ロ
や座席が選べるレッドと、
3つのサービス・クラスに分かれていま
マンチックなキャンドル・ディナー。壮大な大
す。ディナーの席で楽しむゲスト同士のコミュニケーションも鉄
道旅行の醍醐味のひとつです。
また、
キャサリン駅で途中下車
して、
キャサリン渓谷でのクルーズやネイチャー・ツアー、
遊覧ヘ
自然のドラマは、どんな高級レストランよりも
リコプターなどを体験できる
「オンボード・ツアー」
も人気です。
贅沢な演出で、ここでしか味わうことのできな
グレート・サザンレール http://www.ats.co.jp/gsr
い感動を与えてくれます。
また、自然環境への影響を最大限に配慮し
つつ、最上級のサービスと設備を兼ね備えた
「エコ・ロッジ」は、今、ひそかなブーム。次世
代 型のリゾート体験として、旅を極めた世界
中の人々から注目されています。究極のアウト
バック体験は、最高に贅沢で冒険心に溢れて
サウンズ・オブ・サイレンス
います。
Sounds of Silence
ディナーの舞台は手つかずの大自然に囲まれた砂漠の上。
その先に
はウルルの優美なシルエット。
そんな最高に贅沢な体験が「サウンズ・
オブ・サイレンス」
です。
夕暮れ時、
まずはウルルを望むなだらかな丘か
ら、
シャンパングラスを片手にサンセットを眺めます。
日が暮れる頃、砂
ロンギチュード131°
Longitude 131°
バムルー・プレインズ
贅沢なコンセプトと最上級のサービスで数々の賞を受
究極に贅沢なサファリ・キャンプ体験ができるのが、
カカ
キャンドル・ディナーの始まりです。
ここで味わうのは、
カンガルー、
ワニ、
賞し、
世界中の旅行者を魅了しているのが、
ウルルを望
ドゥ国立公園の北西、
マリー・リバー氾濫原にある
「バム
エミューなど、
アウトバックならではの食材をそろえたバーベキューの
む
「ロンギチュード131°
」。開拓時代のイメージに彩られ
ルー・プレインズ」。
ワイルド・ブッシュ・ラグジュアリーをコ
ブッフェ。
オーストラリア産のビールやワインが料理を引き立ててくれま
た15棟のテント式の客室は贅を極め、
室内から真正面
ンセプトに設計されたリゾートの敷地からは、
野鳥やワラ
す。ディナーが終わる頃、
すべてのテーブルのキャンドルが消されると、
に眺めるウルルのパノラマビューが圧巻です。
リゾート
ビー、
バッファロー、
ディンゴなどの野生動物を眺めるこ
漆黒の空に浮かび上がるのは、
満天の星空。温かいコーヒーや紅茶
が主催するウルル観光やカルチャー・ツアー、
砂漠で味
とができます。サファリ・スイートと呼ばれる9棟のテント
を飲みながら、星座の物語「スタートーク」
に耳を傾けましょう。今にも
わうロマンチックなディナー
「Table131°
」
は、
宿泊ゲス
式の客室は、
ワイルドでゴージャス。朝もやの中、
エア
降り注ぐほどにきらめくダイヤモンドのような星空が、
この夜のドラマ
トのみに許された特別な体験です。
ボート
(プロペラ船)
で突き進む湿地帯のクルーズは、
こ
http://www.ayersrockresort.com.au/sounds-of-silence
http://www.longitude131.com.au
http://www.voyages.com.au
キャサリン
Bamurru Plains
漠にセッティングされたテーブルに移動すると、
いよいよロマンチックな
チックなフィナーレを演出してくれます。
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ダーウィン
アリス・スプリングス
アデレード
こでしか味わえない特別な体験です。
http://www.bamurruplains.com
romaNTic