ハイブリッドクラウドソリューション

ハイブリッドクラウド
プライベートクラウドからイノベーションを
ハイブリッドクラウドソリューション
IIJ のハイブリッドクラウドソリューションは、
お客様のプライベートクラウドの価値を継続して向上していくための変革に必要な
「コモディティ化したインフラ運用業務からの解放」と「システムリソース制約からの解放」を実現します。
プライベートクラウドに新しい選択肢をご提供します。
IIJのハイブリッドクラウド
オンプレミス
プライベートクラウド
持たない
プライベートクラウド
仮想サーバイメージを
そのまま移行
社内ネットワークを
そのまま延伸
既存の運用を
そのまま適用
サービス提供
インテグレーション提供
IIJが培ったIT(クラウド)サービス構築/運用/ノウハウ
オンプレミス
プライベートクラウド
仮想サーバの管理
提供形態
HWリソース
持たないプライベートクラウド
IIJ GIO VWシリーズ
自由にコントロール
メニュー選択(固定)
VMware ESXi(ハイパーバイザー基盤)
仮想化されたOS
―
利用コスト
一般的な
パブリッククラウド
専有
共有
初期費用・資産化
月額課金・費用化
スケールメリット
無し・少ない
高い
構築・導入期間
長い
短い
セキュリティ・運用
お客様ポリシーを継承
サービスに合わせる
ハイブリッドクラウドソリューションを支えるボーダレスコンセプト
仮想サーバイメージを
ボーダレスに移行
オンプレミスプライベートクラウドで動作して
社内ネットワークと
ボーダレスに接続
現在利用中のIPアドレスをそのままIIJ GIOで
いるVMware仮想化イメージは、そのままIIJ
ご利用になれます。そのため、クラウド利用に
へ移行する際に発生する各種作業・コストを
ムとの連携に起因する業務影響から開放され
GIO VWシリーズで動作可能。クラウド基盤
最小化することができます。
クラウドシステムを
ボーダレスに運用
オンプレミスと同一の仮想基盤を利用している
ため、現在の運用スキル、手順がそのままハイ
伴うクライアントの接続先変更や周辺システ
ブリッドクラウドへ適用可能。また、クラウド型
ます。
で、運用コストの最適化を実現します。
2
の監視・運用サービスにアウトソースすること
IIJのハイブリッドクラウドを実現するサービス
仮想サーバではなく、仮想化プラットフォームを提供することで、
「持たないプライベートクラウド」を実現します
IIJ GIOコンポーネントサービス 仮想化プラットフォーム VWシリーズ
IIJ GIO VWシリーズ
お客様にて自由に構成
VMware vSphere ESXiサーバ
H240VW
H240VW-FC
VMware
VM
VM
VM
H240VW
VM
VM
VM
データストア
NFS
iSCSI
仮想環境を自由に構成
必要な
リソースを
選択
FC
VM
システムに最適な環境を提供
VM
VM
VM
VM
VM
VM
VMware
VMware
VMware
H240VW-FC
H240VW
H240VW
ケース1
検証環境/ステージング環境
検証環境
最適な
仮想環境を
実現
ケース2
Web/AP/DB環境
DB環境
Web/AP環境
VM通信ネットワーク
ケース3
ローカルVLAN
インターネット接続
VLAN/VW
コンポーネント接続
VLAN
コンポーネント接続
VLAN/F
ローカルVLAN
セグメントA
インターネットVLAN
セグメントA
ローカルVLAN
セグメントB
ステージング環境
NAS
基幹システム
DB環境
業務AP
NAS
Cluster
(ERP/CRM)(ログ・Backup)
JOB・バッチ
Cluster
マルチキャリア、マルチアクセス対応が可能なIIJ GIOプライベートバックボーンサービス
キャリアフリーで様々な回線を閉域接続可能、お客様の社内ネットワークをそのまま延伸できます
専用ラックに機器持ち込み可能
本社
マルチキャリア、
マルチアクセス対応
お客様WAN
支社
クラウド設備に直結
安全性が確保された
高品質なネットワーク
IIJ GIOプライベート
バックボーンサービス
(PBB)
お客様
専用ラック
IIJ GIO東日本リージョン
