1 別紙4 1.災害対策本部等は、野木町地域防災計画に基づき設置をし

別紙7
避難所の設置・運営について(別紙2の「災害救助部関係」参照)
1.避難所の設置について
(1)避難所の設置状況は、次のとおりです。
避難所名
開設時間
配置職員数
最大避難者数
友沼小学校
9日 23:32
9人
179人
野木小学校
10日 0:45
7人
293人
新橋小学校
9日 23:20
2人
南赤塚小学校
9日 23:30
4人
13人
10日 0:50
4人
165人
9日 23:50
6人
289人
10日 4:00
5人
52人
公民館・
備
考
(30人) 野木第二中学校に移動
体育センター
野木第二中学校
野木中学校
2.避難所設置、運営上の意見について(職員アンケート等より)
(1)避難所対応の職員及び避難者の意見は、次のとおりです。なお、避難者の意見は
職員が聞き取ったものです。
(職)・・・職員の意見、(避)・・・避難所での避難者の意見
①物資の配布
(職)
・避難所開設当初には毛布や水が足りなく、避難者に行き渡るまでに時間が
かかった。災害用備蓄が足りない。
・2ℓの水では個人配布が難しい。
(避)・毛布は1人に1枚配布して欲しい。
・水以外に、お湯が欲しい。
②情報伝達
(職)
・河川、道路冠水や鉄道等の情報が得られず、避難所の孤立感が高まってし
まう。災害対策本部から避難所への一元的な情報提供が、避難者に安心感
を与える。
・避難所周辺の道路の状況が把握できなかった。
(避)・テレビの設置が必要。ラジオでは音声が通りにくい。
・浸水被害状況や河川状況等の情報が欲しい。また、掲示して欲しい。
・避難所の周知徹底を。
③要援護者等
(職)
・要援護者や具合の悪くなった方、乳児への対応が困難(おむつ交換用ベッ
ド、簡易ベッドや隔離用の壁など)
1
④環境
(職)・トイレの臭いが避難所内に充満していた。
・避難所周辺が暗い。
・避難所で雨漏りがした。
・床が堅いので、毛布での対応(座布団替わり)となった。
・靴や傘を入れるビニール袋が必要。入り口に靴が溢れてしまう。
(避)・避難世帯での仕切りが必要。
・避難所は体育館ではなく、教室として欲しい。
・避難所周辺が暗く、場所が分かりづらい。
⑤その他
(職)
・避難所の鍵が直ぐに準備できなかった。学校のセキュリティ解除ができな
かった。
・統一の受付簿がなかった。最低限の資材等の準備はしておくべき。
・ペットを連れての避難者の対応が難しい。
・携帯電話の充電器を設置しておく必要がある。
(避)・町長や議員が避難所を訪問し、現地を確認して欲しい。
・避難用バスまで行けなかった。帰りたいときにバスで送ってくれるのか。
・広報車の呼びかけが聞き取れなかった。
・避難の連絡は自治会長を通して連絡してもらいたい。
・避難所まで道路が冠水していて戸惑った。
・新橋区の避難所が複数で混乱した。
・避難者を確認するための名簿閲覧を職員が個人情報を盾に拒否した。
(2)物資の搬送についての意見について(職員アンケートより)
・避難所の職員が多く、搬送職員が不足していた。
・不足物資の搬送に時間がかかった。
・避難所に何の物資が何時届くかの情報が欲しかった。
3.想定される検証事項について
(1)設置する避難所は適切だったか。
(2)避難所の設置時間、職員配置及び設置手順(受付を含む)は適切であったか。
(3)備蓄品の配布時期と配布量は適切であったか。
(4)災害対策本部と避難所との連携(情報伝達を含む)は適切であったか。
(5)職員の避難者への対応(要援護者やペット等を含む)は適切であったか。
(6)避難者への情報提供は適切であったか。
(7)避難所の環境への配慮は適切であったか。
(8)物資の搬送方法は適切であったか。
2