次世代航空機燃料イニシアティブ 第3部会 廃食用油からの航空機燃料 平成27年7月8日 1 Copyright©Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd. サプライチェーンのイメージ 家畜飼料 食品廃棄物 食品工場 食品廃棄物 リサイクル工場 食品廃棄物 食品工場 食品廃棄物 食品廃棄物 リサイクル工場 ◆ 地域的に分散した食品廃棄物処 理工場等 原料の例: (油脂を含む食品廃棄物) ・食堂の廃棄物 ・コンビニ弁当廃棄物菜 ・スーパー食品廃棄物 ・食肉加工場の廃棄物 ・水産加工場の廃棄物 ◆ 集約型エステル化プラントによる 燃料予備精製 メチルエステル化 ◆ 既存の石油精製設備での脱酸素・ 水素化分解・製品分離 油槽所 脱酸素・水素化分解工程 2 Copyright©Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd. 日本国内の廃食用油脂の推定フロー 飼料用 約20万トン 外食・食品工業 約198万トン 廃食用油 約30~35万トン 工業用 (石鹸・塗料等) 約4万トン 燃料用 約2万トン 年間消費量 約237万トン 未利用 約4~9万トン 一般家庭 約39万トン 廃食用油 約10万トン リサイクル (石鹸等) 約1万トン 未利用 約9万トン (有)ケイ・ラボラトリー殿作成資料より 3 Copyright©Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd. テンプラーM21 札幌市から事業系生ご みの処理を受託し、油温 減圧式乾燥設備で再生 処理すると共に再生品を 家畜飼料の配合材として 販売 処理棟内部状況 処理能力: 60 ton/day→40kg/tonの油脂発生 (株)アルフォ城南島飼料化センター殿ホームページで同技術による施設概要が分かります。 4 Copyright©Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd. ディスカッション 1. 主流となる技術は、合成ガス+FT、発酵法等。 2. 上記主流技術は開発余地があるため中長期的なロードマップとし、 廃食用油脂のような実用化が近い技術は短期的なロードマップと するような2本立ての取り組みとなるのではないか。 3. 廃食用油脂資源の地域性に合わせた中小規模分散型設備とな ろうから、その条件の下どこまでコストダウンできるかが課題。 5 Copyright©Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd.
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