プライベートバックボーンでリージョンの異なるサイト間を接続し、DR構成を実現
お客様
専用ラック
支社
IIJ GIO西日本リージョン
オンプレミスもクラウドも、運用を統合的にアウトソース
オンプレミスとクラウドの監視運用、セキュリティ運用を統合、専門エンジニアによる
高品質の運用アウトソーシングにより、運用負荷を軽減できます
IIJ GIO統合運用管理サービス
IIJ統合セキュリティ運用ソリューション
セキュリティデバイス
(FW/IDS/WAFなど)
ネットワークデバイス
(Router/Switchなど)
運用コンサルティング
監視
24H365D運用
エンドポイント
(サーバ/PCなど)
セキュリティ
アセスメント
ログ収集
相関分析エンジン
統合・一元管理
オンプレミスプライベートクラウド
IIJ GIO VWシリーズ
3
セキュリティ
アナリストによる脅威分析
IIJのハイブリッドクラウド導入のメリット
1.コモディティ化したインフラ運用業務からの解放
●
持たないプライベートクラウドによって、HWの導入管理という膨大かつコモディティ化した業務から解放されます。また、ITリソースの稼働率を高めた
まま、短期利用や突発的な要求、災害対策に対して備えることができます。
アプリケーション
基盤管理業務からの解放
OS
お客様管理範囲
新規ビジネスへの集中
IIJ GIO VWシリーズ
お客様管理範囲
サーバ
仮想環境
持たないプライベートクラウド
HWリソース
突発的リソース要求対応化
災害対策用途のバックアップ
オンプレミス余剰資産の減少
ファシリティ
サービス基盤
2.戦略的な組織への転換によりサービスライフサイクルを活性化
●
サービス立ち上げ時から内容が変わらず、時間経過によって業務形態の変化や市場動向に追従できず見劣りしがちなプライベートクラウドサービスを、
IIJのクラウド事業者としてのノウハウとサービスを用いて継続して改善するための変革に必要な支援をします。
NEXT
企業IT基盤のサービス化
1 企画・構想
サービスメニュー、収支管理手法を基
に早期かつ高レベルなサービス設計
1 企画・構想
IIJサービス仕様を基にバージョン
アップを早期に検討
2 初期構築
NEXT
2 次期リプレース
効率的かつ安全なリプレースのノウハウ
を提供。円滑な移行を実現
IIJサービスを活用。資産保有のリス
クを排除し、短期間でリリース
テスト・リリース
サービスの品質を評価。開発規模や優先順位に応じ、並行して開
発・リリースを行うノウハウを活かし、共通基盤のリリースを支援
サービス開発
IIJのSEリソースを柔軟に活用し、サービス開発サイクルを加速
6
サービス運用
3
サービス基盤と各アプリケーションの相関関係を踏まえた
運用管理ノウハウを提供
運営サイクル
第一世代
改善・課題検討
IIJサービス開発部門が、定常的・専門的にサービス利用状
況を分析。研究・検証している技術情報などを収集し提供
4
5
運営サイクル
第二世代
3.外部クラウドの導入・維持にかかる負担が少ない
●
●
オンプレミスと共通のVMware基盤を用いることで、現行運用の変更を最小限に抑えHWの管理から解放されます。
IIJの培ってきたノウハウを活かした統合運用サービスにより、運用品質の向上とコスト最適化を実現することが可能です。また、運用業務をアウトソース
することで定型化・自動化を進めることができます。
オンプレミス
仮想サーバ群
IIJ GIO
VWシリーズ
連携
統合運用
アウトソース
定型化・自動化
4.安心して利用できるクラウド「IIJ GIO」
●
クラウド選定のポイントとして主に外部機関による監査/認証、閉域接続可否、データセンター設備評価、専有性等があります。IIJ GIOでは下記のような
対応をしており、セキュアな外部クラウド環境としてご利用いただけます。
・SSAE16 Type2報告書の取得、ISMSの認定、社内外のセキュリティエキスパートとの連携
・データセンターファシリティスタンダード(JDCC FS-001)に準拠
・IIJバックボーンネットワークによる閉域のネットワークや、お客様持込機器でのWAN接続も可能 ・仮想技術、ネットワークセキュリティ技術で、お客様ごとに論理的にリソースを分離
IIJのセキュリティエキスパート
