松 中校 長 室 だより ~進んで学び 力を合わせて やりぬく生徒~ 平成27年3月6日(金) 発行 新潟市立松浜中学校 生徒数 351名 新潟市北区松浜5丁目12-2 ℡ 025-259-2106 (文責:校長 岡田 聡) No.14 第6 8 回 卒業証書授与式を挙行しました 本日、多くのご来賓のご臨席のもと、第68回卒業証書授与式を行いました。堂々とした卒業生の姿。大変感動 的な卒業式でした。計97名の卒業生は晴れやかな表情で学舎を巣立っていきました。松浜中学校の卒業生は総計 12,084名になりました。 以下、校長「はなむけの言葉」、在校生代表「送辞」、卒業生代表「答辞」を掲載します。 はなむけの言葉 雪の訪れが早かった今季の冬でしたが、寒さも和らぎ、陽射しにもようやく春の訪れが感じられるようになりました。 九十七名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。 保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。中学校三年間の課程、そして義務教育を立派に修了し たお子様の姿をご覧になり、皆様の心の中は大きな感動に満ち溢れていることでしょう。心からお祝い申し上げます。 そして、これまで学校に対して深いご理解とたくさんのご支援をいただいたことに厚く感謝申し上げます。 また、本日の卒業証書授与式を挙行するに当たり、田中康PTA会長様をはじめ、多数のご来賓の皆様からご臨席を 賜りました。皆様からいただいた多大なるご支援と励ましに、壇上から誠に恐縮ですが、衷心よりお礼申し上げます。 大変ありがとうございました。 ただいま、卒業生一人一人に卒業証書を手渡しました。キリッと引き締まった真剣な表情、満ち足りて輝く瞳を目の 当たりにして、皆さんの成長を実感するとともに、新しいスタートに向けた気概が感じられ、とても頼もしく思います。 卒業を迎えた今、皆さんの胸にはどんな思いが駆け巡っているのでしょう。 勉強のこと、部活動のこと、学校行事や生徒会活動のこと、友だちと喧嘩したり、また、楽しく笑い合ったこと…、 たくさんの事を経験し、学んだ三年間だったと思います。 最上級生になった皆さんは、生徒会を中心に「この松浜中学校をより良く変えるんだ!」という熱い思いで様々な活 動に取り組んできました。青松祭や創松祭、合唱コンクールといった行事だけでなく、日々の学校生活の改善を訴えて 行動してきました。「時間を守り、時間を大切にする。」「集中して相手の話を聴く。」「きちんとした服装をする。」 「みんなが楽しい松浜中学校をつくる。」皆さんの一生懸命な取組で松浜中学校は確実に、より良い前進を続けてきま した。 九十七人には九十七通りの三年間があったと思います。勉強や部活動や色々な物事が自分の思い通りにできた人もい れば、なかなか思うように出来なくて悔しい思いを重ねた人もいることでしょう。それは全て皆さんのこれからの人生 の栄養になります。成功体験も失敗体験もこれからの生活に活かしていってください。 さて、卒業に当たり、私自身も日々心掛けている言葉を二つ贈ります。 一、生活に目標を 将来に夢を 心に羅針盤を これは私が教員として初めて勤めた中学校の校長先生が度々お話しされた言葉です。「羅針盤」は歴史の授業でも学 習したと思いますが、今風に言えばドライビングナビゲーションシステム、といったところでしょうか。十五世紀末~ 十六世紀初めの大航海時代、船乗りたちは陸地が全く見えない大海原で自分たちの船が今どこに居るのか、目的地に向 かうためには、どの方角に船を進めたら良いのか、命が懸かった重要な情報を把握し、大事な決断をしなければなりま せんでした。その際に用いた方位磁石の装置が「羅針盤」でした。その命さえ左右する「羅針盤」を心の中に常に持ち 続けてほしいと思うのです。 これからの長い人生も、楽しいことばかりではありません。物事が常にうまくいくとも限りません。迷ったり悩んだ りすることもたくさんあるでしょう。悲しかったり、辛く、苦しくて全てを投げ出して逃げ出したくなってしまうこと もあると思います。