BAS ベースアンカースタッド工法 ~スタッド溶接方式による建方用仮設鉄骨柱脚工法~ GBRC 性能証明第 04-05 号 NSW 日本スタッドウェルディング株式会社 工数の低減と工期の短縮を実現!! ベースアンカースタッド(BAS)工法 -スタッド溶接方式による建方用仮設鉄骨柱脚工法- GBRC 性能証明第 04-05 号 概要 本工法は、 ① ネジスタッド ② プレート ③ アンカー筋(異形棒鋼スタッド) 以上の 3 部品をスタッド溶接で接合した「ベースアン カー」を従来のアンカーボルトの代わりに用いて鉄骨 柱脚を構成する、 「アンカープレート埋め込みボルト後溶接法」※です。 ※「鉄骨工事技術指針・工事現場施工編 (日本建築学会)」に よる 従来工法と BAS 工法の特徴 レベルモルタル(マンジュウ) 鉄骨柱 アンカープレート 問題解消! スタッド溶接 アンカー筋 従来工法では… 本工法では… ①正規の位置からずれた場合の補正に多大な困 難を伴う ①ボルト位置のずれによる過度な耐力低下の回避 ②上部鉄骨建方精度の向上と作業の迅速化 ②不適切な手直し工事は柱脚の構造性能を大き く低下させる ③工期の短縮 スタッド溶接方式だからこそ・・・ ① 従来のアンカーボルト径の置き換えで OK!! 従来工法によるアンカーボルトの径をネジスタッドにそのまま置き換える だけで、従来のアンカーボルトと同等の耐力を確保することができます。 ② ネジスタッド現場溶接により、台直し不要 ネジスタッドを現場で後溶接することにより、柱脚の位置ずれをある程度 吸収することができ、建方精度の大幅な向上ができます。 また、従来工法のような台直しが不要なので、工期の短縮や、過度な耐力 低下の回避が期待できます。 ③ M16~M36 までの幅広いラインアップ M16~M36 と、幅広いサイズのネジスタッドが現場で溶接可能です。 ベースアンカースタッド(BAS)工法 また、柱脚形状に囚われることなく、幅広い用途に対応することが可能です。 施工管理技術者の証明書 ④ 有資格者による安心かつ確実な施工 スタッド溶接の作業は特別教育を受けた信頼できる施工者(BAS 施工管理技 術者)による、良好な品質を保証します。 ベースアンカー構成部品の組合せ一覧表 ベースアンカースタッドの種別記号 呼 称 構成部品 ネジスタッド 呼び径 アンカー筋 呼び名 プ レ ー ト 板 厚 溶接方式 BAS16 BAS20 BAS24 BAS27 BAS30 BAS32 BAS35 M16 D16 19mm M20 M22 M24 D19 D22 D24 22mm 25mm 25mm 電力アークスタッド方式 M27 D25 25mm M30 D29 28mm M33 D32 32mm ACS 方式 M36 D35 36mm BAS22 ※ ネジスタッドは、有効径(MPL)と外径(MBL)の 2 種類があり、プレート材質と併せて、下記に示すように識別します。 ネジ径 BAS□□ 例) ネジ形状 P(有効径) or B(外径) プレート材質 ‐ 400(プレート材質:400N/mm2 クラス) or 490(プレート材質:490N/mm2 クラス) BAS 20P-400…ネジスタッドは M20 の有効径ネジ(MPL)で、プレート材質が 400N/mm2 クラス BAS 20B-490…ネジスタッドは M20 の外径ネジ(MBL)で、プレート材質が 490N/mm2 クラス ネジスタッド 基準強度 材質 (N/mm2) SWRCH10A~ 15A※ 235 許容応力度 (N/mm2) 短期 引張 せん断 235 化学成分 C 20 以下 20 以下 136 SNR400B MPL (有効径) MBL (外径) Si ×100 (%) Mn P ×1000 40 40 以下 以下 30 30 以下 以下 30~ 90 60~ 140 ― 35 以下 S ※ネジスタッド材料 “SWRCH10A~15A” は、SS400 相当の強度を有しています。 アンカー筋 (異形棒鋼スタッド) 基準強度 材質 (N/mm2) SD345 345 許容応力度 (N/mm2) 短期 引張 せん断 345 199 化学成分 C Si Mn ×100 20 以下 ※アンカー筋埋込み長は、25D を標準としています。 