IIJ group Security Coordination Team
MITF
Malware Investigation Task Force
セキュリティ関係団体
情報
連携
4
ハイブリッドクラウドの効果を最大化するコンサルティング、ソリューション
ハイブリッドクラウドコンサルティング
●
IIJのハイブリッドクラウド構築の経験とクラウドサービスの運営・運用実績をベースとしたノウハウとサービスを活かして、お客様のプライベートクラ
ウド戦略の企画を支援します。
IT組織の変革を実現する
クラウド活用計画の策定
魅力的なプライベートクラウドを
継続して提供する運営・運用構造の策定
自社保有またはアウトソースするべきかを判断するた
め、IIJのノウハウを活かしたリソースと業務の特性分
析を行うことで、あるべき姿を検討します。
高度化、複雑化するクラウド基盤の運営・運用ノウハ
ウをクラウド事業で培った経験を基に提供します。
現状調査・分析
オンプレミス
ITの価値・事業への貢献度
クラウド
継続的な進化を実現
運用負荷の低減
IIJのベストプラクティスを利用した
ハイブリッドクラウド設計・構築・運用ノウハウ提供
構成計画策定
IIJがクラウドサービスで培った運営・運用ノウハウを、
お客様のプライベートクラウドに展開
システム配置と構造、プライベートクラウドサービス提供形態の検討
(分析例:システム配置/運営・運用ポリシーの決定)
ハイブリッド化による効果を最大化するため、構成計画パターンの比較評価や決定したポリシーに従って実際にお客
様環境の変革を推進する導入・中長期計画を策定します。※図はイメージです。
2015
ロードマップ策定
投資対効果比較
2016
2015
導入計画
2016
2017
2018
2019
中長期計画
ハイブリッドクラウドソリューション
●
お客様のオンプレミスプライベートクラウド基盤と親和性の高いIIJ GIO VWシリーズを利用することで、既存システムへの影響を最小限に、クラウド
とのシームレスな連携を実現します。
自社資産
プライベートクラウドソリューション
インターネット / 閉域網
IIJ GIOプライベートバックボーンサービス
サービス利用
IIJ GIOコンポーネントサービス
仮想化プラットフォーム VWシリーズ
L2延伸ソリューション
クラウドとの透過的なネットワーク接続を実現します
相互連携・移動
容易なクラウド移行と急なITリソース増減が可能
バックアップ/DRソリューション
クラウドの特徴を活かした災害対策を実現します
バックアップ・災害対策
災害からの復旧速度と投資コストのバランスを最適化
アナリティクス/コスト管理
サービスカタログ/インシデント・問題管理
オーケストレーション/プロビジョニング
統合管理ソリューション
クラウドとオンプレミスを横断したシステム運用管理を実現します
クラウドとオンプレミスを横断管理
IIJ GIO上の管理ツールから、オンプレミス環境の管理が可能
コモディティ化した
業務のアウトソース
定型化/自動化の推進
特殊専門能力を要する
業務のアウトソース
急速に進化する脅威への対抗
統合運用
統合セキュリティ運用
5
ビジネスマネジメントツール
サービスマネジメントツール
オペレーションマネジメントツール
IIJ GIO統合運用
管理サービス
IIJ統合セキュリティ
運用ソリューション
監視システム
セキュリティシステム
事例 1
仮想サーバ3,500台とストレージ2PB超の大規模システムをクラウド化
巨大物流網を支えるITの 構造改革 をIIJ GIOで実現
日本通運様は「IIJ GIOコンポーネントサービス 仮想化プラットフォーム VWシリーズ」を採用し、オンプレミスからクラウドサービスへの移行を推進中。ITの 構
造改革 は40%のTCO削減を可能にし、同社の成長を支える大きな原動力となっています。
●
●
人的作業を軽減できず、インフラの
柔軟性が低下
基幹系を含む全社システムを
安定的に運用できる新たな基盤を模索
●
●
●
オンプレミスと親和性の高いVMware仮想化
プラットフォームを低コストで利用可能
一般的なクラウドサービスにはない
ハイスペックなサーバを提供
国内2極でデータセンターを用意するなど
遠隔地DR対策による安心感
