専有部分改装等の承認基準等に関する細則

専有部分改装等 の承認基準等 に関す る細則
平成 11年 9月 5日
プラウンハイム管理組合
( 目的 )
第 一 条 こ の 細 則 は プ ラ ウ ン ハ イ ム 管 理 組 合 規 約 ( 以 下 「規 約 」 と 言う ) 第 1 7
J
条 に 基 づ き 、 同 条 に 規 定 す る 専 有 部 分 ( 以 下専 用 部 ケ) を含 め て 「1 1 :i戸
と 言 う ) の 修 結 、 リ フ ォ ー ブ、、 則〕ち 、 模 様 替 え 、 又 は 建 物 に 定 着 す る
物 件 の 取 付 け も し く は 取 り 替 え ( 以 下 「改 装 等 」 と 言 う ) に 関 す る 事
務 を適 正 且つ 迅 速 に行 な うた め に設 け 、以 て 規 約 第 3 1 条
に 定 め る 縛1
合 員 の 至 便 に 供 す る こ と を 目的 と す る 。
事項 )
(禁1に
第 二 条 組 合 員 は 次 の 各 号 に 掲 げ る 工 事 を 原 則 と して 実 施 し て は な らず 、 又 、
そ の 住 戸 を 貸 与 す る 第 二 者 に 実 施 させ て は な らな い 。
( 1 ) 住 戸 の建物 躯体 部 分の改造
( 2 ) ベ ラ ン ダ 及 び 扉 を含 む ベ ラ ン ダ物 置 の 改 造
( 3 ) 出 窓 の改造及び新設
( 4 ) 外 壁の変更及び改造
( a ) 外 観 の変 更
( b ) 玄 関扉 の塗装 又 は改造
ッシ、網 戸 の 改造
( d ) エ ア コ ン等 設 備 機 器 用 ス リ ー ブ 、 ア ン テ ナ 、 そ の 他 固 定 器
(c)サ
具 の増 設
( c ) 建 物 構造 上 不 可 欠 な建 物 の 主要 構 造 部 、躯 体 等 の 切欠 、 賢
通 孔 の施 工
( 5 ) 共 有 ・共 用 部 分 の 改 造
( 6 ) 共 用 部 分 の 専 用 を固 定 化 す る様 な 改 造
( 7 ) ベ ラ ンダ ヘ の 大型 器物 或 い は容 易 に移 動 の 出来 な い共用 を妨 げ る
器 物 の 設 置 及 び 固 定 ( 例え ば 、 大 型 物 置 の 設 置 、 人 工 芝 の 床 而 へ
の 接 者 、 ガ ーデ エ ン グ 用 上 砂 等 の 直 接 設 置 等 。 )
( 8 ) 住 戸 の 契 約 電 流 の 3 0 ア ン ペ ア を超 え る 変 更 或 い は 改 造
( 9 ) そ の 他 管 理 組 合 が 総 会 の 議 決 を経 て 設 定 す る 事 項
( 改装 等 の 中 請 )
第 二条 組 合 員 が そ の 住 戸 に 次 の 各 号 に 掲 げ る改 装 等 を行 な お う とす る 時 は 、
そ の 改 装 等 の 内 容 を第 四 条 に 定 め る 書 式 に 従 っ て 、 そ の 改 装 等 の 実 施
予 定 日の 3 週 間 前 ま で に 理 事 長 に 申 請 し 、 書 而 に よ る承 認 を 得 な け れ
ば な らな い 。
-
1
-
(1)
住 戸 の模様 替 え 、改造 、及 び大規模 な修繕
( a ) 間 仕 切 り、 部 屋 構 造 の 変 更
( b ) 床 の フ ロ ー リングヘ の更 新 又 は改造
( c ) 台 所 、 洗 面 所 の 流 し台 及 び 洗 濯 パ ン の 更 新 又 は 改 造
( d ) 浴 室 の改造
( e ) 風 呂釜 の更 新
( f ) そ の他 大規 模 な修繕
一
( 2 ) 共 有 ・共 用 部 分 の 時 使 用 を伴 う工 事 ( 工事 車 の 駐 車 も含 む )
( 3 ) 臭 気 、 騒 音 、 振 動 等 で 近 隣 に影 響 を及 ば す 恐 れ の あ る工 事
( 4 ) そ の 他 管 理 組 合 理 事 会 が 指 定 す る工 事
第 四 条 組 合 員 は 前 条 に 定 め る改 装 等 の 申 請 を行 な う場 合 、 下 記 の 書 類 を理 事
長 ま で 提 出 しな け れ ば な らな い 。
通 通 通 通
1
―――十一十
