Windows 10 へのアップグレードでリモートデスクトップ接続不可に なった環境を修正する方法 対象機器(操作をされる側)の OS を Windows 10 にアップグレードした場合に、マジックコネクトによ るリモートデスクトップ接続ができなくなる事象が、一部の環境で報告されています。 発生する条件は不明ですが、アップグレードのタイミングで稀に、Windows OS のリモートデスクトップ 機能に関する設定が変化してしまうことが原因です。 この文書では、Windows 10 へのアップグレードによりリモートデスクトップ接続不可になった対象機器に ついて、修正する手順をご案内します。 【発生するエラー】 この文書により修正される可能性があるのは、マジックコネクト接続時に発生する以下のエラーです。それ以外 のエラーは、この文書の対象外です。 手元端末が Windows の場合 対象機器を選択し「接続」を押すと、以下のメッセージが表示されます。 手元端末が iOS / Android の場合 「接続先の画面を表示」を選ぶと、一瞬黒い画面が表示された後、元の画面に戻ります。 【修正の手順】 レジストリの値が、標準の状態から変化しているかどうかを確認し、変化している場合、標準の状態に戻し ます。 1. 対象機器(操作をされる側)に、管理者権限ユーザでログオンします。 2. Windows キーを押しながら「r」キーを押し、[ファイル名を指定して実行]を開きます。 3. 「regedit」を入力して「OK」を押し、[レジストリ エディター]を開きます。 4. 左側のツリーで [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp] を選択 し、右側に表示される[SecutiryLayer]をダブルクリックします。 5. 標準で値は「1」です。 「1」以外が設定されている場合、その値をメモした後、 「1」を入力して「OK」を押します。 予め「1」が設定されている場合、この手順では修正できません。 マジックコネクト製品サイト(http://www.magicconnect.net/ )の[お問い合わせはこちら]-[技術的なお 問い合わせ]からお問い合わせください。 6. [レジストリ エディター]を閉じます。 以上で終了です。 マジックコネクトからのリモートデスクトップ接続が成功するか、確認してください。 ※ レジストリの変更により、何らかの不都合が生じた場合、同じ手順を実行し、レジストリの値を 5.でメ モした値に戻してください。
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