業績ダイジェスト - 大阪商工信用金庫

着 実 に 歩んだ 大 阪商工信用金 庫の
「テイクオフ3ヵ年運動」のスタート
次 元 の 異なる「 真に役 立つ金 庫 」へ 成 長(ステップアップ)
し、次 のステージを目指した「ステップアップ3ヵ年 運 動 」は平
成26年度で終了いたしました。初年度であった平成24年度の梅田支店開設を弾みとし地域の皆様と共に成長することで、
預 金 、貸 出 金ともに堅 調 な 伸びとなりました。地 域 社 会での 更 なる存 在 感を発 揮するため平 成27年 度より新たに第7次
3ヵ年運動となる「テイクオフ3ヵ年運動」をスタートさせることといたしました。
次のステージへ地域の皆様方と一体となり上昇(テイクオフ)
し、大阪経済の活性化へと繋がる運動として、
「テイクオフ
3ヵ年運動」を完遂したいと思っております。
事業方針
信用金庫の使命は中長期的なビジョンを掲げ、地域社会の持続的成長と中小企業の再生・創生を図ることであると考えてお
ります。経営者及び従業員の方々と共に企業の潜在価値を見いだし、地域金融機関としてのノウハウを駆使し企業の直面する
課題を的確に捉え、経営課題を共に解決していく良きパートナーとして事業を進めることが重要であると考えております。産学
官金との連携を活用し、ネットワークを活かすことで皆様方のお悩みに対して、幅広い解決策を見いだしていく所存でございます。
更には高度な実践型の人材育成を通じた取組推進に注力することにより、地域の皆様方の期待に十分に応えられる共に歩
む信用金庫でありたいと思います。
事業の展望及び今後の課題
今後の新本店ビルのオープンに向けた次なる時代へのテイクオフとして、地域金融を支える為の存在感と幅広い多くのお
客様のお役に立つ為には、いかに迅速にオールラウンドでお客様のニーズに応えられる体制を作ることが出来るかが重要だと
考えています。
業容面においては、時代の変化に即した成長期待マーケット宛の貸出金の開拓、都市再開発関連投資への対応、福祉関連資金
ニーズの発掘、地域性を生かした商店街支援や保育所支援、非営利法人支援、
ソーシャルビジネス・コミュニティビジネス支援等
を基盤とし、地域経済全般の活性化を目指します。
内 部 管 理 体 制 にお い て は 、当 金 庫 の 規 模・特 性 に 応じたリスクを そ れ ぞ れ のリスク・カテゴリー 毎 に 評 価し、リスクの
コントロール及び削減することで業務の健全性と適切性を確保してまいります。
以 上 のような 諸 施 策により、大 阪 経 済 全 体 の 活 性 化に通 ずる中 長 期 的 なビジョンから、目 の 前 の お 悩 みに耳を傾 ける
きめ細かいサポートが、当金庫の果たすべき役割と認識し皆様方に必要とされる信用金庫を目指してまいりたいと思っており
ます。
5
この1年 をお伝えします。
地域のために活動した、この1年をご報告します。
■ 預金残高の推移(単位:百万円)
■ 貸出金残高の推移(単位:百万円)
404,051
420,000
380,000
357,051
240,000
339,898
340,000
274,868
280,000
256,661
238,061
200,000
300,000
160,000
260,000
0
平成25年
3月末
■ 会員・出資金の推移
平成26年
3月末
0
平成27年
3月末
会員数(人)
平成25年
3月末
平成26年
3月末
平成27年
3月末
■ 当期純利益の推移(単位:百万円)
出資金(千円)
1,705
1,800
18,000
1,424
16,000
15,870
15,317
983,436
14,000
16,215
1,120,211
1,400
1,200,000
1,000
1,062,562
1,000,000
12,000
800,000
0
200
0
0
平成25年
3月末
平成26年
3月末
637
600
平成25年
3月末
平成27年
3月末
平成26年
3月末
平成27年
3月末
■ 配当率
6
の高配当率を維持し経営成果を地元に還元しています。
自己資本比率について
経営の安全性が示される最も重要な指標
■ 自己資本比率(単位:%)
大阪商工信金の
自己資本比率
となっております。
金融機関に対する早期是正措置の対象と
10
9.72
9.13
9.10
なる基準もこの自己資本比率でもって判定
されますが、
当金庫は指導基準の4%を大きく
8
上回っております。当金庫はこれまで安易な
出資金の増強を排し内部留保の蓄積による
(新BIS規制)
4
自己資本の充実を心掛けてまいりました。今後
とも引き続き一層の充実を図っていきたいと
思っています。
9.10
10%
注)
平成26年3月末以降については、
新しい自己資本比率規制
(バーゼルⅢ)
にて
自己資本比率を算出しております。
0
平成25年 平成26年 平成27年
3月末
3月末
3月末
6