( 1 ) 別 表 1 に 定 め る住 戸 の 改 装 等 承 認 申 請 書
一―- 1
( 2 ) 改 装 個 所 の 設 計 図 ( 縮尺 5 0 分 の 1 程 度 の もの ) 一
一一一 各
1
( 3 ) 使 用 機器 及 び材料 の仕様 書 ― 十一― 一 十 一 十
一
―
―
一
1
( 4 ) 改 装 等工 事 の工程 表 一 一一一 ―― 一 一一― ―十
第 五 条 組 合 員 は 前 条 に 定 め る 改 装 等 の 申 請 に 先 だ って 、 そ の 住 戸 の 近 隣 居 住
者 か ら改 装 等 工 事 の 実 施 に 対 す る承 諾 を得 な け れ ば な らな い 。
( 承認 )
第 六 条 理 事 長 は 第 二 条 に 基 づ く 中 請 が あ った 時 に は 、 そ の 改 装 等 承 認 申 請 書
の 審 議 を理 事 会 に 諮 り、 別 表 3 に 定 め る承 認 基 準 に 基 づ い て 審 査 し、
別 表 2 に 定 め る 書 式 に よ り、 そ の 申 請 を承 認 も し くは 不 承 認 す る 旨 を
申 請 した 組 合 員 に 、 事 務 処 理 上 可 能 な 範 囲 で 、 出 来 る だ け 速 や か に通
知 しな け れ ば な らな い 。 但 し、 不 承 認 とす る と き は 、 そ の 事 由 を あ わ
せ て 通 知 しな け れ ば な らな い 。
第 七 条 理 事 長 は 申 請 の あ った 改 装 等 工 事 の 内 容 に よ って 審 査 に 時 間 を 要 す る
場 合 に は 、 そ の 理 由 を提 示 の 上 、 申 請 した 組 合 員 の 了 解 を得 て 、 審 査
の 結 論 が 出 る ま で 通 知 の 期 限 を 延 期 す る こ とが 出 来 る 。
第 八 条 理 事 長 は 申 請 の あ った 改 装 等 の 工 事 に 関 す る追 カロ資 料 が 必 要 に な った
場 合 は 、 申 請 した 組 合 員 に そ の 資 料 を請 求 す る こ とが で き る 。 請 求 を
受 け た 組 合 員 は 、 正 当な 理 由 無 しに は これ を拒 否 して は な らな い 。
第 九 条 理 事 長 又 は そ の 指 定 を受 け た 者 は 、 本 細 則 の 執 行 に 必 要 な 範 囲 内 に お
い て 、 改 装 等 の 個 所 に立 ち入 り、 必 要 な 調 査 を行 な う こ とが 出来 る 。
-2-
この 場 合 、 申 請 を 行 な った 組 合 員 は 正 当な 理 由 が な け れ ば これ を拒 否
す る こ とが 出 来 な い 。
( 注意 事 項 の 遵 守 及 び 損 害 の 回 復 )
第 十 条 住 戸 の 改 装 等 を 行 な お う とす る 組 合 員 は 、 第 三 条 各 号 に 掲 げ る工 事 の
実 施 に 当 た り、 次 の 各 号 に 掲 げ る 事 項 を遵 守 し、 も し、 そ の 違 反 に よ っ
て 事 故 が 発 生 した り、 共 有 ・共 用 部 分 又 は 他 の 組 合 員 の 住 戸 に 損 害 が
生 じた 時 に は そ の 事 故 な い しは 損 害 を弁 償 し、 或 い は そ の 組 合 員 の 費
用 負 担 に よ って 、 原 状 に 回 復 しな け れ ば な らな い 。
( 1 ) 材 料 又 は 残 材 を共 有 部 分 に 放 置 しな い 事
( 2 ) 材 料 又 は 残 材 の 運 搬 等 に よ り建 物 等 共 有 ・共 用 部 分 を毀 損 又 は 汚
損 しな い 事
( 3 ) 改 装 等 の 工 事 を担 当す る業 者 が 他 の 組 合 員 等 に 迷 惑 行 為 を しな い
事
第 十 一 条 理 事 長 は 改 装 等 を実 施 す る 組 合 員 が 次 の 各 号 に 掲 げ る 事 項 の 一 つ に
該 当す る 場 合 に は 、 理 事 会 の 決 議 を経 て 、 そ の 組 合 員 に 対 して 警 告
