平成27年 8月14日 平成26年6月に所在不明となっていました『紙カルテ』の発見について(報告) 昨年6月、外来診察のため中央病歴室から出庫していた『紙カルテ』が、診察終了後に、中央 病歴室に返却されたにもかかわらず、未入庫扱い(所在不明)となっていました。 当時、病歴室内、外来診療科を繰り返し捜索するとともに病院内及び病院周辺も捜索致しまし たが発見に至りませんでした。このたび、この『紙カルテ』が、中央病歴室内で発見されました ので、御報告させていただきます。 発見までの間、患者さんをはじめ、関係者の皆さまに多大なご心配をおかけしていたことを、 深くお詫びするとともに、引き続き、『紙カルテ』等の適正管理に向け更に努力して参ります。 ◇発見に至った経緯 平成27年 7月28日、一般患者さんの住所変更及び電話番号の変更依頼を受け、 中央病歴室の保管棚内で保管中の当該紙カルテを取り出し、事務処理中に、異なる紙 カルテが混在していることが判明しました。 当該カルテを精査したところ、昨年6月に所在不明となっていました『紙カルテ』 であることを確認しました。 ◇再発防止策適用後の状況 昨年6月に発生した『紙カルテ』の所在不明以降、本院では、事態を重く受け止め、 診療録管理体制の点検を行い、再発防止策(①外来診療に必要な紙カルテについては、 電子カルテ上で閲覧できるように電子化(スキャン)を図り、原則、紙カルテ搬送を しない。②「カルテ室業務マニュアル」等を見直し、紙カルテ管理体制の更なる改善 を図る。等)を講じてまいりました。 この再発防止策適用後は、適正に管理されています。 愛媛大学医学部附属病院長 三 浦 裕 正
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