学認クラウド実証実験について - 学認クラウド GakuNin Cloud

学認クラウド実証実験について
平成 27 年 9 月 16 日
国立情報学研究所 クラウド支援室
1.
目的と概要
国立情報学研究所(以下「NII」という。
)が推進する「学認クラウド」は,大学・研究
機関がクラウドを選択する際の基準やその導入・活用に関わる情報を整備・流通・共有す
るしくみです。学認クラウド実証実験(以下「本実証実験」という。
)は,このプロセスに
ついて大学・研究機関,クラウドサービス事業者,NII が連携して試行することにより,妥
当性の検証と課題の抽出・解決を行い,本運用に向けた準備を行うものです。
学認クラウドについて,詳しくはウェブサイトをご覧ください。
http://cloud.gakunin.jp/
2.
実施期間
本実証実験は,平成 28 年 3 月 31 日までの間実施します。
3.
参加機関
本実証実験の参加者は,以下のとおりです。
1) 大学,短期大学,高等専門学校,大学共同利用機関(以下「クラウド利用機関」とい
う。
)
2) クラウドサービス事業を行っている法人(以下「クラウド事業者」という。
)
3) その他,クラウド支援室(以下「支援室」という。
)が特に参加を認めた法人あるい
は個人
4.
参加・脱退
本実証実験にクラウド利用機関あるいはクラウド事業者として参加したい場合は,それ
ぞれ所定の申込書により事務局(支援室,末尾参照)へ参加申込みを行ってください。ま
た,本実証実験開始後に脱退しようとする場合は,文書により事務局へ脱退の通知を行っ
てください。
5.
実験手順
本実証実験は,以下の手順で実施します。
1)
支援室がチェックリストを公開
2)
クラウド事業者が自社のサービス仕様に基づきチェックリストに回答し,3) の検証
作業で用いるカタログやウェブ情報などの参照資料と併せて支援室に提出
3)
支援室がチェックリストの回答を検証
4)
支援室が検証済みの回答をクラウド利用機関に公開
5)
クラウド利用機関が公開された結果を参照して,利用するサービスの選定・仕様策
定をシミュレート
6.
報告書
支援室は本実証実験の結果に基づいて報告書を作成します。報告書の作成にあたって,
クラウド利用機関およびクラウド事業者に対して,実証実験に関する情報の提供を依頼す
ることがあります。
7.
情報の取扱い
① 実証実験実施のためにクラウド事業者から提供された当該事業者のクラウドサービス
に関する情報は,NII およびクラウド利用機関にのみ開示します。NII およびクラウド
利用機関は,本実証実験において提供されたクラウド事業者の情報の利用を自機関内に
限定し,第三者には開示しないものとします。なお,NII は,本実証実験の成果につい
て,クラウド利用機関名,クラウド事業者名,個人名を除いたうえで利用・公開できる
ものとします。
② 支援室は,クラウド事業者から提供されたクラウドサービスに関する情報がクラウド利
用機関の調達に適用可能なものであることを関連情報と合わせて検証します。検証結果
は公開前に当該クラウド事業者に開示し,事業者の合意を得た上でクラウド利用機関に
提供します。クラウド利用機関が実際にクラウドサービスを調達する場合の本検証結果
の利用は,利用機関の責任において行っていただくようお願いいたします。
以上
本件にかかる問い合わせ・申し込み先
国立情報学研究所
学術基盤課 クラウド支援室
(担当:野田,大澤)
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋 2-1-2
Tel 03-4212-2218
Mail: [email protected]