そんな時にあなたの「心の羅針盤」を働かせてほしいのです。自分は今、どういう状況にあるのか、 自分は今、何をすればいいのか、自分が進むべき道はどの方向なのか。自分の置かれている状況を正しく把握し、自分 が進むべき方向を正しく選択してください。そして自分が抱く目標や夢に向かって、諦めずに突き進んで行って欲しい と願っています。 二、アメリカプロ野球大リーグのニューヨークヤンキースから広島東洋カープに戻ってきた黒田博樹投手の座右の銘が 話題になりました。「耐雪梅花麗」(雪に耐えて梅花麗し)これは西郷隆盛が作った漢詩の一節だそうですが、「梅の 花は寒い冬を耐え忍ぶことで春になれば一番麗しく咲く」という意味であり、「苦しまずして栄光なし」という考え方 が表されているのだそうです。苦しみや困難は人を更に大きく成長させてくれます。皆さんも困難から逃げることなく、 『栄光の架橋』を目指して人生を切り開いていってください。険しくとも前途洋々たる皆さんの未来に、幸多かれと願 って止みません。 最後になりましたが、卒業生の皆さん、保護者の皆様、ご来賓の皆様の益々のご発展とご健勝をお祈りして「はなむ けの言葉」と致します。 平成二十七年三月六日 新潟市立松浜中学校長 岡田 聡 未来をつくっていくのは誰だろう 一歩踏み出せば未来は広がっていく 他人ではなく、自分自身 色んな人生がある みんなの個性があるから 辛いときも楽しいことを思い出して 進み続けてください 三年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。在校生一同、心からお祝い申し上げます。 私達が先輩方の背中を見て、一番憧れたのは青松祭です。毎年、連合名が四文字漢字だったのを変え、 応援グッズに工夫をこらしたり、今年度はぜんぜん違う青松祭になりました。特に、解団式が終わってから全校で校歌を 歌ったことがとても心に残っています。 先輩方の団結力を感じたもう一つの行事、合唱コンクール。クラス合唱の他に、学年合唱があり、三クラスだからこそ スケールの大きいことをやっていて、さすがだと思いました。 そんな先輩方の姿に感動しました。 日々、先輩方にお世話になった委員会。初めてやる仕事を丁ねいに教えてもらい、仕事がスムーズにやれました。 そして、先輩方に追いつこうと一生懸命にやった部活動。厳しい練習をした後の達成感を、ともに味わうことができま した。先輩方の活躍している姿は、とてもかっこよかったです。 四月から二年生は三年生に、一年生は二年生になり、松中の中心となっていきます。そのために、今までの良き伝統を つないでいき、そして新しいことに挑戦していきたいと思います。 はじめに読んだ詩に、私は次のような願いを込めました。「今日、みなさんは中学校三年間の課程をおえます。ですが、 終わりは新しい生活の始まりになります。慣れない環境でも頑張ってください。辛いときや苦しいときには、松浜中学校 で楽しくて充実していた日々を思い出して、のり越えてほしい。」と。 それでは、いよいよお別れです。今後の皆さんのご活躍と明るい未来をお祈りして、私達在校生の「送る言葉」とさせ ていただきます。 平成二十七年三月六日 在校生代表 人は変わる 長い人生の中 一瞬のまばたき ありふれた日常の中で 人は変わる 藤井 里咲 光のように過ぎ去る時の中で ただ友と笑い 友と学ぶ いかにも春らしく晴れた、二〇一二年四月六日の午後、私達は松浜中学校に入学しました。みんなあまり友達ともしゃ べらずに引きつった表情で今と同じ場所に座っていました。入学式の後、これから始まる新しいクラスの机の上に小学校 の時の倍の教科書が置かれていて、そこに自分の名前を書くことが中学生活のスタートでした。 三年間の思い出は、まず最高学年として行った青松祭。私達は三年生になるまで、毎年クラスを解体されてきました。 今年は、連合長同士で「最後には松中生みんなで一つになろうね。」ということを話していました。最後の全校での校歌 合唱はいままで戦いあってきたことを忘れるような一体感でした。 たくさんの保護者の方に来ていただいた合唱コンクール。どのクラスも一生懸命練習し、本番はすばらしい合唱になり ました。 