導入後の効果
リソースの追加やシステム監視など
オンプレミスの運用負荷が増大
選定の決め手
導入前の課題
●
●
●
●
オンプレミスと同様の環境により、
スムーズかつ容易な移行が可能
インフラの運用・保守から解放され、
戦略的なIT活用への動きが始動
クラウドサービスへの全面移行により、
TCOを40%削減できる見込み
導入したサービス・ソリューション
クラウド
DRサイト(西日本)
外資系
クラウド事業者
A社
本番サイト(東日本)
ESXi
ESXi
ESXi
連結会計
システム
同期
ESXi
人事システム
貨物トレース
システム
VMware vSphere
VMware vSphere
■
■
■
IIJ GIOコンポーネントサービス 仮想化プラットフォーム VWシリーズ
IIJ GIOプライベートバックボーンサービス
IIJデータセンターサービス
遠隔地DR対策も含め
クラウドへ全面移行
大規模基幹系システム
VMware vSphere
VMware vSphere
日本通運株式会社
http://www.nittsu.co.jp/
広域WAN
「情報システム」
「物流インフラ」
「輸送モード」を組み合わせた戦略物流のコンサルタン
ト。日本をはじめ世界40カ国に事業展開し、グローバルワンストップのビジネスソ
グループ会社A
グループ会社B
リューションを提供。
日本通運本社
事例 2
IIJ GIO仮想化プラットフォーム VWシリーズを
基盤に短期間でのSAPシステム構築を実現
IIJのデータセンターを利用し、オンプレミスで統合基幹業務システム「SAP® ERP」を構築・運用してきたアンリツ様は、新たに導入した「SAP GTS」の基盤と
して「IIJ GIOコンポーネントサービス 仮想化プラットフォーム VWシリーズ」を採用。短期間でのSAPシステム構築を実現しました。
●
遠隔地データセンターでの
システム運用が課題に
貿易管理に「SAP ERP」の機能を
拡張した「SAP GTS」を導入
The Internet
●
●
●
クラウドサービスに関する
SAP社の認定を取得していること
西日本地区のデータセンターで
運用され、DRにも効果的
オンプレミスとの徹底的な
コスト比較でメリットがあると判断
■
IIJ Backbone
■
本番環境
サーバ
SAP GTS
検証環境
サーバ
開発環境
サーバ
ERP開発環境
サーバ
VMware vSphere
IIJ DC
本番環境
サーバ
●
●
●
短期間でSAPシステムの
構築・稼動が可能に
クラウド上でも期待通りの
パフォーマンスで問題なく稼動
オンプレミスと同じ
VMware環境なので運用が楽に
導入したサービス・ソリューション
SAP BASIS運用拠点
SAP ERP
導入後の効果
●
東日本大震災を契機に
BCP(事業継続計画)を拡充
選定の決め手
導入前の課題
●
■
検証環境
サーバ
開発環境
サーバ
ERP開発環境
サーバ
VMware vSphere
運用管理
連携
IIJ Backbone
IIJ GIOコンポーネントサービス 仮想化プラットフォーム VWシリーズ
IIJ GIO for SAPソリューション ■ IIJ広域ネットワークサービス
IIJデータセンターサービス
オンプレミスからクラウドへ
段階的な移行が可能
SAP GTSなど、一部モジュール
だけのクラウド化も可能
アンリツ株式会社
http://www.anritsu.com/
中長期指針「2020VISION」において、
「グローバル・マーケットリーダーになる」
「事
業創発で新事業を生み出す」という目標を掲げ、電子計測器や情報通信機器、光デバ
イスなどの分野でグローバルな事業を展開。
本社
お問い合わせ(IIJ インフォメーションセンター)
株式会社インターネットイニシアティブ
Email:[email protected]
URL:http://www.iij.ad.jp
※ 本内容は、予告なく変更することがあります。
(2015年6月作成)
※ 記載されている企業名あるいは製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
IIJ-GIO180BA-1506GP-01500MK