3.安全な手技実施手順(11)酸素圧力監視盤の警報発生時の対応

(11)酸素圧力監視盤の警報発生時の対応
[ 時間外(夜間、休日)]
① 現場看護師
1)呼吸器をジャクソンリースに替え応援の到着を待って携帯用酸素ボンベに接続。
2)
上記操作中、
エマージェンシーコール 147*
(日勤帯 内線 2188、
時間外 内線 1290)
を要請し、発生箇所を通知(中央館7階 EV 側、中央館7階東側、北館 3 階)。⇔常
時 PHS 持参
3)酸素吸入者は 3L 以上の高流量使用者のみ酸素投与。
(基本的に全身麻酔の術後 3L 投与については対象外とする)
② 北館 3 階で警報発生時
1)応援看護師
➢毎日作成される酸素使用者リストに従い救外看護師 2 人、管理当直師長は北館 2、3
階に走る。携帯用酸素ボンベを呼吸器使用者、酸素吸入者に運搬する。
➢携帯用酸素ボンベの接続が終われば、南館へ移す呼吸器、酸素吸入患者の数を酸素
使用者リストにより南館 2 階リーダー看護師が取りまとめ、各階リーダー看護師に
優先順位を連絡し、移送を開始する。
➢南館 2 階看護師は、移送される患者の受け入れ体制を整える。
2)医師
➢救急当直医と管理当直医は、現場の指揮、点検を行い手の空いた看護師とともに患
者説明にまわり、その後、南館 2 階のコントロールセンターに移る。
3)事務担当者
➢警報発生部署を各階に連絡(リーダーに PHS 使用)。消防に救急ストップを要請し、
同時にティアメディカル(株)
(072-247-0808)に連絡。
➢酸素ボンベが不足なら手配する。
4)南館 2 階病棟での対応(基本対応は日勤帯も同じ)
➢南館 2 階がコントロールセンターとなり、内科管理当直医が指揮者となる(昼間は
循環器もしくは呼吸器内科医)
。
➢各病棟からの酸素使用者リストをもとに人工呼吸器装着患者や高濃度酸素使用者を
選出し移送の優先順位を決定する。同時に南館(酸素圧低下がなければ中央館、北
館でも可)での受け入れ先を決定する。
➢患者の受け入れ先には、不足の場合は南館 1 階の救急外来も使用可能とする。
➢人工呼吸器患者の移送にはトラブルが生じやすく、慎重に行うのは当然として、1
受け入れ病棟に1患者毎移送する。1病棟への同時移送はリスクが高くなるので、
受け入れ病棟が対応できない。
③ 中央館7階で警報発生時
1)応援看護師
➢酸素使用者リストに従い、以下の職員は中央館上層階からの優先順位で(救外看護
師 2 人、南館 2 階看護師の 1 人、南館 3 階の看護師の 1 人、管理当直師長)必要部
署にただちに駆けつける。
➢携帯用ボンベの接続が終われば、南館へ移す呼吸器、酸素吸入患者の数を酸素使用
者リストにより南館 2 階リーダーナースが取りまとめ、各階リーダーナースに優先
順位を連絡し、移送を開始する。
➢南館 2 階看護師は、携帯用酸素ボンベの接続が終われば、南館 2 階にもどり、移送
される患者の受け入れ体制を整える。
2)医師
➢救急当直医師と管理当直医師は、現場の指揮、点検を行い手の空いた看護師ととも
に患者説明にまわり、その後、南館 2 階のコントロールセンターに移る。
3)事務担当者
➢警報発生部署を各階に連絡(リーダーに PHS 使用)。消防に救急をストップを要請し
て、同時にティアメディカル(株)
(072-247-0808)に連絡。
➢酸素ボンベ不足なら手配する。
①時間内(平日 8:45~17:15)
エマージェンシーコール(147*)を要請し、副看護部長、外来看護師長、ならびに
手の空いている医師が現場の手伝い、指揮、点検、患者説明、南館 2 階への報告、
移送を行う。
②携帯用酸素ボンベ(1,500L、アダプター付き)
病院全体で 10 セット準備(中 7 階 4 本、北 3 階 4 本、中 5 階 2 本)。不足と判断さ
れたら各部署が南館 2 階のコントロールセンターへ連絡し、院内調整、取りまとめの
上、不足分は事務を介してティアメディカル(株)
(072-247-0808)に連絡(1 時間
以内に搬入予定)