を 行 な い 、 そ の 事 項 が 是 正 され な い 時 に は 、 そ の 工 事 を 中 止 させ 、
も し くは 、 原 状 回 復 を 求 め る こ とが 出 来 る 。
( 1 ) 第 二 条 に 定 め る 禁 止 事 項 に 違 反 した 場 合
( 2 ) 第 四 条 に 定 め る 申 請 手 続 き を経 ず に 、 改 装 等 の 工 事 を 実 施 し
た場合
( 3 ) そ の 他 本 細 則 の 規 定 に 違 反 した 場 合
2 . 本 条 前 項 の 処 置 に 伴 う原 状 回 復 に 要 す る 費 用 は 全 て そ の 組 合 員
が 負 担 しな け れ ば な らな い 。
本 条 第 一 項 に 基 づ く、 工 事 の 中止 に よ って 生 じた 費 用 或 い は 損
害 に 関 して は 、 管 理 組 合 及 び 理 事 長 は 一 切 の 責 任 を 負 わ な い も
の とす る 。
( 改装 等 工 事 内 容 の 調 査 )
第 十 二 条 理 事 長 又 は そ の 指 定 を受 け た 者 は 、 本 細 則 の 執 行 に 必 要 な 範 囲
内に
お い て 、 申 請 の あ った 改 装 等 の 工 事 現 場 、 又 は 完 成 した 改 装 等 の 個
所 に立 ち 入 り、 質 問 し、 必 要 な 調 査 を 行 な う事 が 出 来 る 。 そ の 改 装
等 を実 施 した 組 合 員 は 正 当 な 理 由 無 しに この 要 請 を拒 否 す る こ と は
出来 な い 。
-3-
(組合員の承諾 )
第 十 三 条 組 合 員 か ら貸 与 を 受 け た 居 住 者 が そ の 住 戸 の 改 装 等 を行 な う場 合 に
は 、 そ の 居 住 者 は 第 四 条 に定 め る書 類 に加 え て 、 そ の 住 戸 の 所 有 者
で あ る組 合 員 の 改 装 等 工 事 の 承 諾 書 を 提 出 しな け れ ば な らな い 。
(雑則 )
に 規 定 す る 事 項 に 疑 義 が 生 じた 場 合 に は 、 管 理 組 合 理 事 会 の
第十 四条 本FtB則
決 議 を経 て 、 理 事 長 が 定 め る 。
(付則 )
本 細 則 は平 成 1 1 年
9 月 5 日 か ら施 行 す る 。
-4-
別表 1 ( 承 認基準細則第 4 条 による )
専 有 部 分 の 改 装 等 承 認 申請 書
ブ ラ ウ ンハ イ ム 管 理組 合 理 事 長 殿
平成
申請 者 : 住 所
氏名
年
号
月
棟
日
号
(印
室
)
此 の 度 、 下 記 の 通 り専 有 部 分 の 改 装 等 を計 画 い た し ま した の で 、 プ ラ ウ ン ハ イ
ム 管 理 組 合 規 約 第 1 7 条 の 規 定 に 従 い 申 請 い た します の で 、 ご承 認 下 さ い ま す
よ うお 願 い い た します 。
ユま ■
己
1.工 事 の個所
2.工
事の内容
( 詳細 に )
3.工
な お 、 設 計 図 、 仕 様 書 並 び に工 程 表 は 別 紙 の 通 り。
平成 年
月
日 ∼平成 年
月
日 まで
事期間
工事時間帯 :
4.工
事業者
時
分 ∼
時
分 頃 まで
会社名 :
代表者名 :
現場責任者 :
所在地 : 〒
電話番号 :
Fax番
5.管 理責任
号 :
私 は 工 事 に あ た って は 、 管 理 組 合 規 約 並 び に 専 有 部 分 改 装 等
承 認 基 準 細 則 を遵 守 す る こ と は 勿 論 、 承 認 条 件 に 従 う こ と を
誓 約 い た します 。
上
号
( 上下 両 隣 ) 下
号
6。 近隣者承諾
左
号
右
号
室 氏 名 :
室 氏 名 :
( 印)
室 氏 名 :
室 氏 名 :
( 印)
-5-
( 印)
( 印)
別 表 2 (承
認 基 準細 則 第 6条 に よ る )
号
専 有 部 分 の 改 装 等 承 認 ( 不承 認 ) 書
ブ ラウ ンハイ ム
号
棟
号
室
殿
平成
年
月
日