15~ 35 (%) P S ×1000 30~ 90 35 以下 35 以下 C+Mn/6 ×100 35 以下 プレート t 空 気抜 き 穴 a 基礎寸法(mm) 端あき最小寸法 (1) (2) a b a b 板厚 (t) BAS-16 BAS-20 BAS-22 BAS-24 BAS-27 BAS-30 BAS-33 BAS-36 19 22 b 種別 ア ンカ ー 筋 の軸 心 b t アン カー 筋 の軸 心 b 15 0m m 以上 a 106 75 75 75 141 100 100 100 25 28 32 36 耐力図の一例 250 プレート t25 BAS-24 鋼板材質:SM490 許容引張耐力(短期):82kN 短期許容引張耐力 P(kN) 200 アンカー筋 D22 150 ネジスタッド M24 100 50 使用可能範囲 許容偏心距離 41mm 0 0 10 20 30 40 50 60 偏心距離 E(mm) 許容偏心距離 BAS の種別記号 BAS16 BAS20 BAS22 BAS24 BAS27 BAS30 BAS33 BAS36 プレート 板厚 (mm) SS400 偏心 プレート SN400A,B 距離 鋼種 SN490B,C (mm) SM490A,B,C 19 22 25 25 25 28 32 36 28 29 34 33 29 33 39 45 35 37 44 41 35 41 47 55 。 アンカープラン図の一例 一般的な施工手順 ①構成部品の確認及び罫書 ⑥ネジスタッドの溶接 (上)アークスタッド溶接 (下)ACS 溶接 ②アンカー筋のスタッド溶接 ③アンカープレートセット ⑤ネジスタッド位置出し ④コンクリート打設 ⑦溶接完了・検査 ⑧テンプレートによる位置合せ 推奨 溶接方式 溶接ケーブル長及び設備電源容量 スタッドサイズ ネジスタッド(有効径):M16 アークスタッド ACS ネジスタッド(外径) :M16 ネジスタッド(有効径):M20 異形鉄筋スタッド :D16 ネジスタッド(外径) :M20 ネジスタッド(有効径):M22 異形鉄筋スタッド :D19 ネジスタッド(外径) :M22 ネジスタッド(有効径):M24 異形鉄筋スタッド :D22 ネジスタッド(外径) :M24 ネジスタッド(有効径):M27 異形鉄筋スタッド :D25 ネジスタッド(外径) :M27 ネジスタッド(有効径):M30 異形鉄筋スタッド :D29 最大ケーブル長 (往復) 必要設備容量(kVA) 発電機 60mm2 170m 100 60mm2 100m 140 100mm2 120m 185 100mm2 70m 200 100mm2 40m 250 100mm2 60m 150 ネジスタッド :M27~M36 異形鉄筋スタッド:D29~D35 注1 注2 上表は、下記の条件下においての設定値です。 ① 1 次側ケーブル:60mm2 ② 溶接機の使用率:10%(M16 有効径で 10 本/分、D29 異形鉄筋で 4 本/分) 50m 往復最大ケーブル長は、ガン側のウェルドケーブル長とアースケーブル長との総和長です。 NSW 日本スタッドウェルディング株式会社 本 社 東京支社 中部支社 大阪営業所 中国営業所 滋賀事業所 神奈川県川崎市川崎区小田1丁目2番6号 神奈川県川崎市川崎区小田1丁目2番6号 愛知県安城市東栄町柳原52番地 大阪府吹田市江坂町5丁目13番4号 広島県広島市中区竹屋町1番26号(原ビル) 滋賀県神崎郡五個荘町小幡474番地 〒210-0846 〒210-0846 〒446-0007 〒546-0063 〒730-0048 〒529-1422 ℡(044)333-3636(代) ℡(044)333-6500(代) ℡(0566)97-8833(代) ℡(06)6385-2332(代) ℡(082)247-1335(代) ℡(0748)48-4600(代) FAX(044)333-7826 FAX(044)333-7864 FAX(0566)98-4064 FAX(06)6385-2375 FAX(082)243-8775 FAX(0748)48-5070
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