生徒会本部の最後の仕事は、松中生全員で制作した「HAPPY」でした。いじめゼロ運動の一貫で制作したもので例 年と違い「絆」「一体感」をさらに深める活動をし、私達にとってすばらしい思い出が一つ増えました。 部活動では、グラウンドの整備や片付けなど後回しにしたくなるような仕事があります。でも、自分のことは後に回し 、まずは人のために行動しなければならないことを学びました。 私達はこのあとそれぞれの道を歩んで行きます。でも、決して今目標としている高校がゴールではありません。未来はあ るけど、ゴールはありません。だから、私達は高校生活を通して、さらなる未来へはばたいていきたいです。 三年間、時に厳しく、時に優しく私達を指導してくださった先生方。私達が今こうして卒業の日を迎えられるのは、先 生方がどんな時も私達を支えてくださったおかげです。 地域の皆様。みな様が学校行事の応援などに来てくださったおかげでさらに力が出ました。また、毎朝あいさつをして くださったので一日元気に学校生活を送れました。 そして、どんな時も愛情をもって支えてくれた家族。私達生徒がメインとして学校の活動を行うことができたのは、家 族の支えがあったからです。これからもお世話になると思いますが、よろしくお願いします。 一年生の皆さん。みんなとは短い学校生活でしたが、思い出はいっぱいあります。二年生になると後輩もでき、たくさ んの困難にぶつかります。 でもとても楽しい時期です。活躍を期待しています。二年生の皆さん。みなさんは残り一年で卒業です。私が伝えたいこ とは、どうって事のない日々を大切にして欲しいということです。卒業を迎えて思うことは、青松祭で良い成績をあげる より、合唱コンクールで最優秀賞を取るよりも、ありふれた日々を仲間と友に過ごせたことが一番の幸せです。そんな日 々を大切にしてさらなる松中を作っていってくれることを心より願います。 そして、卒業生のみんな。ほとんどの人が九年間一緒で、私のこれまでの人生の五分の三。半分以上は、みなさんと共 に歩んできました。でも、今日からそれぞれの道を行きます。未来はみんなバラバラになるけれど、思い出はずっとここ に残り続ける、そう信じて、今日まで共に過ごせたことに感謝しましょう。 最後になりましたが、はじめに読んだ詩には、『中学校三年間は、長い人生においてほんの一瞬です。しかしその三年 間は言葉で表すことのできないくらいの密度があり、人を変えさせてくれる力をもっている』という意味を込めました。 今日が義務教育最後の日です。私達は思い出と感謝を胸に卒業いたします。 平成二十七年 三月六日 卒業生代表 野口裕太 合唱部、関東大会へ! 1年生の快挙!(^^)! 1月25日(日)新潟市音楽文化会館において、 「新潟県ヴォーカルアンサンブルコンテスト」が 行われ、合唱部の1年生10名が参加しました。 その結果、見事!「金賞」と「県代表」を獲得し、 3月15日(日)に栃木市で行われる 関東ヴォーカルアンサンブルコンテストに参加 します。1年生だけの編成で見事な快挙です! 遠方のため大勢の方からの応援は難しいですが、 是非心の中で1年生部員の健闘を応援してください。 薬物乱用防止教室を行いました。 「危険ドラッグ」を規制する県の薬物乱用防止条例 が2月1日に完全施行されました。 新潟北ライオンズクラブ様のご協力をいただき、 当校でも中学生の内に薬物乱用の危険性について学ん でほしいと願い、各学年毎に「薬物乱用防止教室」を 行いました。「ダメ、ゼッタイ! 」のフレーズが脳にバリアを張り、 危険薬物をはね除けてくれることでしょう。 千利休の格言より 「一杯は人、酒を飲む。二杯は酒、酒を飲む。三杯は酒、人を飲む。」 この言葉は薬物依存の本質を言い当てていると言われます。 最初から中毒になろうとする人がいるわけではなく、ちょっとしたきっかけで始めたこ とが、乱用するたびに薬物が欲しくなり、気付いた時には、薬物に脳が支配されてしま っているのです。 ~生徒の感想文より~ 1年生女子 新潟にも危険ドラッグを使って捕まった人がいるんだなと思いました。簡単にネットで手に入れることができる なんて初めて知りました。