プ ラウ ンハ イ ム 管 理 組 合
理事長
(印
)
平 成 年 月 日 付 け で 貴 殿 か ら申 請 が あ りま した 専 有 部 分 の 改 装 等 の 工
事 に 付 い て 審 査 した 結 果 、 ( 不承 認 と します 。 ) 下 記 の 条 件 を付 して 工 事 の 実
施 を 承 認 します 。
己
言
1 . 工 事 を 貴 殿 か ら提 出 され た 設 計 図 、 仕 様 書 並 び に 工 程 表 に 従 っ て 行 な っ て
下 さい 。
2 . 工 事 完 了 後 、 速 や か に工 事 の 完 了 を 管 理 組 合 に お 知 らせ 下 さ い 。
3_工
事 期 間 中 も し く は 工 事 期 間 後 を 間 わ ず 、 当 管 理 組 合 が 立 ち 入 り調 査 を 行
な う事 が あ り ま す の で ご承 諾 下 さ い 。
4,以
下 の 付 帯 条 件 を 遵 守 して く だ さ い
以上
-6-
別表 3 (承
認基準細則第 6 条 による)
住戸改装等承認基準
止 事 項 が 含 まれ な い事
(1)禁
( 2 ) 間 仕 切 り、 部 屋 構 造 の 変 更
1 . 建 物 構 造 上 不 可 欠 な 主 要 構 造 部 、建 物 躯 体 に影 響 を与 え な い事
2 . 給 水 管 、 排 水 管 、 ガ ス 管 の 配 管 変 更 が 管 理 可 能 な 範 囲 で あ る事
3 . 床 面 の 改 造 に 関 して 、 防 音 対 策 が 十 分 で あ る事 ( L = 4 弱
上)
4 . 電 気 工 事 の 安 全 対 策 が 十 分 で あ る事
( 3 ) 床 の フ ロ ー リ ン グ ヘ の 改 造 も し くは 更 新
1 , 防 音 対 策 が 十 分 で あ る事 ( L = 4 5 D B 以
上)
2 . 床 下 の 給 水 管 、 排 水 管 、 ガ ス管 の 配 管 変 更 が 管 理 可 能 な 範 囲 で あ る
事
呂釜 の 更 新
(4)風
1 . 給 水 管 、 排 水 管 、 ガ ス 管 の 配 管 変 更 が 管 理 可 能 な 範 囲 で あ る事
2 . 配 管 の 漏 水 対 策 が 完 全 に な され て い る事
3 . 建 物 主 要 構 造 部 及 び 躯 体 に影 響 を与 え な い事
5 . 電 気 工 事 の 安 全 対 策 が 十 分 で あ る事
( 5 ) 台 所 、 洗 面 所 の 流 し台 及 び 洗 濯 パ ン の 改 造 も し くは 更 新
1 . 床 面 の 防 水 対 策 、 配 管 の 漏 水 対 策 が 十 分 で あ る事
2 , 給 水 管 、 排 水 管 の 配 管 変 更 が 管 理 可 能 な 範 囲 で あ る事
3 . 流 し台 の 脱 着 が 容 易 に 出 来 る事
4 . 生 ゴ ミの 直 接 廃 棄 機 能 が 取 付 け られ て い な い 事
( 6 ) 浴 室 の改造
1 . 床 面 、 壁 面 の 防 水 対 策 が 完 全 に な され て い る事
2 . 給 水 管 、 給 湯 管 、 ガ ス 管 の 変 更 が 管 理 可 能 な 範 囲 で あ る事
3 , 排 水 管 の 変 更 を行 な わ な い 事
4 . 給 湯 管 の 接 続 部 が 浴 室 内 に 設 置 され て い る事
5 . 建 物 主 要 構 造 部 及 び 躯 体 に 影 響 を与 え る改 造 が 含 まれ な い 事
( 7 ) そ の他の大規模な修繕
1 . 建 物 主 要 構 造 部 、 躯 体 に 影 響 を与 え な い 事
2 . 給 水 管 、給 湯 管 、排 水 管 、 ガ ス管等 の配 管 変 更 が 管 理 可 能 な範 囲 で
あ る事
3 . 防 水 対 策 、 防 音 対 策 が 十 分 で あ る事
4 . 電 気 工 事 の 安 全 対 策 が 十 分 で あ る事
5 。 そ の 他 の 安 全 対 策 が 十 分 で あ る事
(8)そ
の 他 管 理 組 合 理 事 会 の 決 議 に よ って 定 め られ た 基 準 に 合 致 す る事
-7-