自分は、すすめられたとしても「いりません。」と答えようと思いました。ここまで麻 薬が体、人に悪影響を与えるなんて初めて知りました。お菓子や物にそっくりなんて見てもわからないと思います。 少しでもいいから、麻薬を使う人が減ってくれればいいなと思いました。麻薬を使うともう元に戻れないことが分 かった。今日はいいことを学びました。 まつはま未来図会議を行いました。 2月20日(金)午後、パートナーシップ推進事業会議に続いて、前年度に引き続き「まつはま未来図会議」を 行いました。これは、松浜の未来をどう創っていくか、生徒と地域の代表の方々と職員が一緒になって考えていこ うという趣旨で行っています。 現在、防災教育を行っている学校が増えており、 松浜中学校も来年度から本格的に防災教育を行 います。昨年度の「まつはま未来図会議」で 現生徒会本部役員から「地域の防災訓練に参加 してみたい。」要望があったことを踏まえ、 今回の会議では「地域の防災活動で中学生が参加、協働できることは何だろ う?」というテーマで会議を行いました。具体的な意見が活発に飛び交いま した。この意見を基に来年度の防災教育を計画すると共に、地域(自治会) と生徒が協働できる体制を構築していきたいと思います。新生徒会役員も 地域と連携して行う防災・避難活動に前向きな考えをもっています。ご家庭と地域のご理解をお願いします。 第3回 新潟医療福祉大学・北区 地域連携推進フォーラムに参加してきました。 日時;2月25日(水)14:00~16:00 会場;新潟医療福祉大学 第2厚生棟2F 松浜中学校参加者;生徒会長 丸山周真、副会長 平岩天翔、藤井里咲、書記長 中沢雪菜 このフォーラム開催の趣旨は学長・山本正治 様のご挨拶の内容から抜粋して紹介します。 …さて、本学は、開学当初より、北区に根差した大学づ くりに取り組んでおります。…指定都市の行政区と大学 が個別に協定を締結して地域連携を推進する取組は全国 的にも例が少ないとされています。…特に平成 25 年度か ら新規に取り組んでいる「次世代人材育成支援事業」で は年間を通して約 1,000 人の学生が北区内の小、中学校及 び高等学校に出向き、学習支援やスポーツ支援、学校行 事支援を行っています。…第3回目(のフォーラム)で は、北区のこれからの未来を託す人材の育成をより推進 するために、当事者である本学の学生、小、中学生によ る意見交換が行われ…。この機会に是非とも本学との関 わりを深めていただければと思っています。… 新潟医療福祉大学の学生、北区の他の中学校代表生徒、小学生、そして各校の地域教育コーディネーターさんが 加わったワークショップでした。グループ毎の人数が少し多かったせいもあり、準備していった話題を十分に話せ なかったようでしたが、参加した生徒会新役員4名は堂々と意見を述べていました。さすがですね! 保健関係で2つの賞を受賞しました! 養護教諭 大森養護教諭と生徒会保健委員会が松浜中学校生徒の 保健活動、健康推進について 長らく活動してきたことへの表彰です。 保健委員会の皆さん、日常の活動が全国や県で認めら れての表彰です! これからも松中生のために、よろしくお願いします。 1 健康教育推進学校<優良校> 大森悦子 旧保健委員長 佐藤杏実(3-1) 新保健委員長 齋藤 雅(2-1) 2 「よい歯の学校」<優秀校> ~日本学校保健会 表彰~ …全国表彰 ~新潟県学校保健会 新潟市支部表彰~ ☆全国で中学校は23校が表彰されました。 ☆平成20年度から7年連続です。 新潟県内では松浜中学校だけです! 配信メールへの登録、ありがとうございました。 今年度のアドレス登録を終了します。 3年生の登録されたアドレスは3月25日(水)の離任式後、全件を完全削除します。 1、 2年生で登録済みのご家庭は、当校の管理者が新2年生、新3年生の「グループ」に 移行処理しますので、ご家庭での操作は一切必要ありません。 新年度になりましたら、新1年生を含めてご案内します。
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